CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/05/7号
3試合連続無得点
北海道コンサドーレ札幌 0-0 ガンバ大阪
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
- ガンバ大阪
- なし
(第13節終了時) | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
8 | 北海道コンサドーレ札幌 | 20 | 13 | 6 | 2 | 5 | 17 | 1.31 (7) | 17 | 1.31 (11) | 0 |
16 | ガンバ大阪 | 12 | 13 | 3 | 3 | 7 | 16 | 1.23 (9) | 22 | 1.69 (15) | -6 |
鈴木
チャナ ルーカス
ティップ フェルナンデス
(金子)
菅 中野
(ジェイ)
深井 宮沢
(荒野)
福森 キム 進藤
ミンテ
ク・ソンユン
sub:菅野 石川 早坂 岩崎
日本代表に鈴木武蔵だけでなく、菅大輝も選出。二人の動きに注目が集まります。奮闘はしたものの、代表選手や一部のスーパースターがいるからといって勝てるほど甘くはありません。互いに崩せずに、スコアレスドローで勝ち点1を分け合いました。
右サイドから効果的な攻撃を仕掛けるルーカス フェルナンデスを2シャドーの位置に上げました。鈴木武蔵と好連携で期待をいだかせましたが、3戦連続無得点になりました。
ここ3戦とも、攻めることができても、最後の肝心なところは締められているのですよ。今節は菅が上がって、人数が増えている傾向はありますが、それだけでは余裕を持って守られて、シュートコースを消されてしまいます。最大の得点の予感が福森のFKではだめなのです。鈴木武蔵やチャナティップもいつもスピードで突破できるとは限らないので、数的優位に立ちたいですね。ボールが前へ進むとともに動いて、出し手の選択肢が増えると得点の可能性が高まります。代表クラスの GK に好セーブされたから得点できなかったのは、おしまいにしましょう。
試合経過
前半は互角の戦い。攻めてゴールに迫って行ったが、相手の守備をこじ開けることができず。逆にカウンターを受けて、どうにか対処することもあった。どちらかと言えば劣勢で、スコアは動かずに前半を終えた。
後半はどちらもゴールに迫る回数が増えてくる。前へ飛び出して行き、ファールを受けるとFKで期待が高まったが、得点できず。15分に荒野、38分にはジェイ、44分には金子がそれぞれ起用されたが、スコアは動かなかった。
この試合の着眼点
ようやくジェイが戻ってきました。83分から、試運転になるのは承知の上でしたが、相手守備を押し込めていました。プレー時間が長くなったら、それだけ得点への期待は高まるでしょう。その一方で、宮沢は前半から脚を気にしていました。後半15分まで引っ張れましたが、軽傷であることを願うしかないです。
1勝1敗2引き分けで5月は終わりました。ほぼ真ん中の8位です。気持ち切り替えて6月に入りましょう。その初戦、6月1日(土)14:00からサンフレッチェ広島戦。アチラは今節大勝。8位9位直接対決ですから、勝って上へ進みたいです。
(29日 07:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/05/10号
グループリーグ突破
湘南ベルマーレ 2-2 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- 湘南ベルマーレ
- 71分 菊地 俊介
- 90+2分 野田 隆之介
- 北海道コンサドーレ札幌
- 39分 ルーカス フェルナンデス
- 48分 金子 拓郎
順位 | Aグループ第6節 | 勝 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得 失 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 北海道コンサドーレ札幌 | 9 | 6 | 2 | 3 | 1 | 13 | 2.17 (1) | 11 | 1.83 (3) | 2 | |
2 | V・ファーレン長崎 | 8 | 6 | 2 | 2 | 2 | 10 | 1.67 (2) | 11 | 1.83 (3) | -1 | |
3 | 横浜F・マリノス | 8 | 6 | 2 | 2 | 2 | 9 | 1.50 (3) | 8 | 1.33 (1) | 1 | |
4 | 湘南ベルマーレ | 7 | 6 | 2 | 1 | 3 | 7 | 1.17 (4) | 9 | 1.50 (2) | -2 |
岩崎
檀崎 ルーカス
(藤村) フェルナンデス
(菅)
中野 白井
