CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/11/03号
追加点奪えず
北海道コンサドーレ札幌 1-1 湘南ベルマーレ
- 北海道コンサドーレ札幌
- 20分 青木 亮太
- 湘南ベルマーレ
- 64分 平岡 大陽
順位 | 第34節 11/03現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12 | 北海道コンサドーレ札幌 | 44 | 34 | 12 | 8 | 14 | 42 | 1.24 (8) | 46 | 1.35 (14) | -4 |
15 | 湘南ベルマーレ | 32 | 34 | 6 | 14 | 14 | 34 | 1.00 (13) | 40 | 1.18 (10) | -6 |
小柏
チャナ 青木
ティップ (深井)
菅 金子
(ジェイ)
荒野 駒井
(柳) (岡村)
福森 高嶺 田中駿
菅野
sub:中野 西野 トゥチッチ
他会場の結果で、試合途中にJ1残留決定。それはとてもめでたいのですが、目の前の試合は、残留をかけて必死に戦ってくる相手です。あとがない相手に対して、こちらは宮沢とルーカスフェルナンデスに加えて、ドウグラスオリヴェイラも離脱が発表になりました。最初は良くても、時間が経つにつれて尻すぼみになるのは問題です。
やっとホームで得点
出足はどちらも良かったです。この試合の重要さが反映されていました。特に、福森または菅から小柏へのチャンスメイクは徹底されていました。いつもながら、課題になるのは前線でボールわ受けてからなんですけどね。前半8分のドリブルで切れ込んでからの菅のシュートは良い試みです。19分には、青木が1対1を交わしてシュートを撃つが GK の正面。こういった攻撃を仕掛けると、実るのですね。この1分後、右の金子から左の菅へサイドチェンジ。深いところから折り返して、中央でフリーの青木が難なく決めました。久々に流れるように入った得点でした。
走り負ける
この後は、相手の出足の良さが目立ちました。安心したわけでもなく、前線にボールを送ることでチャンスを作れていましたが、それ以上に相手の反撃が目立ちました。決定的な場面は相手のほうが多かったように思えます。そもそも1対1からシュートを撃たせたら いけません。高嶺や福森がシュートコースに立ちはだかっていましたが、フリーで撃たれる場面も2・3度ありました。どうにかリードで折り返します。
回されて失点
後半開始直後はシュートを放って押していました。しかし、徐々にピンチを迎える場面が増え、後半14分の相手の選手交代で、流れは相手のペースに。失点は4人にパスを回されて、ボールウォッチャーになってしまったのがいけません。柳と深井が交代の準備ができていて、気になったかどうかはわかりませんが、つなげられ放題で寄せられなかったら、入ってしまいます。
反撃の糸口なし
交代は完全に後手になりました、後半22分に、荒野に代わって柳、青木に代わって深井が入りました。運動量の入れ直しになりますが、攻めるのか守るのかはわかりづらくなりました。応戦面では効果ありましたが、攻撃力は高まりません。そのため、33分に金子に代わってジェイを入れて1トップで攻める意図は感じ取れました。しかし、基点として生かしたり、高さを生かそうとしたプレーは皆無でした。この柔軟性のなさは、いまだ解消されていません。42分に駒井から岡村に交代したのは、完全にFWウェリントン対策です。勝ち点1は拾えましたが、勝ちきれなかった印象は否めません。
この試合の着眼点
シュート、ゴールキックは共に9本ずつ。しかし、コーナーキックは相手の 6本に対してたったの2本。押し込めなかった証拠です。前半は小柏の飛び出しで期待できましたが、次第に勢いを失っていきました。同点にされてからのシュートはたったの2本。追加点や勝ち越し点を取ろうとする気迫がピッチからもベンチからも感じられなかったのは気がかりです。交代策で流れを変える手札はないのでしょうか。動かないのか、それとも動けないのか、どちらなのでしょうか。
今年最後の連戦です。3日後の11.6(土)14時から、アウエーで清水エスパルス戦。さらに間隔があいて、11.20(土)14時、アウエーでサガン鳥栖戦。11.27(土)14時ドームの柏レイソル戦がホーム最終戦。勝って終わりましょう。12.4(土)14時ニッパツ三ッ沢の横浜FC戦は観戦したいなぁ。感染ではないですよ。今年も早いもので、残り4試合になりました。
(5日 00:40)