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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/04/3号

力の差? 単なる自滅?
そんな問題ではない

ヴァンフォーレ甲府 4-1 コンサドーレ札幌

 得点者

順位 (第9節) 勝点得点失点得失差
3 ヴァンフォーレ甲府 16 8 5 1 2 15 1.88 (2) 8 1.00 (4) 7
15 コンサドーレ札幌 8 8 2 2 4 7 0.88 (14) 14 1.75 (18) -7

           近藤
    
   岡本    宮澤     藤田
 (砂川)         (古田)
 
      上里      芳賀
             (キリノ)
        
  岩沼  石川  藤山  堀田

           高原

sub:佐藤 西嶋 リ 中山

ナマ観戦して、弱点がよーくわかりました。高さとスピードがありません。カバーできるだけの個人技を持つ選手がいればいいけど、上里のミドルぐらいでしょう。現状況で優位に立てるのは。相手の取るべき選手に取られただけ、まだマシでした。

前半開始から相手に翻弄されて、前に攻めに行けません。相手のディフェンダー、特にダニエルが良くて跳ね返されていましたが、イージーミスが多い。相手は捕ったら素早くマラニョンというシンプルな攻めで、まだ4バックが対応できていたものの、攻守の切り替えの遅さがとても気になりました。先制点はそのパターンで、奪われるとMF藤田がドリブル中央突破。これを花道を用意するがごとく、ボールを見守ってはいけません。あとは合わせられるだけでした。

ここ最近言われ続けているセットプレーからの失点は、MF秋本もマラニョンもうまさと強さは認めます。気になったのは試合全般を通して、相手のキーマンへのマークが甘すぎるように思えること。頭上越えたら負けなんですから、もっと体寄せたりかけひきで優位に立たないと。

後半になって砂川投入で、前線でボールキープできるようになり、相手ペナルティエリアを脅かすようになりました。しかし、これは相手のプレスが緩み、運動量が落ちたため。ちょっとしたことでカンタンに最終ラインまでボールが渡ってしまします。上里のミドル弾は見事だったけれども、積極的に前に行きながらも、相手を崩せなかったことが追加点を奪えなかった要因でした。

今日の寸評(ひとこと)

試合終了後、選手たちがあいさつで重い足取りでウチラの下へ向かうと、「たらたら歩くなよ!走ってこいよ!」。そのとき、キリノは水を飲みに行っていたのを見逃していません。選手が整列すると、コールリーダーはブーイングを止めて、選手に訴えました。「正念場だよ? 分かってる?」。約3分間、選手たちは神妙な表情で聞いていました。これを受け止めていない選手はいないと思いますが、思い切った手を使ってでも悪い流れを断ちたい。負傷者復帰を待てません。

(1日 03:30)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/04/7号

まだ4月勝ちなし
負け越し決定

コンサドーレ札幌 1-2 水戸ホーリーホック

 得点者

順位 (第8節) 勝点得点失点得失差
14 コンサドーレ札幌 8 7 2 2 3 6 0.86 (13) 10 1.43 (16) -4
8 水戸ホーリーホック 12 8 3 3 2 6 0.75 (14) 5 0.63 (3) 1

           近藤
    
   岡本    宮澤     藤田
 (砂川)         (古田)
 
      上里      芳賀
             (キリノ)
        
  岩沼  石川  藤山  堀田

           高原

sub:佐藤 西嶋 リ 中山

センターバックの作田に2失点喰らうって、どーよ。嘆きを言わせて下さい。サッカーのクオリティやシュート数で上回っていてもダメ。ほしいのは、悲観的にならなくてもいいというホメ言葉ではないのです。4月まだ未勝利。3試合勝ちなし。こちらのほうが重いんです。

前節おやすみで、中二週間だから、試合の入り出しで動きが良くて当然。そこで点を取れないのが痛い。前半8本、後半11本、合計19本のシュートを打って、入ったのは上里のミドルのみ。数打っても入らなきゃ意味ありません。相手の木山監督に、シュートはたくさん打たれましたけど、そんなに脅威を感じるシュートはなかったと言われてはどうしょうにもありません。工夫がないのですよ。内村が腰痛で欠場した影響とは思えません。コレだけ言われてくやしいと思いませんか? 怖いのは外から打たれるミドルであったり、近藤選手の強引な突破であったり。ただ、裏のスペースを与えない守備ができると、あとはサイドからアバウトなクロスしか入ってきませんから、そこは十分に跳ね返せるだろうな、と。その通りになったと思います。 いっそのこと、上里のミドルありきの戦術にしたほうがいいんじゃないですか。

失点はどちらもコーナーキックから。って、そろそろセットプレーからの失点は勘弁。相手の決定機は、実質この2回だけでした。

この試合の収穫

3年目でようやくデビュー戦の堀田に合格点が出たことですね。ポジション柄、しょっぱい経験も積まないと一本立ちできませんが、次戦の起用もアリではないでしょうか。

ゴールデンウイークの5連戦。アゥエー2連戦もあります。次節小瀬劇場は参戦決定。ほうとう食べて、相手も食います。皆様スタジアムではよろしくです。

(7日 00:20)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/04/21号

やっぱりゴールは
スカッと豪快がイイ

コンサドーレ札幌 1-1 柏レイソル

 得点者

順位 (第6節) 勝点得点失点得失差
11 コンサドーレ札幌 8 6 2 2 2 5 0.83 (12) 8 1.33 (13) -3
1 柏レイソル 14 6 4 2 0 7 1.17 (8) 2 0.33 (1) 5

