football 予想・投票室CS
遠征はJALでいこう




CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/05/1号

風雲巻き起こそう
バカヨコ一発負け試合救った

ベガルタ仙台 1-1 北海道コンサドーレ札幌

順位 第18節 6/1現在 得点 失点
3 ベガルタ仙台 33 18 9 6 3 22 1.22 (6) 16 0.89 (7) 6
12 北海道コンサドーレ札幌 21 18 6 3 9 20 1.11 (9) 29 1.61 (17) -9
 
      原      中島
  (田中克) (バカヨコ)
 
 青木  木戸  大崎  近藤
      (出間)(宮沢)
 
 高嶺  西野  家泉  高尾
      (白井)
 
          菅野
 
sub:中野 長谷川 田中宏 
交代:
後半0分 バカヨコ(中島)
後半13分 田中克(原)
後半25分 宮沢(大崎)
後半25分 出間(木戸)
後半36分 白井(西野)

雷雨で1時間20分中断。長いこと攻められていた難しい試合で、よく勝ち点1を持ち帰れたと思います。シュート数は15本に対して1/3の5本ですが、枠内シュートは同数の2本だったのが、持ちこたえられたところです。勝たないといけないのは承知ですが、ゼロにしない、これ以上連敗しないことも大事です。

前半15分が実質2度

開始直後は勢いよく攻め込みました。相手に先手を取られないように意識したのでしょう。しかし、相手にボールを持たれるようになり、ゴールを脅かされてきました。そういった劣勢の流れで、前半13分に雷雨で中断はむしろラッキーです。しかし、最も失点が多い開始15分までが実質2回になったのはイヤなところでした。中断中には、ビデオで戦いを振り返えり。ゴール裏の声援が届いていたようです。再開後は中島のシュートで攻める場面がありましたが、単発。再び相手にボールを持たれる時間が多くなりました。特に、近藤がなかなか前へ進めないようになっていました。

また前半終了間際に

前半終了間際も魔の時間帯になってきました。44分のシュートは菅野のがセーブし、その1分後の枠内シュートも大崎がブロックしました。しかし、この波状攻撃を耐えきる力がなかったということです。高嶺がすべったところばかり切り取られますが、本質はそこではありません。簡単に前にボールを運ばれているのが問題です。関係した、原、高嶺、西野、大崎、家泉、みんな寄せや強さがあのときは甘かったのですよ。相手の崩しや動きは素晴らしかったですが、同じような失点を繰り返すのは、もう勘弁いただきたいです。

バカヨコの一発で救われる

打開すべく、後半開始から中島に代わってバカヨコが入ります。それでも相手の勢いに押される展開は変わらず。反撃の兆しは、後半13分に田中克幸を、25分に宮沢をそれぞれボランチで投入したところから。田中克幸はフリーぎみに動きます。その後、チームを知り尽くすピッチ上の指揮官が入ったことで、役割が整理されたのでしょうね。次第に攻め込む時間が増えていきました。得点は、右側で青木と田中克幸のパス交換から。田中克幸が左にゴールそばに上がっていた宮沢へクロス。折り返しはクリアされたものの、再び宮沢へ。バカヨコにパスして、ヘッドで決めました。賛否両論は承知ですが、バカヨコの5得点はすべて負けなし。これは、もっている気がするのですよ。スーパーなゴールよりも、この試合のように欲しいところで着実に取れるようになってほしいです。

この試合の着眼点

前半のように高尾−近藤へのラインが封じられたときの対策を、中断期間に立てましょう。前後左右関係なく流動的に動いて、相手のマークをはがすのが、世界的なトレンドになりつつあります。青木と田中克幸はそのタスクを十二分にこなせます。近藤も左に行きます。バカヨコは下がりすぎずに、マークを引き連れて左右に動いて、いざというときにマークをはがせるような動きを目指しましょう。これだけでも、得点力が上がる気がしませんか。攻撃のキーは、マークされっぱなしの近藤よりも、むしろ青木と田中克幸に思えます。ワイドに攻めれる分、相手は5バックにする傾向がありました。意外に中央からの攻撃ができるようになると、おもしろいです。

