CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/02/28号
引き締めて上がるべし
東京ヴェルディ 1-0 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- 東京ヴェルディ
 - 後30分 アラン・ピニェイロ
 - 北海道コンサドーレ札幌
 - なし
 
| 第1節 2/28現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4 | 東京ヴェルディ | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1.00 (4) | 0 | 0.00 (1) | 1 | 
| 17 | 北海道コンサドーレ札幌 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0.00 (15) | 1 | 1.00 (9) | -1 | 
 ジュリーニョ   都倉
   
          小野
         (内村)
 石井  宮沢  稲本 マセード
            (上里)
   増川   河合   進藤
         (上原)
  
      ク・ソンユン
sub:金山 櫛引 堀米 前寛
いよいよ開幕戦です。アウェー席待機列は長い列で、少なくとも開門前に1000人いたとみられます。ホームのゴール裏よりも多く観衆の半分近い4200人を占めていました。
肝心の試合は、どちらから見ても凡戦でした。特に前半は、互いに攻め込んでもゴール前での精度が低くて助けられると共に、もどかしくもありました。加えてお互いにスピードがないものだから、見ごたえはありません。潰し合いといえるほど中盤で激しく相対していたわけでもなく、がまんくらべに勝って後半に臨めれば御の字でした。
後半開始直後は、多少出足が良くなって期待でしました。ジュリーニョが良くてチャンスになっていました。しかし、そこに至るところと、最後での連携や精度はお粗末で、シュートを撃てなかったり外してしまう、昨年お決まりの光景が繰り広げられました。それは、小野や稲本を下げて、内村や上里を入れて打開できる以前の問題です。我慢比べは続いて、アウェーでスコアレスドローなら上出来に思えました。
そんな願いも打ち砕かれました。カウンターでやられたことしか報じられていませんが、問題はカウンターの直前にあります。攻撃大好きな進藤も前線に出て攻撃に絡んでいましたが、シュートを撃てず相手にボールが渡ると、一気にドリブルで攻め込まれました。そうなると対応しきれず必然の失点です。リードされるとこの日の出来栄えから同点に追いつくのは難しく、勝ち点を得られませんでした。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
 - ク・ソンユン(5.5)
 - 安定したセービングだったが一瞬に泣く。
 - DF
 - 進藤(5.0)
 - 最終ラインではよく対応していたが、失点になるカウンターの直前はゴール前で攻撃参加しており、戻りきれず。
 - 河合(5.5)
 - (後38分out)攻め込まれているときの対応は悪くない。
 - 増川(5.0)
 - 自陣ではそつなく対応していたが、ドリブルを振り切られた。
 - 上原(5.0)
 - (後38分in)リードされている状態で明確な意図で入ったが、変化なし。
 - MF
 - マセード(5.0)
 - サイドで孤立ぎみ。連携またまだ。
 - 稲本(5.5)(後31分out)
 - 中盤でボールを散らす。
 - 宮沢(5.5)
 - 今年も上下に動いて汗かき役。
 - 石井(5.5)
 - 5バックになることが多かったが、ゴール前シュートチャンスではタイミングが合わなくて撃てず。
 - 小野(5.5)
 - (後21分out)よく動き回ったというよりも、走り回らざるを得なかった印象。オーバーヘッドを試みるも合わず。
 - 上里(5.5)
 - (後31分in)エリア外からフリーでのシュートの選択は良かったが、強度がなくGKに読まれた。
 - FW
 - 都倉(5.0)
 - 惜しいところで外したり、撃てなかった。
 - ジュリーニョ(5.5)
 - 攻撃や突破の技術高い。しかし中盤でボールを奪われる場面も。
 - 内村(5.0)
 - (後21分in)流れを変えられず。
 - 監督
 - 四方田修平(5.5)
 - 打った手は妥当。連携面での熟成を望む。
 
この試合の収穫
あらためて今年も厳しい戦いになると、警告してくれたことですね。開幕前のプレシーズンマッチとトレーニングマッチでJ 相手に連勝しても、負けなかっただけマシなのですよ。過大評価してはいけません。
開幕戦は5年ぶりの黒星になりましたが、その2011年は昇格してました。2007年もです。そう考えると、決して悪いことばかりではありません。熟成して這い上がるべ
(3日 02:30)
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