CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/10/09号
負けでも希望あり
試合展開に改善なし
試合展開に改善なし
名古屋グランパス 2-1 コンサドーレ札幌
得点者
- 名古屋グランパス
- 後16分 中村
- 後43分 花井
- コンサドーレ札幌
- 後6分 高木
宮澤
岡本 高木 三上
(砂川) (内村)
上里 芳賀
西嶋 石川 吉弘 藤山
(横野)
高原
sub:佐藤 中山 近藤 上原
J2でやっと15位と、J1で勝ち点差9をつけて首位独走中の対決。第三者的に見ると結果は順当です。大敗しなかっただけまだマシといいたいところですが、主力の半分が出ていない相手に勝利を収める可能性はありました。リーグ戦と同じ課題で三回戦敗退です。
雨の中の試合は、前半スコアレスで耐えて、後半勝負の展開。動きの悪さにハーフタイムに喝が入りましたが、決して悪くないゲームプランです。後半早々に、三上・芳賀へと渡ったパスから高木が右サイドで受けて、裏を突いて決めました。高さのあるFW巻を投入して基点を作られて、相手の攻撃の形ができつつあるところで先に点を取れたのは大きいです。
ところが2点目がとれない課題が出てきます。攻めても取れず、同点にされて終了間際に逆転されるのはリーグ戦そのまま。J1相手に善戦では勝てません。
この試合の収穫
高木が、サイドバック、サイドハーフ、ボランチにつづいて、ついに4ポジション目。今回のトップ下もよかったですね。さすがチームで最も戦術眼があると監督に評されています。逆にマルチにこなせる高木にポジションを奪われた選手は面目(めんぼく)ないでしょう。
結果は悪くても悲観しないように。古田がU19遠征で離脱した中盤は、再びユースの三上が出場機会を得て、結果を出しました。たとえダメでも、このように次につながる点をいくつも見たい。遠回りのようで、案外勝利に近いかもしれません。
(14日 02:00)