守備は宮大樹の新加入が大きいです。左の本職がやってくるということは、高嶺や西野をボランチで起用できる目処が立ちます。しかし、問題はどの点なのでしょうね。相手への当たりの強さなのか。マークがずれているのか。それとも、違うところにあるのか。クリーンシートがたったの2試合では、6位以内は望めません。

次週はおやすみ。6月は2週目から。6.15(日)14時ドームのFC今治戦で、前半戦が終了します。6.18(水)19時からドームでの天皇杯 2回戦大分トリニータ戦をはさんで、6.21(土)19時アウエーでの藤枝MYFC戦から後半戦です。この試合は、ワタシも参戦します。6.28(土)14時ドームロアッソ熊本戦は、赤黒フェスタです。勝ち進みましょう。順位を入れ替えるチャンス、まだまだあります。充分昇格を狙えます。次の勝利に向けて、相手を上回る強い気持ちで、万全な準備を。

(4日 06:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/05/7号

前半でやられてはダメだ
これでは自滅

サガン鳥栖 2-1 北海道コンサドーレ札幌

順位 第17節 5/25現在 得点 失点
7 サガン鳥栖 28 17 8 4 5 18 1.06 (11) 17 1.00 (9) 1
12 北海道コンサドーレ札幌 20 17 6 2 9 19 1.12 (9) 28 1.65 (18) -9
   バカヨコ  田中克 
(サンチェス) (長谷川)
 
 スパ  青木  西野  近藤
チョーク    (白井)
(中島)
 
田中宏 高嶺  家泉  高尾
(大崎)
          菅野
 
sub:中野 木戸 原 出間
交代:
前半40分 サンチェス(バカヨコ)
後半0分 大崎(田中宏)
後半20分 長谷川(田中克)
後半39分 中島(スパチョーク)
後半39分 白井(西野)

雨あられのように攻撃を受け続けて、2点リード許したら厳しいですよ。その上、前半終了間際に、バカヨコに代わって入ったばかりのサンチェスが2枚目のカードで退場。数的不利になっても果敢に闘って、流れを呼び込んで1点返せるまでになったのは、良いところです。しかし、時はすでに遅く、早いうちに先手をとらないといけません。3試合ぶり黒星で6勝2分け9敗と、2試合を残し、前半戦負け越しです。

攻撃され続けた

開始直後から長いボールを入れられるのは、もはや挨拶代わりのようなものです。どのチームも考えることは一緒になってきました。そこで注文通りに失点しなくなったのは進歩です。しかし、攻められっぱなしだと話しは別です。システム違いをさしひいても、守備が全くはまりません。中盤からディフェンスラインを狙われ続けられ、菅野のセーブでどうにかしのいでいました。コーナーキックからと、左右に揺さぶられたのと、性質はことなりますが、いつ取られてもおかしくない状況にあっては、勝利が遠のきます。

代わって入ったのに

2点リードされた直後に、8分にDF今津との接触で右手を負傷していたバカヨコに代わって、サンチェスが入ります。入る準備をしていたのは30分過ぎで、バカヨコに代わるのか田中宏武に代わるのか、情報が錯綜していました。これには試合終了後に岩政監督は、攻守とも与えた役割をやろうとしなかったと、めずらしく厳しく語っていました。負傷の影響はわかりませんが、屈強なデイフェンダーに今回だけでなく何度も封じられるのは考えものです。代わって入ったサンチェスは、4分後の44分に相手を蹴って、VARがあったらまちがいなくレッドだったイエロー。故意でなかったとしてももダメですよ。無用なカードです。その4分後にはペナルティエリア外で相手 GK と激突。決して悪質ではなく勢い余った出会い頭ですが、1枚目の印象が強く残っていたから、迷わず2枚目のカードだったのでしょう。脳震とうの疑いでピッチを去り、そのまま前半終了。これもサッカーとは言っていられない唖然とした気持ちになったのは私だけではないでしょう。

