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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/10/1号

結果は許す
過程は許せない

清水エスパルス 2-0 コンサドーレ札幌

 得点者


            キリノ
            
  砂川   上里    宮澤    石井
(中山)(右MFへ)(上原)(ハファエル)
            
         ダニルソン
        
  西嶋   石川    吉弘    芳賀
            
             高原

sub:荒谷 堀田 岩沼 横野

J1で優勝争いを繰り広げるチーム相手に、相性最悪の静岡県日本平。0-2のスコアなら惜敗のうちに入ります。負けても仕方ない、あるいは許容範囲なスコアと見られますが、その中身は不満です。

まず、試合の入り方がダメ。左サイドのFKから素早いリスタートから反応したMF山本がDFの間をぬってシュート。これは右ポストに当たったが、その跳ね返りを押しこまれました。キックオフから約35秒です。少しでも長くスコアレスな時間を続けてペースを握りたいところですが、もろくも崩れます。集中を欠いていたところをやられてしまった(by高原)のでは、戦う前に負けています。20分にはオフサイドトラップをかけきれず、やはり永井にDF裏に抜けられ追加点を献上。ラインコントロールのミスと、GKとDFの連係のミスって、リーグ戦の悪いところそのままじゃないですか。後手に回っては、技術に劣るウチらは敗戦濃厚です。

後半と同時に石井に代えてハファエルをトップ下に投入。宮澤をボランチに下げて4-2-3-1に変更。前半はサイドバックでしかタメを作れず、2列目でもタメを作ってサイドバックの攻撃参加を促したい狙いです。同時に、最終ラインと2列目の間にはダニルソンしかいなくて、前からのプレスがかからないためその両脇のスペースを狙われる状況を打破しようとしたのでしょう。これは当たり、自分たちのサッカーができるようになっていきました。後半だけで相手の倍の6本のシュートを打てましたが、みんなエリア外からのこわくないシュートでは、得点を取れる気配がしません。相手を怖がらせることなく、あっさりと敗退になりました。

この試合の着眼点

来季契約への査定の場だったのですが、収穫はあったのでしょうか。選手生命懸けるはずだった石井は前半だけで交代。前半18分の枠外シュートくらいでは見せ場なし。今後、起用があるのか気になります。

残すはリーグ戦のみ4試合。全力で戦ってくれることを望みます。

(2日 01:30)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/10/7号

牛タン食べたかったなぁ
あとずんだもちも

ベガルタ仙台 1-0 コンサドーレ札幌

 得点者

順位(第47節10/25現在) 勝点得点失点得失差
2 ベガルタ仙台 96 47 29 9 9 77 1.64 (2) 38 0.81 (1) 39
7 コンサドーレ札幌 71 47 19 14 14 64 1.36 (8) 55 1.17 (8) 9
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
2 ベガルタ仙台 30 13 9 3 1 21 1.62 (1) 10 0.77 (5) 11
6 コンサドーレ札幌 21 13 6 3 4 18 1.38 (5) 15 1.15 (8) 3
順位 (後半戦) 勝点 得点 失点 得失差
1 ベガルタ仙台 45 21 14 3 4 35 1.67 (2) 20 0.95 (4) 15
5 コンサドーレ札幌 34 21 10 4 7 30 1.43 (6) 24 1.14 (8) 6

        キリノ
            
  藤田 上里 宮澤 古田
(砂川)↓  ↓(中山FWへ)
        ↓(ハファエル)
(ボランチへ)       
            
      ダニルソン
        
  西嶋 石川 吉弘 芳賀
            
         高原

sub:荒谷 岩沼

これが昇格を目前にしたチーム。16,515人の大観衆の前に力の差を見せつけてられました。リーグ最少失点のチームは7本しかシュートを打たしてくれません。しかし、技術の差だと思いたくない。完全アゥエーですが、気迫が希薄なんて、シャレにならないことはなかったですよね???

