CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/05/22号
クリーンシートで勝利
北海道コンサドーレ札幌 2-0 清水エスパルス
- 北海道コンサドーレ札幌
- 51分 アンデルソン ロペス
- 55分 金子 拓郎
- 清水エスパルス
- なし
順位 | 第15節 5/23現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12 | 北海道コンサドーレ札幌 | 18 | 14 | 5 | 3 | 6 | 21 | 1.50 (7) | 20 | 1.43 (13) | 1 |
16 | 清水エスパルス | 12 | 15 | 2 | 6 | 7 | 11 | 0.73 (17) | 21 | 1.40 (16) | -10 |
ジェイ 小柏 アンデルソン ロペス (青木) 駒井 金子 (ルーカス (岡村) フェルナンデス) 深井 高嶺 (キム (荒野) ミンテ) 福森 宮沢 田中駿 菅野 sub:大谷 菅
試合開始前に、13位と16位との対戦で、勝ち点差3。お互いに勝ちたいゲームで、相手は対策を講じてきましたが、確実に勝ち点差3を手にしました。その上、今季初のクリーンシートでの勝利です。
大きな菅野のダブルセーブ
ウチラに合わせて3バックを採用してきた相手に対して、その狙い通りになってなかなか攻められずに時間が進みました。ボール保持率だけが高いです。そうなると、一瞬の隙を突かれやすくなります。18分には、GK権田からのロングボールがルーズボールになって、右側にいたFWカルリーニョスが反応して抜け出されました。これをシュートされるも菅野が手でセーブ。こぼれたところを詰められましたが、足の位置をそのままにしていて、その足でセーブ。詰められて失点を覚悟しましたが、このビッグプレーは大きかったです。
パスが回り始める
時間が経ってくると慣れてきて、反撃できるようになります。前半アディショナルタイムのパス回しはよかったですね。ワンタッチの連続で、前へ進んでいきます。小柏、福森、駒井、福森、ジェイ、駒井とボールがつながり、最後は深井のシュート。得点にはならなかったものの、後半へと期待できました。
お約束の三人で先制
後半もボールを保持しますが、ゴールに迫れるようになりました。後半2分には、小柏が反応して左サイドを抜け出して、クロスをジェイへ。頭で合わせるも得点になりませんでしたが、期待が高まりました。その4分後、福森―ジェイ―アンデルソンロペスです。左サイドの敵陣浅い位置から福森が、ゴール前へクロス。ジェイが収めて、アンデルソンロペスがワンタッチで左足を振り抜いて強烈なボレーシュートが決まりました。これで、12点目です。
右45度から金子が一撃
その後も、パスを細かくつなぎ、相手の守備を揺さぶります。追加点を取るまで早かったです。10分に左 CKから。相手にクリアされたボールは、ペナルティエリア手前の右へ。そこがちょうど右45度の金子拓郎ゾーンでした。エリア外からの豪快ミドル弾は、今週のベストゴールにノミネートでしょう。このゴールでJ1通算400得点です。
2点差は安心できませんが・・・
この勢いで大量得点を狙いたかったところですが、15分にアンデルソンロペスが着地のときに足を痛めて倒れ込みました。プレー続行不可能で青木に交代。攻守で良い働きを見せてくれました。試合は落ち着き、26分に荒野とルーカスフェルナンデスを投入。これは疲労を考慮した交代でしょう。43分には、深井に代わってキムミンテ、金子に代わって岡村が入りました。岡村はボランチに入り、確実に締めくくる意図です。ヒヤッとするところはありましたが、確実に勝ち点3を無失点で得ました。
それでも苦言をいわせろ
後半49分に、キムミンテにレッドカード。当初は PK の判定でしたが、VAR オンフィールドレビューで、ペナルティエリア手前の中央の FK の判定。これには助けられました。今シーズン2度目のレッドカードで、またなのかと言うのは簡単ですが、今回は、チームとして起こるべくして貰うべくしてもらったレッドカードと言いたい。時間帯的にボールを保持して時間を稼ぎたいのはわかります。高い位置での保持なら、奪われても体制を整える余裕があります。しかし、徐々に後方に下がっていき、田中駿太から後方のキムミンテへ。ボールを持ち替えて長く持っていましたが、左の福森はフリーだが距離が長く、どこへボールを出すのか迷いがあったのかもしれません。そうしているうちにプレスをかけられて、奪われました。菅野と1対1になったので、やむを得ず手が出てしまったのでしょう。攻撃で出し手を探して一旦下がるのは理解できるが、ボールキープで後ろに下がるのは危険です。
次は中3日で、5.26(水)19時ドームでサガン鳥栖戦。最少失点で3位ですが、ここ数年の対戦成績から勝てるカードです。5月最後は、5.29(土)19時からアウエーで柏レイソル戦。勝ち点をさらに積み上げるチャンスです。勝って浮上しましょう。そのあとは日本代表戦が続くため、ルヴァン杯プレーオフステージの1・2戦になります。横浜F・マリノスとの対戦で、6月6日(日)13時から厚別で、2戦目は、6月13日(日)17時からニッパツ三ツ沢での試合になります。
(23日 22:40)