CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/04/20号
お祝いには勝ち点3
北海道コンサドーレ札幌 2-1 藤枝MYFC
- 北海道コンサドーレ札幌
- 前半30分 田中 克幸
- 後半9分 アマドゥ バカヨコ
- 藤枝MYFC
- 前半7分 楠本 卓海
順位 | 第10節 4/20現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
17 | 北海道コンサドーレ札幌 | 12 | 10 | 4 | 0 | 6 | 10 | 1.00 (13) | 17 | 1.70 (18) | -7 |
13 | 藤枝MYFC | 12 | 10 | 3 | 3 | 4 | 14 | 1.40 (6) | 15 | 1.50 (16) | -1 |
バカヨコ 田中克 (荒野) (白井) スパ 青木 西野 近藤 チョーク (キム (長谷川) ゴンヒ) パク 高嶺 家泉 高尾 ミンギュ (深井) 中野 sub:菅野 宮沢 木戸 原 交代: 後半22分 荒野(バカヨコ) 後半22分 白井(田中克) 後半37分 深井(パクミンギュ) 後半37分 長谷川(スパチョーク) 後半37分 キムゴンヒ(近藤)
取られたら、取り返すに限りますね。気迫はみんな一緒。監督も1枚カードをもらうほどの気合いです。まだ負け越しは承知ですが、6位との勝ち点差は3。3位との勝ち点差は6。昇格は狙えます。勝ち進んで、もっと混戦にしょうではありませんか。
セットプレーから決めた
前半20分過ぎから、ウチラのペース。しかし、攻めながらもなかなかシュートを撃てないもどかしい展開でした。そんなときに、セットプレーを取れる攻撃ができたのはいいですね。右側で倒されて得たフリーキックは、青木と田中克幸のどちらが蹴るかわからない話し合いをします。青木が壁に入ったのは、キーパーから見辛くするためでもあったんですね。左脚からのキックは、キーパーの手に触れたものの、直接決まりました。その後も自分達のペース。後半に入って、キムゴンヒが入る準備ができていたときでした。青木からの左コーナーキックがスパチョークへ渡り、再び青木へ。クロスを上げると、バカヨコが高い打点からヘッドをピッチに叩きつけてゴールを決めました。先週のいらだちを受けての今節。交代直前のゴールは、単なる逆転ゴール以上の価値ではないでしょうか。
配置転換成功
DAZNの予想フォーメーションを見たとき、思わず間違いでしょと思った方は、私だけではないでしょう。高嶺の左センターバックは想像できるものの、西野と青木のダブルボランチに田中克幸のフォワードは、ゲームの世界に思えました。ところが、これがうまくいったのです。1.5列目ぎみの田中克幸は、バカヨコと近藤の間に入って、いい距離感でした。2人の守備の負担を減らし、高尾の上がりも効果的になります。西野は中盤で動き回っていましたね。守備の強さがボランチでも生きました。青木の動きは、得点の時以外はボールへの関与が少ないように見えてあまり目立っていないと感じましたが、監督は真っ先に青木のボランチを考えたのですね。配置換えの選手がみんな生きて、しかも相乗効果が出たのですから、成功はまちがいないです。
バースデー男にトリは不屈の男
荒野の投入は明確で、全体の運動量維持。気がついたら、もう32歳なんですね。そして、残り10分を切って、スタジアムの雰囲気を変えられる不屈の男が、満を持してピッチへ。大歓声です。感慨深いものがあります。2人とも、長年チームを見続けて知り尽くしているだけのことはありました。西野が脚をつったら、負担が少ない前線へ配置転換。荒野がボランチ、深井が最終ラインへスライドしました。今回は逃げ切り体制ですが、苦しいときにまだまだ頼りになります。
それでも苦言をいわせろ
問題は立ち上がりですよね。相手自陣からロングキックで攻められて、押し込まれました。連続でセットプレーを許して、コーナーキックのこぼれ球を押し込まれたのが、10分に満たない時間での失点。その後は、グランダーでの相手の攻めに怖さは感じなかったものの、ロングボールとセットプレーへの対処はしっかりしましょう。
次は金曜日。ゴールデンウィークに入ります。4.25(金)19時アウエーのRB大宮アルディージャ戦は参戦予定です。勝ち点差は8。背中は見えています。4.29(火)14時からドームでV・ファーレン長崎戦。5月になって、5.3(土)14時、アウェーでモンテディオ山形戦。5.6(火)14時ドームでジュビロ磐田戦。勝ち点が上で 昇格を目指す相手との対戦が続きます。相手を上回る強い気持ちは必須です。次の勝利に向けて、万全な準備を。
(22日 20:50)