CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/04/4号
あとは勝つだけだ
大宮アルディージャ 2-1 コンサドーレ札幌
得点者
- 大宮アルディージャ
- 前10分 カルリーニョス
- 後26分 青木
- コンサドーレ札幌
- 前46分 高木純
順位 | 第8節 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 大宮アルディージャ | 11 | 8 | 3 | 2 | 3 | 9 | 1.13 (11) | 12 | 1.50 (13) | -3 |
18 | コンサドーレ札幌 | 1 | 8 | 0 | 1 | 7 | 6 | 0.75 (17) | 15 | 1.88 (16) | -9 |
前田
近藤 岡本 高木純
(宮沢) (古田)
前 河合
(内村)
岩沼 奈良 ジェイド 日高
ノース
イ・ホスン
sub:高木貴 櫛引 岡山 砂川
急に暑くなった連休初日ですが、道内との気温差で運動量が鈍らずに走り回っていました。いや、正確には、相手よりもいい動きの時が多かったです。内容では相手より上回った試合ですが、スコアは逆です。とってもフシギですが、結果の問題なので、そこに至る過程が相手より劣っていたのです。
シュート数で相手を上回り、決定的な得点機は作れて、何度も中盤からチャンスを作り出し、セカンドボールを拾えていました。サッカーの質は明らかに上だったのに勝てない。相手は守りを固めて引いてからカウンター狙いでした。なりふりかまわず勝ちたかったその通りになりましたが、その気迫については見習っていいのではないでしょうか。
試合経過
立ち上がりから相手陣内に攻め込むが、中央からサイドに展開されたボールを折り返されて、一瞬のスキを突かれて頭で押し込まれた。
先制されてからは、こちらが攻める場面が多くなる展開に。しかし相手も最終ラインの人数に不足はなく、なかなかゴールを割れない。ロスタイムに入って、前田が三人を引きつけてパスすると、受けた高木が豪快に決めて同点に。
後半も攻めるがゴールを割れない展開が続く。相手陣内でプレーする時間が多いが、カウンターからピンチを招き、相手のサイドチェンジのとき中央でDF同士が交錯したスキに勝ち越しを許した。
対してケガから復帰の宮沢と内村を投入するが、なかなか見せ場を作れない。逆にDF深谷を入れて5バックにするほどの念の入れようで、盤石の体勢で逃げ切られた。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- イ・ホスン(5.5)
- 好セーブもあっただけに、2失点は妥当な結果ではない。
- DF
- 日高(5.5)
- 右からの攻撃の起点。高めの位置でプレーすることが多い。
- ジェイド・ノース(5.5)
- 守備だけでなく攻撃でも貢献。
- 奈良(5.5)
- 確かにかぶってミスになり失点したが、1対1で結構勝っており、総じてはひどい出来ではない。
- 岩沼(5.5)
- 守備重視でプレー。
- MF
- 河合(5.5)C
- 攻守の要所でボールに絡んでよい働き。
- 前(5.5)
- 直接フリーキックは、GKの好セーブに阻まれたものの枠内。
- 高木(6.0)
- ゴール以外にも攻守でよい働き。チャンスにはたいてい絡む。
- 岡本(5.5)
- 好機の起点になってチャンスメイク。
- 近藤(6.0)
- 攻撃でのプレー時間が長い。
- 宮沢(5.5)
- 無難にプレーするが目立った場面はなし。
- 古田(5.5)
- チャンスをしっかり作る。
- 内村(5.5)
- 昨年の良いときの動きの片りんを見せてくれた。
- FW
- 前田(6.0)
- 独特の動きだしはよく効いている。マークを引きつけてラストパス。
- 監督
- 石崎信弘(5.5)
- 判断難しかっただろうが、近藤は下げなくても良かったのでは。
この試合の収穫
岡山一成劇場の復活ですよ。試合の前後にゴール裏に登場するだけではありません。先制されたとき、監督よりも前に出て声を出していました。昨年も移籍直後はなかなか勝てませんでしたが、好転する兆しは充分あります。
ちょうどいい舞台がととのっているではありませんか。次は厚別開幕戦。ここで勝たずにどこで勝つ。
(2日 03:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/04/11号
紙一重は重い
コンサドーレ札幌 2-3 川崎フロンターレ
得点者
- コンサドーレ札幌
- 前9分 前田
- 前32分 高木純
- 川崎フロンターレ
- 後12分 中村
- 後22分 レナト(PK)
- 後43分 山瀬
順位 | 第7節 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
18 | コンサドーレ札幌 | 1 | 7 | 0 | 1 | 6 | 5 | 0.71 (16) | 13 | 1.86 (17) | -8 |
10 | 川崎フロンターレ | 10 | 7 | 3 | 1 | 3 | 8 | 1.14 (10) | 8 | 1.14 (9) | 0 |
