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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2011/12/29号

う、うれしすぎる
涙が出てきたぜ
満杯のドームで決めた

コンサドーレ札幌 2-1 FC東京

 得点者

順位第36節 勝点得点失点得失差
3 コンサドーレ札幌 68 38 21 5 12 49 1.29 (7) 32 0.84 (2) 17
1 FC東京 77 38 23 8 7 67 1.76 (3) 22 0.58 (1) 45
2 サガン鳥栖 69 38 19 12 7 68 1.79 (2) 34 0.89 (3) 34
4 徳島ヴォルティス 65 38 19 8 11 51 1.34 (4) 38 1.00 (4) 13

          近藤
         (上原) 
        
  砂川    内村    古田
 (芳賀)  (岡本) 

     河合     宮沢
              
 岩沼 奈良 山下 高木純

       イ・ホスン

sub:高木 櫛引 日高 横野

7/3現在、13試合経過でやっと12位。それが3位昇格圏フィニッシュですよ。先行逃げ切りしかできないと思っていたら、9/11に2位浮上。肝心な10月に3連続完封負けを喫したり、正田スタジアムで悪夢の残り3分逆転負けがあったり、ラクな時期はありませんでした。苦しいところから這い上がって得た3位以内ですから、ドームに39243人の観衆の中に加わりたくって仕方ありませんでした。最後まで仲間を信じて戦おう!の言葉通りになって感激です。

相手は全勝宣言の通りにはならなかったものの、J2チャンピオンチームです。押される時間帯の方が長いだろうけど、勝機は必ずあるという根拠のない自信がなぜかありました。その予想通りに最初は防戦一方。時間が経つにつれて前節のように、徐々に前に行ける場面が増えてきました。11人で守っているように思えたと相手に感じさせた守備から一瞬の隙をついてカウンター、これが格上に勝つセオリーでしょう。前半40分に歓喜が来ました。砂川のスルーパスに反応した古田が左サイドをドリブル突破。これに内村が飛び出して、競り合いの中、ギリギリのところでゴールネットを揺らしました。相手が押していた中、ダメージを与えるには充分すぎていましたが、前半ロスタイムに入って追い討ちです。今度は重戦車近藤のドリブル突破から。またもや内村が飛び出して、ゴールコースが限られた中、針に糸を通すかのように決めてくれました。

後半開始から、田邊と坂田に代わって、個の力が特徴な石川とロベルト・セザーを投入してくると、さすがに劣勢になります。前半7本ずつのシュート数は、後半は5本に対して相手は13本。それでも今年は守って耐えきれる力があります。35分の失点は、シュートをイ・ホスンが体に当てセーブしたこぼれ球を、丁度その場にいた谷澤にミドルシュートで決められました。これは致し方ない失点です。その後は猛攻に対して、38分の芳賀投入、45分に上原が入ることで応戦。そのままタイムアップの笛を迎えました。

さて、J1だ それでもひとこといわせろ

今年の昇格チームは、まさしく天国と地獄ですね。J1で優勝した柏レイソルと、一年で降格のヴァンフォーレ甲府アビスパ福岡。違いは明らかでした。長所をそのまま継続できて若手も台頭してきたレイソルとは対照的に、長所の攻撃サッカーから、監督の人選からして守備重視に切り替えてうまくいかずに失敗したヴァンフォーレ。昇格に貢献した選手が何人も去って、J2に昇格を果たした昨年よりも戦力ダウンしたアビスパ。この例を見つつ、2008年を思い出そう。

2007年は強固なディフェンスラインで守り切って勝ったのに、J1に上がった時、4バックには昇格時のメンバーはいなかった。けが人続出でベストメンバーが組めずに一年が終わってしまった。せめて曽田大明神がJ1でフルシーズン戦っている姿を見たかった。それができていただけでも、結果は違っていただろう。

今年は幸い、センターバックは河合・山下で始まって、櫛引が台頭して河合を本職のボランチに追いやり、その櫛引がU18遠征から戻っても、まだユースの奈良がポジションを譲らなかった。J1でどこまで通用するのか問題になるが、今のメンバーを維持することが大事になるでしょう。今年最大の特徴なくして残留はありえません

そうなると、選手の入替厳禁です。本当は怪我も厳禁と言いたいところです。選手の入れ替えは、得点力の補強くらいにとどめてほしいです。もちろん石崎監督の続投を強く望みます

感激に浸ったままオフに入れるのは最高ですね。選手たちもしばしのおやすみです。本当にありがとう!

(6日 00:50)