一人少なくても

前半だけで4倍の12本のシュートを撃たれては、どうしょうにもありません。後半開始から田中宏武に代わって大崎が入ります。大崎はボランチのアンカーに入り、スパチョークを1トップにした 4-1-3-1の布陣。落ち着きを取り戻し、次第に攻撃ができるようになってきました。後半24分には、スパチョークが3バック中央の今津にプレスを掛けて、奪ってペナルテーエリア手前に抜け出そうとするところを倒されましたた。抜けていたらキーパーと1対1で、今津は得点機会阻止の一発レッドで退場。これで両者10人です。再び数的同数になってペースをつかみましたが、残り20分で、守りを固めてくる相手に2点差を追いつく力はないです。1点返すのが精一杯でした。

この試合の収穫

残り10分余りで中島が入り、ターゲットの役割をきっちり果たしました。割り切った戦い方をしていた時間帯とはいえ、前線に張っていて、その役割をできるかが大事です。そうなると、おのずといいボールが来るようになるものです。家泉からサイドチェンジの長いボールが近藤へ。さらにいいボールが中に入って、ゴール前で中島はヘッドで合わせるだけでした。これは次につながり、フォワード陣の序列に変化をもたらせられる期待が出てきました。

5.31(土)14時、アウェーのベガルタ仙台戦で、5月の戦いはおしまい。2勝1分けで負けていない東北の地で、勝ち点3を持って帰りましょう。6月は2週目から。6.15(日)14時ドームのFC今治戦で、前半戦が終了します。6.18(水)19時からドームでの天皇杯 2回戦大分トリニータ戦をはさんで、6.21(土)19時アウエーでの藤枝MYFC戦から後半戦です。この試合は、ワタシも参戦します。勝ち進んで、順位を入れ替える大チャンスです。充分昇格を狙えます。次の勝利に向けて、相手を上回る強い気持ちで、万全な準備を。

(27日 06:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/05/15号

最高のゴール2発
最高の結果へ行く

北海道コンサドーレ札幌 2-1 カターレ富山

順位 第16節 5/18現在 得点 失点
12 北海道コンサドーレ札幌 20 16 6 2 8 18 1.13 (10) 26 1.63 (17) -8
15 カターレ富山 15 16 3 6 7 14 0.88 (18) 17 1.06 (10) -3
 サンチェス  田中克 
 (バカヨコ)  (大崎)
 
 スパ  青木  西野  近藤
チョーク
(木戸)
 
 中村  高嶺  家泉  高尾
(田中宏)
(原)      菅野
 
sub:中野 長谷川 白井 出間
交代:
前半38分 田中宏(中村)
後半16分 バカヨコ(サンチェス)
後半38分 原(田中宏)
後半38分 大崎(田中克)
後半38分 木戸(スパチョーク)

終わりよく、劇的な勝ち点3。起爆剤として最高です。2得点とも、スーパーゴール集に入れましょう。課題はいっぱいありますが、これで勝ち点20にのり、6位との勝ち点差は7。昇格圏内は見えています。

打てど入らず

開始15分までは、イヤでもヒヤヒヤしながら観てしまいます。ディフェンスラインの背後は想定通りに狙われましたが、落ち着いて対処できました。単発で、むしろ高い位置がらのプレスを心がけてきたからでしょう。その強度が強いものではなかったのが幸いでした。ボランチに入った西野が攻撃のスイッチになっていましたね。前半20分までにシュート7本。押していて枠内シュートもありましたが、人数をかけて攻めて、押しきりたかったですね。

