CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/11/5号
スコアレスドローが精一杯
アビスパ福岡 0-0 コンサドーレ札幌
得点者
- アビスパ福岡
- なくてよろし
- コンサドーレ札幌
- だれかいれなさい
順位 | (第37節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | アビスパ福岡 | 66 | 35 | 20 | 6 | 9 | 61 | 1.74 (3) | 33 | 0.94 (3) | 28 |
14 | コンサドーレ札幌 | 43 | 35 | 10 | 13 | 12 | 33 | 0.94 (14) | 38 | 1.09 (6) | -5 |
順位 | (後半戦18節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
1 | アビスパ福岡 | 36 | 17 | 11 | 3 | 3 | 32 | 1.88 (2) | 17 | 1.00 (6) | 15 |
15 | コンサドーレ札幌 | 20 | 17 | 5 | 5 | 7 | 13 | 0.76 (18) | 16 | 0.94 (3) | -3 |
高木 (トップ下へ) 三上 砂川 藤田 (FWへ) (左MFへ) 上里 芳賀 岩沼 吉弘 藤山 西嶋 佐藤 sub:曳地 荒野 横野 上原
天国と地獄。前節J1昇格を決めたチームと、ユースの高校生を当日移動させてやっとサブのメンバーを4人にできたチームの対戦です。高原が全治6ヶ月の重傷で来季開幕にも間に合わず、内村は累積警告による2試合出場停止で今季終了。これではどうひいき目に見ても、勝ち目はうすいです。結局、今年は昇格を許したチームには1勝もできずに終了でした。
それを示すかのようなシュート数で、相手の17本に対して、こちらが放った数は7本。最もマークされやすい高木のセンターフォワード起用は機能しませんでした。ボールが入らないことにはどうにもなりません。ハーフタイムに三上をセンターに上げて、トップ下に高木を配して砂川を左に替えました。すると、攻撃が機能してきます。ボールをしっかり受けて、前を向いて良いプレーをできていました。2試合連続フル出場は信頼のあかしです。
しかし、実質、交代のカードを切れない状態では、これが膠着状態を打破する最初で最後の一手。終了間際には猛攻撃を受けて、スコアレスドローで終えるのが精一杯でした。
この試合の着眼点
今季3人もFWが加入したのに、ゼロトップで臨んでゼロトップでおわるということが起きました。切り札で横野と上原を残したというよりも、局面打開をいだかせる期待感がなかったということでしょう。最後は本職でない高木とユースの三上に頼らなければいけなかったのは、とってもなさけないです。
活躍した選手の影に伸び悩みあり。もっとも光があたっても、今年は不満が募っている選手ばかりだろうと察せます。泣いても笑ってもあと1試合。完全燃焼でおねがいします。
(1日 01:00)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/11/9号
守護神のレベルに異常なし
コンサドーレ札幌 1-0 徳島ヴォルティス
得点者
- コンサドーレ札幌
- 後22分 西嶋
- 徳島ヴォルティス
- なくてよろし
順位 | (第36節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
13 | コンサドーレ札幌 | 42 | 34 | 10 | 12 | 12 | 33 | 0.97 (14) | 38 | 1.12 (7) | -5 |
10 | 徳島ヴォルティス | 47 | 34 | 14 | 5 | 15 | 49 | 1.44 (6) | 46 | 1.35 (15) | 3 |
順位 | (後半戦17節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
14 | コンサドーレ札幌 | 19 | 16 | 5 | 4 | 7 | 13 | 0.81 (17) | 16 | 1.00 (3) | -3 |
12 | 徳島ヴォルティス | 20 | 16 | 6 | 2 | 8 | 24 | 1.50 (6) | 20 | 1.25 (14) | 4 |
内村
(横野)
三上 砂川 藤田
(上原)
上里 高木
岩沼 吉弘 藤山 西嶋
高原
(佐藤)
sub:曳地 荒野
前半37分に負傷した高原に代わって佐藤が入る。この文字に驚きと落胆を覚えたのは私だけではないでしょう。まさしく最後の砦を喪失したのですよ。前節まで全試合出場のの芳賀が出場停止で、出場停止明けの石川が負傷欠場。ベンチ入りメンバーにフィールドプレーヤーを3人入れるのがやっとです。ユースの三上と荒野を計算に入れてこの状態ですよ。よく勝ったものだと思います。
前半は相手のペースで試合が進んでいました。そこでしぶとく耐えて失点を防いだのが良かったのでしょう。高原の交代は前半37分。自分で×を出して担架でアウトです。右ひざを曲げて足を上げたままでした。箇所が箇所なだけに、戻ってこれるのか心配です。いくら控えにGK二人入っているからといっても、厳しい戦いを強いられます。
