CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/07/16号
スコアレスドローは妥当
ファジアーノ岡山 0-0 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- ファジアーノ岡山
- なし
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
第23節 7/16現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 北海道コンサドーレ札幌 | 47 | 22 | 14 | 5 | 3 | 33 | 1.50 (4) | 15 | 0.68 (1) | 18 |
2 | 松本山雅FC | 47 | 23 | 14 | 5 | 4 | 36 | 1.57 (2) | 19 | 0.83 (3) | 17 |
3 | セレッソ大阪 | 47 | 23 | 14 | 5 | 4 | 33 | 1.43 (6) | 20 | 0.87 (4) | 13 |
4 | ファジアーノ岡山 | 40 | 23 | 11 | 7 | 5 | 34 | 1.48 (5) | 24 | 1.04 (9) | 10 |
ヘイス 都倉
(ジュリーニョ)
荒野
堀米 上里 深井 石井
(内村)
福森 増川 菊地
(櫛引)
ク・ソンユン
sub:金山 前貴 河合 マセード
2試合連続スコアレスドローですが、どちらも対戦カードと蒸し暑い西日本でのアウェーゲームでの結果ですから、仕方ないでしょう。昇格争いの強豪相手に2試合連続無失点は評価できる一方で、2試合連続無得点でもあります。得失点差の違いで、勝ち点47に3チーム並びました。
試合前に上原の離脱が発表され、けが人だけで一チーム作れる勢いになってしまいましたが、マセードとソンユンが復帰しました。ソンユンは五輪前最後の試合になりましたが、痛みはあるものの骨折しておらず、プレーには支障がありませんでした。この試合も決定機を防いでおり、無失点に大きく貢献しています。また、前節に引き続き菊地が守りで貢献していましたが、後半32分に脚をつって櫛引と交代になりました。大事に至ることはないでしょうが、負傷などで交代枠を取っておかないといけませんね。
試合経過
互いに堅い守備から相手の隙をうかがう展開になった。先に相手にチャンスを作られ、前半26分FW豊川にミドルシュートを撃たれた。31分にはリオ五輪代表MF矢島からのパスを受けた豊川とソンユンが1対1になったが、ソンユンが前に出て至近距離からのシュートをはじき返した。この後は反撃に転じるが、両者無得点で前半を終える。
後半13分に内村を投入。21分の上里のミドルシュートやその後のCKなどでゴールに迫るが、決定的な場面は作れず。後半は相手のシュートを撃たせなかったが、決め手を欠いてスコアレスドローで勝ち点1を分け合った。
この試合の着眼点
相手の4倍のシュート8本を放ちましたが、その前後のクロスやシュートの質が低く、また、苦しまぎれのミドルシュートもあって、相手に脅威を覚える場面はほとんとありませんでした。そんな象徴的にな出来事が、試合終了直後にありました。最後の笛が鳴り終わって、ジュリーニョと都倉が周りの抑制を振り払いながら小競り合い。原因は、後半途中交代で入り、体力にまだ余裕があったジュリーニョが、ボールを持つ相手GKへプレッシャーをかけにいかなかったこと。都倉は「やるべきことをやらないで負けてきたことが何回かあった。もうそれは繰り返したくない」と激しく叱咤(しった)した。
ここに、ジュリーニョが先発に戻り切れない要因があるのでしょうか。テクニックにすぐれ、函館ではヘイスと2トップを組んだこともあって前線からのプレスにも徹していましたが、FWの軸の都倉と呼吸が合わないといけないでしょう。激しくやり合ったことは無駄にならないはずです。
次は中3日で、2位松本山雅FC戦。ドームに戻れて勝ち点差1をめぐる戦いになります。再び首位攻防戦です。もう、ドローはいりません。アウェーでの貸しを利子をつけて返しましょう。
(18日 11:10)