CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/09/19号
ワンパターンな試合は勘弁
北海道コンサドーレ札幌 0-1 ガンバ大阪
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
- ガンバ大阪
- 78分 渡邉 千真
第17節 9/20 現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
13 | 北海道コンサドーレ札幌 | 17 | 18 | 4 | 5 | 9 | 23 | 1.28 (12) | 35 | 1.94 (17) | -12 |
9 | ガンバ大阪 | 26 | 16 | 8 | 2 | 6 | 22 | 1.38 (13) | 21 | 1.31 (6) | 1 |
ジェイ
(ドゥグラスオリベイラ)
荒野 駒井
(アンデルソン
ロペス)
菅 ルーカス
(白井) フェルナンデス
高嶺 田中
(宮沢)
福森 キム 進藤
ミンテ
菅野
sub:カウィン 中野嘉 早坂
DAZN の生中継を見ていたはずなんですけど、先週までの試合を間違って観ていた錯覚に陥った方は、私だけでないでしょう。ボール保持して優位に立つ。相手ゴールに迫る。肝心なところを抑えられていて得点を獲れない。相手にフリーで撃たれて危ない場面を迎える。一瞬のカウンターで得点を取られる。典型的な負けパターンはやめましょうよ。
シュート数は10本と控えめでしたが、相手の7本を上回っています。そのうち7本は、後半17分の3人同時交代前でした。7本中4本は枠内でしたので、コースを防がれていましたね。3日前の得点は、どちらもスピード感があり、相手が対応しづらいものでした。相手にゴール前をしっかり守っていれば得点されないと思われているのは困りものです。
ジェイ、駒井、高嶺を下げて、ドウグラスオリヴェイラ、アンデルソンロペス、宮沢を投入。連戦の疲労を考慮したと思われますが、この3人同時交代は大失敗でした。宮沢は中盤での運動量を上げられず、むしろミスパスのほうが目立ちました。ジェイにボールが収まりづらくなり、駒井の飛び出しが少なくなったから交代になったのはわかります。高さとスピードがある2人が入ったのですから、どう攻めていいのか明確になるまで時間がかかったのは、残り10分余りの時間を考えるともったいなかったです。迫力のあるドウグラスオリヴェイラを次第に生かすようになりましたが、その後の精度に難あり。荒野や白井が近くにいて、駒井のような働きを見たかったです。白井は前で攻めに絡んでいましたが、連動は少なく、単発になったのは残念でした。
失点の場面は、なんと福森の左コーナーキックが始まり。ゴール前でこぼれ球を拾われると、右サイドに展開されました。サイドで追い越す動きがあり、深いところをえぐられて、中央へクロス。フリーでヘッドで合わせられ、菅野がセーブしたもののポストに当たり、こぼれたところを押し込まれました。セットプレーからの一連の動きで、ルーカスフェルナンデスが止めに行ったものの間に合わず、キムミンテと菅の合間を縫ってクロスを上げられました。マークがつきづらかったのはわかるのですが、試合全体を通して、フリーで持たせてしまう傾向はいただけません。シュート数が多いわりには決定機は相手の方が多いのは歯がゆいですよ。
試合経過
開始1分に、バックパスの対応を誤って許したコーナーキックをフリーでヘッドに合わせられる。上に外れたが、押し気味の展開ながらも、カウンターからゴール前でフリーになるところを狙われ続けられた。
後半18分に3人同時に交代。しかし、コーナーキックを防がれて速攻をしかけられ、ヘッドを防いだこぼれ球を押し込まれた。37分に菅に代わって白井を投入。ロングボールを使いながら積極的に攻め込むも、精度を欠いて 1点が遠かった。
この試合の収穫
日本代表森保監督が観戦していました。菅の積極性、高嶺の位置取り、田中の対応、そして進藤の意外性はアピールできたと思います。はるばる来札してきたのに、新たな発見がなく、手土産なしで手ぶらでお帰りいただくことになりました。
9.23(水)18:30からドームで柏レイソル戦。道内ではHBCで生中継です。9.26(土)19:00アウェーヴィッセル神戸戦。9月と共に連戦は終了します。英気を養って、10月は勝負の2連戦。10.3(土)14時ドームでベガルタ仙台戦。10.10(土)14時厚別で湘南ベルマーレ戦。勢いをつけて臨みましょう。連戦終了まであと2試合です。
(20日 22:10)