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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2011/05/3号

聖地の名は汚せない
キッチリ勝ち点3

コンサドーレ札幌 2-1 ファジアーノ岡山

 得点者

5/29 現在(第14節) 勝点得点失点得失差
11 コンサドーレ札幌 10 8 3 1 4 5 0.63 (17) 6 0.75 (5) -1
17 ファジアーノ岡山 8 8 2 2 4 8 1.00 (9) 14 1.75 (20) -6

             宮沢
         (ボランチへ)
         
  近藤  アンドレ ブルーノ 古田
(チアゴ) ジーニョ       
        (砂川)

             芳賀
            (右SBへ)  
              
  岩沼   河合    山下  高木純
                      (三上)
                       (FWへ)
         イ・ホスン

sub:高木貴 奈良 岡本 上原

厚別開幕戦の勝利。気分いいですネー。しかも近藤がひさびさのゴール。こまかく見ると気になるコトありますが、運も実力のうちですよ。

布陣を4-2-3-1から、4-1-4-1に変えて臨みました。日高のコンディション不良だけでなく、アンドレジーニョとブルーノを生かしたかったのでしょう。そして、いまやセンターラインならドコでもおまかせになった宮沢が1トップです。これが当たりました。前線にボールがおさまるとチャンスが巡ってきます。攻撃に厚みが出て、おかげでシュート15本ですよ。

先制点は、こぼれ球を拾ったブルーノが、中央から左サイドの近藤にパス。これをドリブルで前に持ち込んで角度のない位置から決めました。難しいところからよく決めました。勝ち越し点は、結果こそ岩沼のクロスが相手DFの足に当たったオウンゴールですが、ボールは頭上を越えたものの競り合って相手DFから死角にさせたチアゴの頑張りがあってこその得点てした。

それでも苦言をいわせろ

ハーフタイムの監督コメント。

・まだイージーミスが多い。ボールを取られた後、足を止めずにしっかり切替えすること!
・中盤の選手たちはもっとセカンドボールを拾うことを意識していこう。
・まだ1-0。残り半分気持ちを入れてしっかり戦うこと!

コレ、守れていました?? 相手が1ボランチの弱点を突いて、1トップ2シャドーを目がけて中盤から飛び出したりロングボールを出してきましたが、それは織り込んで集中しないといけないでしょう。あっけなく失点されると、次節アゥエーでの戦いに不安を感じます。DFとMFの間のスペースでの攻防に気をつけましょう。

ようやくブラジル人トリオそろい踏みかと思いきや、ブルーノがカード二枚で次節出場停止。縦パスやワンタッチパスは武器になっていて、欠場は痛い。しかし、悪いことだけでなく、出番が巡ってこなかった選手にとってはチャンス。チームはまだまだ活性化していきます。

(31日 01:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2011/05/11号

前半13分で勝負あり
なにやってんだ

サガン鳥栖 1-0 コンサドーレ札幌

 得点者

5/22 現在(第13節) 勝点得点失点得失差
3 サガン鳥栖 13 7 4 1 2 9 1.29 (5) 5 0.71 (4) 4
17 コンサドーレ札幌 7 7 2 1 4 3 0.43 (20) 5 0.71 (4) -2

          三上
       (チアゴ)
         
  近藤   高木純   古田
(砂川)(岡本)

     芳賀        宮沢
              
 岩沼  河合  櫛引  日高
                 
       イ・ホスン

sub:高木 奈良 ブルーノ
     アンドレジーニョ

先週の反省をあっさり忘れてしまったのでしょうか。シュートは、2分・3分・13分に、近藤・古田・日高が放ったのみ。気温29.2℃といった道内との気温差や、先制されてからの戦い方以前の問題のように思えます。ダメ試合はこれで最後にしてください。

相手の布陣変更にまんまとハマるのも気に入りません。4-3-3で点を取りに行き、狙い通りもぎ取ると4-4-2に戻して守備固め。先に1点取れれば勝てるだろうと、思われているのが良くないんです。前節のように開始早々に先制するか、スコアレスで耐え続けるしか勝機はないのでしょうか。

