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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2026/08/29号

4日でシーズンダブル食らう
自滅からの立て直しが急務

ヴァンフォーレ甲府 2-1 北海道コンサドーレ札幌

順位 第4節 8/29現在 得点 失点
16 ヴァンフォーレ甲府 4 4 1 1 2 3 (16) 0.75 7 (16) 1.75 -4
17 北海道コンサドーレ札幌 3 4 1 0 3 5 (11) 1.25 8 (18) 2.00 -3
 
         唐山
 
 ペイ    スパ   ティラ
 ショ  チョーク パット
 ット   (白井) (長谷川)
 
    堀米悠   木戸  
   (真田) (バカヨコ)
 
 パク 梅津 西野 内田
 ミンギュ
 (宮沢)
         田川
 
sub:菅野 高尾 野瀬 サフォ
     
交代:
後半14分 白井(スパチョーク)
後半14分 真田(堀米悠)
後半20分 長谷川
         (ティラパット)
後半30分 バカヨコ(木戸)
後半30分 宮沢(パクミンギュ)

3日前の天皇杯と同様に、先制しながらも自滅で逆転負け公式戦4連敗。リーグ戦は3連敗になりました。どこかに根本的な原因があるはずです。無得点試合はなく一定の得点力はあるものの、まだ複数得点を奪えた試合がありません。勝利を引き寄せるためにも、早い段階での次の1点が強く求められます。

アレは打とうよ

開始3分の先制点は見事でした。田川のロングゴールキックに中央でスパチョーク、唐山、ペイショットが反応して相手と競り合い。こぼれ球を拾った唐山が左に抜け出したスパチョークへパス。ゴールに対して左45度の位置で受けたスパチョークは、相手DFに競り勝ち、キーパーの動きをよく見て冷静にゴールへ流し込みました。セカンドボールを拾ってから、ボールも人も中央から左へスムーズに抜けて撃ち切った見事な形でした。しかし、その6分後にこれとほぼ同じようなシーンがありました。左中盤でスパチョークがボールを受けて、前方にスルーパスを出し、これに反応したペイショットがペナルティエリアへ。相手DFをかわしてキーパーと1対1になりました。6分前にゴールが決まった位置とまったく同じ局面でしたが、ここでシュートではなく右の唐山への折り返しを選択し、相手にクリアされてしまいました。角度もキーパーの位置も同様で、仮にシュートコースが限られていてもその跳ね返りを押し込む体勢ができていました。今季はまだ追加点が奪えていない現状だからこそ、キーパーとの1対1は泥臭くてもシュートを撃ち切らなければなりません。この選択が実らなかったことが、試合全体に大きく重くのしかかりました。

前半からあった失点の予兆

1トップの唐山が中央で下がりすぎない絶妙な位置でボールを収め、スパチョークと縦関係を保ちながら離れすぎない距離感を意識していたプレーは良好でした。しかし、前半30分を過ぎると、徐々に前線でボールが収まらなくなり、次第に攻撃が停滞し始めます。ティラパットが、プレス回避のためのロングボールをティラパットが拾えなくなったことも響きました。また、ペイショットはオフ・ザ・ボールのとき、特に逆サイドにボールがあるときに中央へ絞りすぎる傾向があり、そこで空いた外側のスペースを相手に使われてしまいます。相手はそのスペースからアバウトなクロスを上げて、逆サイドが走り込んできた選手にシュートを狙わせていました。ロングボールを放り込まれた際にボランチと最終ラインの帰陣が遅れ、連続してピンチを招く格好となり、特に前半40分以降は完全に押し込まれ続けました。後半立ち上がりは五分五分の展開に戻ったものの、田川から右に長いボールを送っても、ティラパットがボールをキープできなければ意味がありません。同点とされた場面は、直接的には西野が相手に対応しきれず易々とヘディングシュートを打たれた形ですが、崩されたプロセスに問題がありました。ティラパットのエリアから左のペイショットのエリアへと大きく展開され、左サイドバックの裏へフィードを出され、そこからの逆サイドへのクロスに走り込まれたものです。こうした展開が続いたことで、田川もロングボールを選択しづらくなったのでしょうか。逆転を許した場面はロングボールはなく、最終ラインでパスの出しどころを探っていたところから起きました。梅津から木戸へパスが出た際、木戸が背後からプレス受けて再び梅津へバックパス。ここで梅津は寄せてきた相手にボールを奪われて、カバーに入った田川のスライディングも実りませんでした。相手のシュートは一度ポストに弾かれたものの再び拾われ、ファーサイドへ走り込んできた藤井に押し込まれました。梅津の判断ミスになりましたが、チーム全体として消極的なプレーが招いた自滅でした。

追いかけたが相手をはがせない

失点されてからは、白井、長谷川、バカヨコ、宮沢を投入。右から内田−長谷川のラインから多くのチャンスが生まれました。白井は唐山とともに相手を押し下げ、バカヨコは最前線で体を張り、宮沢は気の利いたプレーで存在感を示しました。一方で、左のペイショットを下げることなく残した意図は、個の推進力で打開することだったはずですが、相手に封じられてその強みはほぼ消されていました。厳しくマークされるのであれば、自らおとりとなって周囲を引き付けるような動きをしてほしかったところですが、そうしたプレーも見られず、相手の守りを崩せない要因の一つとなってしまいました。右サイド頼みの攻撃では、相手にも読まれやすく簡単に対応されてしまいます。

この試合の収穫

特別指定選手の真田がデビューを果たしました。目立つ派手なプレーこそなかったものの、ビルドアップでのパス回しにスムーズに加わり、相手のカウンターをクリーンに阻止した場面は評価できるポイントです。今後の出場時間を伸ばしていくきっかけになるはずです。

とにかく、この悪い流れを断ち切りましょう。月が替わって9月です。9.2(水)19:00から、アウェーでルヴァンカップ1回戦鹿児島ユナイテッド戦。ここは確実に勝利して勝ち進まなければならない一戦です。続く 9.6(日)13:00から聖地厚別で、栃木シティ戦。絶対に負けられません。9.13(日)18:00 からは、アウェーでベガルタ仙台戦、9.19(土)14:00 からは、ドームで大分トリニータ戦が控えています。ここで連勝を重ねて勝ち星を先行させなければ、昇格争いどころではありません。いま必要なのは、救世主ではなく、安定した力を発揮できる組み合わせです。現状のメンバー構成がベストな布陣かもしれませんが、少なくともチームとしての状態はベストではありません。まずは公式戦の連敗をストップできるよう、万全の準備を期待します。

(31日 06:50)

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