CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/04/05号
熱く今季ホームで初勝利
北海道コンサドーレ札幌 1-0 徳島ヴォルティス
- 北海道コンサドーレ札幌
- 後半45+5分 家泉 怜依
- 徳島ヴォルティス
- なし
順位 | 第7節 4/06現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
16 | 北海道コンサドーレ札幌 | 9 | 8 | 3 | 0 | 5 | 7 | 0.88 (13) | 13 | 1.63 (17) | -6 |
7 | 徳島ヴォルティス | 12 | 8 | 3 | 3 | 2 | 5 | 0.63 (19) | 3 | 0.38 (1) | 2 |
白井 バカヨコ (スパ (キム ゴンヒ) チョーク) 青木 木戸 馬場 近藤 (長谷川)(田中克) 高嶺 西野 家泉 高尾 (パク ミンギュ) 中野 sub:菅野 中村 荒野 原 交代: 後半0分 田中克(木戸) 後半14分 スパチョーク(白井) 後半14分 キム ゴンヒ (バカヨコ) 後半34分 長谷川(近藤) 後半44分 パク ミンギュ(西野)
先週の試合を受けて、球際の強さ、前へ向かう姿勢が見違っていました。ここまで長かったですね。圧倒していたとは言い難くても、力があるので、勝点3を失ったというよりはしっかりと負けた
と敵将が語っていたことが物語っています。
奮い立たずにいられない
序盤から攻め合っていました。後半に入ってからは、攻め合うだけでなくてヒートアップ。後半3分には、ホームベンチの目の前で白井がDFエウシーニョと小競り合い。16には西野と競り合ったFWバルセロスの足が西野の左ももに入りファール。それを間近で見ていた馬場が真っ先に詰め寄って激高。高嶺が間に入ったと思ったら、岩政監督がバルセロスの額を突き合わせて応戦。現役時代のファイターがよみがえったかの光景でした。直後の監督は笑顔。「マジで冷静でした」「選手を(馬場がカードをもらわないように)守るためだけでした」
。監督も一緒になって戦ってくれた証です。
アディショナルタイムに家泉
後半41分に相手がDOGSOで一発レッド。数的優位に。パク ミンギュを入れて、家泉と2人で1トップを見て、高嶺と田中克幸と長谷川でサイドを崩すイメージでした。これが完ぺきにハマりました。アディショナルタイムの5分、高嶺からのボールは長谷川に渡り、ここから質の高いクロスをゴール正面へ。そこで家泉がジャンプして高い打点から決めました。注目はその直後でしょう。家泉がコーナーフラッグ付近に向かって走ると、家泉に飛びついてきたのは岩政監督ではありませんか。まるで自らの現役時代のようなジャンピングヘッドに爆発せずにいられなかったのでしょう。全員で勝利をもぎ取りました。
バリエーション増えた
今季初めてと言っていいくらい前線のターゲットを使いながらシンプルに球際、セカンドボールといった根本的なところを非常に前面に出してきました。
これは前半の敵将の印象。バカヨコをターゲットにして、白井がその周りでボールを拾う役目です。白井は前方に向かって相手を押し下げて、バカヨコは相手に競って後方からのボールを待つという図式ができました。これがキャンプ序盤にやりたかったことです。これで中盤や最終ラインは相当ラクになります。最終ラインに西野の起用はビルドアップを意識したものでしたが、1対1も強かったですね。そして、高嶺の左サイドバックは、守備では左サイドをシャットアウト。強さも出ていました。前を向けてボールを受けることが多くなり、長いパスも対角線の近藤だけでなく、バカヨコも選択肢になりました。スコアは 1-0 の辛勝でしたが、今後の希望に大きくつながります。
それでも苦言をいわせろ
出番がなかった中村桐耶にとってはくやしい試合になるんでしょうね。試合の前日に調子が上がってきた右利きの西野を左センターバックで起用。これで終わるとは思えません。次にピッチに出るときは、走り回ってキレッキレを期待しましょう。
勝ち越せばJ1残留かJ1昇格と言われた4月です。連笑街道まっしぐらで行きましょう。4.12(土)14時アウエーの水戸ホーリーホック戦は参戦予定です。4.20(日)14時からドームで藤枝MYFC戦。4.25(金)19時アウエーのRB大宮アルディージャ戦も参戦予定です。4.29(火)14時からドームでV・ファーレン長崎戦。好調な相手との対戦が続きます。相手を上回る強い気持ちは必須です。次の勝利に向けて、万全な準備を。
(9日 18:50)