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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2011/07/1号

10人でも勝てる
これは自信を持とう

コンサドーレ札幌 1-0 FC岐阜

 得点者

7/31 現在(第23節) 勝点得点失点得失差
6 コンサドーレ札幌 28 18 8 4 6 16 0.89 (17) 14 0.78 (3) 2
20 FC岐阜 8 18 2 2 14 11 0.61 (20) 34 1.89 (20) -23

           内村
         
   近藤    砂川   古田
  (FWへ) (岡本)
 (上原)

     宮沢       河合
              
 岩沼  岡山  山下 高木純
(日高) 
       イ・ホスン

sub:高木貴 櫛引 三上 榊

苦しい試合でしたが、ひとり少ない追い込まれた状況で勝てたのはエライ。去年ならガックリきて後半にとられて仕返しできずに終了ですよ。出来が悪い試合で勝ち点3を取れるチームには本当の力があります。気がつくと前半戦終了で六位ですよ!

立ち上がりこそロングボールが多かったものの、現在の順位を反映して、徐々にボールを回せて優位に立てました。しかしフィニッシュまでなかなか持ち込めない課題はあいかわらずで、前半のシュート数3本。それでも無失点で前半を終えれば後半への期待が高まります。しかし、後半4分に内村がハンドで二枚目のカード。前線でタメを作れてセンターフォワードの役割を果たしていただけに痛かったです。

その後は膠着状態が続き、このまま終わりかねない残り10分を切って動きました。後半38分に近藤に代わって上原投入。そのファーストタッチで決まりました。左からのFKのこぼれ球を古田がクロスで上げて、これを頭で合わせました。これが決勝点です。決して楽な展開ではなかったが、ロスタイムに入ってから岩沼を下げて日高を投入する余裕はあったようです。勝ち点3を得る最低限の目的を果たしました。

それでも苦言をいわせろ

あいもかわらずシュートが打てない。後半の3本は一人少ないから目をつぶれるとして、前半は2本。FWジオゴ新加入。アンドレジーニョ移籍。チアゴ契約解除。得点力のテコ入れ&構想外の選手の処遇が発表されました。岡山が河合・山下とそん色ない力を発揮して北海道で馬飼っちゃえな勢いに対して、あとは得点力の向上ですよ。

前半戦終了折り返し点の前に、一週間のおやすみ。残り20試合で3位まで勝ち点差7。まだまだ昇格戦線間に合います。

(4日 22:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2011/07/9号

守りは良い
問題は攻撃だ

ジェフユナイテッド千葉 2-0 コンサドーレ札幌

 得点者

7/24 現在(第22節) 勝点得点失点得失差
2 ジェフユナイテッド千葉 34 17 10 4 3 29 1.71 (2) 17 1.00 (7) 12
9 コンサドーレ札幌 25 17 7 4 6 15 0.88 (17) 14 0.82 (3) 1

           内村
         
   近藤    砂川    古田
 (岡山)        (横野)
 (CBへ)

     宮沢       岩沼
    (FWへ)
              
 高木純  河合  山下  日高
      (ボランチへ)   (上原) 
                    
                    
         イ・ホスン

sub:高木貴 櫛引 岡本 三上

シュート数は5本に対して、5倍超の26本。この数字だけ見るならワンサイドゲームですが、目で見て確かめてみると、見方がちがいます。打たれながらも肝心なところを抑えていた感が強いので、出会い頭の事故的失点が残念でした。

2m8cmのオーロイはやっぱり高い。警戒するのは当然です。左では河合、右に向かったら山下と、マークの役割分担もしっかりしていて、封じ込めはできていました。この二人とイ・ホスンは安心して観ていられます。しかし、相手は攻撃に転じた時のスピードが速い。FW深井、FW林が攻め込んでいきます。その後方のMF佐藤勇人、MF村井、MF米倉もサイドから中央から攻め込みます。特にこちらの右サイドはやられっぱなしで、いつ失点してもおかしくありません。相手のシュートミスと3人の献身的守備に助けられました。