立ち上がりからスタジアムの後押しにブーストされた猛攻撃を受けます。圧力を受けると飲まれてしまったのでしょうか。前半は終始押されっぱなしで、こちらはシュート2本。両サイドからのセンタリングを相手GKの守備範囲に放り込むだけで精一杯。逆に高いDFラインを、ロングボールで下げられます。ワンボランチのダニルソンの脇のスペースを、MFリャン・ヨンギが中に入ってプレーされます。上里が下がってダブルボランチにしてからは、ゲームも落ち着いてチャンスも作れるようになりました。DF陣もなんとか踏ん張っています。

展開に動きが出てきたのはハファエル投入してから。後半11分に宮澤に代わって入ると、キリノにボールが収まるようになります。タメができるようになりました。18分に、ペナルティーエリア内でのキリノのポストプレーに反応してゴール正面に飛び込んできたハファエルが、相手守備陣の対応が追いつかず、完全フリーで強烈なシュートを放つもサイドネット。20分にもペナルティーエリア深くへハファエルが侵入するが、低く鋭いセンタリングには相手GKが素早く反応してボールを押さえました。これが流れを変えることになり、1分後に一瞬のスキを突いて速攻でやられてしまします。前がかりになったところでパスを回されて、最後に応対できたDFは1人だけでした。

そうなると、相手はこのリードで十分。中山投入で3-5-2に布陣を換えてきても、シュート17本放たれる劣勢では、失点を食い止めるだけで精一杯。開幕戦と同様に、1発に泣きました。今季のこのカードの得点は、上里の蹴り損ないだけです。これでは昇格争いに値するチームではありません。

この試合の収穫

ハファエルが攻撃で貢献できたことですね。しかし試合前日には、スタメンに出る選手は来季も必要な選手、との報道がありました。そのまま受け取るなら構想外になりますが、高年棒に見合うなら、得点量産しかありません。まだまだもの足りません。

次週は天皇杯エスパルス 戦。J1優勝争い中のチーム相手に工夫して戦えるのか。ハファエル投入は中盤とDFラインとの間隔が開いたときに勢いづけようとしたが、そんな展開に持ち込めるか。ただし、雰囲気に呑まれるのはもう勘弁。

(28日 01:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/10/11号

4試合ぶり勝利
岩沼に経験積ませよ

コンサドーレ札幌 1-0 栃木SC

 得点者

順位(第46節10/21現在) 勝点得点失点得失差
6 コンサドーレ札幌 71 46 19 14 13 64 1.39 (7) 54 1.17 (9) 10
17 栃木SC 36 46 8 12 26 34 0.74 (18) 68 1.48 (15) -34
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
6 コンサドーレ札幌 21 12 6 3 3 18 1.50 (3) 14 1.17 (8) 4
13 栃木SC 12 12 3 3 6 10 0.83 (16) 15 1.25 (9) -5
順位 (後半戦) 勝点 得点 失点 得失差
5 コンサドーレ札幌 34 20 10 4 6 30 1.50 (5) 23 1.15 (8) 7
16 栃木SC 17 20 4 5 11 14 0.70 (18) 27 1.35 (12) -13

        キリノ
            
  藤田 上里 宮澤 古田
(中山)     ↓(砂川)
        (ハファエル)
            
      ダニルソン
        
  岩沼 西嶋 吉弘 芳賀
            
         高原

sub:荒谷 堀田

いつもの応援はしないと、試合前に情報が入ってきました。よっぽど前節の覇気のない敗戦に我慢できなかったのでしょう。札幌ドームでクライマックスシリーズがありながらも、平日で気温10度で雨が降り出しながらも、よく5112人も入ったと思います。厚別に行かれた方々、最低限の結果が出てよかったですね。

西嶋が出場停止から戻りましたが、今度は西がインフルエンザ感染。ビョーキはわれらサポだけで十分です。前節重症な柴田はベンチ入りもできませんでした。代わって、堀田が初のベンチ入り。そして左サイドバックは岩沼が初出場初スタメン。最初は落ち着いていないようでしたが、時間とともに慣れていきました。後半はオーバーラップだけでなく、2回ほど決定的なクロスを上げました。守備でも、絞込みや吉弘のカバーで貢献しました。是非とも、このまま起用して経験を積ませてあげたいと、切に願います。

試合は力関係がそのまま反映されました。先制点がほしい時間帯で捕れて、そのまま試合を支配して逃げ切り。良い響きに聞こえますが、実態は相手のミスに助けられました。目標を見失いがちですが、最後まで集中が切れずに戦えたのは良いことです。

