CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/08/02号
かわいい子には旅をさせよ
北海道コンサドーレ札幌 2-3 ヴィッセル神戸
- 北海道コンサドーレ札幌
- 29分 荒野 拓馬
- 48分 荒野 拓馬
- ヴィッセル神戸
- 31分 山口 蛍
- 45分 ドウグラス
- 62分 山口 蛍
第8節 8/2 現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
8 | 北海道コンサドーレ札幌 | 12 | 8 | 3 | 3 | 2 | 14 | 1.75 (3) | 12 | 1.50 (9) | 2 |
9 | ヴィッセル神戸 | 12 | 8 | 3 | 3 | 2 | 9 | 1.13 (11) | 10 | 1.25 (7) | -1 |
チャナ 駒井 ティップ (ボランチへ) 荒野 菅 ルーカス (白井) フェルナンデス 宮沢 深井 (金子) (キム (右MFへ) ミンテ) (CBへ) 高嶺 田中 進藤 (ドゥグラス オリベイラ) 菅野 sub:カウィン 早坂
田中駿太が戻って、DFラインは平均年齢23歳。みんなよくやっていますが、五輪候補の菅とともに、今回は苦汁をなめることになりました。イニエスタが目立たなくても、右サイドの西大伍や左サイドの酒井高徳、そしてFWドウグラスといったツワモノばかりの相手です。振り切られて勝負に負けたり、ボールウォッチャー気味になったり、中途半端なバックパスがあったりもしましたが、こういった経験もまた必要です。大きくなって、次の試合に臨みましょう。
何かと話題になったゼロトップを、今節も採用。その上、ウォーミングアップでジェイが負傷して、急遽メンバー外になってスタンドで観戦になりました。スコアが動く前や先行しているときは運動量があり攻撃に人数が増えていいのですが、追いかける展開では、ゴール前を守られて、手数のかかるもどかしい場面ばかり見せつけられました。ドウグラス オリヴェイラが入って狙いは明確になりましたが、後半41分での投入では遅すぎた感が否めませんでした。
失点はすべて速攻から裏を取られたものでした。ルーカスフェルナンデスの出来は悪くなかったけれど、右は次第に効果的ではなくなってきました。対峙する酒井高徳に勝てなくなると、進藤が狙われました。そうなるとドウグラスにボールが収まりやすくなります。チームの状況は悪くなかっただけに、肝心な勝負だけ負けた印象です。
試合経過
立ち上がりから優勢に試合を進めて、相手のクリアミスを逃さずに先制する。しかし、2分後にボールキープされて、ラストパスから同点にされる。前半終了間際には、左サイドでの対応の遅れから逆転された。
後半開始早々に、チャナティップのパスを駒井が折り返し、これに反応した荒野が飯倉の対応に遭いながらも、ゴールに押し込み、同点に追い付く。しかし、右サイドのロングパスから、勝ち越し点を決められた。後半28分に金子、34分にキムミンテと白井、41分にドウグラスオリヴェイラを投入して反撃したが、スコアは動かなかった。
この試合の収穫
荒野が 2ゴール。ファインゴールというよりも、どちらも泥臭くもぎ取ったものです。1点目はクリアミスを抜け目なく反応したもの。2点目は GK の対応に遭いながらも、ファールにならずに押し込めました。前節に続いて運動量は素晴らしいものでしたが、荒野のいいところばかり目立つ試合は、あんまり好ましくありません。
これから、日程が密です。中二日で、8.5(水)19時から厚別で、サンフレッチェ広島とルヴァンカップ第2節。フレッシュな戦力に期待しましょう。さらに中二日で、8.8(土)18時、アウエーで清水エスパルス戦。これは順位関係的に取っておきたい。中3日で、8.12(水)19時からドームでルヴァンカップ 第3節横浜FC戦。勢いをつけて、いまだ無敗の川崎フロンターレ戦、8.15(土)14時、ドームでの決戦を迎えましょう。
(2日 23:20)