前田
(櫛引)
高木純 岡本 近藤
(横野)
前 河合
(三上)
岩沼 奈良 ジェイド 日高
ノース
イ・ホスン
sub:高木貴 小山内 古田 荒野
2点リードで勝ちを確信したような気になったのがいけなかった。サッカー界の格言通りに、2点差はなにが起こるかわからないことを証明しました。ところが勝利に餓えていると、前半終了時点で勝った気分になってしまいます。しかし、90分耐えうる力がないと、勝てないことも証明されました。勝負の神様は、勝利に値するかどうか、ちゃんと見ているようです。
先発出場予定の古田が急遽欠場するアクシデントがあったものの、両サイドからの攻撃は冴えていました。先制は岩沼が起点になり、追加点は日高からファーへのクロスからです。相手は中村・山瀬がベンチスタートながらも、ゲームを支配できていました。
ところが、後半12分に中村が入って、1分後のファーストタッチで1点差にされてからは、ヘビににらまれたカエルですよ。最終ラインは恐れて下がってしまい、中盤、特に前の運動量が落ち、そんな状況でも前戦は高い位置でプレスをかけに行ってます。これって、やることみんなバラバラですね。どーぞ好きにして、って状態になってきます。なんか、メカの素を食べてドロンボー一味に襲うヤッターマンを思い出しました。ドクロベー様のおしおきはハンドでPKを取られたことでしょう。これはとてもキツかった。
試合経過
開始直後から出足がよく、両サイドから崩して理想的な形で2得点を挙げて優位に進める。
しかし後半12分に中村を投入してくると局面が変わり、1分後のファーストタッチで1点差。陣形が間延びして防戦一方になり、ハンドをとられてPKを与えて同点にされる。反撃する力は残っておらす、投入直後の山瀬に決められて万事休す。
この試合の収穫
日高のサイドバック起用、高木純平の中盤、前田の移籍後初ゴール、前のボランチ。少なくとも4つは良いところが挙がるのに、なんで負けるのかい。不思議なものです。抜けていたのはお清めの塩とおはらいだったのでしょうか。そんなボヤキの一つでも言いたくなります。90分続けることが大切です。
勝負運にとことん見放されているところですが、今度の土曜はNACK5スタジアム大宮に乗り込みます。気合い注入してきます(ほんとか!?)。ゴール裏な方々よろしくおねがいします。
(24日 00:50)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/04/14号
それでも勝機はあった
コンサドーレ札幌 1-2 鹿島アントラーズ
得点者
- コンサドーレ札幌
- 前16分 榊
- 鹿島アントラーズ
- 後40分 ジュニーニョ(PK)
- 後49分 岡本
順位 | Bグループ第3節終了時 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 鹿島アントラーズ | 9 | 3 | 3 | 0 | 0 | 5 | 1.67 | 1 | 0.33 | 4 |
2 | 清水エスパルス | 6 | 2 | 2 | 0 | 0 | 2 | 1.00 | 0 | 0.00 | 2 |
3 | アルビレックス新潟 | 6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 2 | 0.67 | 1 | 0.33 | 1 |
4 | コンサドーレ札幌 | 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 3 | 1.00 | 4 | 1.33 | -1 |
5 | 大宮アルディージャ | 1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0.50 | 2 | 1.00 | -1 |
6 | 横浜F・マリノス | 1 | 3 | 0 | 1 | 2 | 2 | 0.67 | 4 | 1.33 | -2 |
7 | ヴィッセル神戸 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0.00 | 3 | 1.50 | -3 |
大島 榊 キリノ 三上 (岡本) (近藤) 前 宮沢 上原 奈良 櫛引 日高 (岩沼) 高木貴 sub:杉山 ジェイド・ノース 荒野 前田
シミュレーションにハンドでPK。判定のことはできるだけアンタッチャブルにしていますが、適正なのか疑いたくなります。責任転嫁するつもりはありませんが、判定が大きく影響したことはまちがいありません。寝技を返せるだけの力がほしいです。
先制点は見事でした。日高が右サイドをドリブルで持ち込みクロスを上げると、中央でキリノが潰れ役。その後ろでフリーだった榊がトラップして反転からのシュート入りました。速報を見てこれほどワクワクするのは今シーズン初ではないでしょうか。
試合経過
チーム初のシュートを放った榊のゴールで先制。しかし、36分にその榊が負傷交代し、39分に相手DFに倒されたキリノがシュミレーションの判定で今日2枚目のイエローカードを受けて退場になると、以降は防戦一方に。