それでも苦言をいわせろ

前節の18倍のシュートで、得点はキリノのオーバーヘッドのみ。決定機を何度も決めきめれず、つないでからの得点はないところから、攻撃はまだ復調していないと見ます。

最近の試合結果から、悪いなりに勝ち点3を得たことは評価できます。しかし、ホームであり、対戦相手の順位をかんがみるともの足りない。そろそろおなかいっぱいの試合を見たいぞ。

(23日 02:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/10/15号

うずしおにのまれる?
いや、深みに入り込む

徳島ヴォルティス 3-0 コンサドーレ札幌

 得点者

順位(第45節10/18現在) 勝点得点失点得失差
6 徳島ヴォルティス 69 45 19 12 14 66 1.47 (6) 45 1.00 (3) 21
7 コンサドーレ札幌 68 45 18 14 13 63 1.40 (7) 54 1.20 (9) 9
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
7 徳島ヴォルティス 17 11 5 2 4 18 1.64 (2) 6 0.55 (1) 12
6 コンサドーレ札幌 18 11 5 3 3 17 1.55 (6) 14 1.27 (8) 3
順位 (後半戦) 勝点 得点 失点 得失差
9 徳島ヴォルティス 27 19 8 3 8 31 1.63 (4) 17 0.89 (2) 14
5 コンサドーレ札幌 31 19 9 4 6 29 1.53 (5) 23 1.21 (8) 6

         中山
            
 藤田 砂川 宮澤 古田
    (石井)    ↓
        (ハファエル)
            
     ダニルソン
        
 上里 吉弘 柴田 芳賀
         (横野)
            
        高原

sub:荒谷 岩沼

メンバーの問題ですか? チャンスを与えられた選手は奮闘したのですか? 誰が代わっても変わらぬチーム力でないといけないと監督の言葉を思い出すなら、昇格消滅&6位を賭けた大一番を無様な結果で終わるはずがありませんよね?? 西嶋の出場停止だけでなく、石川がインフルエンザ。キリノ発熱、西が遠征帯同するも足首の痛みで欠場。チョ・ソンファンは左かかと痛が長引きそうになり、上原も発熱。右ひざ負傷から復帰間もない堀田以外のフィールドプレーヤー全員17人が遠征に帯同しました。最悪の事態に備え、ベンチ入りメンバーより1人増やした総力戦の結果がコレですかい。

なかなか出場できなかった選手にとってはチャンスですが、この試合の失点シーンを見ると、先発させてくれない理由がわかりました。前半の終了間際に高原がFWキムと接触。転倒した間に、そのままファーサイドに流れたボールをFW羽地に押し込まれて先制されました。キーパーチャージと判断してはいけません。足が止まった柴田は、カバーにいくことを自らやめていました。後半早々の失点は、吉弘がヘッドでクリアしたボールをダイレクトでMF倉貫に打たれたもの。3失点目は柴田がこぼれ球の処理に手間取っている間にボールを奪われました。高原はフアインセーブもあり最低限の仕事をしたと思いますが、センターバックの二人は、今後の起用をためらいます。

攻撃は先発した中山、砂川が奮闘できればよかったが、なすすべなし。シュートは前半に芳賀が放った1本だけ。32分に中山のパスからの強烈なロングシュートでした。惜しくもGK上野に触られ、バーに当たってCK。相手守備陣の奮闘で、最後にシュートを打てないもどかしい展開だっただけに、枠内のこの一発は流れを左右しました。

この試合の収穫

契約しない選手の目星がついたんじゃないですか。少なくともこれから起用していきたいのか、止めておきたいかは判断できたのだろうと思われます。

試合終了後の大ブーイング、当然でしょう。チャンスをモノにする、あるいは6位争いに勝つ。そんな気迫ありました? プロだったらその気持ちを見せてほしい。それが、メンバーが代わっても一定の力を出すことにつながります。

(18日 22:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/10/21号

初戦は苦しむくらいで良し
勝ち進むことに意義あり

コンサドーレ札幌 2-1 ガイナーレ鳥取

 得点者


     キリノ    西
            (ボランチへ)
  砂川           古田
               (中山)