痛かったが熱く

前半35分にアクシデント。ペナルティエリア内で中村が体を投げ出してヘッドでクリアしたあと、着地で脚を痛めて負傷退場。田中宏武が入ります。この時間帯は相手の連動した攻撃に押され気味。持ちこたえていましたが、前半終了間際に先制を許しました。高尾と高嶺が出会い頭に交錯。見た目はミスになるが、決して集中が切れたわけではないのですよ。いい攻撃できていたのに決めきれられずに、相手の攻撃を受け続けたところが問題でした。ハーフタイムのロッカールームは、熱くなりました。青木が試合後に、ミスは取り返せばいいことだが、怖くてやらないとかは嫌い。ただ前半はふわっとしてる雰囲気が出てたので。予測して早く動くためにも『頭を使ってくれ』。後半開始直後に、この試合初めてのコーナーキックを得たように、気持ちに表れていました。

ホットライン開通

後半16分、相手が5バックに変えてきた直後に、バカヨコを投入。前で張ってくれるか気になるところでしたが、監督の指示通りに下がりすぎずに前に位置していました。この心掛けですよ。ボールに滑り込みながら反応し、左足でチーム最多タイの4得点目。身体能力の凄さが強調されがちですが、そこに至る過程も申し分ありません。田中克幸の縦パスにスパチョークが軽く合わせて、それを 確実に拾って豪快に決めました。こぼれ球を拾っただけではないです。前にいたおかげでもぎ取れたゴールなのはまちがいないです。

伝説のスーパーゴールにしょう

後半38分に三枚替え。特に左から原が何度も挑み続けて、前へ向かって行ったのよかったです。42分に絶妙な仕掛けと飛び出しからシュート。セーブされましたが、何かが起こる予感がありました。その2分後に、ペナルティエリア手前でロングパスに対しての反応で倒されてフリーキック獲得。青木の神コースに決まった芸術的フリーキックは、パーフェクト。あの直接フリーキックのおかげでと、言われるようにしようではありませんか。もちろん、今月の、いや、今年のベストゴールにノミネートは確実でしょう。

それでも苦言をいわせろ

浮上のきっかけとしては申し分ないですが、勝ち進められる力はあるのかというと、はなはだ疑問です。まずは、いい時間帯の時に確実に先制することが大事。次に追加点。そして、仕上げに無失点です。バカヨコの身体能力と青木のスーパープレーなフリーキックは素晴らしいのですが、どちらかというと、チーム力よりも個の力で取った勝利です。大事なのは次の試合。勝ち進むという本質を忘れてはいけないのですよ。勝ったとはいえ、課題を克服しないとJ1昇格を目指す相手には勝てないです。

5月の後半は、アウェー2連戦。5.25(日)14時からサガン鳥栖戦。5.31(土)14時ベガルタ仙台戦。どちらも昇格を目指すライバル。6.15(日)14時ドームのFC今治戦で、前半戦が終了します。6.18(水)19時からドームでの天皇杯 2回戦をはさんで、6.21(土)19時アウエーでの藤枝MYFC戦から後半戦です。勝ち進んで、順位を入れ替える大チャンスです。充分昇格を狙えます。次の勝利に向けて、相手を上回る強い気持ちで、万全な準備を。

(20日 06:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/05/21号

課題1つ目はクリア
大きな課題は追加点

いわきFC 1-1 北海道コンサドーレ札幌

順位 第15節 5/11現在 得点 失点
17 いわきFC 15 15 3 6 6 14 0.93 (15) 21 1.40 (13) -7
14 北海道コンサドーレ札幌 17 15 5 2 8 16 1.07 (11) 25 1.67 (17) -9
       サンチェス
      (キムゴンヒ)
 
  青木   田中克   近藤
      (バカヨコ) (白井)
 
      荒野    西野
(スパチョーク)
 
 中村  高嶺  家泉  高尾
(大崎)
          菅野
 
sub:中野 木戸 原 長谷川
交代:
後半13分 バカヨコ(田中克)
後半22分 キムゴンヒ(サンチェス)
後半22分 スパチョーク(荒野)
後半34分 白井(近藤)
後半34分 大崎(中村)