10人になりながらも、後半だけで26本のシュートを撃たれながらも耐えてきたが、エリア内で打たれたシュートが宮澤の手に当たり、イエローカード、そしてPKの判定。最後はロスタイム4分にCKから頭に合わせられて、逆転を許した。
この試合の収穫
まちがいなく榊とキリノだけれども、二人とも前半途中にピッチを後にしています。この試合に限らず絶好調な選手が負傷などで次の試合に出れなくなるのは勘弁してほしい。しかし、この二人を欠いてから一人少ない中で驚異的粘りと勝ちたい気持ちを見せていたことが収穫なのではないでしょうか。
問題は、メンバーを入れ替えた中で良いところをリーグ戦に継承できるかです。またひとり消えた点取り屋。危機をバネにして、勝利への執念引き継ぎお願いしまーす。
(21日 03:20)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/04/18号
あと一息だたのむ
名古屋グランパス 3-1 コンサドーレ札幌
得点者
- 名古屋グランパス
- 前3分 金崎
- 前15分 オウンゴール by 奈良
- 後32分 玉田
- コンサドーレ札幌
- 後45分 古田
順位 | 第6節 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 名古屋グランパス | 13 | 6 | 4 | 1 | 1 | 10 | 1.67 (2) | 6 | 1.00 (6) | 4 |
18 | コンサドーレ札幌 | 1 | 6 | 0 | 1 | 5 | 3 | 0.50 (17) | 10 | 1.67 (15) | -7 |
前田 (三上) 近藤 宮沢 古田 (キリノ) 前 河合 (岡本) 岩沼 奈良 ジェイド 高木純 ノース イ・ホスン sub:高木貴 櫛引 日高 横野 キリノ
強豪相手に開始3分で先制されては、強い気持ちで最後まで闘えと言われても気が滅入ります。ピッチ上に得点者がいないのですよ。時間たっぷり同点に持ち込む余裕を持ってみたいです。おもしろいように、あしらわれていました。
結果しか知らない方は奈良のオウンゴールを「何やってんだ」と言いたくなるところですが、授業料なのです。投資ではないですよ。これは誰にでもあてはまるのではなく、それなりの価値がある選手にしか当てはまりません。ただ、あの場面は玉田の鋭い弾道のボールをほめるべきでしょう。
試合経過
開始早々に中央を突破されて、なすすべなく先制される。15分には、相手CKがクリアしょうとした奈良の足にあたり、不運な形で追加点を献上。時折攻めに行ける場面があったが、主導権を握られたまま試合が進む。
後半になっても流れは変わらず。ボランチのダニルソンや最終ラインの闘莉王らを擁する守備陣をこじ開けられない。逆に32分に三たび細かいパスを回されて決められる。ロスタイムに入ったところで、古田のシュートが相手DFに当たりながらもネットを揺らしたのが精一杯だった。
この試合の収穫
やっと二人目の得点者が出ました。今季初先発でJ1初ゴールの古田です。ビューティフルゴールでなくていいんです。泥臭くても何でもいいので、続いてほしい。試合自体は大勢が決まっていましたが、次に期待をつなぐゴールではないでしょうか。
大島が肉離れで全治3〜4週。内村も腰痛で欠場。砂川・上原は離脱中。横野・三上あたりにチャンスがでてきました。リーグ戦で一勝できるまで厳しい戦いが続きますが、苦しさの裏にチャンスあり。まだ4月です。まだ6節です。
(17日 01:20)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/04/25号
取らなきゃ勝てないぞ
コンサドーレ札幌 0-2 柏レイソル
得点者
- コンサドーレ札幌
- なし
- 柏レイソル
- 前33分 工藤
- 後18分 近藤
順位 | 第5節 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
16 | コンサドーレ札幌 | 1 | 5 | 0 | 1 | 4 | 2 | 0.40 (17) | 7 | 1.40 (14) | -5 |
10 | 柏レイソル | 7 | 5 | 2 | 1 | 2 | 7 | 1.40 (3) | 6 | 1.20 (11) | 1 |
前田 岡本 内村 近藤 (古田) (前) (大島) 宮沢 河合 (CB中央へ) 岩沼 奈良 ジェイド 高木純 ノース 高木貴 sub:イ・ホスン 櫛引 日高 キリノ
BSですが、やっと生観戦できました。スコアが動くまでは期待をいだかせますが、先制されると返す力ゼロです。得点取れそうな気配すらありません。内村や前田にボールが達しないですもの。高木純平が駆け上がると沸きますが、そのあとが続きません。岡本はボールを奪われ、近藤は守備に追われて消耗する。ボランチと前戦は分断。これでは得点は得られません。
