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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2017/08/6号

聖地厚別はゆずれない
風はウチらに吹く

北海道コンサドーレ札幌 1-0 ベガルタ仙台

 得点者

順位 第24節 08/26現在 得点 失点
最大
勝点
14 北海道コンサドーレ札幌 23 24 6 5 13 22 0.92 (15) 36 1.50 (12) -14 53
12 ベガルタ仙台 29 24 8 5 11 26 1.08 (12) 40 1.67 (15) -14 59

        ヘイス
   
   チャナ     都倉
  ティップ   
    (菅)
        
 石川            早坂
  
     兵藤     宮沢
    (荒野)
 
  福森    河合    菊地
                 (進藤)
 
      ク・ソンユン

sub:金山 マセード 小野
                   内村

コイントスが重要ともいわれた厚別での初戦です。相手は相当風に神経質でしたが、味方につけられました。エンドを変えて、メインから見た右側、風上を取りました。後半は風向きが変わり、風上になりました。天気予報の分析を含めた、読みに勝って、勝ち点3をゲットしました。

守備の粘り強さが戻ってきました。河合は危ない場面できっちり対応し、菊地と福森も守備で貢献しました。石川は1ヶ月前まで在籍していた相手の特徴を、確実につぶしていました。進藤はクロスや高さに対応するミッションをクリアしています。また、最終ラインの前にに宮沢が戻ってきたのは大きいですね。安心して見てられました。今節J1リーグ全体で走行距離3位に入っています。

試合経過

前半は互いに得点機を作る。20分には早坂のシュートはラインギリギリでDFにクリアされ、24分に都倉がヘディングシュートを放つが、右のポストをはじいた。攻め込まれる場面も多く、しのいでスコアレスでハーフタイムを迎えた。

後半8分に、菊地から福森へ渡ったボールを左側にいた兵頭が前方へクロス。これをヘイスが頭で合わせて先制。23分に兵藤に代えて荒野を起用。さらに進藤と菅も投入して、1点を守りきった。

それでも苦言をいわせろ

勝ちきるには、まだ甘い。正直、個の力で勝った印象です。一瞬の隙を突いて得点しましたが、連動して相手を崩す場面はほとんどありませんでした。前線のタレントは強力なので、チャナティップを生かした連動と、都倉とヘイスの高さをうまく織り混ぜた攻撃を望みたいです。それができれば、もうワンランク上へ行けます。

次は一週間をおいて、9月9日(土)13 時から、ドームでジュビロ磐田戦。その後、神戸ユニバーで、ヴィッセル神戸戦。ドームでアルビレックス新潟戦。アウェイでサンフレッチェ広島戦と、確実に勝ち点を取っておきたいカードが続きます。14位に浮上しましたが、サバイバルはこれから。残り10試合。気は抜けません。

(29日 02:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2017/08/13号

執念は感じた
だったら最初からやってよ

川崎フロンターレ 2-1 北海道コンサドーレ札幌

 得点者

順位 第23節 08/19現在 得点 失点
最大
勝点
3 川崎フロンターレ 45 23 13 6 4 43 1.87 (3) 25 1.09 (6) 18 78
15 北海道コンサドーレ札幌 20 23 5 5 13 21 0.91 (15) 36 1.57 (12) -15 53

        ジェイ
   
   チャナ     都倉
  ティップ   (ヘイス)
        
 石川        マセード
 (菅)
  
     兵藤     荒野
 
  福森    河合    菊地
                 (内村)
 
      ク・ソンユン

sub:金山 進藤 宮沢 金園

Jの舞台ではまだ勝ったことがなく17戦未勝利で、しかも等々力では、勝ち点さえ奪えていませんでした。そんな難敵相手でも勝ち点3必須を掲げているにしては、あまりにも覇気のない試合でした。夏休みの宿題のように、終わり間際に慌てても遅いのです。

雷雨の中で大変なコンディションでしたが、カミナリを落としてくれる人はいなかったのでしょうか。相手は得点力がウリのチームで、激しくボールを回される展開は想定できるはず。耐えて守らせてくれる余地は与えてくれません。引いてしまうのは仕方ないにしても、反撃につなげられませんでした。都倉が出場停止から戻り、前半43分に後方からのロングフィードを受けましたが、抜け出したときに誰も合わせられませんてした。こちらの長身フォワード対策として、新川崎山脈の奈良を中心に対策を立ててくるのですから、都倉につづいてジェイも仕事をさせてくれないときの次の一手が見受けられなかったのも気掛かりです。

得点力のある選手は揃いましたが、個々の能力に頼りきって、最大限に引き出せていないようなきらいをかんじます。単にコンビネーションの問題か。それとも意思統一の問題なのか。宝の持ち腐れにならないようにお願いします。

試合経過

立ち上がりから相手の攻撃に圧倒される。13分にループパスに反応した家長のシュートはクソンユンが阻んだが、こぼれ球を拾った中村に押し込まれてで先制される。その後も怒涛の攻撃は続き、反撃はままならず。前半のシュートは、32分の福森の直接FK1本だけに終わった。

