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遠征はJALでいこう




CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/03/3号

前へ進め 前を向け
闘いを挑むべし

北海道コンサドーレ札幌 0-1 ヴァンフォーレ甲府

順位 第6節 3/23現在 得点 失点
17 北海道コンサドーレ札幌 6 7 2 0 5 6 0.86 (13) 13 1.86 (18) -7
15 ヴァンフォーレ甲府 7 7 2 1 4 7 1.00 (12) 10 1.43 (13) -3
        バカヨコ
        
       スパチョーク
       (キム ゴンヒ)
 
 青木  高嶺  馬場  近藤
           (木戸) (原)
    
 岡田  中村  家泉  高尾
(白井)(宮沢)
 
          中野
 
sub:児玉 パク ミンギュ
     西野 長谷川
交代:
後半0分 白井(岡田)
後半9分 宮沢(中村)
後半22分 キム ゴンヒ
         (スパチョーク)
後半31分 原(近藤)
後半31分 木戸(馬場)

前からの圧にビビってどうすんの。やられたらやりかえしましょうよ。集約すると、これです。こわがって前へ行けない、前へ出せないのは本末転倒。後半、宮沢が入って、再生能力があることを確認できました。やればできるはずです。手を尽くさないといけないことは、たくさんあります。

失点後が問題だ

試合の入りは五分五分。どちらが先に主導権を握るかというところで、左を押し込まれて、相手のコーナーキック。ショートコーナー気味に出されると、マークから抜け出てフリーから思いっきり撃たれました。相手は6点中4点はセットプレーからなのだから、対策を立ててきましょうよ。ここから取り返す力があればハンデくらいのものですが、そんな余裕はありません。5-4-1 で守ってくる相手に前へ進めないのでは、手詰まりになります。相手の中盤の出来は良かったですが、デュエルと走力で負けです。家泉と中村と岡田の動きが少なかったのは、水曜日に出場した影響なのでしょうか。これでは高嶺の負担が高くなってしまいます。

噛み合っていないところだらけ

バカヨコだけでなく、青木やスパチョークも下がってボールを受けようとするのはひどい状況。ボールが来ればまだよくて、来ないで下がっているだけです。攻撃の体勢ではありません。ボールは後ろで回すよりも、欲しがっている前に送りましょうよ。そして、前線もオフ・ザ・ボールで相手に挑みましょうよ。相手の動きを封じたら、そのスペースに他の選手が前に出てこれます。後ろでのボール回しやバックパスを、後ろだけのせいにしてはいけません。宮沢が入って前を目指そうとする意識は高まりましたが、前で頑張りきれていません。前へのフィードが増えても、白井がドリブル突破をしても、ヘッドを撃っても、相手は怖がっていないのです。単発な攻撃では、得点の確率は低いままです。近藤に集まっているマークを生かして、スキを狙おうとしているのは高尾だけですか? もっと多用で単発で終わらない攻撃ができるはずです。

この試合の収穫

よく1失点に抑えられました。「今日のような試合をしていると成長などと言っていられない」「自分たちが弱いんだということをしっかりと認識しなければいけない」。と、監督が認識して、言葉にしてくれたことではないでしょうか。現状を見ないといけません。しかし、昇格を目指す目標はブレないこと。J2残留と言っていたら、それさえ危うくなります。

勝ち越せばJ1残留かJ1昇格と言われた4月になります。4月初戦もドームで、4.5(土)14時徳島ヴォルティス戦。リーグ最少の2失点。気持ちで勝つのは最低条件です。4.12(土)14時アウエーの水戸ホーリーホック戦は参戦予定です。4.20(日)14:00からドームで藤枝MYFC戦。好調な相手との対戦が続きます。相手を上回る強い気持ちは必須です。次の勝利に向けて、万全な準備を。

(1日 06:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/03/6号

J3をなめたらアカン
記録と記憶を刻んで振り返り

福島ユナイテッドFC 6-3 北海道コンサドーレ札幌

       中島
    (サンチェス)
        
  佐藤       出間
 (馬場)    (サフォ)
   
 田中宏            原
 (林田)
 
      木戸    荒野
    
 パク     中村    西野
ミンギュ (家泉)
(岡田)
          菅野
 
sub:児玉 長谷川
     キム ゴンヒ
交代:
後半15分 岡田(パクミンギュ)
後半15分 家泉(中村)
後半15分 馬場(佐藤)
後半23分 サフォ(出間)
後半39分 林田(田中宏)
延前0分  サンチェス(中島)

