football 予想・投票室CS






CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/09/5号

勝ち点計算、再開します?
無失点で三連笑

コンサドーレ札幌 2-0 湘南ベルマーレ

 得点者

順位(第42節) 勝点得点失点得失差
6 コンサドーレ札幌 67 42 18 13 11 63 1.50 (5) 50 1.19 (8) 13
4 湘南ベルマーレ 78 42 23 9 10 68 1.62 (3) 44 1.05 (3) 24
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
3 コンサドーレ札幌 17 8 5 2 1 17 2.13 (1) 10 1.25 (9) 7
7 湘南ベルマーレ 12 8 3 3 2 7 0.88 (15) 7 0.88 (4) 0
順位 (後半戦) 勝点 得点 失点 得失差
4 コンサドーレ札幌 30 16 9 3 4 29 1.81 (3) 19 1.19 (7) 10
11 湘南ベルマーレ 21 16 6 3 7 17 1.06 (13) 20 1.25 (10) -3

         キリノ
            
  藤田 上里 宮澤   古田
       ↓ (中山)(砂川)
    (ボランチへ)        
            
          芳賀
        
  西嶋 石川 吉弘  西
            
          高原

sub:荒谷 柴田 ハファエル

この勝利は自信を持っていいでしょう。トップ4にようやく勝てました。2試合連続完封勝利は決してフロックではないことを証明しました。ダニルソンとチョウ・ソンファンが負傷欠場している中で、よく耐え忍んだものだと思います。これで残り9試合で3位との勝ち点差12。他力本願ながらも、挑戦権はまだ残っています。

相手は第3クールになって勝ち点を積み重ねるペースが鈍ってきていますが、難敵にはちがいありません。開始から互いに攻め合い、一方的な展開にならなかったのが良かったですね。どちらにも先制点を奪うチャンスはありました。3分には相手のヘッドを高原がキャッチ。9分にはCKに西嶋が頭で合わせるが、GK野澤の好セーブ。両ゴールキーパーの活躍が光るゲームはとってもいいですネ。攻め手を探り、先制点の重要さを認識してトライする好ゲームだったのだろうと思われます。打開したのは28分。宮澤、西、古田と渡ったパスはヒールでキリノに流して、落ち着いて決めてくれました。

その後もピンチとチャンスの応酬は続きます。運命の分かれ目は、家元主審によって一回ずつ与えられたPKでした。前半44分に吉弘がファールを取られて与えた阿部のPKは、高原が右に飛んでストップ。後半に入ってもセービング合戦は続きました。25分にキリノが自ら受けたファールで、PKを右隅に落ち着いて決めました。好セーブ集はタイムアップの笛まで続くも、割らせることなく終えました。

それでも苦言をいわせろ

無駄な抵抗をやめて、素直に高原と芳賀に感謝しなさい。好セーブが目立つということは攻め込まれたことでもある。ダニルソンとチョウの欠場だから仕方ない面はあるが、不在時の危機管理はちゃんと考えておくべきじゃないですか。

そこで登場したのが芳賀。中盤とCBとのバランスを修正するため上里とピッチ上で話し合いダブルボランチに変更。長身FW田原にボールが入ったときの対応のためで、これがハマりました。これを待っていたのですよオイラは。ピッチ上の指揮官誕生、宣言してもいいんじゃないですか? 過去の昇格チームによきチームリーダーあり。まだまだあきらめるべからず。

(29日 01:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/09/9号

残り10試合勝ち点差14
信じて戦うべし

ファジアーノ岡山 0-1 コンサドーレ札幌

 得点者

順位(第41節) 勝点得点失点得失差
16 ファジアーノ岡山 35 41 8 11 22 36 0.88 (16) 65 1.59 (16) -29
7 コンサドーレ札幌 64 41 17 13 11 61 1.49 (6) 50 1.22 (9) 11
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
15 ファジアーノ岡山 7 7 2 1 4 10 1.43 (7) 15 2.14 (16) -5
3 コンサドーレ札幌 14 7 4 2 1 15 2.14 (2) 10 1.43 (11) 5
順位 (後半戦) 勝点 得点 失点 得失差
11 ファジアーノ岡山 19 15 5 4 6 20 1.33 (10) 25 1.67 (15) -5
4 コンサドーレ札幌 27 15 8 3 4 27 1.80 (3) 19 1.27 (9) 8