後半も相手の勢いは変わらず。15分に都倉に代えて、ヘイスを投入。26分には、石川に代えて菅を入れるが、その4分後にグラウンダーのクロスに合わせられて追加点を許す。ここからようやく反撃し、後半35分に横パスをヘイスが奪って大きく前方へ蹴ると、相手GKが目測を誤っり空振りすると、ヘイスは落ち着いて無人のゴールに流し込んで1点差。

後半41分に内村を投入。43分のヘイスからのクロスをジェイがゴール前でヘディングシュートを打ったが、相手GKの正面。ラストプレーの兵藤のFKでは、ソンユンがヘディングシュートを放ったが、枠をとらえられず、そのままタイムアップになった。

この試合の収穫

勝ち点3への執念は伝わりました。しかしそれは遅すぎました。ヘイスの執念でセンターバックとゴールキーパーのダブルミスを誘ったので、結果に残ったのが救いです。

そして、石川が戻ってきました。なぜ左サイドだったのかは謎ですが。強力攻撃陣をサイド突破されないように、と、いうことなのでしょうか。横山の復帰が見えませんので、貴重なディフェンス陣の補強です。

8/26(土)は、14時から厚別開幕戦。12位ベガルタ仙台との対戦。負けてはいけない場所で、負けてはいけないカード。自動降格ラインをはさんで、勝ち点差2の間に4チームがひしめいています。そろそろ3トップの本気が見たいです。

(21日 22:30)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2017/08/19号

勝ちたかった一戦
防戦一方負けなかった

北海道コンサドーレ札幌 1-1 ヴァンフォーレ甲府

 得点者

順位 第22節 08/13現在 得点 失点
最大
勝点
15 北海道コンサドーレ札幌 20 22 5 5 12 20 0.91 (16) 34 1.55 (12) -14 56
14 ヴァンフォーレ甲府 20 22 4 8 10 12 0.55 (18) 24 1.09 (5) -12 56

        ジェイ
        (金園)
   
   チャナ    ヘイス
  ティップ   (内村)
        
  菅         マセード
              (宮沢)
  
     兵藤     荒野
             (右MFへ)
 
  福森    河合    菊地
        
      ク・ソンユン

sub:金山 進藤 石井 小野

19,561人もドームに集まりました。望むのは勝利のみでしたが、勝ち点2を失った印象です。逆転されなかっただけマシなのかもしれませんが、どうにか勝ち点差1で、残留圏内に踏みとどまっています。

言ってはいけないのは承知なのですが、都倉が出場停止になった影響はありました。早い時間帯の得点は見事だったのですが、時間が経つにつれて前に出る場面が激減。印象的だったのは、最初に生で観たときと同じように、よく走っていました。いつ同点にされてもおかしくない展開で、ギリギリ持ちこたえていましたが、後半27分が限界でした。スミ1でも勝てないと強くなれませんシュート数は 5 対 13 と大差をつけられ、その内4本がジェイのシュートでした。

元イングランド代表ジェイ、タイ代表チャナティップ、ブラジル人ヘイスの多国籍トライアングルは、攻撃では機能しました。3人が近くでプレーして、距離感はよかったですね。しかし得点後は、この3人からDFラインまで間延びし、ギャップを狙われていました。ボランチや両サイドに負担が かかっており、都倉の前線からの守備は多大な貢献をもたらしていると、痛感せざるを得なくなります。

試合経過

初先発のジェイが期待に応える。前半8分に滞空時間の長いヘディングシュートをわずかに外すが、その2分後に、荒野からのロングパスに抜け出して、GKの股下を抜いてシュートを放ち、先制ゴールを決めた。

しかし、このあとは攻められ続け、なかなか攻撃に出れなくまる。後半開始と同時にマセードに代えて宮沢を投入。12分にはジェイに代わって金園が起用されるが、流れは変わらず。27分に、後半から投入されたフリーになっていた阿部にシュートを決められて同点に追い付かれた。45分に、福森が直接FKでゴールを狙ったが、わずかに外れた。勝ち点同数で得失点差のみで14位と15位の直接対決は、勝ち点1を分け合った。

この試合の着眼点

宮沢が入ると、安定しますね。3ボランチから 3-4-3 になると、宮沢・兵藤・荒野のうち、誰かが余ってしまいます。荒野の右サイドは大アリですね。

8/19(土)等々力の川崎フロンターレ戦は、日程重複で欠席。過去勝っていない会場ですが、16位との勝ち点差が1に迫っている以上、勝って勝ち点3を得たいです。

(16日 19:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2017/08/23号

きょうは自滅
ソンユン全失点絡む

北海道コンサドーレ札幌 0-2 横浜F・マリノス

 得点者

順位 第21節 08/09現在 得点 失点
最大
勝点
15 北海道コンサドーレ札幌 19 21 5 4 12 19 0.90 (16) 33 1.57 (13) -14 58
3 横浜F・マリノス 40 21 12 4 5 29 1.38 (8) 17 0.81 (1) 12 79