相手は、昨年、いわてグルージャ盛岡戦で9得点。移籍があっても攻撃力は維持できているのですよ。カテゴリーが下とは言っても、昨年から上がり調子。簡単な試合になるわけがありません。いまさら、あきれても途方にくれても仕方ないので、無駄にしてはいけない敗戦とみなすべきです。冷静に受け止めて、気持ちを切り換えて土曜日の勝利を目指しましょう。

3得点はよかったが

来季加入内定の佐藤陽成が先発。さっそく、先制点の起点になりました。原にパスを出して、速いクロスに荒野が頭で合わせて先制点。出間は、相手キーパーにプレスをかけて、トラップミスを誘って追加点を奪いました。中島は、コーナーキックにヘッドで合わせて勝ち越し点。若手で得点をとっているではありませんか。このまま勝ち上がれば、収穫が多かったはずです。

守れないと勝ち上がれない

リーグ戦では禁句になりつつある3バックで臨みました。カップ戦だから試みるのは悪くありません。それでも、リーグ戦と同じ様にやりましょうよ。最終ラインでゾーンで守れているか。裏をとられない対策をしているのか。ボランチに大きな負担がかかっていないか。やるべきこと、見るべきところがいくつもあります。家泉曰く、マンツーマン気味の守りが多かったようです。その中で、後半20分頃に、中央を抜け出されて1対5にされるのは大問題。3失点目は、相手のパスワーク。その後に攻撃は停滞して、延長戦へ。延長前半1分と5分の連続失点は立て続けに中央を突破されたもの。延長後半6分は左サイドのFKからフリーの状態でヘディングシュートを打ち込まれました。延長に入ってからの戦い方を心得ていないでは済まされない結果です。

この試合の収穫

賛否を恐れずに言うと、サフォと林田が出場して、ケガ人以外すべての選手を試合で使うことができて、この試合でそれぞれの選手を見ることができたのは、良いことです。そこからは、見解が分かれます。展開が厳しいので、長谷川とキムゴンヒをリーグ戦に温存できたという見方と、つぎ込んでなにがなんでも勝利にこだわる考え。どちらがいいかの正解はありません。

ようやくホームに戻れます。3.29(土)14時からドームでヴァンフォーレ甲府戦。4月初戦もドームで、4.5(土)14時徳島ヴォルティス戦。4.12(土)14時アウエーの水戸ホーリーホック戦は参戦予定です。次の勝利に向けてよい準備を。

(28日 21:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/03/9号

フォワード2得点
待ってたぜ連笑だぁ

愛媛FC 1-2 北海道コンサドーレ札幌

順位 第6節 3/23現在 得点 失点
20 愛媛FC 1 6 0 1 5 6 1.00 (11) 14 2.33 (19) -8
15 北海道コンサドーレ札幌 6 6 2 0 4 6 1.00 (11) 12 2.00 (18) -6
       バカヨコ
     (キム ゴンヒ)
        
         長谷川
         (白井)
 
 青木  高嶺  馬場  近藤
(田中宏)    (宮沢)
    
 岡田  中村  家泉  高尾
(木戸)
          中野
 
sub:児玉 西野 荒野
     サンチェス
交代:
後半11分 キム ゴンヒ(バカヨコ)
後半11分 白井(長谷川)
後半27分 宮沢(馬場)
後半27分 木戸(岡田)
後半32分 田中宏(青木)

よく追いついて、逆転できました。決して出来はよくありません。厳しい試合を強いられました。スパチョークが代表戦で不在だった影響があったかもしれません。今は、勝利優先です。連勝して勝ち点3を持って帰ることが大事です。

やっとバカヨコに一発

早々に先制されましたが、落ち着いて試合を進められるようになってきました。次第に、高尾が上がってきて、近藤と共にゴールに迫れるようになります。先制点は右から。馬場から前方へのボールを、近藤が敵陣深い位置で胸トラップ。これをグランダーでゴール前へ送ると、走り込んできたバカヨコは合わせて押し込むだけでした。ごっつぁんなゴールで流れから来日初得点。なにより、フォワードが今季初得点です。

逆転できた

その後も攻め続けて得点への期待が高まりましたが、あと一歩で奪えないもどかしい展開。後半15分の青木のミドルシュートはキーパーの正面。1分後に再び青木がシュートを放つも、クロスバーを直撃しました。その後は徐々に相手が攻める時間が長くなり、苦しくなってきました。そこで、ボランチに宮沢と木戸。宮沢は熟練の域に達していますね。試合を落ち着かせて、時間の使い方が巧みでした。木戸は前への意識がよかったです。37分には、家泉からのボールを受けて右サイドからアーリークロス。近藤がそらして、キム ゴンヒがダイレクトボレーで2年ぶりの得点が逆転ゴール。途中出場から試合を決定づける ディサイダーで逆転して勝ち点3をもぎ取ったのは大きいです。