メンバーの入れ替えを示唆しているようですが、守備は破綻していないだけにどこを変えるか難しい選択になります。三上が封じ込まれたときの対策とアンドレジーニョの活用が課題でしょう。いつまでもチアゴ大作戦では研究しつくされます。

この試合の収穫

櫛引の先発フル出場と、ユースの奈良がメンバー入りしたことですね。山下のコンディション不良によるものですが、ようやく生え抜きセンターバックが出てきたと思うと、感慨深いものがあります。

次は厚別開幕戦ですね。先週のドームは1万人を割ってしまいました。ここいらで観衆が増えないとやばい。ホーム3連勝たのんます。やるサッカーは引き続き行う、これは信じましょう。

(24日 23:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2011/05/17号

ツブすかツブされるか
サバイバルは始まった

コンサドーレ札幌 2-0 ガイナーレ鳥取

 得点者

5/15 現在(第12節) 勝点得点失点得失差
13 コンサドーレ札幌 7 6 2 1 3 3 0.50 (18) 4 0.67 (4) -1
13 ガイナーレ鳥取 7 6 2 1 3 3 0.50 (18) 4 0.67 (4) -1

          三上
        (横野)
         
  近藤   高木純   古田
(砂川)(右SBへ)

     芳賀        宮沢
              
 岩沼  河合  山下  日高
                 (岡本)
                 (>トップ下へ)
       イ・ホスン

sub:曳地 チアゴ 櫛引 ブルーノ

やっと流れの中から得点を取れました。しかも2得点。プロとして三上が初得点。初物づくしでドームで2連勝です。前節ダメ試合をふまえて、きっちり結果を出しました。

その反省から、立ち上がりから近藤や高木純平がゴールへの意識を強く持ってゲームに入れたのが良かったようですね。高木は2得点の起点にもなっています。功守の切り替えのところで重要な役割を果たしていました。三上が裏を狙えば高木純が下がってくる、高木純が出ていけば三上が下がってくる、というようにうまくやってくれていたと思います。トリッキーな武器があるアンドレジーニョと岡本に対して、功守のトータルバランスの高木といった、トップ下争いでしょうか。相手のボランチ服部を封じていました。

今節服部を封じたことと、前節は三上が仕事させてくれなかったことを考えると、今のウチラは潰すか潰されるかで、大勢が決まるようです。守護神イ・ホスンと河合・山下のセンターバックが計算できるだけに、あとは攻撃ですよ。

それでも苦言をいわせろ

17本もシュートを打たれていたんですね。敵将曰わく打たされていただけど、意欲が高かったのは事実。ウチと同じように得点力の低いチームだからまだ助けられたものの、決定力のあるフォワードかいたら大変なことになってますよ。

問題は次です。願うはアゥエーでの勝利と連勝です。浮上にはまだ間に合います。

(17日 22:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2011/05/24号

シュート4本 先発攻撃陣1本
これでは勝てん

ロアッソ熊本 1-0 コンサドーレ札幌

 得点者

5/8 現在(第11節) 勝点得点失点得失差
5 ロアッソ熊本 10 5 3 1 1 4 0.80 (12) 2 0.40 (1) 2
18 コンサドーレ札幌 4 5 1 1 3 1 0.20 (20) 4 0.80 (6) -3

          三上
       (チアゴ)
         
  近藤   高木純   古田
(岡本)        (砂川)

     芳賀        宮沢
              
 岩沼  河合  山下  日高
                
       イ・ホスン

sub:曳地 櫛引 ブルーノ 横野

シュート4本の少なさだけでなく、中身がひどかった。前半1本、後半3本だからという問題ではありません。先発した攻撃の選手で打ったのは近藤だけです。前半4分にドリブルから左足のミドル。ダメでモトモトです。後半の山下・砂川分は速報に明記されていません。シュート4本で勝つこともありますが、ペナルティエリア近くで打たないと期待できません

アゥエーで連休連戦3戦目。条件悪く押されてもやむなしが戦前の見方でした。失点までは、耐えながらも良く抑えていると評価できます。取られると手のひら返した評価になります。前半41、古田のパスミスからボールを奪われ、MF武富の約50メートル独走ドリブル。FW長沢とFW仲間もゴールへ向かって並走し、武富がDFをひきつけてパス。これを冷静に決められました。ミスを起点に失点って、何年か前にもよく聞いたフレーズでしたよね??