このまま前半を終えれえば苦しいながらもこちらのペースに持ち込めるところですが、ウチらがダメだった理由ははっきりしていました。2 列目で抑えが利かず、先にボールを進められません。こちらのミスがあったにせよ、向こうの出来がよくプレッシャーに屈していました。

崩されて失点されていないのが救いでした。先制点は山下のクリアミスを拾われてミドル。前線でプレスがかかっていないからだろうと思えました。追加点はDFマーク・ミリガンのロングスローを竹内に合わされ、ポストに当たったものが再び竹内に当たったものでした。そう思うとスコアレスドローに持ち込むチャンスは十分あったと思えます。

今日の寸評(ひとこと)

終了後はその前から続いていた太鼓と声援が続いていました。多少のブーイングは聞こえてきましたが、声援でかき消されました。負けは負けでくやしいけれど、頑張りは伝わっていました

しかし、現在首位を争うチームとの出来栄えの差は明らかで、こちらの弱点も再認識されました。得点力不足以前にぶ厚い攻撃が仕掛けられない。上位チームとの対戦では避けて通れない課題を突き付けられました。もう一段のレベルアップが必要です。

(24日 23:20)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2011/07/16号

雨ニモ負ケズ勝ち越し
聖地で二連笑

コンサドーレ札幌 2-1 水戸ホーリーホック

 得点者

7/17 現在(第21節) 勝点得点失点得失差
7 コンサドーレ札幌 25 16 7 4 5 15 0.94 (14) 12 0.75 (4) 3
13 水戸ホーリーホック 19 16 5 4 7 17 1.06 (12) 21 1.31 (14) -4

          内村
         (上原) 
         
  近藤    砂川    古田
(岡本)(横野)

     宮沢      高木純
              
 岩沼  河合  山下  日高
                    
         高木貴

sub:曳地 櫛引 岡山 三上

厚別女子会は豪雨であいにくになりましたが、結果には満足です。雨、中風、気温18.8℃と、灼熱にも似た関東では想像し難いコンディションの中、内容よりもきっちり勝ち点3を得て連勝できました。同点に追いつかれても突き放す強さを、ようやく持ち始めています。

イ・ホスンが体調不良で、急きょ高木貴弘がゴールマウスに。宮沢もスタメンに戻ってきました。少々のメンバーチェンジがあっても、クオリティが変わらなくなってきています。決して相手も調子を落としていたわけではなく、むしろ相手の狙い通りのことはできていたので、ガチな勝負で勝てたことは自信になります。しかもホーリーホックに勝ち越した97・00・07のそれぞれのシーズンとも昇格しています。これは吉報です。

得点も、取ってくれるだろう選手で取れるようになってきました。内村が2試合連続ゴールで先制。クラブ通算700ゴールになりました。勝ち越しは、後半22分に投入された岡本が内村からのパスを約18メートルの右ミドルシュート。よく入ってくれてJ通算200勝を達成です。

それでも苦言をいわせろ

ダメ、ゼッタイ相手にカットされるバックパス。古田のバックパスをカットされて、そのままシュートを打たれて同点になりました。押し返されていた展開だからと言うのはカンタンだけど、不注意ではないかと残念です。

ホーム三連戦を終えて、いよいよあつ〜い関東での2位との対戦です。ゲンのいいフクアリでの試合。5位以内が射程圏内になって、いい勢いで臨めます。

(18日 22:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2011/07/23号

逆転だ!2発だ!
横野だ!漢(おとこ)だ!

コンサドーレ札幌 3-1 愛媛FC

 得点者

7/10 現在(第20節) 勝点得点失点得失差
9 コンサドーレ札幌 22 15 6 4 5 13 0.87 (16) 11 0.73 (3) 2
10 愛媛FC 21 15 6 3 6 20 1.33 (5) 21 1.40 (15) -1

          内村
         (横野) 
         
  近藤    砂川    古田
(岡本)(宮沢>FWへ)

     河合      高木純
           (トップ下へ)
              
