football 予想・投票室CS






CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/03/6号

昇格に向けて発車
今季初の連笑

北海道コンサドーレ札幌 3-1 京都サンガF.C.

 得点者

第5節 3/26現在 得点失点得失
4 北海道コンサドーレ札幌 10 5 3 1 1 10 2.00 (1) 3 0.60 (4) 7
15 京都サンガF.C. 4 5 0 4 1 5 1.00 (8) 7 1.40 (17) -2

    ジュリーニョ      都倉
     (ヘイス)
   
 福森  堀米  深井  前寛  マセード
                         (内村)

    櫛引     増川     進藤
 (イルファン)        
  
            阿波加

sub:杉山 上原 河合 稲本

北海道新幹線の開業の日に新幹線級のハイスピード先制ゴール!(byオフィシャル)で先手を取って、今季ホーム初勝利。歴史的なタイミングの日に勝って、歴史的なことが起きそうですよ。サンガにJ2で対戦して勝利した年は、いずれもJ1昇格を決めています。そりゃもう新幹線のように突っ走ってもらいましょう。

GK阿波加のリーグ戦デビュー日にもなりました。昨年は移籍先のHonda FC (JFL)で経験を積み、他の選手からも成長を認められて、満を持しての初出場です。1点先制後は押し込まれる時間帯が多かったものの、落ち着いて対処していました。何度もファインセーブがあり、救われる場面もありました。最後には山瀬のシュートをはじき返したこぼれ球を決められましたが、これは次回への課題でしょう。ゴールマウスのポジション争いが面白くなったことは、間違いありません。

試合経過

開始直後、ジュリーニョがいったん下げたボールを受けた堀米が縦パス。これに前寛之がスルーし、ゴール前で受けた都倉が右足で決めて先制した。前半アディショナルタイムには、ゴール正面20メートルの絶好の位置から福森の直接フリーキックが、左足から壁を越えて美しい弧を描いてゴール右に決まった。

後半開始直後には、福森が倒されて得た PK を、都倉が冷静に左足でゴール左に流し込み3点目。この日デビュー戦のGK阿波加が幾度もファインセーブを魅せ、難敵を1点に抑えた。

それでも苦言をいわせろ

やっと後半に得点をとれましたが、PK です。スコアレスで後半に入ったのは開幕戦だけですが、後半に入ってからの流れからの得点は必須です。途中交代の内村とヘイスのゴールも見たい。劣勢の時にどのような戦いになるのか、まだまだ未知数です。4月はタフなカードが続きます。耐えうる力強さを望む。

次節町田ゼルビア戦は、J3からの復帰とあなどってはいけません。なにせ現在5位です。しかもGKは高原なのですよ。そりゃ堅守なのもうなづけます。ここでJ2の洗礼として、手荒く歓迎しましょう。生観戦参戦します。

(29日 02:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/03/12号

やっと勝てたぜ日本平
鬼門攻略しちゃいました

清水エスパルス 0-2 北海道コンサドーレ札幌

 得点者

第4節 3/20現在 得点失点得失
11 清水エスパルス 5 4 1 2 1 3 0.75 (12) 2 0.50 (3) 1
6 北海道コンサドーレ札幌 7 4 2 1 1 7 1.75 (2) 2 0.50 (3) 5

 ジュリーニョ   都倉
   (内村)
   
          宮沢

 堀米  前寛  深井  マセード
            (稲本) (櫛引)

   福森   増川   進藤
         
      ク・ソンユン

sub:金山 上原 上里 ヘイス

3戦終えてまだ無失点の相手を敵地で戦うだけでも気が重いのに、まだ勝ったことのない日本平では、ダブルで気がなえてしまいます。そんな厳しい局面での完封勝ちなのですから、大したものです。これは自信にしてよいでしょう

気が付いたら、ウチら長身の選手が多いんですね。増川の191cmを筆頭に、福森・進藤・ジュリーニョ・宮沢・都倉。フィールドプレーヤーで6人が180cm以上です。相手に「高さ対策3カ条」を対策させました。その中で、自陣でのCKを少なくすることと、エリア付近でのファウルに注意することを意識させた中で得点を挙げたのですから、申し分ありません。なにせ、セットプレーからの得点は、昨年はワーストタイの8だっただけに、今年は期待できます。福森は進藤に直接FKを譲りませんでした。お互いにその心意気、いいですネ。

試合経過

開始から押され気味に進められたが、福森の右CKが相手DFに当たってオウンゴールになって先制。33分には、福森のFKはバーを叩いたものの、相手のクリアがGKに当たり、そのこぼれ球を都倉が詰めた。

後半は苦しい時間帯が多かったものの、ソンユンを中心に集中して守りきった。今季2勝目はアイスタ初勝利になった。

それでも苦言をいわせろ

後半に得点を取りましょう。まだ、前半だけです。見かけ上は得点力があるように見えるけれども、オウンゴールが2つあり、得点者はまだ2人です。封じ込まれて手詰まりにならないよう、早くパリエーションを増やしましょう。

難敵は続きます。次節はドームに戻ってサンガ戦。しかもU-23でソンユンを欠きます。今後を占う一番になりかねません。ここは、勝って勝ち星先行で3月を締めましょう

(23日 01:30)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/03/19号

勝ち点2マイナス
今後の授業料として生かすべき

北海道コンサドーレ札幌 1-1 愛媛FC

 得点者

第3節 3/13現在 得点失点得失
8 北海道コンサドーレ札幌 4 3 1 1 1 5 1.67 (2) 2 0.67 (5) 3
14 愛媛FC 3 3 0 3 0 2 0.67 (14) 2 0.67 (5) 0