荒野 金子
福森 石川 早坂
(キム
ミンテ)
菅野
sub:菅野 濱 中村 中原
何はともわれ、最低限の結果を出しました。勝ち点を「9」としてルヴァンカップグループステージのAグループ1位となり、プレーオフステージ進出です。Dグループ2位のジュビロ磐田と、第1戦が6月19日(水)にヤマハで、第2戦は6月26日(水)に厚別で対戦します。
ようやくルーカス・フェルナンデスが移籍後公式戦初得点です。中央からドリブルで駆け上がり、ペナルティエリアへで相手DFをかわして、冷静に左足でシュート決めました。リーグ戦では攻撃のキーとしてフィットし、欠かせない役割になっていますが、足りないのはゴールだけでした。この日は2列目の位置で前半だけでお役御免になりましたが、文句のない45分間だったのではないでしょうか。
前半は得点を除くと、動きが少なく両者どっちつかずの展開でした。どちらも2人ずつ替えてきた後半開始早々に追加点です。パスをペナルティエリア手前で金子が受けると、エリアに入って混戦の中でフリーで左足を振り抜きました。前半はミスが多くて全然だめだったようですが、監督や荒野から声をかけてもらいました。そして、前向きな姿勢で積極的にいった成果ですね。内定しているとはいえ、まだ、特別指定選手の日大生。ちょっとしたきっかけでレベルアップできたのは素晴らしいです。
しかし、2点リードしてからがいただけません。9分にPKを献上。これは外してくれて助かりました。これ以降はずっと劣勢で、疲労かどうかわかりませんが低い位置でディフェンスラインを組むようになりました。22分に檀崎に代えて藤村が起用されても、流れは変わらず。26分にFKのクイックリスタートからこぼれ球を押し込まれて1点差。アディショナルタイムに、ゴール前での大混戦から押し込まれて、同点に追い付かれました。
この試合の着眼点
終わってみると薄氷の進出でした。さすかディフェンディングチャンピオンで、リーグ戦で伝説の逆転劇をおさめたチームです。その勝利への執念は素直に見習うべきですね。リーグ戦での出場時間が短い選手が多いので、良い経験になったでしょう。もっとも、進出できたから悠長に振り返れますが。
すぐにリーグ戦です。5月25日(土)14:00ガンバ大阪戦。6月1日(土)14:00サンフレッチェ広島戦。このドーム2連戦は、スカッといきたいですね。
(24日 21:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/05/14号
自滅で勝ち点配給
FC東京 2-0 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- FC東京
- 59分 小川 諒也
- 69分 久保 建英
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
(第11節終了時) | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | FC東京 | 30 | 12 | 9 | 3 | 0 | 18 | 1.50 (4) | 5 | 0.42 (1) | 13 |
7 | 北海道コンサドーレ札幌 | 19 | 12 | 6 | 1 | 5 | 17 | 1.42 (6) | 17 | 1.42 (13) | 0 |
鈴木
チャナ 荒野
ティップ (金子)
菅 ルーカス
(中野) フェルナンデス
(白井)
深井 宮沢
福森 キム 進藤
ミンテ
ク・ソンユン
sub:菅野 石川 早坂 岩崎
無敗のチームと対戦できで、しかも生観戦というのはなかなかないチャンスです。難しいゲームになるのは承知でしたが、ミスは見逃してくれません。公式戦6試合連続無失点のチームは、先制すると余裕になります。打ち崩す力は持ち合わせていませんでした。
がっぷり四つの重たい試合になりました。鋭いカウンターに警戒とわかっていても、攻め込まれていきます。前半だけでも、ソンユンのビッグセーブに3度助けられました。ここまでは想定済みでしょう。しかし、そのあとの反撃ができません。堅い守りでシュートを打たせてもらえないなら、ミドルで脅かしたりドリブル突破で下げさせたいところですが、スコアが動く前にこれは求めづらいですね。前半38分に、福森が左サイドからクロスを入れて、走り込んだルーカスフェルナンデスが右深い位置から叩きつけるヘディングシュートが、最初のチャンスらしいチャンスでした。特に、右からの攻撃がほとんど封じられていました。
