CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2022/06/26号
クリーンシートで快笑
北海道コンサドーレ札幌 1-0 ガンバ大阪
- 北海道コンサドーレ札幌
- 51分 駒井 善成
- ガンバ大阪
- なし
順位 | 第18節 6/26現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9 | 北海道コンサドーレ札幌 | 23 | 18 | 5 | 8 | 5 | 18 | 1.00 (11) | 31 | 1.72 (18) | -13 |
16 | ガンバ大阪 | 17 | 17 | 4 | 5 | 8 | 18 | 1.06 (11) | 23 | 1.35 (13) | -5 |
興梠 (宮沢) 青木 ガブリエル (西) シャビエル (中島) 菅 金子 荒野 駒井 (深井) 福森 岡村 田中駿 (中村) 菅野 sub:中野 ドウグラスオリヴェイラ
21,599人の入場者数。2019年以来の2万人超えです。この大観衆の中、これ以上負けるわけにはいきません。天皇杯で喝を注入されたのはもちろんですが、やっぱり菅野を感じましたね。離脱中のリーグ戦は1勝3敗。最後方での安定感や安心感は群を抜いています。チーム全体の問題もありましたが、勝因のひとつであることには、まちがいありません。順位表のボトムハーフから抜け出して、9位に浮上。反撃はこれからです。
水を得たガブリエルシャビエル
気合いを感じたのはもちろんですが、序盤から明確な変化を感じました。攻撃のテンポが良くて驚いたのですが、ガブリエルシャビエルの動きが良くて、攻撃で目立っていました。よくよく見ると、興梠と駒井とガブリエルシャビエルの距離感が良いのです。前線では近目に間隔を取り、後方からのビルドアップでは、ガブリエルシャビエルが中央に降りてきます。青木とは左右にポジションをチェンジします。そうなると、金子の右からのクロスが威力を増しますね。前半20分には、ロングフィードにガブリエルシャビエルが右から抜け出して、ゴール前から左足でシュートを放って、ネットを揺らします。オフサイドの判定でしたが、期待が高まりました。30分には、抜け出した青木が、GKとの1対1でシュート。好セーブで防がれましたが、こぼれたところの流れから、ガブリエルシャビエルがシュート。これもGKに止められましたが、攻撃でワクワクしたのは久しぶりです。どうやらゼロトップもワントップもやめてツートップにしたのが、良かったようです。福森だけでなく、駒井や荒野からもよくボールが引き出されていました。
駒井がドンピシャヘッド
後半開始と同時に相手は手を打ってきましたが、流れを許しません。なぜか50分台の得点が多い今季ですが、そのおいしい時間帯に決めてくれました。駒井が浅い位置からドリブルでペナルティエリアへ。右にパスを送ると、金子が右足でクロス。再び駒井が受けて、フリーでゴール前からヘディングシュートを撃ち、ゴール左に決まりました。最初のドリブルだけでもトリハダモノでしたが、ダイレクトにパスが渡って、再び受けて決めるのがニクイ。プロ入り後、J得点したリーグ戦21試合無敗(20勝1分け)。移籍してきてからは、8戦全勝。これは、全試合で決めてほしいくらいですね。
キャプテンが締める
その後は、前がかりになった相手に押されて、前線と最終ラインの間を間延びさせられました。中盤がスッカスカでは危険です。後半28分に、宮沢と中村、4分後に深井が入りました。中盤の運動量の注入が意図ですさすが、。宮沢が入ると安定感を感じました。42分には中島と西が入ります。岡村のパトリックのへ厳しいマークを筆頭に、全員が最後まで集中を切らすことなく、5月7日以来のクリーンシートで歓喜の時を迎えました。
それでも苦言をいわせろ
まだまだ得失点差はマイナス13。これをいかに、プラスマイナスゼロに近づけていくかです。とにかく複数得点と無失点を続けることですよ。それには、もっと決定率を上げましょう。ガブリエルシャビエルの移籍後リーグ戦初ゴールを見たいですね。
7月に入って、7.2(土)18:30からアウエーで京都サンガF.C.戦。7.6(水)19時からの味スタFC東京戦は、声出し応援エリア設置試合になります。暑いアウェー2連戦です。コンディションを整えて、戦いましょう。
(28日 21:00)