 岩沼  櫛引  山下  日高
                    
      イ・ホスン

sub:高木貴 岡山 三上 上原

聖地厚別で逆転勝ち。しかも3得点。やっと勝ち星が先行しました。2010年9月11日トリニータ 以来の逆転勝利は、壁を打ち破った感の意義ある勝利になるでしょう。

速報でスタメンを見た時、ちょっとあわてました。いつもの位置に河合がいません。前節負傷交代した宮沢の位置にあるのを見て、本職がボランチということを思い出しました。新人櫛引がセンターバックに入りましたが、これが多少影響があったのでしょうか。失点はDFのミスでボールを奪われて飛び出され、さらに守備陣の対応が中途半端になったところをつながれてお礼返しされました。

この後は河合がしばしば最終ラインに下がってケアしていたこともあって、中盤での抑えが高木純だけになり相手のペースになっていました。そこで流れを変えるチャンスがセットプレーです。直接決めるだけがFKではないと言わんばかりに、砂川が素早くリスタートしました。これに内村が反応して相手守備陣の裏を突いてお礼返しの同点。集中が大事という見本です。

同点に追いついてからは波状攻撃。そのうちに逆転を決めてほしかったところですが、前半のうちに同点に追いつけたことに意義がありました。後半は高木純が前方に移動して、4-1-4-1気味に変更。高木純は相手の前線をケアし、河合はポジションを下げる回数が減り、中盤の役割分担が明確になりました。その分最終ラインは集中してプレーするようになり、全体のポジションバランスが安定します。これで、相手の攻撃を封じていきました。

そうなると、攻撃的な選手交代が生きます。宮沢は24分に投されると始めは下がり目の位置にいましたが、34分に横野が投入されると同期生2トップを形成。その3分後に宮沢の縦パスに走り込んだ横野が左足で豪快に蹴りこんで逆転。42分に宮沢が相手GKと競ったこぼれ球をボレーであわせてダメ押し。東京の梅雨明けに日にスカッと白星です

それでも苦言をいわせろ

この日のメンバーはブラジルトリオすべてメンバー外。これで快勝したものだから穴が空いた感がしないのですよ。何の不満があるのと言われそうですが、逆にもったいない感がしませんか。少なくとも期待はずれ感は否めないでしょう。それなりに獲得費用がかかっているのだから活躍してもらわないと。メンバー外になった今節だからこそ声を大にしたいです。

その一方で、岡山が加入後初のメンバー入り。どうやら岡山はドールズのポンポン奪って踊りだしたようです。マイクパフォーマンスがあったかどうか定かではありませんが、岡山一成オンステージが何度も見れれば昇格に近付いている証拠。それだけでなく、バックもゴール裏もメインも鼓舞して、更には交代3人終了後もずっと立ってゴール裏にあわせて手拍子ですって。ゴールの時はゴール裏まで飛んできたようです。来週は厚別女子会ですが、これは老若男女問わず観に行くべし。

(23日 23:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2011/07/26号

仕事人ナイトでは
ちゃんと仕事をしないと

コンサドーレ札幌 0-0 ギラヴァンツ北九州

 得点者

7/6 現在(第2節) 勝点得点失点得失差
10 コンサドーレ札幌 19 14 5 4 5 10 0.71 (19) 10 0.71 (2) 0
9 ギラヴァンツ北九州 21 14 6 3 5 13 0.93 (13) 16 1.14 (9) -3

           内村
         
   三上    岡本   近藤
 (砂川) (古田)(FWへ)

      宮沢      高木純
     (上原) 
   (>左SBへ) 
              
 岩沼    河合   山下  日高
(ボランチへ)
                    
        イ・ホスン

sub:高木貴 櫛引 ブルーノ 横野

前節から今日まで、話題の中心は横野でしょう。2得点でトップスコアラーをはずすということは、よっぽど1トップとして役目を果たしていないか奮起を促しているのでしょう。しかし、スコアレスに終わって横野出場機会がなかった結果をみると、もったいない選手起用になりました。その起用の難しさが、中断後、三上、宮沢、アンドレジーニョ、横野に続き5人目にる内村の先発1トップと、ここ最近はほぼ日替わりの2列目に現れています。