開始15分まではヒヤヒヤしましたが、先制されなければいいんです。しかし、1点を守りきれる強さはまだありません。追加点がないと、攻め込まれると今節のようになります。複数得点取りましょう。得失点差で泣きたくありません

家泉凱旋ゴール

前節の反省は相当行ったのでしょうね。開始と共に相手は裏を目掛けて攻め込んできます。そもそも、先手を取られて好き放題に攻められるのが問題です。人数をかけてブロックを組んで、攻撃をしのぎました。そうなると、下がっている分、攻撃のスタートが低い位置になります。これでは、最終ラインから長いボールを出しても前線で孤立。ひとりでなんとかしようとして焦る悪循環になります。相手になれてきた15分すぎから、ゴールに迫れるようになりました。しかし、後方からの押し上げが足りない問題で、なかなかシュートを撃てません。サイドが上がってしかけられるようになると、好機がきます。右の田中克幸のクロスを左のサンチェスが折り返し。これに、中央から上がっていた家泉がフリーから右足で決めました。古巣相手に最高のあいさつです。

2度あることは3度ある

後半に入って、相手は選手交代。毎度のことですが、これに対応できないことが多いのですよ。タテに長いボールを入れられます。多少は目をつぶるとしても、ペナルティエリア内で相手が倒れると話しは別。1回だけでなく、2回も倒れました。2回とも笛にならなかったのは、倒されたとは言いきれないという基準だったのでしょう。そういった前フリがあったにもかかわらず、家泉が難しい動きをして、足が滑ってしまい転倒。カバーに入った高嶺は相手の脚を引っかけて倒しました。さすがに見逃してくれず、PKを献上です。ただし、PK にならなくても、やがて失点を食らいそうな状況になっていたことが、根本的な問題です。

とにかく追加点を

家泉は2戦連続ゴールで、チームトップの今季4得点目は、いいことなのですが、喜びきれません。セットプレーだけでなく、後ろから上がって自ら取っています。肝心のフォワード陣が取れないと、チームの得点が伸びません。前半にたくさんチャンスを作りましたが、後方からの押し上げがないです。最終ラインが下がり気味だった影響があるのでしょう。後半は、バカヨコ、キムゴンヒ、スパチョーク、白井の前線でしたが、全体の押し上げやサイドチェンジがほとんどなく、後方からの長いボールだのみでした。近くでボールがこぼれるのを待ったり、連動した動きがないと、得点の確率は低くなります。せっかく白井がタテに動いてチャンスを作っているのに、前にフォワードがいないから自分で撃とうとして封じられるのを何度も見ました。前半のいい時間帯のように、点と点を線で結びましょうよ。そう考えると、田中克幸を下げたあとに、荒野が負傷疑いで交代を強いられたのは誤算でした。中盤がスカスカになると厳しいです。

この試合の着眼点

岩政監督は内心あせっているのではないか、と心配です。先発は初めて西野と荒野のボランチで、4-2-3-1の配置。前半を1-0で終えたからいいようなものの、青木や田中克幸はどんな役割を果たすべきか苦心したのではないでしょうか。後半は、追加点を取らないといけない、相手の勢いを止めないといけなくて交代するのは判りますが、この試合は結果失敗。押し上げのない前がかりは、相手に攻撃され放題になります。ただ、ボランチと最終ラインが替えが効かない状態。パクミンギュと馬場が長期離脱している影響が出てきています。フォワードを含めて競争は歓迎ですが、前線からも含めた守備意識はブレずに、焦らずに試合に入ってほしいです。

ようやく試合間隔が開きます。修正して臨みましょう。5.17(土)14時からドームでカターレ富山戦。勝ち点差は2の14・15位直接対決。5.25(日)14時からアウエーでサガン鳥栖戦。5.31(土)も14時からアウエーでベガルタ仙台戦。6.15(日)14時ドームのFC今治戦で、前半戦が終了します。勝ち進んで、順位を入れ替える大チャンスです。充分昇格を狙えます。次の勝利に向けて、相手を上回る強い気持ちで、万全な準備を。