        キリノ
            
  藤田 上里 宮澤   古田
            ↓(ハファエル)
          (吉弘>右SBへ)
            
          芳賀
        
  西嶋 石川 チョウ  西
           (中山) ↓
            (ボランチへ)
            
          高原

sub:荒谷 砂川

よくよく見ると、2試合連続完封勝利。久々に用いる言葉です。いつ以来なのでしょうか。そんなことを忘れるほど勝った気がしないのですが、勝ち点3を積み重ねたから「よし」としないといけないですね。

立ち上がりから格の違いを見せつけるほど圧倒的に攻めました。前半30分間はほとんどスピードについていけなかった、と、あきれさせるほどです。しかしこの時間帯に得点を奪えていないのも、ウチららしさを象徴しています。相手GKリの好セーブに阻まれましたが、この間、古田は3度決定的なシュートを打ちます。止められたり外してしまうなら交わしてみようと言わんばかりだったのが31分の先制点。藤田がひとりで切り返して決めました。

その後はフシギなことに流れが悪くなります。負傷欠場のダニルソンに代わってアンカーに入っている芳賀が巧く守ってボールをよく奪えていたから大事に至っていませんが、飛ばしすぎですか? 後半に入ってからは別のチームになったかのように、攻撃のリズムがつかめません。前半のシュート8本に対して、後半はたったの1本。吉弘の右サイドバック試用が失敗し、ハファエル起用が逆効果になってボールを奪われるようになったところがとても気になりました。

それでも苦言をいわせろ

良かったのは31分まで。以上!

次節ベルマーレ戦は、先のヴァンフォーレ戦の二の舞にならないか心配だ。上位と圧倒的な差はない。そういう相手と対するとミスが目立ちやすい。ただし、決して厚別で闘うことを忘れるな。

(26日 01:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/09/12号

無失点結果良し
勝って強くなれ

コンサドーレ札幌 1-0 アビスパ福岡

 得点者

順位(第40節) 勝点得点失点得失差
7 コンサドーレ札幌 61 40 16 13 11 60 1.50 (5) 50 1.25 (9) 10
13 アビスパ福岡 43 40 11 10 19 39 0.98 (14) 64 1.60 (15) -25
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
5 コンサドーレ札幌 11 6 3 2 1 14 2.33 (2) 10 1.67 (15) 4
10 アビスパ福岡 7 6 2 1 3 8 1.33 (8) 8 1.33 (9) 0
順位 (後半戦) 勝点 得点 失点 得失差
7 コンサドーレ札幌 24 14 7 3 4 26 1.86 (1) 19 1.36 (11) 7
8 アビスパ福岡 20 14 5 5 4 19 1.36 (10) 19 1.36 (11) 0

        キリノ
       (上原)
            
  藤田 上里 宮澤 古田
(砂川)         
       ダニルソン
        (芳賀)
        
  西嶋  石川 チョウ 西

          高原

sub:荒谷 ハファエル

究極の選択です。内容の濃い敗戦と中身ボロボロの勝利。さて、どちらを選びます? シーズン序盤なら前者は大いにほめられるけど、残り12試合(今節開始前)では勝負に徹する時期です。1-0で勝てるチームこそ強いチームでしょう。

