CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/02/8号

アビスパ福岡 0-0 北海道コンサドーレ札幌

        小林
      (長谷川)

 スパチョーク  駒井
             (田中克)
   
  菅            近藤
               (浅野)
 
    宮沢    荒野
   (鈴木)
  
 中村   岡村   馬場
(青木)

        菅野
 
sub：中野 西野
交代
後半05分 鈴木(宮沢)
後半15分 青木(中村)
後半15分 浅野(近藤)
後半40分 長谷川(小林)
後半40分 田中克(駒井)

キャンプ開始から負傷者続出。この一週間でも、大森と、高木が負傷。メンバーが揃うかどうか危ういところで、開幕を迎えました。そういった中で勝ち点を持ち帰ることができたのは、上出来です。

右に近藤と馬場あり

昨年の失点数と移籍動向を踏まえると、最も不安だったのが右でした。そこで、前に近藤。最終ラインに馬場です。近藤はチャンスをいくつも作り出していました。深いところへのえぐりが一本あり、そこから鋭いクロスを出せると、怖い存在になれます。その片鱗は感じただけに、軽症であることを願います。馬場は、最終ラインと右はないだろうと思ってましたが、発見でした。岩崎とのマッチアップを幾度も止めていました。１対１に強く、フィニッシュの仕事をさせません。無失点に抑えたのは、岡村だけでなく馬場も多いに貢献しています。

武蔵が入って攻勢

前半は終了間際に、遠目から小林が1本シュートを撃つのが精一杯でしたが、後半5分に鈴木が入ると流れが変わりました。マークが集まり、オフ・ザ・ボールの動きはよかったですね。ただ、全盛期のようにスピードを生かした突破や、相手のディフェンスラインを押し下げる動きはなく、けが明けでまだコンディションが上がっていないのは感じられました。それでも、なにかが起こる予感を感じさせました。マークが集まったおかげで、ほかの選手の動きをよくさせたのは見逃せません。

残り10分が見どころ

ボランチに移った駒井が足がつったことで、急きょ田中克幸が出場。これがプロデビューになりました。短時間でしたが、中央でボールが落ち着きました。ボールを持つと球さばきが良く、持っていないときは、逆襲を受けたところでピンチを摘み取りました。同じタイミングで入った長谷川も。ペナルティエリア内から枠内シュートを放って存在感。どちらももっと長い時間プレーを見たいと思わせてくれました。

この試合の着眼点

前半は、中盤での潰し合いから主導権を握られ、後半になって修正。得点こそありませんでしたが、無失点に意義があります。攻撃陣に続出した中で、勝ち点を得られました。

シーズンは始まったばかり。のびしろはいっぱいあります。ホーム開幕戦の前に勝利を。

（28日　07：50）

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