CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2022/04/10号
やっとつかんだJ1 100 勝
名古屋グランパス 0-2 北海道コンサドーレ札幌
- 名古屋グランパス
- なし
- 北海道コンサドーレ札幌
- 49分 宮沢 裕樹
- 63分 中島 大嘉
順位 | 第8節 4/10現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
13 | 名古屋グランパス | 8 | 7 | 2 | 2 | 3 | 7 | 1.00 (13) | 9 | 1.29 (7) | -2 |
12 | 北海道コンサドーレ札幌 | 9 | 8 | 1 | 6 | 1 | 8 | 1.00 (11) | 11 | 1.38 (11) | -3 |
ガブリエルシャビエル (中島) 青木 荒野 (深井) 菅 金子 (ルーカス フェルナンデス) 駒井 高嶺 福森 宮沢 田中駿 菅野 sub:大谷 岡村 トゥチッチ ドウグラスオリヴェイラ
前節大敗のショックを引きずらすに、今季2度目のクリーンシートで今季初勝利。ようやくJ1 通算100勝を達成しました。会場の豊田スタジアムは過去3戦全敗でしたが、昨季も2度の大量4失点黒星の次戦では白星をつかんでいます。負の流れを早期に食い止められるのが、残留できるチーム。中三日で対策を立てるのは難しい中、気持ちを切り替えて一丸となって、どうしても欲しかった1勝をようやく勝ち得ました。
無失点でしのいだ前半
試合の入りは悪くありません。相手からボールを奪えて、ボール保持率で上回ります。攻めているのですが、シュートを撃てないですね。前半のシュートは、22分に宮沢がヘディングシュートを放ったのみ。逆に、抜け出されて危ない場面を作られました。その度に菅野のビッグセーブで助けられます。攻める時間は長くても、決定機がなかった前半でした。
セットプレーで得点取れた
前半からコーナーキックでセットプレーの機会はありましたが、後半に入って実りました。後半4分にフリーキック。福森が左足で浮き球を出すと、ゴール前に走り込んだ宮沢が頭で合わせて先制点。これは、忘れていたことを思い出させました。セットプレーからの得点、ウチラの強みでしょ。膠着状態を打ち破るには、こういったバリエーションですね。
地球製中島大嘉スカッと一発
後半16分には、ガブリエルシャビエルに代わって、中島が入ります。もはや期待しかありません。この2分後に大仕事です。荒野が相手の縦パスをカットすると、一気に前線に持ち上がり、左サイドのる青木からのクロスに反応しました。頭で合わせると、GK の股下を通ってゴール。これは豪快でした。ダテにホテルの自室の天井にテントウ虫は来ませんね。この勢いは止まらず、23分には再び福森の FK からを前線ボールを入れると、中島がヘッド。直後にネットを揺らしていたので2得点目かと思ったら、ファーで高嶺が反応して左足で押し込んでました。これは VAR の結果、中島のポジションがオフサイドの判定。追加点の期待が高まりましたが、29分のコーナーキックからのヘッドは枠の外。34分に金子が担架でピッチ外に運ばれて交代した後は、多少押し込まれれるところもありましたが、試合終盤になっても前線からプレスを掛けてボール奪取を狙いました。このまま試合終了を迎えて、複数得点&無失点で勝利を収めました。
それでも苦言をいわせろ
シュート4本がすべてヘッド。これが何を物語っているのかは、攻めきれていない証拠でもあります。高嶺のボール奪取や駒井のスプリント、荒野の運動量が良くても、そのあとが課題です。この試合の2点目のようなパターンを増やしましょう。
小柏につづいて興梠も長期離脱、金子の具合いが気がかりと苦しいですが、連戦は続きます。4.13(水)18:30からアウエーでルヴァン杯京都サンガF.C.戦。さらに、4.16(土)ドームで13時からFC東京戦。4.20(水)19時からドームで延期になったルヴァン杯京都サンガF.C.戦。コンディションを整えて臨みましょう。
(12日 7:40)