(13日 06:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/05/26号

はやい はやすぎる
36秒で実質終了

北海道コンサドーレ札幌 2-4 ジュビロ磐田

順位 第14節 5/06現在 得点 失点
14 北海道コンサドーレ札幌 16 14 5 1 8 15 1.07 (10) 24 1.71 (17) -9
8 ジュビロ磐田 21 14 6 3 5 20 1.43 (4) 21 1.50 (15) -1
  キムゴンヒ バカヨコ
   (田中克) (サンチェス)
 
 中村  青木  荒野  近藤
      (白井)(スパ (長谷川)
           チョーク)
 
 高嶺  西野  家泉  高尾
 
          中野
 
sub:菅野 大崎 木戸 原
交代:
前半37分 サンチェス(バカヨコ)
前半37分 田中克(キムゴンヒ)
後半0分 スパチョーク(荒野)
後半20分 白井(青木)
後半27分 長谷川(近藤)

3日前と同じスタメンでのりきれる力はまだないですね。疲労を考慮しないといけません。特に、高尾、家泉、西野、高嶺は出ずっぱりで替えが利かない状況。それ以上に問題なのは、開始36秒で先制を許したことです。

開始からやられ放題

キーパーからのロングボール、しかも、裏を狙うところを徹底されました。高尾のクリアがちょうど相手に渡りました。この対処以前に、同じパターンの失点を繰り返していたら勝ち進めません。高尾の近くに誰もいなかったところで、1対1にされました。このあとも同じように狙われて、ほとんど攻めに行けません。2失点目は左を狙われてからのフリーキック。記録は家泉に当たってオウンゴールですが、キックの質がよくて、相手がきっちり詰めていました。3失点目は家泉が足を取られてトラップミス。ミスが重なりましたが、共通しているのは、徹底して裏に長いボールを入れられての失点。反撃できていればいいのですが、全く糸口がありません。今季14試合で6度目となる、開始11分以内の失点は、早急に手当てをしなければなりません。

前半途中で異例の2枚代え

前半のうちに動くだろうと思っていました。少なくとも、相手の実質4トップに対してマンマークになり、特に両サイドが負けていました。3バックへの変更があるだろうと予測していたら、下がったのはツートップ。バカヨコはいつものように動き回り、キムゴンヒがターゲットになる場面が皆無でしたが、中盤との交代ではなかったですね。田中克幸とサンチェスへの交代は、選考ミスを認めたようなものです。交代直後にビッグチャンス。田中克幸からのボールに近藤が抜け出してクロス。これに、中村とサンチェスが走り込みました。惜しくも合いませんでしたが、3点ビハインドでも期待を抱かせました。

男気家泉

それだけに、再び抜け出されての4失点目は痛かったです。相手キーパーからのロングボールに家泉が釣り出され、空いたスペースを突かれてしまいました。その責任もあったのか、後半30分頃から家泉が前に出る家泉大作戦。1点目は田中克幸からのクロスに競って、ヘッドでアシストした中村につなげました。2点目は、西野からのクロスにヘッドでゴール。まさしく、全得点にかかわりましたが、4点差は重すぎました。このビハインドを跳ね返して連続して勝ち点を得られるようにならないと、上の順位は厳しいです

この試合の収穫

サンチェスがようやくリーグ戦初ゴール。中村がヘッドで折り返したところにヒールで合わせて押し込んだだけですが、これでいいのです。決めるべきところで確実に決めてくれれば、豪快なスーパーゴールでなくていいんです。3日前に奮起を期待したところで、早々と結果を出してくれました。継続して、ゴールの量産をお願いします。

次は中4日。連戦とはみなさないようです。5.11(日)13時にアウェーでいわきFC戦。5.17(土)14時からドームでカターレ富山戦。5.25(日)14時からアウエーでサガン鳥栖戦。5.31(土)も14時からアウエーでベガルタ仙台戦。勝ち進んで、順位を入れ替える大チャンスです。充分昇格を狙えます。次の勝利に向けて、相手を上回る強い気持ちで、万全な準備を。

