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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/09/2号

気持ちはわかった
気持ちにのまれるな

北海道コンサドーレ札幌 1-2 柏レイソル

順位 第29節 10/1現在 得点 失点 平均 最大
1 ヴィッセル神戸 58 29 17 7 5 51 1.76 (2) 25 0.86 (2) 26 2.00 73 5
2 横浜F・マリノス 54 29 16 6 7 52 1.79 (1) 36 1.24 (8) 16 1.86 69 5
3 浦和レッズ 50 29 13 11 5 35 1.21 (12) 22 0.76 (1) 13 1.72 65 5
4 鹿島アントラーズ 47 29 13 8 8 39 1.34 (4) 26 0.90 (3) 13 1.62 62 5
5 サンフレッチェ広島 47 29 14 5 10 36 1.24 (10) 27 0.93 (4) 9 1.62 62 5
6 名古屋グランパス 47 29 13 8 8 36 1.24 (10) 30 1.03 (5) 6 1.62 62 5
7 セレッソ大阪 45 29 14 3 12 38 1.31 (7) 30 1.03 (5) 8 1.55 60 5
8 アビスパ福岡 45 29 13 6 10 30 1.03 (16) 31 1.07 (7) -1 1.55 60 5
9 川崎フロンターレ 39 29 11 6 12 39 1.34 (4) 39 1.34 (9) 0 1.34 54 5
10 FC東京 39 29 11 6 12 39 1.34 (4) 40 1.38 (13) -1 1.34 54 5
11 アルビレックス新潟 36 29 9 9 11 33 1.14 (14) 39 1.34 (9) -6 1.24 51 5
12 サガン鳥栖 35 29 9 8 12 38 1.31 (7) 39 1.34 (9) -1 1.21 50 5
13 ガンバ大阪 34 29 9 7 13 37 1.28 (9) 53 1.83 (16) -16 1.17 49 5
14 北海道コンサドーレ札幌 33 29 8 9 12 50 1.72 (3) 53 1.83 (16) -3 1.14 48 5
15 京都サンガF.C. 33 29 10 3 16 33 1.14 (14) 39 1.34 (9) -6 1.14 48 5
16 柏レイソル 29 29 6 11 12 28 0.97 (17) 40 1.38 (13) -12 1.00 44 5
17 湘南ベルマーレ 24 29 5 9 15 35 1.21 (12) 53 1.83 (16) -18 0.83 39 5
18 横浜FC 23 29 5 8 16 25 0.86 (18) 52 1.79 (15) -27 0.79 38 5
       小柏
      (青木)

 スパチョーク 小林
   (大森)
   
 ルーカス       浅野
フェルナンデス
 
    福森     駒井
  
  菅    中村   田中
     (トゥチッチ)

        高木
 
sub:菅野 松原 西野 深井

メンバーを見て驚いたのは、ワタシだけではないでしょう。菅野だけでなく、松原もベンチ入り。フィードプレーヤーが足りません。荒野、宮沢、岡村が出場停止で馬場が不在では、大きなハンディです。しかし、残留争いの相手の気持ちに負けてはいけません

やられるがまま

相手は、降格を争う危機感が現れていました。開始直後にいきなりシュートへ持ち込まれ、その後はビルドアップに対して前線からプレッシングを仕掛けられます。猛攻が落ち着いたところで、冷や水を浴びました。中村からのグランターでのロングフィードは、決してパスミスではないのですよ。攻撃の起点であり、チャレンジでもあります。奪われた位置は敵陣です。相手の読み通りは想定内として、その後の危機管理が無策なのが問題なのです。簡単に裏を狙われて数的同数では失点は必然。宮沢も岡村も不在で、気の利いたところにいるのは求められないんですかね。2失点目も本質は変わりません。これで、失点数はリーグ最多になりました。

