CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/07/01号
85分までは
ヴィッセル神戸 1-1 北海道コンサドーレ札幌
- ヴィッセル神戸
- 85分 マテウス トゥーレル
- 北海道コンサドーレ札幌
- 26分 スパチョーク
順位 | 第19節 7/2現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | ヴィッセル神戸 | 37 | 18 | 11 | 4 | 3 | 37 | 2.06 (3) | 14 | 0.78 (1) | 23 |
8 | 北海道コンサドーレ札幌 | 27 | 19 | 7 | 6 | 6 | 40 | 2.11 (2) | 37 | 1.95 (16) | 3 |
浅野
(小林)
スパチョーク 駒井
(キム ゴンヒ)
ルーカス
フェルナンデス 金子
(深井)
荒野 宮沢
(中村)
菅 岡村 田中駿
菅野
sub:ク ソンユン 馬場 福森
イニエスタのラストゲームになるビッグマッチ。2020年からリーグ戦で7連敗を喫していて、勝利で送り出そうとする思惑を破りました。追いつかれましたが、そのような背景を考えると、アウェーで貴重な勝ち点1を持ち帰ったと言っていいのではないでしょうか。
ゲームを支配
前節欠場の宮沢が戻ってきました。開始早々から前線に顔を出して、攻撃を牽引します。気の効くプレーぶりで攻守で重要なところにいました。右一辺倒ではなく左からも中央からもバランスよく攻撃を仕掛けます。セカンドボールをほとんど拾えて、左右に散らしてチャンスを作ります。先制点はそういった流れでした。中央で受けた駒井が、右サイドに送って金子へ。ドリブルで持ち運んで右サイドの相手陣深くから左足でクロス。キーパーにはじかれるも、ボールがスパチョークの下にこぼれて、右足で撃ちました。クロスに合わせようとした荒野が飛び込んでいたおかげで、キーパーは前に出るしかなかったのも、見逃せないところです。
反撃に対峙
相手は今季絶好調です。前からのプレッシングディフェンスと縦のスピードが持ち味です。3月の対戦と同じように狙いに来ていましたが、特に前半はほぼ抑えていたのではないでしょうか。岡村と田中駿汰を中心に、マンツーマンディフェンスは冴えていました。後半になると大迫が入って、さすがに押し込まれる場面が増えました。それでも危険な場面は菅野が救い、浅野を中心に反撃。後半15分に中村、36分にキムゴンヒが入っても大まかな流れは変わらず。どちらにもチャンスがありました。
残り5分
残り5分になっても無失点なのは、信じられませんでした。やはり、簡単にはいかなかったですね。左からのコーナーキックに、ヘッドで合わせられました。これは、マークをはがした相手が上手とすべきで、誰も責めれません。その2分後に、小林と深井を投入して、反撃と共に中盤のテコ入れを図ります。アディショナルタイム3分には、左の小林の速いクロスに岡村がヘッドで合わせましたが、惜しくもクロスバー。勝ち点1を別け合いましたが、誇っていいでしょう。
この試合の着眼点
前節の反省を反映できました。浅野がセンターフォワードに入って、前からプレス。スパチョークは前方でボールを受ける機会が多くなりました。金子がサイドをえぐって作ったチャンスが、そのあともつながることが多くなり、攻撃のノッキングが解消しました。守備も相手の速さと強さに脅かされることこそあったものの、決定的な場面はほぼ皆無。流れの中では無失点です。こちらも収穫です。
7.8(土)19時からは、アウェーでアビスパ福岡戦。再び九州でのゲームで、7月12日(水)19時に天皇杯3回戦は、大分トリニータを破った、J3ライセンスを持つヴェルスパ大分と、レゾナックドーム大分での対戦。7.15(土)にようやくホームに戻って、13時からアルビレックス新潟戦。今季唯一の厚別でのリーグ戦で、7月最後の試合です。暑くなってきて、温度差と湿度が気になる時期ですが、勝利を先行していきましょう。
(3日 23:40)