 ジュリーニョ   都倉
              (ヘイス)
   
          宮沢

 石井  上里  深井  マセード
(上原)      (内村)


   福森   河合   進藤
         
      ク・ソンユン

sub:金山 上原 増川 前寛

待ちに待ったホーム開幕戦です。20,012人の大観衆を前に、いい部分もありましたが、これからの課題も出ました。互いに攻め合って、1-1 でドローは妥当な結果でした。

攻撃は良いですね。進藤がインターセプトを縦パスで送って、相手にカットされても、宮沢がカットします。相手に囲まれている都倉に縦パスにを送り、ドリブルで持ち込んでもシュートは無理だと判断すると、グランダーでジュリーニョへクロス。これがみんなで絡んだ先制点です。いつのまにか、攻撃の選択肢が増えていますね。

守備には大きなミスが出ました。相手の縦パスに福森と進藤の連携があわずに「お見合い」になって、ボールを奪われて同点になりました。進藤だけなら失敗も将来の成功のためで暖かい目で見ていられます。ところが、連携と言われると、フォローはいなかったのか、カウンターへの備えは大丈夫でかつ怖がりすぎないかなど、アレコレ気がかりなところが出てきます。前半12分で足を痛めて退いた石井も、怪我の程度と共に、欠場になったときの連携が気になります。

試合経過

立ち上がりから積極的に攻めに行くが、相手も同じシステムの 3-5-2 で戦うミラーゲームでは止められる場面も多く、膠着して時間が進む。前半残り4分で、都倉からのクロスをジュリーニョが決めて先制した。

後半に入ってからも優勢で進んだが、相手縦パスに連携が合わずボールを奪われて、同点ゴールを許した。その後、怒濤の攻撃を仕掛けたが、相手GKのファインセーブに阻まれて、アディショナルタイムには、ジュリーニョの叩きつけるようなヘディングシュートは、ゴールラインを割る直前でのスーパーセーブに防がれた。

この試合の着眼点

ジュリーニョがようやく初ゴール。これまでの5得点全部に絡んでいます。活躍して結果を残しているのは嬉しいと共に、徹底マークされたときにどうするのかが課題になります。この試合でも都倉は徹底マークされています。そこでマセードがもっと絡んでくるようになると、もう一段強くなるでしょう。

次はまだ無失点エスパルス戦。しかも日本平はこれまで未勝利です。静岡アレルギーはなくなっているはずなので、過去を気にせず自信をもって戦うべし。

(15日 21:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/03/26号

4発で今季初勝利
都倉はハットトリックだ

FC岐阜 0-4 北海道コンサドーレ札幌

 得点者

第2節 3/6現在 得点失点得失
22 FC岐阜 0 2 0 0 2 0 0.00 (21) 8 4.00 (22) -8
8 北海道コンサドーレ札幌 3 2 1 0 1 4 2.00 (2) 1 0.50 (4) 3

 ジュリーニョ   都倉
   (前寛)      (内村)
   
          宮沢
         
 石井  上里  深井  マセード
            (ヘイス)

   福森   河合   進藤
  
      ク・ソンユン

sub:金山 上原 増川 堀米

スカッときましたねー。なかなかできない4得点ですよ。しかも都倉が自身初のハットトリック。それも41分で達成です。前節のモヤモヤを振り払うには充分おつりが来るくらいです。

ようやく長い合宿でやって来たことを出せました。前線から相手に重圧をかけて主導権を握りました。中盤は小野と稲本が欠場になりましたが、一つ前に出た宮沢と上里と深井が流動的に動き回っていました。圧巻は3点目。相手陣内から50メートルの都倉のドリブル。ディエゴ・マラドーナのように華麗に抜き去って決めるかと思いきや、左のジュリーニョへ。そこからのクロスは、逆サイド進藤がを倒れこみながら足の裏でつなぎ、再び都倉が受けてボレーで決めました。都倉ばかり目立ちますが、先制点も回りと一体になって得た得点でした。

後半は選手と3-5-2にシステムを変更しきた相手の攻撃に手を焼く時もありましたが、もう一つのノルマ、無失点で終えられました。ジュリーニョの動きは質が高く、マセードと石井の両サイドも幾度となく起点になり、ヘイスがようやく実践デビュー。次につながる要素もいっぱいの、今年初の勝ち点3でした。

試合経過

立ち上がりから猛攻を仕掛け、宮沢のシュートのこぼれ球を都倉が決めて先制。相手のハンドで得た PK を落ち着いて決め、さらに都倉のドリブル突破から、ジュリーニョと進藤へとつないだボールを受けてハットトリック。2分後にジュリーニョのクロスがオウンゴールになった。

前半で大勢が決まり、後半開始と共に二人を、代えてきた相手に膠着状態のまま後半が進んだ。攻撃を受ける時間帯があったものの無失点で今季初勝利を挙げた。

それでも苦言をいわせろ

前半で大量リードはうれしいが、後半にも得点を挙げておくべき。とどめを刺したいところでの詰めの甘さが、響いてきかねません。都倉の活躍はうれしいが、早く他の選手も得点をとってほしいです。

相手は2試合連続4失点になり、この試合で自らの実力を推し測るのは禁物。しかし、ホーム開幕戦に向けて勢いがついたことは間違いないでしょう。

(8日 02:00)