得点のニオイがあるならイタくもカユクもないけど、たったの1点しか取れていないチームにしては一大事ですよ。プレッシングとつなぎが生命線のチームなのに、ボールが全くつながらないのでは勝てる気がしません。後半12分に砂川、18分に岡本、24分にチアゴと、他のJ2チームがうらやむタレントを投入しているのに、ようやくチャンスを作れた程度。43分のチアゴが落としたボールを、ペナルティエリア内でを岡本が拾って左から狙ったきわどいシュートが唯一の決定機。残ったのは先発攻撃陣駄目のらく印と、「もっとシュート打とうよ」といったブーイング。岩沼が「後ろから見て点が入る感じがしなかった」と言うようではオシマイです。

この試合の収穫

日高が右SBでフル出場したことでしょう。2月にケガで離脱して以来、右SBをどうするかという問題に終止符を打ちました。他にはなにかありました? 1失点で済んだだけマシなくらいしか、思い当たりません。

2点目はまだか。2勝目はまだか。こんな心配をはやく払拭してほしい。

(10日 2:20)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2011/05/28号

得点は362分待て
待ちに待ったぜ初勝利

コンサドーレ札幌 1-0 ザスパ草津

 得点者

5/4 現在(第10節) 勝点得点失点得失差
16 コンサドーレ札幌 4 4 1 1 2 1 0.25 (19) 3 0.75 (5) -2
10 ザスパ草津 6 4 2 0 2 4 1.00 (8) 4 1.00 (8) 0

            三上
         (チアゴ)
         
  近藤 アンドレジーニョ 古田
(岡本)  (砂川)      

     芳賀        宮沢
              
 岩沼  河合  山下  高木純
                
        イ・ホスン

sub:曳地 日高 櫛引 ブルーノ

ここまで長かったです。ロスタイムに入っても無得点はよくないですよ。心臓に(おぃ)。大変長らくお待ちしていただけに、この勝利の美酒は格別です。

前節に続いて、後半に砂川とチアゴの投入。これが効きました。二人ともボールキープができます。後半42分チアゴがクロスに反応して豪快ヘッドが決まった、と、思ったらファウルがあってノーゴールでしたが、ココで集中が切れなかったのが良かったです。そして、この執念を最後まで持ち続けられたことが勝因でしょう。後半ロスタイム2分、砂川の右CKを今度は山下が頭で合わせました。これは阻まれたものの、宮沢が右足を伸ばして触れました。これが入ってそのまま決勝点。崩した形でもなく、押しこんだ形でもなく、ちょこんと触れて入りました。これぞ紙一重の得点です。この差なんですネ。

多少押し込まれることがあっても、後半の深い時間まで無得点で持ちこたえられるようになったのはいいですね。河合と山下のセンターバックが安定しています。宮沢のボランチも板についています。近藤の重戦車ぶりがサイドでも効いてます。アンドレジーニョはスピードとアイデアが発揮できるようになりました。一応、他チームからは脅威に見られているんですよ。一応。あとは得点力だけだ。

それでも苦言をいわせろ

内村が負傷欠場の影響があるにせよ、最も頼れるフォワードはチアゴというのは困りモノです。相手の守備ラインを下げさせて、セカンドボールも拾えるようになり、自身もゴールネットを揺らせたのはいいけれども、チアゴ大作戦待ちですか。スタメンが早いところ取ってくれればラクになるでしょう。

ないものねだりしても仕方ないので、素直に1-0で勝てる力がついたと、喜びましょうよ。執行猶予ですが。この勝利が生きるのは次に勝ってから。はやく星と得失点差を五分にしましょう。

(7日 1:10)