後半になって、ようやく反撃できました。ボールがよく動くようになりましたね。福森の直接FKはビッグチャンスで枠に入っていましたが、逆にファインセーブで阻まれました。チャナティップもスルーパスが通って得点への期待が高まってきたところに、落とし穴がありました。キムミンテボールを奪い前にだしたまでは良かったが、かかとにパスしては、さすがの宮沢もあわてます。さらに悪いことに相手にパスしては、いくらソンユンでも動けません。ここまでたった5失点の相手に得点をプレゼントしては、ここで勝負ありました。18分にチャナティップが人の間をすりぬける枠内シュートを放ちましたが、またもファインセーブで止められました。同点のチャンスがなかったわけではありませんが、自滅でフイにしてしまいます。左の菅からのサイドチェンジはルーカスフェルナンデスに通りましたが、これをヘッドでバックパスします。しかし誰も拾えず、カウンターの餌食に遭いました。福森が股を抜かれて、ソンユンはなんとか触れましたが、この二人に過失はありません。フリーだったのに前へ進むよりも人が少ないからとサイドチェンジした消極性と、誰も受けれなかったバックパスは大問題です。
2点取られてからも、ゴール前で何度も行ったり来たりのボール回しが目につきました。相手はシュートコースを消して、なかなかシュートを撃たせなかったのですが、相手を上回ろうとするゴールへの気迫と執念が感じられなかったのが残念です。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- ク・ソンユン(6.5)
- ファインセーブを連発していただけに、責任のない2失点は気の毒。
- DF
- 進藤(5.5)
- 攻撃に行けず、ほぼ自陣に張り付く。
- キム・ミンテ(5.5)
- よく守っていたが、宮沢のかかとにパスしてしまい失点の原因に。
- 福森(6.0)
- 攻撃スタート地点として、鋭いボールを配給。GKに止められた直接FKは完全に枠内。
- MF
- ルーカス フェルナンデス(5.0)(80分out)
- 封じ込まれて見せ場なし。左からの折り返しをヘッドでバックパスを奪われて失点のきっかけに。
- 宮沢(5.0)
- 相手の先制ゴールをアシストしてしまった。
- 深井(5.5)
- 最終ラインに下がって守る。
- 菅(5.0)(75分out)
- 中に入ってのプレーが多く、左サイドでの仕掛けるプレーをもっと見たかった。
- 荒野(5.5)(79分out)
- 運動量はあるものの、前線では脅威にならず。少し下がり目からの上りは持ち味なのだが。
- チャナティップ(6.0)
- 負傷明けを感じさせないいつもの動き。90分間ずっと脅威を与え続ける。63分のシュートは左手一本で阻まれた。
- 中野(5.5)(75分in)
- 左から高い位置で攻撃を仕掛ける。シュートは正面。
- 金子(-.-)(79分in)
- 攻撃にしっかりと絡む。動き回りもよし。
- 白井(-.-)(80分in)
- 上下によく動き回った。
- FW
- 鈴木(5.5)
- 効果的ボールがなかなか入らず。それだけに決定機を決めたかった。
- 監督
- ペトロヴィッチ(5.5)
- 後半に攻撃の頻度は増えたが、得点力不足への回答はなし。
この試合の収穫
途中出場の3人は、各自の役割を果たしたと思います。特に中野は左サイドもいけますね。深い位置からのクロスは効果的でした。広くボールが回るようになったのも良かったです。展開的に難しかったのでしょうが、もう少し早めの投入でも良かったと思います。
なんとも納得いかない敗戦でしたが、ダメージはありません。切り替えましょう。5月22日(水)19:00からは、アウェーでルヴァン杯湘南ベルマーレ戦。”誤審”をも乗り越えての逆転劇で、気持ちは高まったままでしょう。その後はドーム2連戦。5月25日(土)14:00ガンバ大阪戦。6月1日(土)14:00サンフレッチェ広島戦。順位の位置関係から、落とさずにいきたいです。
(21日 07:50)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/05/20号
勝ち点1を拾った
松本山雅FC 0-0 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- 松本山雅FC
- なし
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
(第10節終了時) | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12 | 松本山雅FC | 12 | 11 | 3 | 3 | 5 | 6 | 0.55 (17) | 11 | 1.00 (8) | -5 |
6 | 北海道コンサドーレ札幌 | 19 | 11 | 6 | 1 | 4 | 17 | 1.55 (3) | 15 | 1.36 (12) | 2 |
鈴木 荒野 早坂 (金子) (白井) (右サイドへ) 菅 ルーカス フェルナンデス (檀崎) 深井 宮沢 福森 キム 進藤 ミンテ ク・ソンユン sub:菅野 濱 中野 岩崎