1点返したが

後半は盛り返しましたが、これは相手が2点リードを得たことによるもの。無理せずに、守りへの比重を高めたにすぎません。それでも後半6分、まだ時間がたくさんあるうちに1点返して、希望をつなぎました。小林のファンタスティックなループパス。キーパーに対応されたものの、こぼれ球にスパチョークが反応して 7得点目。その後も勢いを維持しましたが、相手の選手交代のたびに守りを固められました。対してテコ入れを図りたくても、元々メンバー構成が厳しく、後半36分に青木を投入したのが最初。40分にトゥチッチを入れて前線を厚くし、47分には大森も入れましたが、追いつけずに終わりました。

この試合の収穫

相手のシュート13本に対して、撃ったシュートは17本。小林と菅が4本。スパチョークが3本。しかし、小柏と浅野が共にシュートゼロ。トップスコアラーやゴールに近い選手が撃てなくて、離れた位置にいる選手が多くては、確率が落ちます。願わくば、浅野はサイドでなく前でプレーしてほしいですね。サイドはこなせるけれど、相手にとって怖さがないです。なかなか右から攻撃できないのは痛いところ。メンバー事情は理解しますが、小柏と浅野がより多く攻撃に絡めるかで、勝負が決まりそうな気がします。

10月のリーグ戦は2試合。10.21(土)14時からアウェーで横浜F・マリノス戦。参戦予定です。10.28(土)13時からドームで横浜FC戦。とにかく、勝利がほしい。リーグ戦の残りは5試合。強い気持ちで勝利を目指していきましょう。

(6日 07:30)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/09/9号

厳しい中勝ち点1は光明
勝ち点2ロストも忘れずに

名古屋グランパス 1-1 北海道コンサドーレ札幌

順位 第28節 9/24現在 得点 失点 平均 最大
4 名古屋グランパス 47 28 13 8 7 35 1.25 (9) 27 0.96 (5) 8 1.68 65 6
12 北海道コンサドーレ札幌 33 28 8 9 11 49 1.75 (2) 51 1.82 (16) -2 1.18 51 6
       小柏
         
 スパチョーク 小林
   
  菅            浅野
(青木)
 
    宮沢     駒井
            (深井)
  
 中村   岡村   田中

        高木
 
sub:菅野 西野 木戸 大森
     トゥチッチ

順位こそ違えど、互いになかなか勝てなくて調子が良くない同士の対戦でした。加えて、ウチラはメンバーを組むのに苦心。荒野が2度目の出場停止で、2試合出場不可。馬場はアジア大会。ルーカスフェルナンデス、福森、キムゴンヒは負傷でメンバー外。全体練習に復帰していない西野をメンバーに入れました。加えて、先発を予定していた青木が右内転筋痛のため、試合当日に控えに回らざるを得なくなりました。手負いの状況で、同点に追いついて勝ち点1を得たのは、前向きに見なしていいでしょう。

チャンスあった前半

五分五分の展開から、攻めに行けるようになると、またいつものようにカギをかけられて相手陣内でボールを回している様相になりました。おなじみのもどかしいアリ地獄にはまると思っていたら、20分すぎあたりからさらに攻め込めるようになりました。特に30分すぎからは小林を経由した攻撃が目立ち始めます。36分には、駒井のパスからスパチョークが抜け出して、中央へ折り返し。菅が受けてパスを送り、後方から走り込んできた小林が左足でダイレクトでシュートを放つもセーブされました。4分後も小林がボレーシュート。46分には、小林の浮き球を小柏が受けてシュートはゴールネットを揺したが、オフサイドの判定。相手のシュートはゼロで、スコアレスながらも期待がふくらんだ前半でした。

狙われ通りに失点

後半もこの勢いは止まらず。早々に小林がシュートを放つもキーパーの正面。守りきってイケると思わされかねません。後半5分に、相手自陣からのロングボールでやられました。ハーフウェーライン付近でユンカーがファーストタッチで中村をかわし、そのままドリブルで持ち上がられてゴール前へ。最後はタイミングを外されて、先制されました。個人技の失点とはいえ、相手の狙いどおりに長いボールをディフェンスラインの裏に入れられたのはいけません。中村にとっては、一発レッドの教訓を生かせました。倒してしまったら、DOGSO になっていたところです。