2試合連続で失点のきっかけになった上里が中盤に戻り、前節負傷で退いたダニルソンが1ボランチに戻りました。4-1-4-1に戻しましたが、前半17分にダニルソンから芳賀に交代していたのはびっくりしました。故障再発かと思いきや、試合の最初のほうからアクシデントっぽいのがいくつかあったようです。かつてのピッコリ大魔王からのアノ伝統を持つ対戦相手を考えたら、芳賀のある程度早目に出てもいいような準備は正解(毒)ですね。そのまま1ボランチの位置に入り、脅威的な身体能力を持つダニルソンの代わりが務まると思ったら心配無用。2枚ボランチよりも動かなくて済む側面も多いと、涼しいコメントが出たのはビックリ。周りの選手を上手く動かし、危険なスペースを埋めて守備を引き締めました。前節ベガルタ相手に2-0で完勝した相手ですから、0-0で前半を終えたのは上出来です。

こう着状態でゲームが進むと、一瞬のプレーやセットプレーが分かれ目になります。最近お得意の後半早々に好機が訪れました。後半3分に自らのドリブルを倒されて得た、ゴール正面やや右25メートルのFKを、ゴール右隅に直接決めてくれました。これまで日本人によるFKは期待だけでダメなイメージでしたが、今季は藤田に次いで二人目。いよいよフリーキックも得意技になってきました。

この2分後に高原が好セーブで救ったり、43分には砂川がシュートを外しました。その1分後にはキリノが自らファールで得たPKを止められました。最後の最後で悪夢がよぎりましたが、先月8/16FC岐阜以来の完封勝利を収めてくれました。

それでも苦言をいわせろ

サイドバックの守備は大丈夫なのか? ここ最近、西嶋の守備が危ないという声をよく耳にします。真偽はわかりかねるが、両サイドから攻めに行くスタイルなので両刃の剣。上里のトップ下起用は正解だったが、Jリーグ全体でも世界的にも人材難なのは承知で言うけど、やっぱり純正のサイドバックがほしいです。

1ボランチを務められる選手がもう一人出てきたのは収穫です。強さを身につけるには攻撃だけではダメ。守備の堅牢さと連戦を戦い抜くタフさがほしい。5連休最後のナイトマッチはまだ暑さの残る岡山が舞台。強さを見せつけてほしい。

(21日 20:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/09/19号

このままでは終われない
残り12試合しっかり戦おう

ヴァンフォーレ甲府 2-1 コンサドーレ札幌

 得点者

順位 (第 39 節) 勝点得点失点得失差
4 ヴァンフォーレ甲府 75 39 21 12 6 60 1.54 (5) 34 0.87 (1) 26
8 コンサドーレ札幌 58 39 15 13 11 59 1.51 (6) 50 1.28 (9) 9
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
1 ヴァンフォーレ甲府 11 5 3 2 0 6 1.20 (11) 3 0.60 (1) 3
7 コンサドーレ札幌 8 5 2 2 1 13 2.60 (1) 10 2.00 (15) 3
順位 (後半戦) 勝点 得点 失点 得失差
1 ヴァンフォーレ甲府 26 13 7 5 1 18 1.38 (11) 12 0.92 (2) 6
7 コンサドーレ札幌 21 13 6 3 4 25 1.92 (1) 19 1.46 (13) 6

          キリノ
        
  藤田  ハファエル 古田
(右MFへ)(上原)(砂川)
                 (左MFへ)
    宮澤      ダニルソン
             (西>左SBへ)
    
  上里  吉弘 チョウ 西嶋
(ボランチへ)

          高原

sub:荒谷 柴田

監督のハーフタイムコメントそのまんま拝借しました。前半からしっかりしてくれい。気温28.1℃、湿度26%。やっぱり甲府は暑い。東京多摩地区でも暑かったのだから、道内との気温差はこたえるでしょう。でもそんな言い訳は禁止。前半メタメタなのは何かしら理由があるはず。これでは昇格戦線に加われない