見応えのある試合でした。スコアレスドローでしたが、どちらが得点をとってもおかしくなかった試合でした。前半は押されっぱなしていつ失点を喫してもおかしくありませんでしたが、アゥエーで勝ち点1は悪くない結果です。
チャナティップも欠場になりました。数を揃えるだけなら代わりはいますが、テクニックやスピードは独特です。誰が組んでも即席の前線ですから、最初からうまくいかなくて当然です。荒野も早坂もそれなりに健闘しているのですが、相手からは怖さがないと映るのでしょう。鈴木武蔵に決定的な場面を作らせなければ、何とかなると思われても不思議ではありません。
前半はシュートがたったの2本に終わったのは、攻め込まれてそれどころではありませんでした。DFラインと前線が空きすぎて、そのギャップを狙われました。後半になってから、宮沢が気の利いたプレーでボールを持つ時間が増えて、攻撃の回数が増えました。前半と後半で、まるで違うチームのようでした。49分のルーカス・フェルナンデスのループシュート、62分の早坂がGKに止められたビッグチャンス、66分の進藤の強烈なミドルシュートなど、得点の期待が高まってきます。ただ、肝心のゴールが決まりそうで決まりませんでした。
試合経過
立ち上がりから相手にボールを持たれ、幾度もゴールに迫られる苦しい展開。前半は7本のシュートを浴びたが、ソンユンのセーブや精度を欠いて助かる。逆に36分の菅のシュートがチーム初シュートであり、攻めに行けず耐えて前半を終えた。
後半になって宮沢がボールに触れる機会が増えて、人もボールも動くようになる。ルーカスフェルナンデス、荒野、早坂、福森がゴールに迫った。32分に金子、40分に白井、45分に檀崎をそれぞれ投入したが、得点に至らず。ソンユンが1対1になったところでシュートを至近距離でキャッチするなど得点を許さず、勝ち点1を分け合った。
この試合の着眼点
やっぱり、オープニングシュートは大事ですね。前半2分に、ロングボールに合わせて抜け出されて、ダイレクトでシュートを打たれました。バーを越えて失点は免れましたが、しばらくの間、試合の流れが決定付けられました。守備陣は下がり気味になり、前線でボールを奪ってDFラインの前後へ放り込めばチャンスになると思わせてしまいました。前半のうちには修正できず、ソンユンのおかげで無失点で終えられました。
次は、5月18日(土)14時からFC東京戦。いまだ無敗で、倒しがいがあります。ただ、相手の勢いに飲まれないように。生観戦予定です。
(15日 08:30)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/05/24号
次負けなければよし
北海道コンサドーレ札幌 0-4 横浜F・マリノス
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
- 横浜F・マリノス
- 16分 松原 健
- 59分 李 忠成
- 68分 イッペイ シノヅカ
- 78分 山谷 侑士
順位 | Aグループ第5節 | 勝 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得 失 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 北海道コンサドーレ札幌 | 8 | 5 | 2 | 2 | 1 | 11 | 2.20 (1) | 9 | 1.80 (3) | 2 | |
1 | 横浜F・マリノス | 8 | 5 | 2 | 2 | 1 | 8 | 1.60 (2) | 5 | 1.00 (1) | 3 | |
3 | 湘南ベルマーレ | 6 | 5 | 2 | 0 | 3 | 5 | 1.00 (4) | 7 | 1.40 (2) | -2 | |
4 | V・ファーレン長崎 | 5 | 5 | 1 | 2 | 2 | 7 | 1.40 (3) | 10 | 2.00 (4) | -3 |
早坂
岩崎 檀崎
(チャナ
ティップ)
菅 中野
(ルーカス
フェルナンデス)
荒野 宮沢
(金子)
福森 キム 白井
ミンテ
菅野
sub:阿波加 濱 中村 藤村
今季の厚別開幕戦でもありました。カップ戦なので、プレシーズンマッチとみなしたくなります。でも、4失点での負けには変わりません。それでも、ルヴァン杯初黒星で、次の最終節に引き分け以上で無条件にプレーオフ進出が決まります。
独特の攻撃力を誇る相手に対して、4月のリーグ戦のときと同じように、4−4−2の布陣で臨みました。白井が最終ラインに入ったのは、そのためでしょう。自陣でブロックしてからカウンター狙いは、攻撃力で勝ち進んできたウチラにとって、賛否両論ではないでしょうか。うまくいくときならともかく、負けると単なる敗戦では済まない混乱を生じかねません。
