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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2015/03/3号

パウロン名誉の退場
無駄にしなかった

大宮アルディージャ 1-1 コンサドーレ札幌

 得点者

第4節 3/29現在 得点失点得失
8 大宮アルディージャ 7 4 2 1 1 5 1.25 (4) 5 1.25 (13) 0
7 コンサドーレ札幌 7 4 2 1 1 5 1.25 (4) 4 1.00 (9) 1

  内村  ナザリト  宮沢
(ニウド) (前寛)
  
 福森  堀米   稲本  古田
             (上里)
			  
   櫛引   河合  パウロン
  
          金山

sub:阿波加 小山内 菊岡 神田

見ごたえのある、初めてスタジアムに行く方も面白く思ってもらえる生観戦でした。あっという間の90分。得点がどちらもセットプレーからの拮抗した展開で、勝ち点1を分け合った結果は妥当なものでした。

そこでじっくり内容を観ると、明らかに相手のゲームでした。先制点をいつとられてもおかしくないと覚悟していました。金山と最終ラインを中心にゴールを割らせなかったのは、自信になったと思います。前線でプレッシャーを掛ける前にロングフィードやパス回しで縦に運ばれるものだから、攻撃に転じる猶予を与えてくれませんでした。これが咋シーズンJ1の実力を認めざるを得ませんでした。

そんな展開でしたから、何度も驚異の身体能力でゴール前でストップをかけていたパウロンが一発レッドになったときはあおくなりました。しかし、得点機会阻止になってでも止めないといけない必死さは伝わっていて、ゴール裏も納得するレッドでした。一人少なくなってからも集中か途切れることもなく、ゴールポストを含めてよく守り切りました。パウロンの退場が無駄にならなくてよかったと、みんな思っていました。

試合経過

立ち上がりから相手の早い出だしや縦への速攻に苦しむ。一瞬のスキで抜け出してPKを獲得し、これをナザリトが決めて先制。しかし、FKを壁を避けるようにカーブかけられて金山の逆に入り、同点に追いつかれる。

この後も相手の猛攻を耐えてしのぐ展開が続くが、後半16分にパウロンが一発レッドで退場。一人少ないながらも耐えて続けて勝ち点1を手にした。

今日の寸評(ひとこと)

この試合の着眼点

都倉がいない影響は大きかったです。前線でボールが収まりません。ナザリトに集まるマークを生かしてほしかったところですが、距離が離れていたり縦に飛び出す場面があまりありませんでした。いや、むしろ、それをさせてくれなかった相手でした。

次節は水曜開催。中二日コンディションが気になりますが、控え組には抜てきのチャンスです。

(31日 06:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2015/03/11号

やっぱり都倉今年も不敗
運もつかんだドーム初勝利

コンサドーレ札幌 2-1 アビスパ福岡

 得点者

第3節 3/21現在 得点失点得失
7 コンサドーレ札幌 6 3 2 0 1 4 1.33 (4) 3 1.00 (10) 1
22 アビスパ福岡 0 3 0 0 3 3 1.00 (10) 7 2.33 (22) -4

  ナザリト 内村   都倉
          (前田)
  
 福森  堀米   稲本  古田
    (ニウド) (上里)
			  
   櫛引   河合   パウロン
  
      ク・ソンユン

sub:阿波加 小山内 前貴 中原

ラッキーや偶然とか、あたかも棚からぼた餅のような表現を使われそうですが、運も実力のうちなのです。運を味方にして、勝ち点3に結びつけられるようになったのです。少なくとも、今節はそういった表現を使っていられます。

念のため、運だけではなく、勝利にふさわしい要素もちゃんとありました。バルバリッチ監督は決して強がったコメントを出しているのではないと思います。福森の左サイドは石井のけがによる配置転換とはいえ、フィードなど能力を生かしたものです。右の古田と共にサイドからの攻撃を徹底し、攻撃を活性化させました。今回は福森にはご褒美としてのゴールで、よろしいのではないでしょうか。昨年は都倉がゴールすると負けなしでしたが、その勢いが続いています。

試合経過

開始から果敢に攻め続けた。15分には、上がっていたパウロンが中央のナザリト、さらにへワンタッチでゴール前への都倉につながり、ドリブルして左足で決めて先制。しかし、追加点を取れないまま前半が終わり、後半12分に押し込まれて同点にされる。

一進一退の攻防が続き、ドローの気配が漂ってきた中、ミスを見逃さなかった。 ハーフウエーライン付近まで上がっていたGK笠川のキックが福森の前に転がり、45メートルのシュートが無人のゴールに入って勝ち越した。

それでも苦言をいわせろ

中盤と若手の奮起をもっと 見たい。得点の期待が、都倉とナザリトだけなのはいけません。前半にこの二人が惜しくもゴールにならずといった場面がありましたが、長目のボールだけでなく、押し上げて得点できるともっとチームの得点力が上がります。

次はNACK5でアルディージャ戦。単なる7・8位攻防戦ではなく、今後を占う闘いになるでしょう。 リーグ内での序列や力関係が見えてきます 。勝って連勝して、3月を勝ち越しましょう。ワタシも生参戦いたします。

