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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2022/11/05号


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ミシャサッカー真骨頂
取られたら取り返して連笑

北海道コンサドーレ札幌 4-3 清水エスパルス

順位 第34節 11/5現在 得点 失点
1 横浜F・マリノス 68 34 20 8 6 70 2.06 (1) 35 1.03 (1) 35
2 川崎フロンターレ 66 34 20 6 8 65 1.91 (2) 42 1.24 (10) 23
3 サンフレッチェ広島 55 34 15 10 9 52 1.53 (3) 41 1.21 (8) 11
4 鹿島アントラーズ 52 34 13 13 8 47 1.38 (5) 42 1.24 (10) 5
5 セレッソ大阪 51 34 13 12 9 46 1.35 (6) 40 1.18 (7) 6
6 FC東京 49 34 14 7 13 46 1.35 (6) 43 1.26 (12) 3
7 柏レイソル 47 34 13 8 13 43 1.26 (11) 44 1.29 (13) -1
8 名古屋グランパス 46 34 11 13 10 30 0.88 (16) 35 1.03 (1) -5
9 浦和レッズ 45 34 10 15 9 48 1.41 (4) 39 1.15 (5) 9
10 北海道コンサドーレ札幌 45 34 11 12 11 45 1.32 (8) 55 1.62 (17) -10
11 サガン鳥栖 42 34 9 15 10 45 1.32 (8) 44 1.29 (13) 1
12 湘南ベルマーレ 41 34 10 11 13 31 0.91 (15) 39 1.15 (5) -8
13 ヴィッセル神戸 40 34 11 7 16 35 1.03 (12) 41 1.21 (8) -6
14 アビスパ福岡 38 34 9 11 14 29 0.85 (18) 38 1.12 (3) -9
15 ガンバ大阪 37 34 9 10 15 33 0.97 (13) 44 1.29 (13) -11
16 京都サンガF.C. 36 34 8 12 14 30 0.88 (16) 38 1.12 (3) -8
17 清水エスパルス 33 34 7 12 15 44 1.29 (10) 54 1.59 (16) -10
18 ジュビロ磐田 30 34 6 12 16 32 0.94 (14) 57 1.68 (18) -25

   ガブリエルシャビエル
      (キムゴンヒ)
         
    青木      小柏
 
  菅          ルーカス
(中島)  フェルナンデス
 
    荒野      宮沢
 
  福森   岡村   田中駿
 (中村)
 
         中野
 
sub:ベンマムンアミン
    西 小野
    ドウグラスオリヴェイラ

最終戦を前に、トップチーム関係者8名が陽性判定。菅野が負傷離脱の発表。金子は累積警告で出場停止。どうなることやらと思いましたが、心配無用でした。ある意味、今季を凝縮したゲームです。逆転されて、2度リードを許したにもかかわらず、アデイショナルタイムで逆転できたのは、成長を示せたと思います。降格圏内が迫った時期かありましたが、最終順位は10位。9月以降の勝利は、とっても貴重になることを思い知ったシーズンになりました。

意地と意地の戦い

17位自動降格圏内の清水エスパルスが残留する条件は、勝って他会場の結果待ちになります。気合いはプレーに込められていました。守るときは人数をかけて下がりつつ、カウンター狙いで、攻撃に転じると押し上げてきます。どちらが先制してもおかしくない試合の均衡を破ったのは、左足の魔術師でした。岡村から右側で受けて、左足でコントロール。ボールは美しい軌道を描いてネットを揺らしました。いい形で先制しましたが、すんなり進むわけがありません。後半開始早々に、ペナルティエリア外からのミドルシュートで同点にされ、その2分後に、ワンタッチの連続パス回しで崩されて逆転されます。

取られたら取り返す

逆転されるとズルズルとはまってしまうときもありましたが、この日はちがいます。後半15分に、荒野から来ると思った青木が、敵陣中央から鋭い縦パスを受けて、ディフェンスラインの裏へ飛び出して、ペナルティエリア左から右足でシュート。一度は GK に防がれるも、目の前のこぼれ球を冷静に押し込みました。18分にキムゴンヒ、26分に中村をそれぞれ投入。しかし、フリーキックからの流れで、中野がファインセーブしたこぼれ球を拾われ、つながれて最後は押し込まれました。再びリードを許しました

青木の2ゴール目で締め

後半36分に、菅に代わって中島が入り、追撃を目指します。実ったのが、5分後。キムゴンヒが相手を背負いながらパスを受けると、ペナルティエリア右で小柏、田中駿汰と素早くつながります。横パスを出すと、再びキムゴンヒが受けて、中央からシュートを放つて同点。こうなると、雰囲気が厚別での試合のように押せ押せになってきます。アディショナルタイム2分に逆転です。ワンツーで抜けたルーカスフェルナンデスが、右サイドから中央のキムゴンヒへパス。左でフリーの青木へパスをつなぐと、右足で決めました。青木は一試合2得点。アディショナルタイムの得点も2点目ですよ。あらゆる意味で今季が凝縮された試合は、劇的に終わりました。

それでも苦言をいわせろ

2分間で2失点で逆転を許したのは、いただけないですね。相手の勢いとはいえ、来季への宿題です。

清水エスパルスについても、触れずにはいられません。まず、強調したいのは、降格に値する試合内容ではありません。前半は苦しめられ、2度リードを奪われました。さかのぼると、夏に大型補強を敢行して、11位に浮上したときは安全圏と見られました。それが、9月以降は1度も勝てずに 7戦 15失点の 17位で降格する J1リーグは恐ろしいです。決して、他人事ではありません。

少し長めのオフになります。道内キャラバン組とタイ遠征組に分かれます。来季J1で戦うチームが決まると、カタールワールドカップ。刺激をもらって来季に備えましょう。次は、フロントが勝利を目指す番です。

(10日 20:30)