そんなプランは不運な失点で崩れました。相手のシュートが菅に当たって、そのままゴールになりました。これは、誰も責められません。攻め込まれていた展開で、いづれ起こるべくして起きた失点なので、攻撃され放題になっていたことが問題です。後半14分には左サイドを崩されて失点。16分に、チャナティップとルーカスフェルナンデスを投入して、攻撃には期待が持てましたが、なかなかシュートまでに至らず。逆に、自陣でのボールロストからの失点が続きました。どうしてもリスクを負っての攻撃になりますが、逆襲対策でもあった4バックなのに献上しては意味がないです。
この試合の収穫
前半早い段階で失点されると、修正が効かない問題を思い出したことですね。むしろ、放置されていたとも言えます。土曜日のリーグ戦は先制されてもみんな下を向いていなかっただけに、今回のような前半早い時間での失点後は、これから重要な課題です。
公式戦の連勝は6で止まりましたが、リーグ戦は4で継続中です。次はアウェー2連戦になります。5月12日(日)13時から松本山雅FC戦。5月18日(土)14時からFC東京戦。生観戦予定です。気持ち切り替えて、対策を講じて臨みましょう。
(10日 20:50)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/05/28号
J1で初の4連笑
北海道コンサドーレ札幌 2-1 ヴィッセル神戸
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 68分 進藤 亮佑
- 75分 鈴木 武蔵
- ヴィッセル神戸
- 62分 ダビド ビジャ(PK)
(第10節終了時) | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 北海道コンサドーレ札幌 | 18 | 10 | 6 | 0 | 4 | 17 | 1.70 (2) | 15 | 1.50 (13) | 2 |
13 | ヴィッセル神戸 | 10 | 10 | 3 | 1 | 6 | 14 | 1.40 (5) | 17 | 1.70 (16) | -3 |
鈴木
チャナ 荒野
ティップ (早坂)
(岩崎)
菅 ルーカス
フェルナンデス
(白井)
深井 宮沢
福森 キム 進藤
ミンテ
ク・ソンユン
sub:菅野 檀崎 中野 藤村
34,591人の大観衆。NHK地上波での全国生放送。そしてVIPトリオとお家騒動と、何かと注目度が高い一戦でした。
そんな中、最も注目を集めたのは、進藤のオーバーヘッドキックでの同点ゴールでした。一般紙のスポーツ面、地上波のスポーツニュースでも取り上げられました。いつもはサイレントトリートメントですが、思わずみんな駆け寄りました。もはや、タダの意外性の男ではなくなってきました。
アンデルソン・ロペスが負傷離脱が発表になり、攻撃はどうなるのか心配になったのはワタシだけではないでしょう。これに答えを出したのは、フィットしてきて絶好調なルーカス・フェルナンデスだけでなく、鈴木武蔵も名乗りを上げました。逆転ゴールのシーンは、前後に細かく動いて、相手DFのマークを見事に振り切りました。勝負に勝ったのがとってもいいですね。
試合経過
五分の攻防から、徐々に主導権を握る。コーナーキックや右からの攻撃でチャンスを作るが、相手の守備に阻まれて前半はスコアレスで終える。
後半15分にペナルティエリアの右で福森が西を倒してPKを献上。ソンユンは触れたがゴールを許した。その後も攻勢を続け、後半23分に、右サイドからのFKを福森がゴール前にクロスを送ると、相手DFのクリアがルーズボールとなりファーサイドへ行ったところで、進藤がバイシクルシュートを放って同点。その7分後には、右サイドからの早坂のクロスに、ペナルティエリア内で前後に動いていた鈴木が頭で合わせて、叩きつけながらもゴールネットを揺らして、逆転に成功した。相手の逆襲をソンユンのセーブなどで守り切り、J1で初の4連勝を決めた。
それでも苦言をいわせろ
アンデルソン・ロペスに代わって二列目に入った荒野の真価は、もう少し待つべきでしょう。右側は、絶好調の進藤とルーカス・フェルナンデスとの連携が必須です。同じ2列目にはチャナティップ、前線には鈴木武蔵と、スピードが武器です。その中でフィットするのは容易ではないのは承知です。運動量だけでなく、ひとかわむけるにはいいチャンスだと思いますよ。
次は、5月8日(水)19時からルヴァン杯第5節横浜F・マリノス戦。厚別開幕戦でもあります。リーグ戦は、5月12日(日)13時からアウェーで松本山雅FC戦。そして味スタで、5月18日(土)14時からFC東京戦。お相手はまだ無敗。ぜひとも無敗のままで迎えたいですね。もちろん勢いをつけて臨みましょう。味スタは生観戦予定です。
(7日 08:00)