CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/03/29号
闘いを挑むべし
北海道コンサドーレ札幌 0-1 ヴァンフォーレ甲府
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
- ヴァンフォーレ甲府
- 前半7分 荒木 翔
順位 | 第6節 3/23現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
17 | 北海道コンサドーレ札幌 | 6 | 7 | 2 | 0 | 5 | 6 | 0.86 (13) | 13 | 1.86 (18) | -7 |
15 | ヴァンフォーレ甲府 | 7 | 7 | 2 | 1 | 4 | 7 | 1.00 (12) | 10 | 1.43 (13) | -3 |
バカヨコ スパチョーク (キム ゴンヒ) 青木 高嶺 馬場 近藤 (木戸) (原) 岡田 中村 家泉 高尾 (白井)(宮沢) 中野 sub:児玉 パク ミンギュ 西野 長谷川 交代: 後半0分 白井(岡田) 後半9分 宮沢(中村) 後半22分 キム ゴンヒ (スパチョーク) 後半31分 原(近藤) 後半31分 木戸(馬場)
前からの圧にビビってどうすんの。やられたらやりかえしましょうよ。集約すると、これです。こわがって前へ行けない、前へ出せないのは本末転倒。後半、宮沢が入って、再生能力があることを確認できました。やればできるはずです。手を尽くさないといけないことは、たくさんあります。
失点後が問題だ
試合の入りは五分五分。どちらが先に主導権を握るかというところで、左を押し込まれて、相手のコーナーキック。ショートコーナー気味に出されると、マークから抜け出てフリーから思いっきり撃たれました。相手は6点中4点はセットプレーからなのだから、対策を立ててきましょうよ。ここから取り返す力があればハンデくらいのものですが、そんな余裕はありません。5-4-1 で守ってくる相手に前へ進めないのでは、手詰まりになります。相手の中盤の出来は良かったですが、デュエルと走力で負けです。家泉と中村と岡田の動きが少なかったのは、水曜日に出場した影響なのでしょうか。これでは高嶺の負担が高くなってしまいます。
噛み合っていないところだらけ
バカヨコだけでなく、青木やスパチョークも下がってボールを受けようとするのはひどい状況。ボールが来ればまだよくて、来ないで下がっているだけです。攻撃の体勢ではありません。ボールは後ろで回すよりも、欲しがっている前に送りましょうよ。そして、前線もオフ・ザ・ボールで相手に挑みましょうよ。相手の動きを封じたら、そのスペースに他の選手が前に出てこれます。後ろでのボール回しやバックパスを、後ろだけのせいにしてはいけません。宮沢が入って前を目指そうとする意識は高まりましたが、前で頑張りきれていません。前へのフィードが増えても、白井がドリブル突破をしても、ヘッドを撃っても、相手は怖がっていないのです。単発な攻撃では、得点の確率は低いままです。近藤に集まっているマークを生かして、スキを狙おうとしているのは高尾だけですか? もっと多用で単発で終わらない攻撃ができるはずです。
この試合の収穫
よく1失点に抑えられました。「今日のような試合をしていると成長などと言っていられない」「自分たちが弱いんだということをしっかりと認識しなければいけない」
。と、監督が認識して、言葉にしてくれたことではないでしょうか。現状を見ないといけません。しかし、昇格を目指す目標はブレないこと。J2残留と言っていたら、それさえ危うくなります。
勝ち越せばJ1残留かJ1昇格と言われた4月になります。4月初戦もドームで、4.5(土)14時徳島ヴォルティス戦。リーグ最少の2失点。気持ちで勝つのは最低条件です。4.12(土)14時アウエーの水戸ホーリーホック戦は参戦予定です。4.20(日)14:00からドームで藤枝MYFC戦。好調な相手との対戦が続きます。相手を上回る強い気持ちは必須です。次の勝利に向けて、万全な準備を。
(1日 06:50)