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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/04/12号

感情も試合も要コントロール
風や判定のせいでなく本質を

水戸ホーリーホック 3-1 北海道コンサドーレ札幌

順位 第8節 4/13現在 得点 失点
9 水戸ホーリーホック 12 9 3 3 3 14 1.56 (4) 12 1.33 (13) 2
17 北海道コンサドーレ札幌 9 9 3 0 6 8 0.89 (13) 16 1.78 (18) -8
    白井    バカヨコ
   (中島) (パクミンギュ)
 
 青木 田中克 馬場  近藤
      (木戸)     (スパ
               チョーク)
    
 高嶺  中村  西野  高尾
     (長谷川)
 
         中野
 
sub:菅野 家泉 荒野
     キム ゴンヒ
交代:
前半33分 パクミンギュ
         (バカヨコ)
後半0分 長谷川(中村)
後半0分 木戸(田中克)
後半14分 スパチョーク(近藤)
後半14分 中島(白井)

向かい風がつよく寒いアウェーゴール裏でした。熱くなればいいのですが、違う方向で熱くなったのはいただけません。前半から一人少なくなったり、判定に疑問を感じることはありましたが、大きな問題が潜んでいるのに目を背けてはいけません。

早々の失点

試合の入りは、前節の勢いを維持して良かったです。右サイドから攻め込んでいきました。2分には田中克幸がエリア外からロングシュート。おしくもポストに弾かれました。そのあと、相手にボールを持たれるのは仕方なくても、簡単に左サイドを突破されて自陣に進入されるのはいけません。失点は、最初に馬場と中村がかわされ、田中克幸、中村、高嶺が引き付けられ、最後に西野が追いつけずに密集をドリブル突破されました。これだけ人数がそろっているんですよ。失点を個人の問題にするの、やめませんか。誰が行くのかが不明確に思えます。

ゲームコントロールが

試合が落ち着いて、立て直せれば問題ありません。しかし、相手にボールを握られて、いいように回され前へ進まれているではありませんか。バカヨコがDF鷹啄トラビスに封じられていた影響はありましたが、自陣からの長いボールやサイドチェンジがほとんどなく、右サイド頼みの攻撃では、相手はこわがりません。マークされるのがわかっていても、トライしましょうよ。その近くへ向かいましょうよ。右から活路はありましたけど、多様な攻撃をしましょう。得点は、田中克幸のコーナーキックに対して、相手キーパーに近づいて見ずらくさせた作戦勝ち。風のおかげでゴール近くに流れてくれて、あとは押し込むだけでした。その直後、相手陣内でボール保持者まで距離があるのに、無理してカットしに行く必要はありません。足の裏を見せて、勢いをつけて向かったところで一発レッドになりました。しかし、このプレーに関係ないバカヨコが鷹啄トラビスともめてはいけません。カードは当然で、感情を抑えきれていないのは、真っ先に交代の選択肢になります。高嶺をボランチに移動して前を向きづらくなる以上に、前線のターゲットを下げた影響のほうが大きかったです。

失点を重ねた

同点のまま前半を終えれば後半に期待できましたが、8分間のアディショナルタイムに落とし穴。最終ラインのハイボールに戻りながら対応しょうとした中村が目測を誤り、ボールが背後に。奪われてパクミンギュがかわされて、再びリードを許しました。後半開始と同時に、3バックに変更。高嶺がMF山本につくなど、役割が明確になったおかげで、15分くらいまでは攻め込む場面が増えました。しかし、肝心なシュートを撃てません。次第にボールを回されるようになり、劣勢に。3失点目は相手自陣から後ろから左へ右へと回され、簡単に中央突破されてシュート。そのこぼれ球を押し込まれました。2点差になっても前へ向かう姿勢を見せてくれましたが、後半のシュートはアディショナルタイムのコーナーキックからのたったの1本では、どうすることもできません。

今日の寸評(ひとこと)

この試合の収穫

風上有利、風下不利とは限らないですね。両チーム平等に吹いているのだから、生かしたプレーをしましょう。どちらに向かっていくかが大事です。

気持ちを切り換えましょう。4.20(日)14時からドームで藤枝MYFC戦。4.25(金)19時アウエーのRB大宮アルディージャ戦は参戦予定です。4.29(火)14時からドームでV・ファーレン長崎戦。好調な相手との対戦が続きます。相手を上回る強い気持ちは必須です。次の勝利に向けて、万全な準備を。

(15日 7:50)

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