試合はどちらもグランダーのパスを基調につないでいったもの。チャンスメイクがしっかりできていて、シュート数も相手の17本(前8後9)に対して16本(前10後6)と互角。スコアレスドローながらも貧打戦ではありません。特に近藤は相手の左サイドで脅威になっていました。しかし、3バックに替えた際FWに替えてたことが裏目になったのでしょうか。他にも相手選手との接触による右足首捻挫で宮沢がハーフタイムで下がったことも、点を取るために温存していた横野を出せなかった一因でしょう。

出ている攻撃陣は頑張って決定的な場面もありました。しかし、シュートを打てるところでパスを選択したり、シュートを打てるところで打たず、難しいところから打ってしまったりもすると、とってももどかしいのですよ。イ・ホスン、CBの河合と山下はいい仕事をしているだけに、早く得点で借りを返してほしいところです。

この試合の着眼点

ようやく内村と岡本がスタメン復帰を果たしたことですね。昨年の攻撃がちょっとはよかった時期を担っていた2人が戻ってきました。これでスタメン固定とはなりませんが、今後とっても期待できます。

停滞しているうちに3位との勝ち点差は9に広がりました。38試合中の14試合消化でこの位置は、そろそろエンジン全開にならないと厳しい。平日とはいえ、札幌ドーム最低記録の7811人を出している場合ではない。厚別2連戦は結果も動員もいい仕事でたのむ。

(7日 14:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2011/07/30号

わるくても追いつく
それが強さだ

栃木SC 1-1 コンサドーレ札幌

 得点者

7/3 現在(第19節) 勝点得点失点得失差
2 栃木SC 28 14 8 4 2 24 1.71 (3) 13 0.93 (5) 11
12 コンサドーレ札幌 18 13 5 3 5 10 0.77 (19) 10 0.77 (4) 0

             横野
         
 高木純 ブルーノ 砂川  近藤
         (上原)      (古田)

             宮沢
              
 岩沼    河合   山下  日高
(DF中央へ)          (内村)
                    (>FWへ)

         イ・ホスン

sub:高木貴 櫛引 岡本 三上

結局、今回私は参戦できませんでした。しかし、行かなくてよかったといった内容ではなかったのが救いです。現地に行かれた方々、暑い中お疲れ様です。

相手は2年前にJ2昇格してきました。現在1・2位を争っていることがビックリなチームとの対戦です。過去の歴史よりも現在の力関係で、前半は相手のシュート数7本に対して3本と、ノってるチームと乗れないチームとの差が出ました。無失点に抑えていただけマシで押されていました。失点は古田に当たってコース変わって角度のないところから喫したものでしたが、展開から来るべき時が来た失点でした。

その相手の勢いは後半開始からも続きます。特に後半12分の場面は冷や冷やしたことでしょう。中央からパウリーニョが抜け出し、ほぼイ・ホスンと1対1の場面となるものの身体を張ってブロック。こぼれたところを再びパウリーニョが拾ってシュートを打たれましたが、枠からハズレました。これは両者大きかったでしょう。この2分後に日高に替えて内村投入。今季ほぼ皆無の3-5-2に変更です。後半26分にはブルーノに代わって上原をトップ下に投入。前線の選手が増えて、最終ラインからボールを入れやすくなりました。

そのおかげで横野がプロ2号。石崎監督は「見ての通りボールが収まらない。1トップでの仕事は皆無だったのではないかなと思う」の酷評です。しかし得点を取った者がエライと、堂々としていればいいじゃないですか。そんなふてぶてしさがあるといいんでしょう。まぁ、監督から愛のムチを受けているうちが花です。

この試合の着眼点

今季初めて同点に追いついたことに尽きます。強いチームは最低でも勝ち点1を取る。それができたのだから成長しているのでしょう。

前半35分に近藤が交代したのは痛い。腰を痛めたらしいようで、次節以降の出場が気になります。(水)(土)(土)と連戦が続きますが、全部ホームで戦えます。これはとても有利ではないでしょうか。コンディションが落ち気味の選手を上手く休ませつつ臨められます。

(4日 23:50)