CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/04/28号
あとは勝つだけだ
大宮アルディージャ 2-1 コンサドーレ札幌
得点者
- 大宮アルディージャ
- 前10分 カルリーニョス
- 後26分 青木
- コンサドーレ札幌
- 前46分 高木純
順位 | 第8節 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 大宮アルディージャ | 11 | 8 | 3 | 2 | 3 | 9 | 1.13 (11) | 12 | 1.50 (13) | -3 |
18 | コンサドーレ札幌 | 1 | 8 | 0 | 1 | 7 | 6 | 0.75 (17) | 15 | 1.88 (16) | -9 |
前田
近藤 岡本 高木純
(宮沢) (古田)
前 河合
(内村)
岩沼 奈良 ジェイド 日高
ノース
イ・ホスン
sub:高木貴 櫛引 岡山 砂川
急に暑くなった連休初日ですが、道内との気温差で運動量が鈍らずに走り回っていました。いや、正確には、相手よりもいい動きの時が多かったです。内容では相手より上回った試合ですが、スコアは逆です。とってもフシギですが、結果の問題なので、そこに至る過程が相手より劣っていたのです。
シュート数で相手を上回り、決定的な得点機は作れて、何度も中盤からチャンスを作り出し、セカンドボールを拾えていました。サッカーの質は明らかに上だったのに勝てない。相手は守りを固めて引いてからカウンター狙いでした。なりふりかまわず勝ちたかったその通りになりましたが、その気迫については見習っていいのではないでしょうか。
試合経過
立ち上がりから相手陣内に攻め込むが、中央からサイドに展開されたボールを折り返されて、一瞬のスキを突かれて頭で押し込まれた。
先制されてからは、こちらが攻める場面が多くなる展開に。しかし相手も最終ラインの人数に不足はなく、なかなかゴールを割れない。ロスタイムに入って、前田が三人を引きつけてパスすると、受けた高木が豪快に決めて同点に。
後半も攻めるがゴールを割れない展開が続く。相手陣内でプレーする時間が多いが、カウンターからピンチを招き、相手のサイドチェンジのとき中央でDF同士が交錯したスキに勝ち越しを許した。
対してケガから復帰の宮沢と内村を投入するが、なかなか見せ場を作れない。逆にDF深谷を入れて5バックにするほどの念の入れようで、盤石の体勢で逃げ切られた。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- イ・ホスン(5.5)
- 好セーブもあっただけに、2失点は妥当な結果ではない。
- DF
- 日高(5.5)
- 右からの攻撃の起点。高めの位置でプレーすることが多い。
- ジェイド・ノース(5.5)
- 守備だけでなく攻撃でも貢献。
- 奈良(5.5)
- 確かにかぶってミスになり失点したが、1対1で結構勝っており、総じてはひどい出来ではない。
- 岩沼(5.5)
- 守備重視でプレー。
- MF
- 河合(5.5)C
- 攻守の要所でボールに絡んでよい働き。
- 前(5.5)
- 直接フリーキックは、GKの好セーブに阻まれたものの枠内。
- 高木(6.0)
- ゴール以外にも攻守でよい働き。チャンスにはたいてい絡む。
- 岡本(5.5)
- 好機の起点になってチャンスメイク。
- 近藤(6.0)
- 攻撃でのプレー時間が長い。
- 宮沢(5.5)
- 無難にプレーするが目立った場面はなし。
- 古田(5.5)
- チャンスをしっかり作る。
- 内村(5.5)
- 昨年の良いときの動きの片りんを見せてくれた。
- FW
- 前田(6.0)
- 独特の動きだしはよく効いている。マークを引きつけてラストパス。
- 監督
- 石崎信弘(5.5)
- 判断難しかっただろうが、近藤は下げなくても良かったのでは。
この試合の収穫
岡山一成劇場の復活ですよ。試合の前後にゴール裏に登場するだけではありません。先制されたとき、監督よりも前に出て声を出していました。昨年も移籍直後はなかなか勝てませんでしたが、好転する兆しは充分あります。
ちょうどいい舞台がととのっているではありませんか。次は厚別開幕戦。ここで勝たずにどこで勝つ。
(2日 03:10)