期待は飛び級でU-23五輪代表候補合宿に招集された奈良。実況でも褒める場面が数多くありました。25分に田中にフリーでシュートを打たれるところを、身を投げ出してブロックした場面はリプレイされていました。しかし、相手はパスではなかなか崩せないと見るとロングボールを入れて、レアンドロ・ドミンゲスを走らせてきます。これを繰り返されては、踏ん張ってきた二人のセンターバックに負担がかかります。先制点は奈良のミスの報道が大勢ですが、体に当たって相手に奪われたように見えたのですよ。一方的にミスで片付けると可哀想に思えますが、その後のプレーが萎縮したのはいただけません。
試合経過
立ち上がりこそ右サイドから攻め込めたが、時間が経つにつれてポゼッションされて、徐々に相手のペースに。最終ラインは奈良とジェイド・ノースの二人を中心に耐えていたが、一瞬の隙を見逃さなかった工藤に先制される。
後半開始と同時に負傷明けの古田を投入。河合を中央に配した3バックに布陣を変更する。しかし、流れを呼び寄せられず、CKをヘッドで合わせられて追加点を許した。前後半で23本、特にレアンドロ・ドミンゲスにはチームシュート数7本よりも多い 9本のシュートを許して完敗。
この試合の収穫
古田が戻ってきたことですね。45分間でしたが、左サイドからチャンスを作り出す場面もあり、及第点をつけられます。次節は先発もいけるでしょう。
局面打開のため頻繁にメンバーを入れ換えて、逆に混乱をもたらすだけで失敗した例がよくあります。フィールドプレーヤーは離脱した山本と宮沢を替えただけですが、そろそろ考え時です。願うは攻撃陣のゴールで勝利。ただし、あせりは禁物です。
(12日 00:00)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/04/28号
今季公式戦初勝利
横浜F・マリノス 1-2 コンサドーレ札幌
得点者
- 横浜F・マリノス
- 後23分 松本翔
- コンサドーレ札幌
- 前6分 大島
- 前47分 榊
順位 | Bグループ第2節終了時 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 鹿島アントラーズ | 6 | 2 | 2 | 0 | 0 | 3 | 1.50 | 0 | 0.00 | 3 |
2 | 清水エスパルス | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1.00 | 0 | 0.00 | 1 |
3 | コンサドーレ札幌 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 2 | 1.00 | 2 | 1.00 | 0 |
4 | アルビレックス新潟 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0.50 | 1 | 0.50 | 0 |
5 | 横浜F・マリノス | 1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 2 | 1.00 | 3 | 1.50 | -1 |
6 | 大宮アルディージャ | 1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0.50 | 2 | 1.00 | -1 |
7 | ヴィッセル神戸 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0.00 | 2 | 2.00 | -2 |
大島 榊 キリノ 三上 (岡本) (近藤) 前 宮沢 上原 奈良 櫛引 日高 (岩沼) 高木貴 sub:杉山 ジェイド・ノース 荒野 前田
勝ったことに意義があります。カップ戦かリーグ戦の区別は関係ありません。ひとつの勝利が次の勝利を呼び込むことはよくあるものです。どちらもリーグ戦からメンバーを代えていますか、それよりも白星に勝る良薬はありません。
スタメンに10代の選手が5人並びました。リーグ戦でフルタイム出場を続ける奈良を別枠と考えると、アピールタイムは限られてきます。榊のゴールは、前半ロスタイムに相手猛攻後のカウンターで日高が駆け上がり、ファーで同じ様に駆け上がってクロスを受けてからのもの。ジャンプして胸でワントラップすると、そのまま頭でねじ込みました。決めた榊も持ち込んだ日高もビューティフルですね。映像を観ていませんが、ヒシヒシと伝わってきました。
試合経過
相手の最終ラインでバックパスの処理をミスに乗じて、こぼれ球を大島が拾いドリブルで独走して冷静に決めて先制。前半ロスタイムに相手の猛攻をしのいだ直後に、榊のプロ初ゴールで突き放した。
後半は押し込まれる時間帯が長かったが、一失点に抑えた。攻撃でのイージーなミスや判断など、改善点は多いものの、若手の思いきり良いプレーが結果につながった。
それでも苦言をいわせろ
後半に追加点を取ろう。相手が後半開始と同時に2人交代して押し込んでいきましたが、こちらの後半のシュート数1本は無抵抗に等しい。好調なチーム相手なら、簡単に得点を許しています。
さて、次はリーグ戦です。しかも石さんダービー。今日の出場選手から誰がメンバー入りできるかも含めて、見どころ多い重要な試合です。
(7日 00:20)