CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2018/05/02号
窮地を救う逆転勝利
サガン鳥栖 1-2 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- サガン鳥栖
- 51分 安 庸佑
- 北海道コンサドーレ札幌
- 79分 ジュリーニョ
- 83分 ジュリーニョ
順位 | (第12節終了時) | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
17 | サガン鳥栖 | 8 | 12 | 2 | 2 | 8 | 11 | 0.92 (15) | 20 | 1.67 (16) | -9 |
3 | 北海道コンサドーレ札幌 | 22 | 12 | 6 | 4 | 2 | 18 | 1.50 (2) | 13 | 1.08 (5) | 5 |
内村 (兵藤) 宮吉 早坂 (FWへ) 菅 駒井 (ジュリーニョ) 深井 宮沢 (荒野) 福森 石川 進藤 ク・ソンユン sub:菅野 濱 白井
正直、今回はあきらめていた方は、ワタシだけではないでしょう。でも、終わってみれば逆転勝利。9戦連続負けなしの、J1での新記録を更新しています。
キムミンテが出場停止。前線の都倉・三好・チャナティップが日程を考慮して、ターンオーバー制で帯同せず。ベンチ入り予定の稲本が、出発直前で腰痛で、宿舎待機。そのため、ベンチ入りメンバーは、一人少ない6人になりました。メンバーを見たときはびっくりしましたが、決して捨てゲームとみなしていたわけではありません。
仙台から戻った翌日の日曜ははリカバリーが精一杯。レギュラークラスは月曜は自由参加になり、その翌日火曜には九州に向けて出発。そして水曜の今節です。コンディションを戻せるかどうかの日程で、選手に90分間良い動きを求めるのは酷です。その上、今季初先発の内村が前半19分で担架で運ばれて負傷交代ですから、相手に主導権を握られても責められません。むしろ、よく前半を無失点でしのいだと思います。後半早々に先制を許したのも、そういった流れからでしょう。
しかし、逆境から冴えわたるのがミシャ采配です。後半21分ジュリーニョを投入。28分には荒野を入れて、宮沢と共に最終ラインに入って、ビルドアップを狙いました。これが当たり、主導権を握っていきます。形勢逆転する様子は、ヤッターマンがドロンボー達を追い詰めていく図式を思い出してしまいます。
試合経過
前半19分に今季初先発の内村が負傷交代。急遽兵藤を投入したが、攻め込まれる戦いを強いられる。後半開始直後に、DFラインの連係ミスから一点を先制された。
後半28分に荒野を投入して、宮沢と共に最終ラインから攻撃を組み立てて、ようやく反撃する。後半34分に福森のCKを進藤がヘッドで落とし、混戦からジュリーニョが反転してシュートを決めて同点。この4分後に、ロングパスに反応したジュリーニョが抜け出し、シュートがGKに当たりながらもゴールして逆転。これを守り切って勝ち点3を手にした。
それでも苦言をいわせろ
毎週2試合の日程が、ワールドカップによる中断まで続きます。あらためてですが、前半に動きが重いのは、仕方ないのです。そりゃ出足がいい方が良いに決まっていますが、求めてはいけないでしょう。これまでとの違いは、采配でカバーできているところです。
5月5日(土/祝)、子供の日は、14:00キックオフで厚別でガンバ大阪戦。ホーム側は完売の席種が続出し、アウェイ側も残りわずかです。ひさびさに大観衆の中での、厚別での試合になるでしょう。相手は調子を上げて乗り込みますが、聖地厚別です。温存メンバーを満を持して投入して、勝ちに行きます。
(3日 23:00)