クールに小林アニキ弾

相手のシュートは、失点から8分間の間の3本のみ。追加点を許さずに耐えると、再びチャンスが来ました。後半21分に左サイドから、菅の縦パスをスパチョークが受けてる折り返し。小柏がトラップしたボールに菅が反応してゴール前に送ると、小林が押し込みました。たまたまかもしれませんが、あの場所にいたから同点に追いつけたのは事実です。その後も押し込む展開は続きました。しかし、31分に青木、41分に深井がそれぞれ入りましたが、スコアは動かず。勝ち点1を分け合いました。

この試合の着眼点

チーム状況や上位相手から、アウェーで追いついて引き分けなら、普通は上出来です。でも、勝てていません。DAZNで小林のインタビューを観て衝撃を受けたかもしれませんが、選手にとっては生きるか死ぬかをかけてやっています。この心意気は伝わってほしいです。

−−ゴールを決める前に二度惜しいシーンがあったが?

たまたま1点を取って「良し」じゃあ俺もここで終わりです。あの2点を決められないんだったら、(試合に)出ている価値がないかなって思います。

−−勝点1については?

『2』を失ったという感覚です。『3』を失いました。

9.30(土)13時からドームで柏レイソル戦。引き続き馬場が不在で荒野が出場停止だけでなく宮沢と岡村も出場停止。スクランブル態勢で臨みます。10月のリーグ戦は2試合。10.21(土)14時からアウェーで横浜F・マリノス戦。10.28(土)13時からドームで横浜FC戦。とにかく、勝利がほしい。リーグ戦の残りは6試合。強い気持ちで勝利を目指していきましょう。

(27日 07:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/09/16号

甘い あますぎる
0-1 だけど完敗

北海道コンサドーレ札幌 0-1 湘南ベルマーレ

順位 第27節 9/17現在 得点 失点 平均 最大
13 北海道コンサドーレ札幌 32 27 8 8 11 48 1.78 (2) 50 1.85 (17) -2 1.19 53 7
18 湘南ベルマーレ 21 27 4 9 14 33 1.22 (9) 51 1.89 (18) -18 0.78 42 7
        小柏

スパチョーク 浅野
            (大森)
   
  菅         ルーカス
(青木)  フェルナンデス
 
    馬場   荒野
          (深井)
  
 中村   宮沢   田中
(岡村) 

        高木
 
sub:大谷 福森 小林

アレッサンドロ・デルピエロ氏が来場して、左45度からの“デルピエロ・ゾーン”でフリーキックを披露。OB会の試合も行われ、イベント満載でしたが、肝心の試合は無得点で敗戦。BSでも放送されており注目度が高い中での完敗はいいけません。

一瞬を狙われた

立ち上がりは攻め込めていました。4分、5分、12分と、立て続けにスパチョークがシュートを放ちます。31分までに6本のシュートは、得点の期待が持てます。しかし、GK馬渡に何度も止められます。キーパーを乗せると、なぜか行けると思うのでしょうね。縦パスを入れられ、ボールキープされて、パスに反応して走り込まれたところで決められました。もはやおなじみになってしまいましたが、ゆるいところを突かれての失点です。

ゴールに嫌われる

試合を通して、7本のシュートに対して、倍以上の17本も撃っています。ところが、スタッツが良くても勝てるとは限らないのですよ。後半13分の浅野は、キーパーと1対1でのシュートをわずかに触れられて、あと少しのところで枠外。21分は、小柏がペナルティエリア左からフリーでシュートを放つも、左ポスト直撃。2本も確実に決めれるところで嫌われました。そうなると相手は守りの比重を高めます。17分に青木と深井が入ります。32分には、浅野に代わって大森がホームデビュー。しかし流れは変わらず、39分には、中村に代わって岡村が入りました。ゴールは遠く、試合終了後には、ブーイングがこだましました。