代わって今季初出場の佐藤がゴールマウスを守りました。難しいGKの途中出場ながらも合格点をあげられるのではないでしょうか。落ち着いてプレーして、終了間際の猛攻にも耐えました。相手のGKオの出来も良くスコアレスドローで終わってもおかしくない展開でしたが、前半から藤田にボールが入ったときに周囲で複数人のサポートがあり、攻撃の起点を作るれていたことが実りました。藤田のクロスにゴール前のキャプテンマーク付けた西嶋がヘッドできれいにあわせて決勝点。この3人は勝利の立役者でしょう。
それでも苦言をいわせろ
ドームに戻ってこないと勝てない。完封しないと勝てない。そんな不安が払拭できません。連勝できればそんな懸念も吹き飛びますが、果たして連勝できる力があるのか。勝てても次のことが不安になってくるのです。これでは観客数9507人で、札幌ドームでのリーグ戦で過去最少になってしまいます。
3位以内が出揃いました。ウチらについては、来年の用意を早くからやっていると、見なしましょうよ。それには、希望をいだかせるゲームをたのむ。決して消化試合ではありません。
(26日 02:00)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/11/12号
たのむから報われてくれい
横浜FC 1-0 コンサドーレ札幌
得点者
- 横浜FC
- 後38分 久木野
- コンサドーレ札幌
- だれかいれなさい
順位 | (第35節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 横浜FC | 53 | 33 | 16 | 5 | 12 | 52 | 1.58 (5) | 42 | 1.27 (13) | 10 |
14 | コンサドーレ札幌 | 39 | 33 | 9 | 12 | 12 | 32 | 0.97 (14) | 38 | 1.15 (8) | -6 |
順位 | (後半戦16節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
2 | 横浜FC | 30 | 15 | 9 | 3 | 3 | 25 | 1.67 (4) | 14 | 0.93 (3) | 11 |
15 | コンサドーレ札幌 | 16 | 15 | 4 | 4 | 7 | 12 | 0.80 (17) | 16 | 1.07 (5) | -4 |
内村
(横野)
三上 高木 上里 藤田
(砂川) (上原)
芳賀
岩沼 吉弘 藤山 西嶋
高原
sub:佐藤 荒野
今年関東最後の試合ですが、、、行けませんでした。行かれた方々本当におつかれさまです。さぞ、ストレスがたまったと思われます。今季何回もあった負け方でどうするんですか。
前半20分あたりから攻撃のリズムをつかむものの得点できず。特に28・29・30分は、立て続けのチャンスでした。三上のシュートがGKの正面になり、内村のシュートは外れて、三上の抜け出しは相手DFに阻まれました。後半になってからも、21分に藤田がパスカットからドリブルでシュートを狙ったもののGKにカットされます。その4分後には波状攻撃。高木のシュートからこぼれ球を拾ってつなぎ、相手DFにカットされても藤田のクロスに内村が飛び込むところまでいきます。 チャンスはいくつでもあったのですよ。
しかし、こういったイライラした試合展開は、一瞬でやられてしまうことが多いんですね。CKからこぼれ球をつながれて、最後には西嶋のクリアを押し込まれてしまいました。西嶋はJリーグ戦通算200試合出場のメモリアルゲームで失点につながるクリアだったのですか。。。
その直後に、横野・上原をそれぞれ投入するも、前半からの相手のしぶといディフェンスに阻まれます。ロスタイム4分には、砂川の左コーナーキックに高原も攻撃参加ですよ。その執念も実りませんでした。
この試合の収穫
控えのメンバーを5人しか帯同できない状況でも対等に試合できたことです。石川が出場停止で宮澤も今季絶望なので、あとは曵地と堀田くらいでしょうか。でも、試合展開は何人になろうと変わり映えしていません。
残り3試合。ヒトケタ順位も絶望な状態です。無得点は11試合目。取って取って取りまくって、来年につなげましょうよ。
(21日 23:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/11/18号
水戸納豆のようなねばり
水戸ホーリーホック 1-1 コンサドーレ札幌
得点者
- 水戸ホーリーホック
- 後4分 大和田
- コンサドーレ札幌
- 前35分 西嶋
順位 | (第34節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
16 | 水戸ホーリーホック | 34 | 32 | 7 | 13 | 12 | 25 | 0.78 (17) | 38 | 1.19 (10) | -13 |
13 | コンサドーレ札幌 | 39 | 32 | 9 | 12 | 11 | 32 | 1.00 (13) | 37 | 1.16 (8) | -5 |
順位 | (後半戦15節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
17 | 水戸ホーリーホック | 14 | 15 | 2 | 8 | 5 | 12 | 0.80 (17) | 20 | 1.33 (15) | -8 |
