CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/10/27号
攻めに行ってくれ!
守っても5失点ではダメ
守っても5失点ではダメ
FC東京 5-0 コンサドーレ札幌
得点者
- FC東京
- 前17分 チャン・ヒョンス
- 後2分 田辺
- 後14分 石川
- 後19分 石川
- 後36分 ブチチェビッチ
- コンサドーレ札幌
- だれかいれろや
順位 | 第30節 10/27現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9 | FC東京 | 44 | 30 | 13 | 5 | 12 | 39 | 1.30 (11) | 38 | 1.27 (8) | 1 |
18 | コンサドーレ札幌 | 14 | 30 | 4 | 2 | 24 | 22 | 0.73 (18) | 76 | 2.53 (18) | -54 |
大島 (近藤) 岡本 ハモン (砂川) (荒野) 古田 芳賀 山本 前 岩沼 河合 宮沢 高原 sub:杉山 岡山 テレ
関東今季最終戦は、今年を象徴した試合なんですかね。数少ない好機で決められず、追加点を与えると堰を切られる。しかし決して集中は切れていなかったと思うのですよ。相手の動きや技術に劣って、横綱相撲をやられました。それでもスコアから、意地を見せろと集中砲火になります。
生観戦するとよくわかるのですが、相手のサッカーの質が違います。左右ワイドに使って、ペナルティエリアの前から果敢に打ってきます。これに対して中のほうに人がいっぱいで、サイドの選手わフリーにする。引き気味になるのは仕方ないにしても、ボランチの位置がスッカスカになる。そういった傾向が終始見られました。本職のCBがいなくてボランチばかりでは、急造という苦しい台所事情とわかっていても厳しい戦いになります。その上攻撃に転じてもボールを奪われる、ミスでボールを取られる、逆襲をかけられると後手になるようでは、このスコアは妥当です。
試合経過
立ち上がりから攻撃を受けて、ゴール前で対応していく苦しい展開。粘り強く守っていくが、コーナーキックのこぼれ球を拾われ、ヘッドで合わせられて先制を許す。
後半は開始早々に混戦から追加点を与えると、一方的な流れに。スピードと遠目からのシュートに対応できなかった。荒野・近藤を投入してゴール裏が沸く場面もあったが、詰めが甘く無得点で終えた。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- 高原(5.5)
- ビッグセーブや相手をほめないといけない失点もあったが、計5失点でかすむ。
- DF
- 宮沢(5.0)
- 3失点目のきっかけミスパス。ストッパーでは厳しい。
- 河合(5.5)C
- 芳賀とポジションを変えながらも粘り強く対応していた。
- 岩沼(5.0)
- 石川についていけない。せっかくの決定機をどフリーでシュートをはずす。
- MF
- 前(5.0)
- 右サイドを越される。粘って守る場面が少なかった。
- 山本(5.5)
- 惜しいシュートがあったが、終始対応に追われた。5失点目はブチチェビッチをつかまえられず。
- 芳賀(5.5)
- 最終ラインで粘り強く守備。しかし中盤が空く副作用。
- 古田(5.5)
- 左サイドでは生きず。右に移ってドリブルで魅せた。
- 岡本(5.5)
- (後40分out)いいシュートあり。
- ハモン(5.0)
- (後15分out)守備も一応やることがわかった。
- 荒野(5.5)
- (後15分in)ハモンより上。攻撃でシュートまであと少し。
- 砂川(-.-)
- (後40分in)出場時間短く採点不能。左サイドで駆け上がる。
- FW
- 大島(5.0)
- (後29分out)前線では孤立気味。守備のほうが印象に残るようでは困る。
- 近藤(5.0)
- (後29分in)ようやく重戦車が戻ってきたが、見せ場はほとんどなし。
- 監督
- 石崎信弘(5.0)
- やりくりが苦しいのはわかるが、前半途中に3バックから4バックに変えるなど混乱気味。
この試合の収穫
2戦負けなしから、現実を見ました。J1では相手が普通の力を出されると、この位の差になります。気持ちが切れずに、最後まで戦っていたことは伝わりました。しかし、これがウチらの実力です。
J1ではあと4試合。スコアも大切だが、毎試合次につながる収穫がほしい。
(31日 01:00)