この試合の収穫

結果第一の時期ですよ。寄せが全般的に甘く、相手陣内で出しどころをさがすのは、もう見たくない。やることは、相手に屈しない、撃ち破る攻撃じゃないですか

今節は駒井が出場停止。荒野は2度目の出場停止で2試合不在。馬場はU23へ。この試合でも福森がいてほしいと思ったことは多々ありましたが、不在だったことを嘆く時期ではないのです。1試合の重みが、春先とは違います。そこは意識しましょう。

9.23(土)16時からは、豊田スタジアムで名古屋グランパス戦。9.30(土)13時からドームで柏レイソル戦。10月のリーグ戦は2試合。10.21(土)14時からアウェーで横浜F・マリノス戦。10.28(土)13時からドームで横浜FC戦。とにかく、勝利がほしい。リーグ戦の残りは7試合。強い気持ちで勝利を目指していきましょう。

(21日 08:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/09/22号

せめて攻めまくりたかった
攻めきれず終戦

横浜F・マリノス 3-0 北海道コンサドーレ札幌

        小柏

    駒井     木戸
            (馬場)
   
  菅            浅野
(青木)
 
    宮沢     荒野
            (大森)
  
 福森   岡村   田中
(中村) (深井)

        高木
 
sub:松原 キムゴンヒ

1stレグ終了後の監督の言葉が身に染みてきました。1点差での折り返しは、相手に行けると思わさせてしまいます。失点が多いチーム相手ならなおさらです。相手のプラン通りに運ばれて、跳ね返す力はありませんでした。2試合の合計スコアは 3-5。2点差がつきました。

2点助かったが

開始3分がこの試合を物語りました。ゴールキックをセンターサークル付近に入れられ、対応が間に合わずにつながれて、ネットを揺らされました。VARでオフサイドになったのはラッキーで、長いボールと速攻でがら空きになる中盤と最終ラインの間をねらわれました。ビルドアップをかけて攻撃を仕掛けたいところでしたが、8分に木戸から馬場に交代。攻撃的な選手を入れたかったところです。相手から見ると、前線で攻撃の分断は容易になります。攻めの糸口をなかなか掴めないところで、32分に正真正銘のゴールを許します。リプレイを見るかのようなパターンでした。47分も抜け出されて、ネットを揺らされました。駒井のアピールで VARが介入し、直前の競り合いでハンドがあったとして判定が覆りノーゴール。よく1失点で済んだ前半でした。挽回すべく、後半開始と同時に中村と大森を投入。しかし、試合の入りと連続失点の悪癖が、大事な場面で出てしまいました。

3点返せるチャンスはあった

2点のビハインドです。取り返すには充分な時間がありました。後半14分、浅野のフリーキックに小柏がドンピシャのタイミングでヘッドを合わせてゴールネットを揺らすが、すぐさまオフサイドの判定。37分には、田中がペナルティエリア右に抜け出すと、倒されてPK獲得。ここでキッカーに名乗りを上げたのがルーキーの大森。ずっとボールを持っていて、もしかしたらと思っていたら、本当に蹴りました。力みがあったのか、弾道は素直でしたね。駆け引きもあるのでしょうが、PK を止められたら、止めたキーパーを褒めるべきです。45分には、青木からの縦パスに中村が反応してペナルティエリア左に走り込むが、飛び出したキーパーにカットされ、決定機になるところで撃てませんでした。アディショナルタイムは8分ありましたが何かが起こる気配はなく、50分に駒井が2枚目のイエローで退場。無情の笛が吹かれると、みんなピッチに倒れ込みました。

今日の寸評(ひとこと)

残るはリーグ戦のみ。9.16(土)19時からドームの湘南ベルマーレ戦は、BS1での中継があります。9.23(土)16時からは、豊田スタジアムで名古屋グランパス戦。9.30(土)13時からもドームで柏レイソル戦。とにかく、勝利がほしい。リーグ戦の残りは9試合。強い気持ちで勝利を目指していきましょう。