     宮澤  ダニルソン
   (FWへ)    
        
 西嶋  吉弘   柴田  芳賀
         (ハファエル)
            
         高原

sub:荒谷 岩沼 横野 上原 石井

相手はJ準会員で現在JFL5位。来年J2で戦えるだけの力を有しているチームです。実際、先発メンバーを見ると、GKシュナイダー潤之介、MF吉野智行、FW梅田直哉、FW阿 祐大朗と、Jで見た名前がズラリ。控えにはGK井上敦史野人FW岡野雅行。FWハメドもゴールを量産しています。昨年勝ち点差1で5位に甘んじていて、実力的には今年新加入したチームとそん色ありません。

負傷で、石川、藤田、上里が欠場。そのほかは水曜日に出場したメンバー。手を抜いたわけではありませんが、相手ペースで試合が進んでいきます。しかし、前半7分に先制点献上までお付き合いすることはないでしょう。まさか、ハンディを与えたとは思えませんが。流れの中からなかなか好機をつくれませんでしたが、得点がCKとPKからで勝負どころで得点を捕って勝ち上がったのは勝ち方を身につけるという意味でも良かったのではないでしょうか。

前半のうちに同点に追いつけたのが良かったですね。後半早々にオフ・ザ・ボールでの動きが持ち味のハファエルを投入し、攻撃のスピードアップというバリエーションが加わりました。これで相手守備陣を押し込んでいきます。実ったのは後半42分。ハファエルのパスを古田が受け取ると高速ドリブルで中に切れ込み、すでにカードを一枚もらっているDF水本がたまらず背後から倒しました。PKを確率の高いキリノに譲り、確実に一点リードを奪うと、あとは一人少ない相手にあぶなげなく90分勝利を得ました。

この試合の着眼点

これがリーグ戦だったらと思うとゾッとするほどのダメな出来。トーナメントなのだから、勝ちにのみ価値があります(暖房無用ですよっ)。

普段より多いベンチ入りメンバーを見ると、そろそろ選別が始まっているのでしょうか。これで動向が伺えるとも思えませんが、久々に名前が挙がった面子を見ると、つい過去の例を思い出したくなります。果たして出番はあるのか、注目しておきましょう。

(12日 15:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/10/25号

見せつけられた首位の力強さ
だまって見習うべし

コンサドーレ札幌 0-1 セレッソ大阪

 得点者

順位(第44節) 勝点得点失点得失差
6 コンサドーレ札幌 68 44 18 14 12 63 1.43 (6) 51 1.16 (8) 12
1 セレッソ大阪 91 44 27 10 7 86 1.95 (1) 48 1.09 (6) 38
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
5 コンサドーレ札幌 18 10 5 3 2 17 1.70 (3) 11 1.10 (8) 6
2 セレッソ大阪 23 10 7 2 1 15 1.50 (5) 6 0.60 (1) 9
順位 (後半戦) 勝点 得点 失点 得失差
5 コンサドーレ札幌 31 18 9 4 5 29 1.61 (4) 20 1.11 (6) 9
4 セレッソ大阪 35 18 10 5 3 32 1.78 (1) 18 1.00 (4) 14

         キリノ
            
  藤田 上里 宮澤 古田
        ↓  ↓ (砂川)
        ↓(ハファエル)
(中山>FWへ)
            
        ダニルソン
        
  西 石川 西嶋  芳賀
            
          高原

sub:荒谷 柴田

強調しておく。高原に全責任はない。95分57秒まで無失点に抑えたことを評価すべき。クリアしたところにたまたま負傷をかかえた香川がいたのではなく、実力のある選手がしかるべきところにいるものなのです。後半開始から出てくる前に打開できなかったものか。また、最後6分のロスタイムで打ち合いになったのは如何なものか。そちらにこの試合の見所があります。

前半はいいディフェンスができて、攻撃も期待できる場面がいくつもありました。4-3-2-1の相手に対して、4-1-4-1なら攻撃で数的優位を作りやすくなります。しかし、こちらのサイドバックの芳賀と西がなかなか前へ出てきません。うちらの攻撃は中央からばかりで、サイドを有効に使えなかったのは、4バック3ボランチでしっかり守られたのかもしれませんが、攻撃の硬直化が気になります。なおのこと決定的なチャンスをモノにしないといけません。

