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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/07/10号


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撃てどゴールが決まらない
追いつかれて勝ち点2失う

ベガルタ仙台 1-1 北海道コンサドーレ札幌

順位 第22節 7/11現在 得点 失点
17 ベガルタ仙台 17 21 3 8 10 18 0.86 (16) 35 1.67 (19) -17
10 北海道コンサドーレ札幌 29 20 8 5 7 27 1.35 (6) 26 1.30 (11) 1
 
        小柏
        
  チャナ      金子
 ティップ     (柳)
   
 青木       ルーカス
 (菅)  フェルナンデス
          (ジェイ)

    高嶺     駒井
   (荒野)
   
  福森  宮沢  田中駿

        菅野
        
sub:中野 岡村 小野

きょうは何点取ってくれるんだろうと、期待いっぱいで試合に入りましたが、終ってみたら、J1では3分け4敗の勝てないユアスタでした。苦手の地で勝ち点を持ち帰れたと前向きな考えはできますが、どうしても、勝ち点2を失った感が否めません。

小柏走る

開始直後から、テンポよくパスがつながります。相手に主導権を渡しません。ゴールの予感がしてきて、早々に決めてくれました。左でチャナティップがパスを出すと、金子、中央にいた小柏とつながりました。ラストパスを右へ。これをルーカスフェルナンデスが受けて、右からのミドルシュートが左に決まりました。VAR のチェックが入ったときは心配になりましたが、ゴールの判定。小柏が走り、周りでダイレクトにパスが回る理想的な図式で先制しました。

まぼろしの2ゴール

その後も優位な展開は変わりません。9分に田中のシュートが相手DFに当たってコースが変わり、これに反応した小柏がゴール前でシュートを放ちゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定。10分には小柏が左に抜けて、切り返して撃ったシュートはゴール左へ。16分には、金子、ルーカスフェルナンデスとパスが渡り、小柏がディフェンスラインの裏へ抜け出すがオフサイド。24分には、コーナーキックからワンタッチで宮沢がボレーで決めたと思われたが、VARからオンフィールドレビューの判定により、ノーゴール。どうやら、キックを蹴る前の位置取りのところで、相手 DF を倒してファールと取られたようです。あまり判定のことを言ってはいけませんが、本当にファールを取るべき場面だったのかはナゾです。

飲水タイムですよ

ボールを保持してゴール前まで迫り、相手にチャンスを作らせない前半28分までの攻防。さすがに相手は修正してきます。局面が変わり、カウンター気味の速攻で、人数が整わないうちにやられました。宮沢が中盤の競り合いに敗れ、自陣右サイドでつながれたボールを、左からフリーで決められました。

攻めど入らず

その後も相手を圧倒します。しかし、得点に近づいたのは相手のほうが多く見えたもどかしい展開でした。後半30分には、荒野と復帰したばかりのジェイを投入。さっそく、ターゲットとして高いボールを狙ってきますが、読まれて封じ込まれました。決定的なチャンスは足元から。33分には金子が強烈なシュートを放つもポストに弾き返され、これを荒野が拾ってシュートを放が枠の左へ。35分には菅が入ります。41分には、チャナティップがペナルティエリア手前からシュートを放つが、相手 GK のファインセーブで弾かれました。そのこぼれ球を立て続けにシュートを放つも、最後はジェイがオフサイドの判定。期待を抱かせる場面はあったのですが、こうして冷静に観ると、ジェイの高さは阻まれて、チャンスはグランダーからと、かみ合っていません。44分には柳が入りましたが、確実に勝ち点を持ち帰る考え方になったのでしょう。スコアは動きませんでした。

この試合の着眼点

直近 3試合で34本のシュートを放ちながら、得点はオウンゴールを除いてわずか「1」。チャンスは作れている証拠です。詰め切れない展開にストレスがたまります。選手交代後は、小柏の走力を生かすのか、ジェイのポストを生かすのか、狙いが感じられずに、前線に攻撃陣がそろっているだけと思えました。現在のメンバーでも、まだまだ改善の余地があります。

五輪期間で中断になりますが、延期になっていたカードが、7.30(金)に入ります。18時に、ガンバ大阪戦が厚別で。8月に入ると、ドーム2連戦。8.9(月)15:00より浦和レッズ戦。8.14(土)14時より、FC東京戦。まずは連戦の疲れを取り、得意なところを磨きつつ、課題に向き合いましょう。

(13日 1:00)