CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2015/03/29号
無駄にしなかった
大宮アルディージャ 1-1 コンサドーレ札幌
得点者
- 大宮アルディージャ
- 前26分 横谷
- コンサドーレ札幌
- 前15分 ナザリト(PK)
第4節 3/29現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
8 | 大宮アルディージャ | 7 | 4 | 2 | 1 | 1 | 5 | 1.25 (4) | 5 | 1.25 (13) | 0 |
7 | コンサドーレ札幌 | 7 | 4 | 2 | 1 | 1 | 5 | 1.25 (4) | 4 | 1.00 (9) | 1 |
内村 ナザリト 宮沢
(ニウド) (前寛)
福森 堀米 稲本 古田
(上里)
櫛引 河合 パウロン
金山
sub:阿波加 小山内 菊岡 神田
見ごたえのある、初めてスタジアムに行く方も面白く思ってもらえる生観戦でした。あっという間の90分。得点がどちらもセットプレーからの拮抗した展開で、勝ち点1を分け合った結果は妥当なものでした。
そこでじっくり内容を観ると、明らかに相手のゲームでした。先制点をいつとられてもおかしくないと覚悟していました。金山と最終ラインを中心にゴールを割らせなかったのは、自信になったと思います。前線でプレッシャーを掛ける前にロングフィードやパス回しで縦に運ばれるものだから、攻撃に転じる猶予を与えてくれませんでした。これが咋シーズンJ1の実力を認めざるを得ませんでした。
そんな展開でしたから、何度も驚異の身体能力でゴール前でストップをかけていたパウロンが一発レッドになったときはあおくなりました。しかし、得点機会阻止になってでも止めないといけない必死さは伝わっていて、ゴール裏も納得するレッドでした。一人少なくなってからも集中か途切れることもなく、ゴールポストを含めてよく守り切りました。パウロンの退場が無駄にならなくてよかったと、みんな思っていました。
試合経過
立ち上がりから相手の早い出だしや縦への速攻に苦しむ。一瞬のスキで抜け出してPKを獲得し、これをナザリトが決めて先制。しかし、FKを壁を避けるようにカーブかけられて金山の逆に入り、同点に追いつかれる。
この後も相手の猛攻を耐えてしのぐ展開が続くが、後半16分にパウロンが一発レッドで退場。一人少ないながらも耐えて続けて勝ち点1を手にした。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- 金山(6.0)
- ファインセーブで得点防ぐ。失点は相手が上手で誰も責められない。
- DF
- パウロン(6.0)
- 再三失点の危機を救う。得点機会阻止はやむを得ない判断。
- 河合(5.5)
- 最初は連携に難があったが、徐々に安心して見ていられるようになる。
- 櫛引(5.5)
- 左右に動いてピンチを救う。
- MF
- 古田(5.5)
- 攻撃の起点として奔走。
- 稲本(5.5)
- 速さや運動量は求めずらいが、安定感あり。
- 堀米(5.5)
- ボールをちらしたり、ドリブルでしかける。攻守に動き回る。
- 福森(5.5)
- 高い位置でボールを繋ぐ方がよい。10人になってからは、最終ラインへ。
- 上里(5.5)
- (後32分in)守備で精一杯で攻撃どころではなかった。
- ニウド(5.0)
- (後29分in)途中から入ったのに、運動量の物足りなさを感じた。
- FW
- 宮沢(5.5)
- 目立たずもシュート3本放つ。一人少なくなってからはセントラルMFへ。
- ナザリト(5.5)
- (後47分out)マークが集中し、なかなか仕事できず。PK は難しい左隅へ。
- 内村(5.5)
- (後29分out)攻守に献身的な動きだったが、ナザリトへのサポートを求められる中、そういった動きはなかなかできず。
- 前寛(-.-)
- (後47分in)出場時間短いながらも、ボールに向かってしっかりアピール。
- 監督
- バルバリッチ(5.5)
- けが人も多い上に難しい展開だったが、攻撃面での修正や工夫かほしかった。
この試合の着眼点
都倉がいない影響は大きかったです。前線でボールが収まりません。ナザリトに集まるマークを生かしてほしかったところですが、距離が離れていたり縦に飛び出す場面があまりありませんでした。いや、むしろ、それをさせてくれなかった相手でした。
次節は水曜開催。中二日コンディションが気になりますが、控え組には抜てきのチャンスです。
(31日 06:10)