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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/03/1号

認めたくない力の差
痛い敗戦

コンサドーレ札幌 1-3 ガンバ大阪

 得点者

順位第6節 3/31現在 勝点得点失点得失差
18 コンサドーレ札幌 6 6 2 0 4 4 0.67 (20) 7 1.17 (8) -3
3 ガンバ大阪 10 6 2 4 0 12 2.00 (3) 8 1.33 (14) 4

         前田
         
  宮沢   内村   上里
               (古田) 
               (砂川)

    深井     河合

 松本 櫛引 パウロン 上原
(堀米)
         杉山

sub:阿波加 小山内 岡本 テレ

スコアだけ見ると、戦力的に妥当な結果になるのでしょう。実際、相手に翻弄されていた時間帯も結構ありました。しかしよく観てみると、対等に戦えていた時間帯が多かったように思えます。得点力の差や二度の負傷交代があったにせよ、もったいない失点もあり、案外力の差は少ないのもしれません。

今季の目標のポゼッションを高める点では、狙い通りでした。しかしそれだけで昇格の大本命に勝てるほど甘くなく、はっきりした差を埋めないといけないですね。得点力ですよ。明らかにたりないのは。失点は改善傾向でも、ずっと守っていると今節のような力のあるチームなら消耗させようと仕掛けてきます。

3点目のいらない失点は、FKをクリアしたボールがゴール前に上がり、これをヘッドで押し込まれました。位置がオフサイドとしてノーゴールの判定でしたが、シュートの前にさわっていたのでゴールが認められました。これは判定の問題ではなく、クリアの方向が悪いのです。ミスを誘発されました。

試合経過

立ち上がりからパスをつないでチャンスを作り出して試合に入れたが、次第に相手のパス回しについていくのがやっとになる。辛抱強く守っていたが、前半終了間際に先制を許す。

後半に入っても相手が優位に進めていく展開は変わらず。追加点を続けざまに許して勝負あった。二度の負傷交代でゲームプランもままならず、アディショナルタイムに一点を返すのがやっと。

この試合の収穫

シュート数は相手を上回った。普通なら無駄打ちばかりと更にダメ出しになりますが、互角以上の相手の場合は上回っている点があることが重要なのです。何も恐れることなく、次の対戦に向かえます。

古田が長期離脱。松本も欠場濃厚。しかし、選手がいないことは初めから分かっていたこと。今こそ、出場機会が少ない選手の奮起を。

(3日 0:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/03/8号

連敗脱出が先
勝利第一

アビスパ福岡 0-1 コンサドーレ札幌

 得点者

順位第5節 3/24現在 勝点得点失点得失差
12 アビスパ福岡 6 5 2 0 3 5 1.00 (9) 6 1.20 (13) -1
13 コンサドーレ札幌 6 5 2 0 3 3 0.60 (18) 4 0.80 (5) -1

         前田
         
  岡本   宮沢   古田
 (内村)        (砂川)

    深井     河合

 松本 奈良 櫛引 チョ
                ソンジン
                (上原) 
        杉山

sub:曳地 堀米 テレ

苦しいながらもワンチャンスをモノにして、3連敗でストップ。肝試しには早すぎるヒヤヒヤものの勝利です。こういった展開の試合でも確実に勝ち点3を拾っていきたいですネ。

チャンスらしいチャンスは1・2回くらいだったでしょうか。得点シーン以外は、前半9分の前田のシュートのこぼれ球を岡本が押し込みながらもオフサイドになったところくらい。特に前半は放ったシュートは1本のみ。盛り返した後半でも5本のシュートを打つが、得点以外で決定的な場面には至っていませんでした。

連敗中の栃木SC松本山雅FCと比べても、収穫のない内容でしたが、そういった厳しい条件でも勝てたことに意義があります。今回はリアリズムで良いのです。

試合経過

前半18分にチョ・ソンジンが負傷で急遽上原に交代。相手の攻撃を受け続けて、なかなか反撃できない苦しい展開を、どうにか無失点で前半を終えた。

後半はボールに早くプレッシャーに行くことで、高い位置でボールを奪ったり、その後のポゼッションもできたので、主導権をつかめた。砂川投入直後に、上原のシュートをセーブされたこぼれ球を宮沢がダイレクトに決めて先制。33分に奈良が2枚目のイエローカードを受けて退場になったものの、10人で集中して切り抜けた。

それでも苦言をいわせろ

奈良の2枚目のイエローカードは遅延行為ですか。状況はよくわからないが、よくカードを出す主審ということをあたまに入れておかないと(この他松本と河合にも一枚ずつ)。もったいないカードでした。

次節はホームでガンバ大阪戦。現在絶不調で8位。しかし、昨年J1得点トップのチームです。ウチラはチョ・ソンジンが負傷で全治3〜4週。奈良を出場停止で最終ラインの再編成を迫られますが、勝機は十分にあります。

