CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/09/23号
勝ち点2ロストも忘れずに
名古屋グランパス 1-1 北海道コンサドーレ札幌
- 名古屋グランパス
- 50分 キャスパー ユンカー
- 北海道コンサドーレ札幌
- 66分 小林 祐希
順位 | 第28節 9/24現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | 平均 | 最大 | 残 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4 | 名古屋グランパス | 47 | 28 | 13 | 8 | 7 | 35 | 1.25 (9) | 27 | 0.96 (5) | 8 | 1.68 | 65 | 6 |
12 | 北海道コンサドーレ札幌 | 33 | 28 | 8 | 9 | 11 | 49 | 1.75 (2) | 51 | 1.82 (16) | -2 | 1.18 | 51 | 6 |
小柏 スパチョーク 小林 菅 浅野 (青木) 宮沢 駒井 (深井) 中村 岡村 田中 高木 sub:菅野 西野 木戸 大森 トゥチッチ
順位こそ違えど、互いになかなか勝てなくて調子が良くない同士の対戦でした。加えて、ウチラはメンバーを組むのに苦心。荒野が2度目の出場停止で、2試合出場不可。馬場はアジア大会。ルーカスフェルナンデス、福森、キムゴンヒは負傷でメンバー外。全体練習に復帰していない西野をメンバーに入れました。加えて、先発を予定していた青木が右内転筋痛のため、試合当日に控えに回らざるを得なくなりました。手負いの状況で、同点に追いついて勝ち点1を得たのは、前向きに見なしていいでしょう。
チャンスあった前半
五分五分の展開から、攻めに行けるようになると、またいつものようにカギをかけられて相手陣内でボールを回している様相になりました。おなじみのもどかしいアリ地獄にはまると思っていたら、20分すぎあたりからさらに攻め込めるようになりました。特に30分すぎからは小林を経由した攻撃が目立ち始めます。36分には、駒井のパスからスパチョークが抜け出して、中央へ折り返し。菅が受けてパスを送り、後方から走り込んできた小林が左足でダイレクトでシュートを放つもセーブされました。4分後も小林がボレーシュート。46分には、小林の浮き球を小柏が受けてシュートはゴールネットを揺したが、オフサイドの判定。相手のシュートはゼロで、スコアレスながらも期待がふくらんだ前半でした。
狙われ通りに失点
後半もこの勢いは止まらず。早々に小林がシュートを放つもキーパーの正面。守りきってイケると思わされかねません。後半5分に、相手自陣からのロングボールでやられました。ハーフウェーライン付近でユンカーがファーストタッチで中村をかわし、そのままドリブルで持ち上がられてゴール前へ。最後はタイミングを外されて、先制されました。個人技の失点とはいえ、相手の狙いどおりに長いボールをディフェンスラインの裏に入れられたのはいけません。中村にとっては、一発レッドの教訓を生かせました。倒してしまったら、DOGSO になっていたところです。
クールに小林アニキ弾
相手のシュートは、失点から8分間の間の3本のみ。追加点を許さずに耐えると、再びチャンスが来ました。後半21分に左サイドから、菅の縦パスをスパチョークが受けてる折り返し。小柏がトラップしたボールに菅が反応してゴール前に送ると、小林が押し込みました。たまたまかもしれませんが、あの場所にいたから同点に追いつけたのは事実です。その後も押し込む展開は続きました。しかし、31分に青木、41分に深井がそれぞれ入りましたが、スコアは動かず。勝ち点1を分け合いました。
この試合の着眼点
チーム状況や上位相手から、アウェーで追いついて引き分けなら、普通は上出来です。でも、勝てていません。DAZNで小林のインタビューを観て衝撃を受けたかもしれませんが、選手にとっては生きるか死ぬかをかけてやっています。この心意気は伝わってほしいです。
−−ゴールを決める前に二度惜しいシーンがあったが?たまたま1点を取って「良し」じゃあ俺もここで終わりです。あの2点を決められないんだったら、(試合に)出ている価値がないかなって思います。
−−勝点1については?『2』を失ったという感覚です。『3』を失いました。
9.30(土)13時からドームで柏レイソル戦。引き続き馬場が不在で荒野が出場停止だけでなく宮沢と岡村も出場停止。スクランブル態勢で臨みます。10月のリーグ戦は2試合。10.21(土)14時からアウェーで横浜F・マリノス戦。10.28(土)13時からドームで横浜FC戦。とにかく、勝利がほしい。リーグ戦の残りは6試合。強い気持ちで勝利を目指していきましょう。
(27日 07:40)