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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/03/09号


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ドームは A・ロペス劇場
12年ぶりホーム開幕勝利

北海道コンサドーレ札幌 5-2 清水エスパルス

 得点者

(第3節終了時) 得点 失点
4 北海道コンサドーレ札幌 6 3 2 0 1 7 2.33 (3) 4 1.33 (12) 3
17 清水エスパルス 1 3 0 1 2 5 1.67 (5) 10 3.33 (18) -5

    鈴木   アンデルソン
               ロペス
              (ジェイ)
        チャナ
       ティップ
   
  菅          ルーカス
(石川)  フェルナンデス
             (中野)

     深井      荒野
    (キム    
   ミンテ)
           
   福森   宮沢   進藤
 
      ク・ソンユン
         
sub:菅野 石川 白井 岩崎

前節の完勝を受けてのホーム開幕戦ですから、期待でいっぱいですよ。2007年以来12年ぶりホーム開幕戦の勝利は、全国的に取り上げられましたね。ド派手な勝利でした。

忘れてはいけないのが、鈴木武蔵の先制ゴールです。宮沢の後方からの縦パスが、針の穴を通すかのように絶妙でした。これに反応した、鈴木のスピードはこれまでにない武器になっています。勝ち越し点のPKは、やはり抜け出しに反応したところを倒されたものでした。そのPKをアンデルソン・ロペスにゆずったところもニクイですね。

鈴木の2戦連発をかすませたのは、PKをゆずり受けたアンデルソン・ロペスです。移籍後初ゴールをフェイントをかけながらも決めると、後半からはゴールショータイム。ゴール前のこぼれ球に反応して2得点目。しかし、ここで喜びのあまり広告看板を跳び越えて、2.28メートル下のコンクリートの床に着地してしまいました。しばらく動けなかったものの、まさかコレが効いたのでしょうか。20分には、ハーフライン手前からのドリブルで駆け上がり、DF2人を抜き、最後にはDFの間を通してのゴール。これでハットトリック達成。さらにこの4分後、スピードに乗ったチャナティップから受けて、4得点目。これには 「あっぱれ」と「喝」をいただきました。

試合経過

19分に、宮沢の縦のスルーパスに鈴木が抜け出し、相手DFと競り合いながらもゴール前へ持ち上がってシュートを決めて先制。しかし、前半は劣勢になることが多く、右CKを頭で合わされて同点に追い付かれる。3分のアディショナルタイムが1分経過したころ、得点シーンと同じようにパスに抜け出した鈴木が倒されてPKの判定。これをA・ロペスが落ち着いてPKを決め、勝ち越しに成功して前半を終える。

後半4分、宮沢からのパスを受けたルーカスがドリブルで持ち上がり、右からクロスをゴール前にボールを送ると、チャナティップと相手DFが競り、こぼれたボールにロペスが反応して追加点。20分には、深い位置からロペスがドリブルで持ち上がり、相手DF2人と競り合いながらも抜け出してハットトックを達成。その4分後にも、チャナティップのドリブルからのパスをフリーのロペスが受けて、ダメ押しを決めた。右足のかかとでシュートで1点返されたが、3点リードで白星を得た。

それでも苦言をいわせろ

大勝に浮かれるなかれ。相手の調子も見ないといけません。2戦とも絶不調のときに対戦しています。真価が問われるのは、次ですよ。

3月13日(水)19:00 もドームでルヴァン杯V・ファーレン長崎戦。そのあと、3月17日(日)14:00、ドームの鹿島アントラーズ戦。ここで今日みたいに、とは言いません。互角の戦いができるか。一週空いて、3月30日(土)は、14:00 から豊田スタジアムで絶好調の名古屋グランパス戦。この2戦で、今後が見えてきます。

(12日 00:20)