    ヘイス    都倉
    (内村)
          
    チャナティップ
        
  菅         マセード
               
     荒野     兵藤
             (小野)
 
  福森    河合    菊地
        (ジェイ)

       ク・ソンユン

sub:金山 進藤 前寛 石井

よく平日ナイトゲームに1万7,350人も集まりました。前節まで10戦負けなしで、しかもリーグ戦でまだ勝利がない相手に善戦でしたが、ミスから自滅です。

古巣相手になる河合と兵藤、1対1で粘った荒野、3試合連続スタメンのチャナティップなど、守備陣と中盤はまずまずです。前半には5度も相手ゴールを脅かしました。しかし、問題は後半。特に両エースがイタかったですね。コーナーキックから手をはじかれて掻き出せず先制献上。DFを一枚削ってジェイの投入は良かったが、4分後には一人少ない戦いを強いられました。しまいには、明らかなパンチングミスのオウンゴール。対戦相手にしてみたら、勝手に転んでくれたゲームでした。

試合経過

慎重に試合に入りながらも、前半は押しぎみ。都倉のシュートや荒野の巧みなボールキープがあったが、得点に至らず。

後半は徐々に相手が主導権をにぎり、CKにゴール前中央で扇原に頭で合わされ、ソンユンの手をはじいて先制される。勝負を賭けて後半27分に河合に代えてジェイを起用したが、その4分後に、都倉が突破を止めようと引っ張ったところでこの日2枚目のイエローカードを受けてレッドカード。その2分後に、ソンユンがクロスの対応を誤ってオウンゴールを献上。37分にヘイスに代えて内村が、42分には兵藤に代えて小野が起用され、チャナティップは決定機にミドルシュートを放ったが、流れは変わらなかった。

この試合の収穫

よく2失点で収まったですね。ミスがなければ勝ち点を取れる可能性はあったのですよ。と、タラ・レバはいけませんね。

次節 8/13(日)、14位のヴァンフォーレ甲府戦は、14位対15位の直接対決。しかも勝ち点同点得失点差の戦い。ゼッタイ負けられないデスマッチです。覚悟して戦うべし。

(11日 11:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2017/08/27号

粘り強くたのむ
1分もたないのはダメ

セレッソ大阪 3-1 北海道コンサドーレ札幌

 得点者

順位 第20節 08/05現在 得点 失点
最大
勝点
1 セレッソ大阪 44 21 13 5 3 43 2.05 (2) 22 1.05 (6) 21 83
15 北海道コンサドーレ札幌 19 20 5 4 11 19 0.95 (14) 31 1.55 (13) -12 61

   ヘイス    都倉
   (金園)
          
    チャナティップ
       
  菅          マセード
               (小野)
  
      兵藤   荒野
 
  福森    菊地    キム
                ミンテ
                (河合)
          金山

sub:杉山 進藤 石井 内村

開始27秒であっさり先制点献上。そりゃ飛び出しもミドルも見事でしたけれども、寄せが甘く、あっさりと先制されたのはいただけません。これで難しくなってしましました。

ソンユンが出場停止。横山が長期離脱。宮沢が欠場。ジェイも帯同せず。アチラも主力2人欠きましたが、ウチラは重要な3人が入れ替わります。金鳥スタジアムで今季負けなしの首位にいるチームが相手なので、厳しい試合になることは承知していました。そうであっても、開始1分以内での失点は、戦意を失ってしまいます。それだけでなく、前半20分過ぎには立て続けに失点。辛い局面ですが、2分後の追加点はいけません。立て直しましょうよ。前半だけで8本のシュートを打たれ、相手のパワープレーに対応できませんでした。

対策として河合のアニキ投入は納得いきます。しかし、実際に失点に絡んだのは、先制点で寄せられず、2失点目ではリカルドサントスを倒した菊地と、右サイドを突破され、中央で対応が遅れた福森でありますが。攻撃には明るい兆しがあるだけに、肝心なところでは締めてほしかったです。

試合経過

開始1分も経たないうちに先制される。相手に圧倒されて試合が進み、26分に直接FKを決められ、その2分後にも追加点を許した。

ハーフダイムに河合を投入し、後半20分、マセードに代えて小野を起用。相手に攻められる展開が続いたが、後半38分にチャナティップの右側からのスルーパスに菅がオフサイドギリギリに飛び出して受けて、プロ初ゴールを決めた。この直後に金園を起用するが、ゴール前を固める守備を破れなかった。

この試合の収穫

待ってました菅のプロ入り初ゴール。ようやく出ました。チャナティップも初アシスト。コレだけ見ると、負けた気がしないんですけどね。

真夏の連戦に入ります。8/9(水)19時横浜F・マリノス戦。8/13(日)ヴァンフォーレ甲府戦。どちらもドームで戦えるのがつよみです。会場の条件はイコールですが、移動距離はありません。コンディションを整えて、勝ちにいきましょう。

(8日 00:50)