立ち上がりから相手の出足の良さとプレスに苦しみます。せめて耐えて五分で対することができればいいが、ミスしたりFKを与えるようでは甘い。先制点を許したのはFWマラニョンの突破をダニルソンが倒してFKを与えたのがきっかけで、前半8分にMF大西が蹴ったFKをマラニョンに右足で合わされてました。その後も相手陣内に攻めても、ボールを奪われてからの展開が速くてあっという間に押し込まれます。前半のシュートは、37分にダニルソンのミドルの1本のみ。マラニョンにハットトリックを決められなかっただけマシでした。ロスタイムには、上里がDFラインでボールを大西にボールを奪われ、こぼれ球を次々と拾われ、最後にはカバーに戻った吉弘も振り切られました。

後半開始と同時に、持ち味を出せなかった古田と脚を痛めたダニルソンが退き、砂川と西を投入。なぜか後半になるとリズムが良くなります。4分にキリノが逆サイドの藤田に合わせて1点差。その3分後には藤田の右からのクロスにハファエルが頭で合わせるがわずかに枠の外。流れは完全にこちらで同点にできるチャンスはありました。高原も前半の不安定なプレーから打って変わって好セーブを連発します。しかし、こちらのサイド攻撃に対応した選手交代ができるのが相手の強み。しっかりとサイドと中盤を抑えてきました。ここでひっくり返せる力があるかどうかで、現在の両者の順位が分かれています。前節0−2から逆転勝利を挙げていますが、順位関係の問題です。

この試合の収穫

上里と宮澤のこわい2ボランチで無失点に抑えたことですね。もちろん後半のお話です。まずはダニルソンが大事に至っていないことを願いたい。

(16日 03:30)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/09/26号

みかんがおいしい季節到来
今日は南米感謝祭だぁ

コンサドーレ札幌 3-2 愛媛FC

 得点者

順位第38節9/6現在 勝点得点失点得失差
7 コンサドーレ札幌 58 38 15 13 10 58 1.53 (5) 48 1.26 (9) 10
14 愛媛FC 39 38 11 6 21 46 1.21 (12) 64 1.68 (17) -18
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
3 コンサドーレ札幌 8 4 2 2 0 12 3.00 (1) 8 2.00 (15) 4
7 愛媛FC 7 4 2 1 1 8 2.00 (6) 6 1.50 (9) 2
順位 (後半戦) 勝点 得点 失点 得失差
5 コンサドーレ札幌 21 12 6 3 3 24 2.00 (1) 17 1.42 (10) 7
15 愛媛FC 11 12 3 2 7 13 1.08 (15) 24 2.00 (17) -11

        キリノ
        
       西     宮澤
            (砂川)
    藤田           古田
           (ハファエル)
           
       ダニルソン
    
  上里  石川 チョウ 西嶋
(中山)
          高原

sub:荒谷 吉弘

ここ6試合で4勝2分けも、ホームでの勝ち星は1カ月ぶり。特に聖地厚別では勝たないといけませんね。これでも持ち直したとはいえ観衆7613人ですよ。相手も3連勝のあとのドローで4戦負けなし。順位が下の相手なだけに、確実に勝ち点3を得たのは良いことです。

しかし、前半は監督のハーフタイムの指示で「足先だけでサッカーをするな」と怒号が飛ぶ(想像)ほどのひどさでした。確かに相手のセンターバックコンビは強力で、加入して間もない長身182センチチアゴが、アライールとともに自陣ゴール前で粘り強く体を張ってボールを跳ね返しました。狙い通りの戦いを演じて、前節ヴァンフォーレ相手に引き分けを得た力は認めますが、こちらにとっては相手の守備が良いとミスが多くなるようでは、まだまだ本物の強さは備わっていないとみなすべきでしょう。前半はいいところなく、シュート2本で終えました。

後半開始と同時に砂川を投入して流れを変えようとします。しかし、追加点を奪われて出鼻をくじかれます。これで相手のゲームプランにはまってしまうところですが、すぐに返せたのが良かったですね。11分に砂川のFKを西嶋が頭で送り、キリノが押し込んでくれました。苦しいときのセットプレーという鉄則を思い出しました。