(25日 00:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2015/03/17号

これで終わりにしようぜ
ダメ試合ダメ出し

コンサドーレ札幌 0-1 V・ファーレン長崎

 得点者

第2節 3/15現在 得点失点得失
11 コンサドーレ札幌 3 2 1 0 1 2 1.00 (8) 2 1.00 (9) 0
12 V・ファーレン長崎 3 2 1 0 1 1 0.50 (17) 1 0.50 (3) 0

  ナザリト 都倉   宮沢
  
 石井  上里   稲本  前貴
(内村)      (ニウド)
			  
    福森   河合   櫛引
        (パウロン)
  
      ク・ソンユン

sub:金山 堀米
     古田 前田

シュートがたったの3本。テキスト速報にナザリトがほとんど登場しない。これだけでもダメゲームだったことが、カンタンにわかってしまいます。相手は前後半に4本ずつシュートを放ったのに対して、前半に前貴が1本。後半にニウドとナザリトが1本ずつ撃っただけでした。スコア以上にいいところがなく、屈辱的な敗戦でした。

恐れていた事案が2戦目で出てきました。都倉とナザリトを封じられると機能不全におちいります。これは守備をしっかりと作り上げる敵将高木監督の力量を素直に認めるべきところですが、対策がなきに等しかったのではないでしょうか。前線へのロングボールばかりでは、セカンドボールを狙われます。これを拾えず中盤は守備に追われて消耗しては、苦戦を強いられます。その証拠に、イエローカード5枚。宮沢の2枚だけでなく、石井にニウドに内村。流れを呼び込めることなく、パウロン大作戦の頃には、ゴール前を固められます。

試合経過

立ち上がりから相手に主導権を握られる苦しい展開。20分に櫛引がブロックしてこぼれた球を押し込まれて先制される。その後もセカンドボールを奪えず、攻撃をさせてもらえない展開が続いた。

後半開始と同時に、守備に追われた稲本に替えてニウドを投入。反撃を糸口をつかみたかったが、17分に宮沢が2枚目のイエローカードをもらい退場。一人少なくなり、パウロンと内村を相次いで投入するも、得点機を作り出せなかった。

この試合の収穫

バルバリッチ監督が改善点や修正点はハッキリとしていると明言していることですね。即効性がある対策を求めたくなりますが、まずは目に見えるところで改善を。

次もドームです。 下を向く必要は全くありません。 先にブ様な試合があってよかったのです。あとは上を向くだけ。 下を向く必要は全くありません。

(18日 02:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2015/03/24号

札幌にナザリト様降臨
挨拶代わりに2発

栃木SC 1-2 コンサドーレ札幌

 得点者

第1節 3/8現在 得点失点得失
15 栃木SC 0 1 0 0 1 1 1.00 (6) 2 2.00 (18) -1
5 コンサドーレ札幌 3 1 1 0 0 2 2.00 (4) 1 1.00 (10) 1

  ナザリト 中原   都倉
  (内村)  (前田)

石井  上里   稲本  荒野
            (堀米)
			  
  福森   河合   櫛引

      ク・ソンユン

sub:金山 パウロン
     前貴 古田

寒い中スタジアムに行かれた方々、お疲れさまでした。開幕戦で新加入のナザリトの2ゴールで勝利は、最高の勝ち方ですよ。新加入の外国人選手がその初戦でゴールを決めると、得点王や昇格に近づいています。過去のバルデスやエメルソン、ウイルにフッキやダヴィといった歴代のツワモノを思い出します。明るい開幕戦だったということは間違いありません

昨年の得点力不足を思い起こすと雲泥の差です。強いフォワードがいるとチームは激変するんですね。特に後半は福森や櫛引、サイドの石井から前線へのロングフィードが目立ちました。大味かもしれないけれども、 勝ち点3が必要なときには、理想を捨ててリアリズムにならないといけません。そんなときに、 これならとれる得点の形ができたことが大きいのです。精度を高めると同時に、バリエーションを増やしていきましょう。

試合経過

相手のプレスに手を焼き、なかなか反撃できなかったが、12分に先制。福森のロングフィードを受けた都倉のシュートはGKがはじいたが、ゴール前へ詰めていたナザリトが押し込んだ。

後半になると攻勢になり、縦へ飛び出す機会が増える。20分にはナザリトが倒されて、MF本間がレッドカードで退場となり、PKを獲得。これは阻まれたが、38分に石井の縦パスからナザリトが抜け出して追加点。終了間際に福森が抜かれて一点返されたが、危なげなく開幕戦を勝利で飾った。

それでも苦言をいわせろ

ナザリトが止められたときの対策を早急に。これから研究されて、厳しくマークされます。今度は都倉や内村や前田の出番です。

問題は次のホーム2連戦。勢いをつける勝利こそ不可欠です。研究される前にド派手にやっちゃいましょう。そんな心意気でお願いしまーす。

(11日 22:00)