(28日 01:30)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/03/12号

オイオイ三連敗かぃ
対策いそげ

コンサドーレ札幌 1-2 松本山雅FC

 得点者

順位第4節 3/20現在 勝点得点失点得失差
21 コンサドーレ札幌 3 4 1 0 3 2 0.50 (18) 4 1.00 (10) -2
4 松本山雅FC 7 4 2 1 1 5 1.25 (6) 4 1.00 (10) 1

         前田
         (榊) 
         
  岡本   宮沢   上里
 (上原)        

    深井     河合
   (古田)

 松本 奈良 櫛引 チョ
                ソンジン
        杉山

sub:曳地 堀米 砂川 テレ

得点力不足のチームが先制したら、万々歳。しかし、リードしていたのは9分間。2分で逆転。ウルトラマンでも見れる逆転劇で敗戦。そりゃブーイングになりますよ。

まだ第4節ながらも21位でブービー賞。降格争いを語るには早すぎる時期です。よくよく思い出してみると、今年のメンバーは青い。ユース上がりの選手もすぐにデビューできる程能力高いけれども、プロとしての経験値やチームとしてのまとまりは時間がかかるでしょう。そこを考慮すると、今の時期はもたつきながらも、夏場以降に上がってくるという予想をしているのだけれども、だからといっても負け数先行の3連敗はキツイですよ。

崩されていなかった守備は、今回は戦犯扱いになりました。マークの受け渡しなど4バック全体の意思疎通が乱れたところを突かれて失点。同点にされたところで浮足立ってしまったところですが、センターバックのコンビはとっても若い。高さを増すためにパウロンの初先発を検討していたところ、右膝痛で急きょ欠場。今後に不安と課題を残しました。

試合経過

主導権の取り合いから始まった試合は、1トップの前田のボールキープとトップ下の宮沢との連動でチャンスを多く作っていく。しかし相手の守備ブロックに入っていけず、無得点で前半を終える。

これを受けて後半は縦パスを入れて、ゴールに向かう動きを意識した。これが実り、高い位置の河合からのクロスに宮沢が飛び込み、その折り返しを走り込んだ岡本が決めた。

しかし、この9分後にゴール前でFW船山を完全にフリーにして同点にされると、相手の攻撃を止められない。その後1分経ったか経たないうちに中央を崩され、右から決勝点を決められた。

この試合の収穫

ボランチ争奪戦に深井が名乗りを上げました。安定したプレーでボールが動きました。その結果、コンビを組んだ河合が前に出られて高い位置を取れるようになり、前田へのフォローも増えて、攻撃に厚みがつきました。守備のところで疲れが見えて交代しましたが、右に移った上里、スタメンから外れた古田、メンバー落ちした神田はうかうかできません。もっともっと競争してほしいです。

祝日がある厳しい日程で、次節は今季初九州。願うは連敗ストップのみ。

(22日 12:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/03/15号

これが首位の力
反撃できなきゃ

ヴィッセル神戸 1-0 コンサドーレ札幌

 得点者

順位第3節 3/17現在 勝点得点失点得失差
1 ヴィッセル神戸 9 3 3 0 0 6 2.00 (1) 0 0.00 (1) 6
17 コンサドーレ札幌 3 3 1 0 2 1 0.33 (18) 2 0.67 (5) -1

          榊
        (上原) 
         
  神田   宮沢   古田
 (砂川)        (前田)

    上里     河合

 松本 奈良 櫛引 チョ
                ソンジン
        杉山

sub:曳地 岡本

早いうちに対戦しておいてよかったと思います。2戦無失点の相手に最小スコアで済んだのだから御の字ですよ。いまは課題を出していく時期でもあります。

テレと内村の二人が欠場した影響があったのか、攻撃の形が作れずにゲームを終えました。相手の早い攻守の切り換えにポゼッションサッカーをさせてもらえませんでした。しかし勝負の綾は、DFラインを上げられなかったところのようです。シュート20本浴びせられても、守備は完全に崩されませんでした。それならば、センターバックを前に出させようと、相手はミドルシュートを多用してきます。その中の一発にやられました。それなりの力を持つ選手がいるから、かけひきにまけましたが、それ以前に前に押し上げないと攻撃の形を作りづらくなります。

しかしシュート5本は少なすぎです。得点力も攻撃の形も、もっと力をつけてほしいです。

試合経過

立ち上がりから相手の分厚い攻撃を受けて、いつ失点してもおかしくない展開。杉山を中心に粘り強く対応していくが、ミドルシュートがポストに当たりつつも決められて先制を許す。

後半開始と同時に前田を投入して反撃を狙うが、押し込まれる形勢は変わらす。攻撃の形や最後の詰めに課題を残した。

この試合の収穫

3連勝無失点のチームの底力がよーくわかりました。同時に足りないものも浮き彫りになりました。

負けが先行して中二日の試合はいやなものですが、前節・前々節のように攻め続けること。今はこれが勝利への近道です。

(20日 01:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/03/22号

決定機には決めなさい
一瞬で逆襲食らう

コンサドーレ札幌 0-1 栃木SC

 得点者

順位第2節 3/10現在 勝点得点失点得失差
11 コンサドーレ札幌 3 2 1 0 1 1 0.50 (15) 1 0.50 (2) 0
11 栃木SC 3 2 1 0 1 1 0.50 (15) 1 0.50 (2) 0