(8日 06:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/05/29号

やっちゃいましょうか
最下位からの大逆転

モンテディオ山形 0-1 北海道コンサドーレ札幌

順位 第13節 5/03現在 得点 失点
15 モンテディオ山形 13 13 3 4 6 16 1.23 (8) 17 1.31 (12) -1
12 北海道コンサドーレ札幌 16 13 5 1 7 13 1.00 (13) 20 1.54 (16) -7
 キムゴンヒ バカヨコ
  (田中克) (サンチェス)
 
 青木  高嶺  荒野  近藤
(木戸)     (大崎) (原)
 
 中村  西野  家泉  高尾
 
         中野
 
sub:菅野 長谷川 田中宏 出間
交代:
後半24分 田中克(キムゴンヒ)
後半24分 サンチェス(バカヨコ)
後半39分 原(近藤)
後半45分 大崎(荒野)
後半45分 木戸(青木)

勝ち点13同士の戦いは厳しいものでしたが、3試合ぶりの勝利。2度目のウノゼロとクリーンシートです。これで12位に浮上。次節の勝利で、一桁順位が見えてきました。終盤戦で一気にまくれる状況まで持っていきたいと監督は見据えています。充分に狙えます。

ポジションチェンジでしのぐ

開始早々から攻め込みました。10分までに、青木が枠内シュート。キムゴンヒがヘッドでの枠内を含む、2本のシュートを放ちました。しかし、この後は劣勢に。家泉が奮闘していましたが、左からの突破を狙われていました。30分過ぎから、左SBの中村が一列前のポジションに上がり、青木がボランチへ。高嶺が左SBに移りました。これがハマります。中村は高めの位置で機動力を生かし、青木は中盤で変化をもたらし、高嶺は最終ラインを安定させました。これで攻撃は息を吹き返します。前半は風下で風が強かったこともあり、先制点を許さない展開に持ち込めたのが良かったです。

貴重な1点をもぎ取る

後半は先にペースをつかみました。バカヨコにボールがつながったり、2度のコーナーキックで攻め込みます。10分に歓喜が訪れました。近藤が相手のビルドアップにプレッシング。ボールを奪って横に流れると、バカヨコが受けて、競り合いながらも右足を振り抜いて決めました。近藤が猛然と仕掛けてボールを奪おうとしたところと、バカヨコが左腕で相手を制しながらシュートを撃ったところ。この2つは技術点高いですね。ボールへの気迫、ゴールへの気迫だけではない技術的なところもポイントです。その後は押し込まれて反撃を受ける時間が増え、クロスバーに助けられた場面もありました。アディショナルタイムに入るところで、大崎と木戸を投入。逃げ切って勝ち点3を手にしました。

それでも苦言をいわせろ

サンチェスが8試合ぶりに出場。1点リードしていた状況で、チーム全体で攻め込む時間が少なかったものの、前へ向かっていたがシュートゼロで、見せ場なく終わりました。センターバックとストライカー獲得を明言されている中で、バカヨコが結果を出し、キムゴンヒが先発出場した状況では、序列は明確です。献身さやや動き出しの良さがあるだけに起用されてほしいですが、序列に割って入る活躍を期待したいです。

次は中2日。5.6(火)14時ドームでジュビロ磐田戦。現在9位で、勝ち点は2つ差の18です。勝つと順位が入れ替わります。5.11(日)13時にアウェーでいわきFC戦。5.17(土)14時からドームでカターレ富山戦。5.25(日)14時からアウエーでサガン鳥栖戦。5.31(土)も14時からアウエーでベガルタ仙台戦。勝ち進んで、順位を入れ替える大チャンスです。充分昇格を狙えます。次の勝利に向けて、相手を上回る強い気持ちで、万全な準備を。

(5日 08:50)

遠征はJALでいこう