それでも苦言をいわせろ

課題はいっぱいあります。失点は、中野がキャッチしきれずはじいて、これをクリアした中村のヘッドが相手に渡ったもの。中盤での競り合いは、五分かむしろ負けて押されていました。馬場と高嶺は機能しきれないというよりも、むしろやるべきことが多すぎて対応で精一杯。宮沢がボランチに入って高嶺が左に移って落ち着きました。他にも気になるところはありましたが、勝てたからこそ、振り返りで済むのです。負けていたら、あらためて言うまででもないですよね。

次はルヴァンカップ 1回戦。3.26(水)19時から福島ユナイテッドFC戦。出場時間の少ない選手はここでアピールを。3.29(土)、ようやくホームに戻れます。14時からドームでヴァンフォーレ甲府戦。4月初戦もドームで、4.5(土)14時徳島ヴォルティス戦。4.12(土)14時アウエーの水戸ホーリーホック戦は参戦予定です。次の勝利に向けてよい準備を。

(25日 06:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/03/17号

大逆転やっちゃいましょうか
待望の今季初勝利

ブラウブリッツ秋田 1-3 北海道コンサドーレ札幌

順位 第5節 3/16現在 得点 失点
13 ブラウブリッツ秋田 6 5 2 0 3 7 1.40 (5) 10 2.00 (17) -3
19 北海道コンサドーレ札幌 3 5 1 0 4 4 0.80 (16) 11 2.20 (19) -7
       バカヨコ
     (サンチェス)
        
      スパチョーク
         (西野)
 
 青木  高嶺  馬場  近藤
(木戸)          (長谷川)
    
 岡田  中村  家泉  高尾
  
          中野
 
sub:児玉 宮沢 田中宏
     荒野 キム ゴンヒ
交代:
後半27分 サンチェス(バカヨコ)
後半37分 長谷川(近藤)
後半37分 西野(スパチョーク)
後半44分 木戸(青木)

みんな素晴らしかったです。長かったですね。すべてを振り払うには勝利しかないんですよ。前半15分に先制。前半に追加点。後半開始早々にも追加点。理想的な進め方です。最下位からの大逆襲こそ新しい景色。見に行きましょう。

4バック & 岡田効果

スタメンで岡田が入ったのは、正直、驚きでした。田中宏武がベンチスタートになる理由が思い当たらなかったためです。ところが、始まってみると4バックですねの解説に、耳を疑いました。よく見てみると、岡田、中村、家泉の3人が同じ高さに位置しているではありませんか。厳密には可変システムで、守備のときにはこの3人がそろうことが多かったです。これは、役割が明確になりました。中村は守備に専念。ピンチを何度も救ってくれました。守備で効いてる中村は発見のひとつです。なにより、近藤と青木の守備への負担が減ったのが好影響です。高尾が安心して上がって、近藤に近い位置でプレーしていました。近藤が中に入ってくる機会が多かったのは、このおかげです。

高嶺が躍動した

うしろがしっかりすると、前はやりたいことが出来るようになります。人もボールもよく動いていました。久々に対角線にボールが飛び交っていたのは、チームとして調子がいい証拠です。これを司っていたのは高嶺ですね。1対1の強さしぶとさもありましたが、それ以上にボールコントロールが巧みでした。配球1本でゲームコントロールしていたところを、何度も見れました。

理想的な得点

そうなると、攻撃がやめられない止まらないことになります。先制点は、右でスパチョークがキープしたところから。左の青木に通って、カットインしてから豪快なミドルが決まりました。お得意の左斜め45度から。これには、裏街道を岡田が駆け抜けて、相手をひきつけたのを忘れてはなりません。追加点は中野のキックから。右のバカヨコが受けて、中央の高嶺へ。さばくと、左のスパチョークからさらに左の青木へ。これをゴール前中央で近藤が合わせて決めました。6人で前へ左右へと動き放題のローテーションで決めたゴールは、なかなか見れるものではないです。後半開始直後は左コーナーキックから。ファーサイドのバカヨコがシュート。このこぼれ球を家泉が押し込んで、貴重な3点目。セットプレーからも得点できることを証明してくれました。

それでも苦言をいわせろ

次はクリーンシートでいきましょうよ。3点目を取ってから、ずっと押されっぱなし。1点返されてからは、長いボールを入れられて、いつ追加点を許してもおかしくない状況でした。後半になると修正してきたり、選手交代で状況が変わってきます。昇格争いのライバルとの対戦では、もっと厳しくなります。今のうちに備えておきましょう。