15 | コンサドーレ札幌 | 16 | 14 | 4 | 4 | 6 | 12 | 0.86 (16) | 15 | 1.07 (8) | -3 |
内村
三上 高木 上里 藤田
(砂川) (宮澤)
芳賀
岩沼 石川 吉弘 西嶋
高原
sub:佐藤 藤山 横野 上原
セットプレーで先制して、セットプレーで同点にされて、そのままドロー。現在の順位位置をそのまま反映した結果でした。携帯でしか追えませんでしたが、これまでの問題点はあいかわらずですね。そもそも全体練習にフィールドプレーヤーがたったの8人しかいなかった日があったこと自体からして、対策の立てようがあるのか疑問ですが。
またまた取れそうなときに取れないとこうなる的試合でした。分かっちゃいるけど入れられないなんて、言っている場合ではありません。せめてシュートを打っているならわかるが、打てそうで打てなかった8本。相手もミスばかりで7本しか打っていないのが救いでした。後半40分を過ぎて共に決定的なシュートがあり、お互いに阻まれたところまで一緒です。41分に砂川のCKから、西嶋がヘッドでタイミング良くあわせましたが、クロスバーに嫌われました。
この試合の収穫は負けなかったことと、斬って、よろしいのではないでしょうか。連勝できないことが今の順位であり、連勝できる力を有していないのも事実でした。「あの相手からもう1点取れないのはショック」などと、言っている場合ではありませんよ。J2下位の実力ということが証明されました。
この試合の着眼点
吉弘が退団になることが明らかになりましたか。。。この日もフル出場して、いよいよセンターバックは石川以外は総入れ替えです。しかし、その石川が次節出場停止。当然、藤山の出場が濃厚ですが、強化費削減とはいえ、起用される選手を切っていいのでしょうか。計画性を感じない来季の編成に、とっても心配です。
残り試合は、残ったメンバーでやりぬくしかありません。残り4試合、今年、もう一回連勝を見たい!
(17日 02:30)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/11/25号
勝利に王道なし
コンサドーレ札幌 1-0 ジェフユナイテッド千葉
得点者
- コンサドーレ札幌
- 後42分 宮澤
- ジェフユナイテッド千葉
- なくてよろし
順位 | (第33節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
13 | コンサドーレ札幌 | 38 | 31 | 9 | 11 | 11 | 31 | 1.00 (13) | 36 | 1.16 (8) | -5 |
5 | ジェフユナイテッド千葉 | 51 | 31 | 15 | 6 | 10 | 52 | 1.68 (4) | 32 | 1.03 (5) | 20 |
順位 | (後半戦14節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
13 | コンサドーレ札幌 | 15 | 13 | 4 | 3 | 6 | 11 | 0.85 (16) | 14 | 1.08 (8) | -3 |
8 | ジェフユナイテッド千葉 | 19 | 13 | 6 | 1 | 6 | 20 | 1.54 (7) | 12 | 0.92 (3) | 8 |
内村
(宮澤)
三上 高木 藤田
(砂川) (藤山)
上里 芳賀
岩沼 石川 吉弘 西嶋
高原
sub:佐藤 曳地 横野 上原
終始押し気味なのにワンプレーで負けることもあれば、圧倒的に押されていても耐えて耐えて最後に得点を得る。これがサッカーの醍醐味であり落とし穴でもあるところです。昇格消滅のチームが昇格争いで何が何でも勝たないといけないチームをうっちゃるなんて痛快ですネ。
順位の差が如実に現れた前半でした。カウンターからようやく初シュートが出たのが前半36分。それまではずっとサンドバッグ状態で高原がビッグセーブで防ぐ展開が続きました。後半立ち上がりは立て続けにゴールに迫りますが、相手はそれを上回る勢いで逆襲してきます。それもまた高原に何度となく救われました。22本のシュートを浴びています。
スコアレスドローで終えられれば万々歳でしたが、終了間際に決めてくれました。左サイドを突破した砂川からのクロスに、宮澤が飛び込んでヘッド。高木が1トップに入って、つぶれ役になっていたのも良かったようです。これが今季2得点目です。言われて気づきました。ホームでの勝利も、真夏以来久しぶりです。
それでも苦言をいわせろ
宮澤の得点で思い出したが、昨年と比較してみよう。昨年は5得点だったのですね。ほかに上里(6→4得点)、西嶋(5→2得点)、上原(3→0得点)が目立ちます。この4人だけで計10得点のダウン。これでは苦戦続きになります。挽回してもらわないと、来年につながりません。
戦力外通告の時期にはまだ早いのに(今年はそんな傾向を強く感じる)砂川・藤山・箕輪の退団が明らかになりました。今年でさえ4億5000万円になって、強化費を削減されたと感じたのですが、来年はさらに3億5000万〜4億円削減するようです。
シーズン中の異動を含めるとDF:-3/MF:-2/FW:±0といった増減。この穴埋めは当然として、今季みたいに長期離脱者だらけで、ホームなのにベンチ入りメンバーが7人満たせないのは困ります。くれぐれも、低予算でやりくり上手でお願いします。
(12日 00:00)