CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/05/03号
最下位からの大逆転
モンテディオ山形 0-1 北海道コンサドーレ札幌
- モンテディオ山形
- なし
- 北海道コンサドーレ札幌
- 後半10分 アマドゥ バカヨコ
順位 | 第13節 5/03現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15 | モンテディオ山形 | 13 | 13 | 3 | 4 | 6 | 16 | 1.23 (8) | 17 | 1.31 (12) | -1 |
12 | 北海道コンサドーレ札幌 | 16 | 13 | 5 | 1 | 7 | 13 | 1.00 (13) | 20 | 1.54 (16) | -7 |
キムゴンヒ バカヨコ (田中克) (サンチェス) 青木 高嶺 荒野 近藤 (木戸) (大崎) (原) 中村 西野 家泉 高尾 中野 sub:菅野 長谷川 田中宏 出間 交代: 後半24分 田中克(キムゴンヒ) 後半24分 サンチェス(バカヨコ) 後半39分 原(近藤) 後半45分 大崎(荒野) 後半45分 木戸(青木)
勝ち点13同士の戦いは厳しいものでしたが、3試合ぶりの勝利。2度目のウノゼロとクリーンシートです。これで12位に浮上。次節の勝利で、一桁順位が見えてきました。終盤戦で一気にまくれる状況まで持っていきたい
と監督は見据えています。充分に狙えます。
ポジションチェンジでしのぐ
開始早々から攻め込みました。10分までに、青木が枠内シュート。キムゴンヒがヘッドでの枠内を含む、2本のシュートを放ちました。しかし、この後は劣勢に。家泉が奮闘していましたが、左からの突破を狙われていました。30分過ぎから、左SBの中村が一列前のポジションに上がり、青木がボランチへ。高嶺が左SBに移りました。これがハマります。中村は高めの位置で機動力を生かし、青木は中盤で変化をもたらし、高嶺は最終ラインを安定させました。これで攻撃は息を吹き返します。前半は風下で風が強かったこともあり、先制点を許さない展開に持ち込めたのが良かったです。
貴重な1点をもぎ取る
後半は先にペースをつかみました。バカヨコにボールがつながったり、2度のコーナーキックで攻め込みます。10分に歓喜が訪れました。近藤が相手のビルドアップにプレッシング。ボールを奪って横に流れると、バカヨコが受けて、競り合いながらも右足を振り抜いて決めました。近藤が猛然と仕掛けてボールを奪おうとしたところと、バカヨコが左腕で相手を制しながらシュートを撃ったところ。この2つは技術点高いですね。ボールへの気迫、ゴールへの気迫だけではない技術的なところもポイントです。その後は押し込まれて反撃を受ける時間が増え、クロスバーに助けられた場面もありました。アディショナルタイムに入るところで、大崎と木戸を投入。逃げ切って勝ち点3を手にしました。
それでも苦言をいわせろ
サンチェスが8試合ぶりに出場。1点リードしていた状況で、チーム全体で攻め込む時間が少なかったものの、前へ向かっていたがシュートゼロで、見せ場なく終わりました。センターバックとストライカー獲得を明言されている中で、バカヨコが結果を出し、キムゴンヒが先発出場した状況では、序列は明確です。献身さやや動き出しの良さがあるだけに起用されてほしいですが、序列に割って入る活躍を期待したいです。
次は中2日。5.6(火)14時ドームでジュビロ磐田戦。現在9位で、勝ち点は2つ差の18です。勝つと順位が入れ替わります。5.11(日)13時にアウェーでいわきFC戦。5.17(土)14時からドームでカターレ富山戦。5.25(日)14時からアウエーでサガン鳥栖戦。5.31(土)も14時からアウエーでベガルタ仙台戦。勝ち進んで、順位を入れ替える大チャンスです。充分昇格を狙えます。次の勝利に向けて、相手を上回る強い気持ちで、万全な準備を。
(5日 08:50)