アウエーが続きます。3.23(日)14時から、愛媛FC戦。3.26(水)19時、これもアウェーでルヴァンカップ 1回戦福島ユナイテッドFC戦。3.29(土)14時からドームでヴァンフォーレ甲府戦。4月初戦もドームで、4.5(土)14時徳島ヴォルティス戦。次の勝利に向けてよい準備を。

(2025-03-18 06:55)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/03/23号

失点ゼロにコミットせよ
これでは勝てない

北海道コンサドーレ札幌 1-3 ジェフユナイテッド千葉

順位 第4節 3/9現在 得点 失点
20 北海道コンサドーレ札幌 0 4 0 0 4 1 0.25 (20) 10 2.50 (20) -9
1 ジェフユナイテッド千葉 12 4 4 0 0 10 2.50 (1) 3 0.75 (5) 7
     バカヨコ
      (中島)
        
スパチョーク  出間
 (長谷川)    (荒野)
   
 田中宏        近藤
 
    高嶺    馬場
       (キム ゴンヒ)
    
 中村   家泉   高尾
       (宮沢)
  
        菅野
       (中野)
 
sub:西野 木戸 原
交代:
前半8分 中野(菅野)
後半12分 荒野(出間)
後半27分 キム ゴンヒ(馬場)
後半37分 長谷川(スパチョーク)
後半37分 宮沢(家泉)
後半37分 中島(バカヨコ)

根深い問題なら、取り組むのは最優先でしょ。ようやくホームに戻って心機一転のはずですが、過程も結果も変わらず。解決の糸口はなし。前節より内容が良くて当然ですよ。やりたいことを求めつつ、結果を出さないと納得できません。22292人が入ったホーム開幕戦なのに、ブーイングでした。

最初が肝心

立ち上がりから押し込まれています。開始2分にコーナーキックからヘッドで枠内シュートを撃たれました。菅野が難なくキャッチしたことで事なきですが、相手は立ち上がりを狙ってきます。それが、2分後の出来事に繋がります。菅野が相手と激突して、脳振とうで頭を固定されながら担架で交代したのは、相手が攻めてきたことを忘れてはならないです。病院での検査は無事で、代わった中野小次郎がそつなくこなしていましたが、すぐそばに問題が潜んでいます。

無失点の時間を長く

この試合もまた、抜け出されての失点でした。1失点目は右からオフサイド気味に抜け出されたもの。フリーで持たれてなす術がありません。2失点目は左を突破されました。どちらも、最後は中央から撃たれています。相手は前にでるだけでなく、当たりが強い。この時点で負けています。判断のスピードが速く、ついていけていない傾向がありました。前半の3枚のイエローカードはアフター気味のもの。明らかに対応が遅れた証拠です。個人の問題もありますが、チームとしての問題でしょう。試合後に岩政監督は語っていました。基本的な個人の対応のミスだと思っています。チーム全体の組織というよりも、選手とマーカーとのポジション取りの関係性と、ステップの踏み方だと思っています。。これ、ポジション取りの関係性は、チームの問題ではないのでしょうか。個人のミスだけを見ていると、本質を避けているようにみえるのが不安です。前線から、もっと相手に圧をかけましょうよ。マンマークやゾーンディフェンスの問題ではありません。相手は、ゾーンディフェンスをかいくぐるように、奪ってから長いボールを狙ってきます。それをさせないだけのことです。リスク管理を含めて、先にチームとしての対策ですよ。長い時間、無失点でいられる方法を早急に立てないと、命取りになります。

動き回る荒野にヒントあり

後半12分に、出間に代わって 荒野が入りました。シャドーの位置にそのまま入ると、動き回る荒野をじっくりと見れました。そのまま、ファーストデイフェンスになっているのです。ミシャのとき、ワントップで起用された意味がよくわかりました。馬場が下がってボランチの位置でも、役割は変わらず。全体の運動量が落ちても、失点につながりそうな一本を入れさせなかったのは、今後に生かせます。

やっと初ゴール

スパチョークが第一号を決めました。田中宏武の左からのクロスはバカヨコを目指したものの、キーパーがクリア。こぼれたところから、密集する相手を針の穴を通すように決めたスーパークラスなゴール。しかし、もっととれるはずです。シュート21本で枠内シュートがたったの3本。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるではないので、守られる前に先に撃ちましょう。スピードを上げて、固められる前にです。攻撃の勢いが増すのが、先制を許してからなんですよね。この試合もまた、先制点が重くのしかかりました。

この試合の収穫

田中宏武がようやくフル出場。左サイドでも前へ進まない場面が目立ちましたが、違いました。クロスだけでなく、前へ進んで仕掛けるのがよかったです。失敗を恐れず、続けましょう。

