CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/04/25号
勝ちゲームを見たいんだ
RB大宮アルディージャ 1-0 北海道コンサドーレ札幌
- RB大宮アルディージャ
- 後半22分 藤井 一志
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
順位 | 第11節 4/25現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | RB大宮アルディージャ | 23 | 11 | 7 | 2 | 2 | 16 | 1.45 (3) | 7 | 0.64 (2) | 9 |
16 | 北海道コンサドーレ札幌 | 12 | 11 | 4 | 0 | 7 | 10 | 0.91 (16) | 18 | 1.64 (17) | -8 |
バカヨコ 田中克 スパ 木戸 宮沢 近藤 チョ (荒野)(深井)(長谷川) ーク (白井) 高嶺 西野 家泉 高尾 (キムゴンヒ) 中野 sub:菅野 大ア 中村 田中宏 交代: 後半0分 荒野(木戸) 後半14分 深井(宮沢) 後半27分 長谷川(近藤) 後半27分 白井(スパチョーク) 後半41分 キムゴンヒ(西野)
金曜の夜でしたが、2400人のアウエーゴール裏は満席。赤黒に染め上がりました。いつの間にか時間が経っていた好ゲーム。ロースコアでも見ごたえがある試合でしたが、たりなかったのは得点だけでした。それ以外に戦いぶりに大きな不満はなく、試合終了後には拍手でした。
耐えてしのいだ前半
五分五分で試合が進み、鬼門の開始15分を無失点。これが明けると攻めに行く回数が増えてきました。前半22分のフリーからのバカヨコのシュートは、枠のわずかに右。しかしこのあとはサンドバッグ状態。ボールを前に運べません。前半だけでコーナーキックを8本与えました。よく無失点で前半を終えられました。
唯一の被枠内シュートが・・・
耐えているとチャンスを呼び込みやすいものです。後半開始と同時に荒野を投入。宮沢のアンカーからダブルボランチに変更しました。とっても安定のコンビですね。ボールが回り始めて、幾度とゴールに迫ります。しかし、ここでも攻めあぐねたあとのエアポケットみたいなことになるのですね。中央でボールを奪われると、左サイドへ長めのボール。左から右に振られ、再び左へ。最後は高嶺、西野、家泉、中野と惑星直列状態になったところから決められました。しかし、西野は相手のマークで競り合っていたこともあり、決してゆずり合ったための失点ではありません。
ゴールは近く遠かった得点
後半開始からの15分間に得点を取りたかったですね。前半3本のシュートが、16分までにシュート5本。チャンスはいっぱいあったのですよ。後半8分は家泉が奪ってから。高尾がドリブルで持ち上がり、近藤の右からのクロスは中央でバカヨコがおとりになって左のスパチョークへ。フリーでのシュートはキーパーの正面。完ぺきに崩した攻撃でした。16分には、近藤が相手陣中央からドリブルで進んで、ペナルティエリア右から枠内にシュートを放つも、セーブされました。 後半31分も家泉から。右サイドから白井がクロスを入れ、田中克幸とバカヨコがおとりになり、長谷川がペナルティエリア中央からシュートを放つも、ゴールの上へ。アディショナルタイム4分には、右の高尾からのクロスに、手前のバカヨコも飛んで、ファーの家泉がヘッド。これも正面で止められました。相手よりも決定機は多かったのですよ。どうすれば取れたのか、どうすれば勝ちきれたのか、あと一歩で勝ち点を取れたくやしさが大いに残る試合になりました。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- 中野(5.5)
- 失点はブラインドになった可能性あり。
- DF
- 高尾(6.0)
- 前半は守備で奮闘。後半はどんどん前へ向かう。
- 家泉(5.5)
- 気迫のこもった守備。ヘッドは惜しくもキーパー正面。
- 西野(5.5)(後半41分out)
- 1対1の勝負はほとんど勝っていた。欠かせない選手に成長。読みはこれからの課題。
- 高嶺(5.5)
- 対人の強さだけでなく、展開力も発揮。
- MF
- 近藤(5.5)(後半27分out)
- 右から何度も好機を作る。1対1のシュートはキーパーに止められた。
- 宮沢(5.5)(後半14分out)
- 中盤で引き締めた。
- 木戸(5.0)(後半0分out)
- ボールの対処や対人プレーに軽さが感じられた。
- 田中克(5.5)
- 前線で重用される理由がよく分かった。さらに、判断の速さとシュートを撃つ決断力を求めたい。
- 荒野(6.0)(後半0分in)
- 中盤でボール受けてを前へ運ぶ。ボールの流れがよくなり試合の流れを変えた。
- 深井(5.5)(後半14分in)
- 運動量やボール奪取は健在。
- 長谷川(5.5)(後半27分in)
- クロスからフリーでシュートは枠外。
- FW
- バカヨコ(5.5)
- 相手に執拗なマークを受けていたが、その中でもよく動いていた。課題はオフザボールのときどう動くか。まだ、強力なターゲットにはなりきっていない。
- スパチョーク(5.5(後半27分out)
- 強烈なシュートだったが正面。
- 白井(5.5)(後半27分in)
- 右から駆け上がりチャンスを作った。
- キム ゴンヒ(-.-)(後半41分in)
- 短い時間ではボールに関与できず。
- 監督
- 岩政(5.5)
- 力負けだが、勝機がなかったわけではない。バカヨコが封じられた時の対策、相手が4バックに変更してきて左サイドを突破された時の対策は急務。
この試合の収穫
悲観する敗戦ではありません。2位相手にほぼ互角な戦いはできました。あと一歩、打ち破る力なのです。今節は青木が体調不良でメンバー外になりました。まだまだのびしろはあるのです。6位まで勝ち点差は5。昇格までノーチャンスではないですよ。
次は火曜日。本格的にゴールデンウィークに入ります。4.29(火)14時からドームでV・ファーレン長崎戦。10位で勝ち点差は3。背中は見えています。5月になって、5.3(土)14時、アウェーでモンテディオ山形戦。5.6(火)14時ドームでジュビロ磐田戦。勝ち点が上で 昇格を目指す相手との対戦が続きます。相手を上回る強い気持ちは必須です。次の勝利に向けて、万全な準備を。
(28日 06:50)