まだ1点ビハインドですが、思い切った手を打ちました。この1分後に、中山とハファエルを同時投入します。システムを3-5-2変更し中を増やしてきました。これは相手の中盤を厚くできなくさせました。疲れが出てくる時間帯に相手の良さを消すと、流れを呼びやすくなるんですね。後半だけで12本のシュートはよくがんばりました。25分には右サイドを突破したキリノがスピードで相手を振りきり、折り返しにハファエルが走りこんで合わせたゴール。その3分後には、ハファエルのシュートのこぼれ球をダニルソンが拾って左足。23歳のバースデー逆転ゴールを25メートル弾で決めました。

それでも苦言をいわせろ

好調な相手とはいえ、2点リードを許したのは不安だ。もはやダニルソンに厳しいマークが集まることは想定済みでないと機能不全になる。両サイドバックが上がってチョウと石川が距離をとって広く守ろうとするのは、ダニルソンの献身的動きがあってこそ生きるのではないか。何度も言うが、第1ゲート通過は勘弁。最低限相手フォワードに対しては数的優位を保ってほしい

今回は相手のスタミナ切れにも助けられた。ウチラの前半はよっぽど動いていなかったかを証明している。裏を返せば相手を動かしていたのだ。スタミナ配分としては良い教訓になる。

(7日 22:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/09/30号

厚別の主役
ゆずるわけにはいかない

コンサドーレ札幌 1-1 水戸ホーリーホック

 得点者

順位第37節9/2現在 勝点得点失点得失差
7 コンサドーレ札幌 55 37 14 13 10 55 1.49 (6) 46 1.24 (9) 9
5 水戸ホーリーホック 66 37 19 9 9 60 1.62 (4) 48 1.30 (10) 12
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
8 コンサドーレ札幌 5 3 1 2 0 9 3.00 (1) 6 2.00 (12) 3
2 水戸ホーリーホック 7 3 2 1 0 6 2.00 (4) 3 1.00 (6) 3
順位 (後半戦) 勝点 得点 失点 得失差
7 コンサドーレ札幌 18 11 5 3 3 21 1.91 (1) 15 1.36 (8) 6
1 水戸ホーリーホック 24 11 7 3 1 19 1.73 (4) 8 0.73 (1) 11

        キリノ
     西        宮澤
  (砂川)(ハファエル)

  藤田            古田
                (中山)
      ダニルソン
    
 上里 石川 チョウ 西嶋

         高原

sub:荒谷 芳賀

絶好調同士のガチンコ対決。ココで勝って力はモノホンと証明したかったところですが、仕方ないですなぁ。結果だけ見ると妥当なスコアですが、勝機はあっただけにいらだちが残りました。

絶好調の2トップ荒田と高崎をどう封じ込むかが焦点だと見ていましたが、最大の防御は攻撃なりでした。立ち上がりからハードプレスとサイド攻撃で圧倒します。相手はロングボールでの対応を余儀なくされますが、これは長身FW高崎を擁することで打開への糸口を得ることになりました。それならプレッシングやめちゃえということにもいかず、これは勝負のアヤですね。石川は、相手が思った以上に長いボールを蹴ってきたので、押し込まれた感じもあった、と語っています。ダニルソンはほぼ守備に専念しているが、1ボランチで幅広くケアしています。マンマークになると良さが封じ込まれるので、センターバックと相手の2トップがそのままマッチアップするのはやむを得なかったのでしょう。

そんながっぷり四つな展開だからこそ、得意かつ鬼門の後半勝負なのです。6分に相手が負傷で一人少ない隙に、西嶋のクロスから西が合わせて先制点。しかし、前半からミスが目立っていたツケが出ました。厚別の元主役が登場すると、その1分後に頭で決められました。

この試合の着眼点

失点はゴール前の何でもない浮き球をチョと西嶋がお見合いしてボールを奪われたもの。チョはコミュニケーション不足が出てしまったと語っているが、なぜ、この時期になってコミュニケーション不足なの??? 大いに疑問です。

(5日 04:10)