再びアウエーです。3.15(土)13時から、初対戦ブラウブリッツ秋田戦。一昨年J3得点王の小松を止めよ。3.23(日)14時から、愛媛FC戦。3.26(水)19時、これもアウェーでルヴァンカップ 1回戦福島ユナイテッドFC戦をはさんで、3.29(土)14時からドームでヴァンフォーレ甲府戦。とにかく、初勝利に向けてよい準備を。

(11日 19:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/03/30号

光りは見えた
途中出場5選手に拍手

レノファ山口FC 2-0 北海道コンサドーレ札幌

順位 第3節 3/2現在 得点 失点
10 レノファ山口FC 4 3 1 1 1 4 1.33 (5) 3 1.00 (8) 1
20 北海道コンサドーレ札幌 0 3 0 0 3 0 0.00 (20) 7 2.33 (19) -7
       中島
    (バカヨコ)
        
  長谷川    木戸
   (原)    (出間)
   
 田中宏        近藤
(スパチョーク)
 
    高嶺    馬場
       
 中村   大崎   高尾
       (家泉)
  
        菅野
 
sub:中野 西野 荒野 
交代:
後半0分 スパチョーク
         (田中宏)
後半0分 家泉(大崎)
後半18分 出間(木戸)
後半26分 バカヨコ(中島)
後半32分 原(長谷川)

後半は失点シーンを除いて、今年で最も期待させてくれました。しかし、結果は3連敗。まだ無得点。7失点で最下位。この結果は重いです。

先手を取るまで耐えよ

失点に至るまでの戦いと、失点自体が前節とそっくりなんですよ。立ち上がりから攻め込まれて、ゴールを脅かされます。反撃するけどエリア内でシュートを撃てません。そして、6人がかりで守ってくる守備網にひっかかって、長いボールを入れられてピンチを招きます。なにが問題かって、中島が走り込むシーンがないのですよ。高さが武器なのはいいんですが、前へ進む力もあるでしょ。かといって、ターゲットとしてボールを目掛ける場面も少なかったです。攻めあぐねて、すぐに後ろにボールを出しても、人数かけて守ってくるのだから、打開できません。せめてスピードがあれば可能性がありますが、おつきあい感が感じられます。何度も逆襲を食らうと、先制を許すのは時間の問題です。

やっと交代策当たる

後半開始と同時に、家泉とスパチョークを投入。家泉は守備の強さだけでなく、後ろから前へボールを何度も送っていました。ここまであまり見られなかった展開です。スパチョークは、前線で格の違い見せてくれました。ボールキープできます。動き回って、今季初めて、相手がいやがったのではないでしょうか。さらに、バカヨコを投入。ターゲットになるだけでなく、強さで勝負できています。あと一歩で得点のシーンをいくつも作りました。出間も右で動きがよく、何度もチャンス作れています。惜しむらくは、原の出場時間、もっと長く見たかったですね。投入直後に追いつけずに追加点を許したのは気の毒、後半41分には、右サイドから家泉がクロスを入れて、ボールはバカヨコへ。さわれなかったものの、背後から原がヘッドであわせました。おしくもポストに弾かれましたが。第3の動き、やっと見れましたね。目指す方向性、攻撃の形、見えつつあるのではないでしょうか。

この試合の収穫

高嶺の気迫が伝わってきました。ボールをさばくだけでなく、相手と対峙して狂犬のように狩り取っていました。球際への強さはよみがえってきていて、前へ出る機会が増えたのはチームとして良い兆候です。

試合終了後には、山瀬功治の引退セレモニー。発表直後のカードが古巣なのは運命的ですね。ウチラのゴール裏からも、「俺たちの街の誇り ありがとう山瀬功治」と横断幕が掲げられました。25年経っていたんですね。お疲れ様でした。前十字靭帯断裂で欠場していた2002年9月、京都サンガ戦のあと、炎会初参加でした。みんなで山瀬コールを叫んでいたのがなつかしいです。

ようやく、札幌に戻れます。3.9(日)13:05から、ホーム開幕戦はジェフユナイテッド千葉戦。相手は3勝無敗。対照的ですが、勝利以外許されません。3.15(土)13時から、初対戦アウエーでブラウブリッツ秋田戦。3.23(日)14時から、これもアウェーで愛媛FC戦。3.26(水)19時ルヴァンカップ 1回戦福島ユナイテッドFC戦をはさんで、3.29(土)14時からドームでヴァンフォーレ甲府戦。そして、とにかく、勝利に向けてよい準備を。

(4日 06:50)

遠征はJALでいこう