そうなると、いつ切り札を投入してくるかに興味が移ります。リードされてあせりがあるところで投入させたかったですね。現実にはこちらの運動量が落ちてきたところなので、前半とは違ったチームになりました。劣勢を強いられるなら引き分けでもよしという選択肢もあるが、こちらは追う立場で勝ち点3が必須。しかし守備で後方からの押し上げがなくなってきたところで、最後に落とし穴がありました。石川は「自分のミス」と語り、高原は「逆サイドにはじいていれば、クリアできていた」と悔やんでいますが、責められません。

この試合の収穫

首位相手に96分弱守り通せたことですね。あとはどんなほめ言葉もなぐさめにしかなりません。紙一重の差でこんなにちがうものです。

リーグ戦は残り七試合。最大で勝ち点89。振り返ると団子状態。この敗戦を嘆いている場合ではない。次の試合は、10/11(日)天皇杯2回戦ガイナーレ鳥取戦。

(9日 23:30)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/10/28号

火の国で不完全燃焼
昇格への灯消すべからず

ロアッソ熊本 0-0 コンサドーレ札幌

 得点者

順位(第43節) 勝点得点失点得失差
14 ロアッソ熊本 42 43 11 9 23 56 1.30 (10) 78 1.81 (18) -22
6 コンサドーレ札幌 68 43 18 14 11 63 1.47 (6) 50 1.16 (8) 13
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
14 ロアッソ熊本 8 9 2 2 5 12 1.33 (7) 18 2.00 (17) -6
4 コンサドーレ札幌 18 9 5 3 1 17 1.89 (2) 10 1.11 (8) 7
順位 (後半戦) 勝点 得点 失点 得失差
17 ロアッソ熊本 14 17 4 2 11 23 1.35 (7) 37 2.18 (18) -14
5 コンサドーレ札幌 31 17 9 4 4 29 1.71 (4) 19 1.12 (5) 10

         キリノ
            
  藤田 上里 宮澤 古田
(砂川)↓  ↓(中山>FWへ)
        ↓(ハファエル)
(ボランチへ)
            
          芳賀
        
  西嶋 石川 柴田  西
            
          高原

sub:荒谷 ダニルソン 

29.1度の火の国で火だるまにならなかっただけ、マシなんですかね。道内と10度以上差がある暑さの差が影響したのかもしれませんが、負けなかったのでよしなのでしょう。6位のチームがそんなのんきなことを言っている場合ではないんですが、4試合連続無失点はエライ。しかし、今季の対戦が終了して、ロアッソ戦無得点のショックのダメージは否めません。

引き気味で試合に入ったのは仕方ないにしても、立ち上がりに押し込まれて、そのまま終わってしまったのでは意味がありません。こちらの良いかたちはほとんど作れず、相手のプレッシングにやられて、いい形を結構作られていました。攻撃は、サイドをあまり使えず、中央からばかりで、スピードどの緩急もなく工夫なしに時間が刻まれていきました。

良いところは、文句なく2試合連続で高原に救われたことです。後半6分に木島のミドルシュートをはじき出し、後半22分には、柴田のファールでPKを献上。ここで木島が蹴ったボールを正面で捕えました。これが両チームの最大のチャンスで、あとはキリノが抜け出して、相手キーパーと1対1になったくらい。中山投入で3-5-2に布陣を変更するが、生かすことなくタイムアップになりました。

この試合の着眼点

脅威的な回復力でダニルソンが合流しましたが、結局出場なし。先発のつもりで帯同していましたが、コンディションや試合の流れがあったにせよもったいない結果でした。これなら無理に帯同させなくてもよかったのではないかと思えます。今日の展開なら、暑いながらもずっとスコアレスで進められたのだから、暑さにも負けず残り15分全力勝負な選手交代があってもよかったと思います。

それとも、中二日のセレッソ戦に温存したのでしょうか。引き分ける余裕はないはず。やりくりが難しい中、うまく戦ってほしい。

(7日 0:20)