    内村     テレ
            (前田) 
         
  神田         古田
 (岡本)       (上原)

    上里     河合

 松本 奈良 櫛引 チョ
                ソンジン
         杉山

sub:曳地 宮沢 砂川 榊

内容で勝って勝負に負ける。それじゃ駄目です。猛烈な吹雪で交通機関がマヒし、開催が危ぶまれましたが、せっかく開催できたのですから、今節のような試合を確実にモノにしましょう。それができるのが強いチームです。二戦目でまだ「おとそ気分」ですが、今のうちに冷や水をかけられてよかったのです。

得点は時間の問題といった展開の時こそ、確実にネットを揺らさないと逆に揺らされる典型的なパターンでした。前半38分から39分にかけて、2分間で決定機が3回。テレの初ゴールは幻になり、古田のミドルはバーに阻まれ、チョ・ソンジンのヘッドはゴール上。後半12分の内村が放ったヘッドはポストに跳ね返されました。

相手は時間が経つにつれて、攻撃陣と守備陣のギャップが生じてセカンドボールが拾えなくなる苦しい展開になっていました。そんな中、縦パスを通されると最終ラインが対処しきれずに失点を許したものですから、決めるときに決めないとしっぺ返しを食らうことですね。劣勢のときの強さは見習わないといけません。残り時間は守りに徹することができます。

試合経過

五分五分の形勢で始まった試合は、前半中盤からチャンスを多くつかむ。しかしノーゴールの判定や、クロスバーやポストに相手GKのセーブ、さらに枠外に外れることで、決定的に得点を挙げられない。

逆に松本がボールを奪われると、一瞬の隙を突かれて、カウンターから失点を喫した。この後上原投入などで逆襲を狙ったが、詰めの甘さで屈した。

この試合の収穫

上原投入イコールパワープレーではないことが明示されました。3トップにしてクロスから崩していこうという意図ですが、さすがに練習していないとこれまで通りになります。だが、今回、監督があえて語ったことで変化が出るでしょう。確かに、劣勢のときのパワープレーは相手も読んでくるので、案外実りません。そこでバリエーションを持つと、何で仕掛けてくるか判らないこわさを持ち合わせられます。

負けてもまだ絶望感はありません。今のうちに課題を克服して、完成度を高めて欲しいです。

(14日 01:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/03/29号

片目開いた!
気分よく開幕戦勝利

ジェフユナイテッド千葉 0-1 コンサドーレ札幌

 得点者

順位第1節 3/3現在 勝点得点失点得失差
17 ジェフユナイテッド千葉 0 1 0 0 1 0 0.00 (18) 1 1.00 (6) -1
5 コンサドーレ札幌 3 1 1 0 0 1 1.00 (7) 0 0.00 (1) 1

    内村    テレ
           (前田) 
         
  神田        古田
 (岡本)      (砂川)

    上里     河合

 松本 奈良 櫛引 チョ
                ソンジン

         杉山

sub:曳地 宮沢 榊 上原

開幕戦勝利。とっても気分がいいですね。これで全戦全勝の可能性を残しました。少なくとも、幸先良くスタートできたことには間違いありません。

ルーキー2人が開幕戦初出場を果たしました。選手の入れ替えが相当あり、新加入はユースからの昇格組を中心に、全員J未出場でしたが、そんな心配無用でした。激戦区の左サイドハーフで先輩達を押しのけた神田は、開始3分にチームの今期初シュートを放ちました。負傷欠場の前の代役としての位置づけだった松本は、左サイドバックで合格点の活躍でした。宮沢や上原や榊がベンチ入りしたものの出場できなかったことを考えると、決して他に選手がいなかったから出場していたのではありません。

昨年昇格プレーオフの相手に互角の戦いができて、最後にニクい時間帯に先制して逃げ切れました。強化費削減や実績充分の選手を放出しつつも6位以内を目指すなら、勝って懸念を払拭するしかないのです。

試合経過

立ち上がりから積極果敢に攻めていたが、相手の好守に阻まれて得点できない。次第に相手に押し込まれる時間帯が長くなるが、守備陣は集中して抑え込んだ。

後半になって、岡本・前田・砂川と攻撃的な選手を投入。アディショナルタイムに入って、砂川からのスルーパスに内村がワンタッチで反応して、落ち着いて決めた。

それでも苦言をいわせろ

この試合の立役者は最年長の砂川と実績充分の内村。河合もボランチでよく踏ん張っていた。センターバックで集中していた奈良・櫛引を別にすると、若手が目立たないのですよ。競争の結果でもありますが、ココは辛口に言っておく。

逆に言うと、まだまだ伸びしろがあります。伸び悩みや頭打ちになる前に、勢いをつけましょう。次はドーム開幕戦です。

(6日 01:10)