            近藤
         (キリノ)
    
   藤田     宮澤    古田
                   (リ)
      上里      芳賀
    (内村)  
        
  岩沼  石川  藤山  西嶋

           高原

sub:佐藤 堀田 砂川 中山

レイくんも来道した石さんダービー。石川も痛みながらも強行出場した、何が何でも負けられない戦いは痛み分け。勝ち点1を分け合ったと言うよりは、なんとか勝ち点1を得た試合でした。

前節までの4-4-2から4-2-3-1へと布陣を変更。宮澤をトップ下に据えて上里がボランチに入り、両サイドは昨年後半おなじみの形。高い位置でプレスがかかるようになり、ここまで無敗1失点の首位相手にがっぷり四つのせめぎ合いでした。宮澤の高い位置が利いていたようです。しかし、チャンスらしいチャンスはなかなかつくれず、耐えて忍ぶ図式は崩せませんでした。

そんな展開を変えられるのがセットプレーです。後半3分にゴールまで40mのFKを上里が左足で一蹴。GK菅野の手前でブレて落ちました。これで勢いづいていきたいところですが、前半3本に対して後半2本のシュートではどうにもなりません。前後半7本ずつシュートを打たれてあぶない場面がいくつもあったのだから、よく一失点で済みました。11分、DFライン裏を破られてからのFW澤のシュートは、バーに当たって助かりました。次々とカードを切ってきてからの35分、澤にヘッドで押し込まれるが、直前のプレーがファールでノーゴール。その4分後、高原のクリアボールが相手正面に渡り、難なくゴールネットを揺らされるもオフサイドの判定。2失点分助けられています。そんな流れに乗りたいところですが、前半から相手ボールに人が動かされては余力がありません。スーパーゴールにはスーパーゴールでした。こぼれ球を拾われて、2トラップで一撃。石川は頭がボールに触れたかもしれません。高原は人の影でボールが見えづらかったのかもしれません。そんなことを超越する一枚上手なゴールでした。

この試合の着眼点

相手のチームとしての完成度を見せつけられました。負けて勝ち点差9にならなくてよかったのが本音。勝ち点差は6のままです。まだまだこれからですが、ディフェンスラインをはじめとして下がってしまったことが課題です。追加点の芽がなくなります。

次節は試合なし。対戦を控えるホーリーホックヴァンフォーレは現在下位。激しい戦いに備えてリフレッシュ&レベルアップすべし。

(15日 0:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/04/28号

あーイタッ
ダブルでイタイ

FC岐阜 3-0 コンサドーレ札幌

 得点者

順位 (第5節) 勝点得点失点得失差
11 FC岐阜 6 5 2 0 3 6 1.20 (8) 6 1.20 (11) 0
10 コンサドーレ札幌 7 5 2 1 2 4 0.80 (12) 7 1.40 (13) -3

     キリノ    近藤
    
   内村           藤田
 (砂川)       (中山)
              
      芳賀     宮澤
        
  岩沼  石川  藤山  西嶋
(上里)
           高原

sub:佐藤 堀田 リ 古田

痛いんならやりかえせばいいんだろっ。いやいや、フェアにやらなくてはいけません。両チーム6枚、ウチラには宮澤、内村、藤山、近藤と4枚のカードが出た本日のレフリングがフェアかどうだったのかは定かではありませんが。。。

それ以前にミスを連発していては高原のビッグセーブも水の泡になります。前半18・19分と連続で防いだら、普通はGKを中心にノッてくるでしょう。宮澤が守備に奔走しなければいけない展開は辛いですよ。相手の出足が良かったためでもありますが、こういった相手ばかりになるので、黙っているわけにはいきません。

そんな流れだと、悩ましい形で先制されます。FKに西川が頭で合わせて、高原がキャッチしたまでは良かったがラインの後ろでした。ミスともアンラッキーとも取れるすっきりしない失点です。

ハッキリ言うと、先制されると返せる力がない。岩沼を下げて3バックにかえて前がかりになって墓穴を掘る。もう、そんな作戦はやめにしましょうよ。2失点目はCKから。ロスタイムの失点は、ゴールキックを跳ね返されたボールがDFラインの裏に流れ走りこんだ西川が拾って、フリーで決められたもの。セットプレーからの失点は、攻め込まれた結果です。

最も痛かったのは、後半44分、石川の負傷退場。すでに交代枠を使い切っていて、10人での戦いを余儀なくされました。どうやらただの負傷ではなく、相手に踏まれたと言う節があります。その上少なくなってからとどめの3失点目。試合終了のホイッスルとともに、中山隊長激高。石川と競っていたFW佐藤と今村主審に説明を求めていました。その時点では長期離脱の可能性もあっただけに、この長良川の戦いは踏んだり蹴ったりと、シャレにならなくなりました。

この試合の収穫

攻撃は枠に飛んでナンボ。コレを再認識したことですね。枠には飛ばし続けて、はじめて入っちゃったが期待できます。

石川は強い打撲で、最悪の事態は避けられた。とはいえ、ない袖がふれないのは変わらず。しかし気迫だけはまけるな

(7日 00:20)