(13日 07:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/09/26号

これぞ取られたら取り返す
小柏値千金2発逆転笑利

北海道コンサドーレ札幌 3-2 横浜F・マリノス

     キムゴンヒ

    木戸        小林
   (荒野)      (浅野)
   
  菅         ルーカス
        フェルナンデス
 
    馬場       駒井
   (小柏)
  
 中村   岡村   田中
(福森) (深井)

        菅野
 
sub:高木 大森

完ぺきに失念していました。今年からアウェーゴール数のルールは廃止になって、純粋に2試合トータルでのスコアで勝ち上がりが決まります。先制されたものの、最後の最後で逆転勝利は、2戦目に弾みがつきます。準優勝した2019年以来4年ぶりとなる準決勝進出に向けて大きく前進しました。

前半のうちに追いつく

前半8分の早い時間での失点は、ちょっといやでしたね。相手陣内に攻め込んだボールを奪われて、前線へボールを放り込まれ速攻を決められました。よくあるパターンと言うとそれまですが、これだけで守ろうとする相手ではないのが幸いです。27分に、ルーカスフェルナンデスの折り返しを、岡村が左足でシュート。ブロックされるが、こぼれ球に反応して右足を振り抜くと決まりました。同点の折り返しは上出来ですが、7分のアディショナルタイム、51分に木戸が左の腰を押さえて倒れ込んでしまい、担架でピッチ外へ。急遽荒野が入ることになったのは心配です。

後半に勝負

後半開始と同時に、小林に代わって浅野、中村に代わって福森をそれぞれ入れてきました。日程を考慮した交代でしょう。しかし、後半3分、ビルドアップの場面でハーフウェーライン付近でボールを奪われて、一発で前線に放り込まれて失点。中央でボールを奪われてカウンターは、必ず狙われます。対策必須。これで終わるわけがなく、流れが来ました。13分にカード2枚目で数的優位に。その 6分後には、馬場に代わって小柏、岡村に代わり深井を投入。29分に実りました。ルーカスフェルナンデスが前線へ送ったボールはクリアされたが、駒井が回収。浮かせたパスを出して、これに小柏が反応してシュートを決めました。交代策が実り、小柏をうまく温存させながらも結果を出したのが、より良いところです。

アディショナルタイムといえば

その後も相手を押し込んで、高い位置でパスをつないでいきましたが、数的優位を生かしていたのかは、はなはだ疑問でした。相手は最悪ドローで守りきると、割り切ってきます。しかし、7分のアディショナルタイムに入り、引き分け覚悟のところで決めてくれました。ルーカスフェルナンデスが左サイドの相手陣中央からペナルティエリア内へ右足でクロスを上げて、小柏が反応してワントラップ。相手を振り切りそのままシュートを放ち、決勝点を決めました。昨年厚別でのアディショナルタイム12分弾を思い出した方も少なくないでしょう。持つべきは、アディショナルタイムに強い勝負師ですね。

それでも苦言をいわせろ

まだ、180分中の90分が終っただけにすぎません。監督は会見で4点目を奪いに行かなかったこと。下がらず前へ行って欲しかった。このあと、帰り支度を終えた選手たちを集めて急きょ行ったミーティングは約30分。2戦合計のトーナメントは、これまでと戦い方が違うことを再認識したかったのでしょう。4-2で勝利することができていたら2試合目に向けて大きなアドバンテージになっていた。ごもっともです。我々も着眼点を切り替えないといけないですね。

決戦は日曜日。横浜F・マリノスとのルヴァンカップ 準々決勝、勝負の第2戦、9.10(日)18時からのニッパツ三ッ沢に参戦予定です。リーグ戦に戻って、9.16(土)19時ドームの湘南ベルマーレ戦は、BS1での中継があります。9.23(土)16時からは、豊田スタジアムで名古屋グランパス戦。とにかく、勝利がほしい。強い気持ちで勝利を目指していきましょう。

(8日 07:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/09/30号

トンネルを抜けると快笑でした
4発大爆笑

北海道コンサドーレ札幌 4-0 ガンバ大阪

順位 第26節 9/3現在 得点 失点
12 北海道コンサドーレ札幌 32 26 8 8 10 48 1.85 (2) 49 1.88 (17) -1
11 ガンバ大阪 33 26 9 6 11 35 1.35 (6) 46 1.77 (15) -11
        小柏
       (浅野)

スパチョーク    駒井
   (小林)
   
  菅         ルーカス
        フェルナンデス
 
    荒野       馬場
   (深井)
  
 福森   宮沢   田中
(中村) (キムゴンヒ)

        高木
 
sub:大谷 大森

コレを待っていたのですよ、コレ。利子をつけて返してもらったかのような10試合ぶりの勝利。クリーンシートは、3月12日以来今季2度目です。9月になって、まさしくツキが変わってきました。

新コンビ誕生

小柏が復帰して、どのように前線を組むのかと思ったら、2戦連続ゴールを狙うスパチョークと共演。5月に見たときは合わなくて気になっていましたが、バッチリでしたね。前半13分の先制は、左サイド深いところで小柏がボールキープして粘ったところから。仕掛けて、後方のスパチョークにパス。左30度くらいから、ペナルティエリア手前で右足を振り抜くと、ゴール右に決まりました。2戦連続で後方から距離のあるゴールです。後半14分の追加点は、馬場の縦パスから。駒井が受けて、倒されてこぼれたところを、反応した小柏がシュート。弾いたところをスパチョークがひろって押し込みました。駒井のファールを主審がアドバンテージをとって、止めなかったのもよかったです。通しで見ても、2人の距離は程よい近さで、相手を押し込む小柏と後方から狙うスパチョークで、役割が明確でしたね。小柏のスプリント数の多さはさすがでしたが、あまり目立たずに攻撃できたと思います。

守備だって負けていない

岡村が出場停止のセンターバックの中央には、宮沢が入りました。気が利くプレーはいつも通りで、それだけでないところを発揮。前半からイッサム ジェバリに仕事をさせません。これだけでも、この試合の勝負は半分以上決まっていました。高木は安定感が出て、2戦目とは思えない風格。おかげで、荒野と馬場に余裕が出てきて、存分に動き回れます。特に馬場は、ボール奪取や攻撃の第一歩として、精力的に動き回っていました。

シメはアディショナルタイムに

後半21分に、福森から中村に交代。さらに、33分には、キムゴンヒと浅野、39分には深井と小林をそれぞれ投入。水曜日のルヴァンカップを見据えた交代でもありました。スコアが動かないまま進みましたが、終了間際に歓喜がまっていました。44分に右サイド浅野からのクロスをゴール前でキムゴンヒが受けてシュート。東口に阻まれるが、こぼれたところを執念で押し込んで今季2得点目。5分のアディショナルタイム表示後の47分に、田中が自陣からロングパス。浅野が反応し、広いスペースをドリブルで駆け上がって、相手に当たりながらも放ったシュートは自身10得点目。あとは無失点で終えるだけでした。

それでも苦言をいわせろ

最高の試合なのに入場者数 13,219人。勝てていなかったから仕方なかったとはいえ、重く受け止めないといけない数です。

最高のタイミングで、横浜F・マリノスとのルヴァンカップ 準々決勝に臨めます。9.6(水)19時からの第1戦ドームは、アウエーゴールを許さないように。勝負の第2戦、9.10(日)18時からのニッパツ三ッ沢は参戦予定です。9.16(土)19時ドームの湘南ベルマーレ戦は、BS1での中継があります。9.23(土)16時からは、豊田スタジアムで名古屋グランパス戦。とにかく、勝利がほしい。リーグ戦の残りは9試合。強い気持ちで勝利を目指していきましょう。

(4日 23:10)