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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2022/10/01号


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これぞ聖地厚別劇場
小柏決笑伝説弾

北海道コンサドーレ札幌 4-3 川崎フロンターレ

順位 第31節 10/1現在 得点 失点 平均 最大
1 横浜F・マリノス 62 30 18 8 4 63 2.10 (1) 30 1.00 (1) 33 2.07 74 4
2 川崎フロンターレ 54 30 16 6 8 54 1.80 (2) 36 1.20 (8) 18 1.80 66 4
3 サンフレッチェ広島 54 31 15 9 7 49 1.58 (3) 33 1.06 (3) 16 1.74 63 3
4 セレッソ大阪 49 30 13 10 7 46 1.53 (4) 35 1.17 (6) 11 1.63 61 4
5 鹿島アントラーズ 47 31 12 11 8 43 1.39 (5) 39 1.26 (13) 4 1.52 56 3
6 FC東京 46 30 13 7 10 39 1.30 (9) 36 1.20 (8) 3 1.53 58 4
7 柏レイソル 46 31 13 7 11 41 1.32 (8) 40 1.29 (14) 1 1.48 55 3
8 サガン鳥栖 41 31 9 14 8 42 1.35 (7) 37 1.19 (11) 5 1.32 50 3
9 浦和レッズ 40 30 9 13 8 43 1.43 (5) 32 1.07 (2) 11 1.33 52 4
10 名古屋グランパス 39 31 9 12 10 26 0.84 (16) 33 1.06 (3) -7 1.26 48 3
11 北海道コンサドーレ札幌 38 30 9 11 10 37 1.23 (11) 48 1.60 (17) -11 1.27 50 4
12 ヴィッセル神戸 34 30 9 7 14 28 0.93 (13) 36 1.20 (8) -8 1.13 46 4
13 京都サンガF.C. 33 30 8 9 13 28 0.93 (13) 34 1.13 (5) -6 1.10 45 4
14 清水エスパルス 32 30 7 11 12 38 1.27 (10) 45 1.50 (16) -7 1.07 44 4
15 湘南ベルマーレ 32 30 7 11 12 24 0.80 (17) 37 1.23 (11) -13 1.07 44 4
16 アビスパ福岡 31 31 7 10 14 24 0.77 (17) 35 1.13 (6) -11 1.00 40 3
17 ガンバ大阪 30 31 7 9 15 29 0.94 (12) 44 1.42 (15) -15 0.97 39 3
18 ジュビロ磐田 24 29 5 9 15 27 0.93 (15) 51 1.76 (18) -24 0.83 39 5

   ガブリエルシャビエル
         
    青木      小柏
  (ボランチへ)
 
 ルーカス        金子
 フェルナンデス (キム
               ゴンヒ)
 
    駒井      荒野
             (興梠)
             (中村)
 
  高嶺   岡村   田中駿
 
         菅野
 
sub:大谷 西 田中宏 トゥチッチ

聖地と呼ばれるからには、伝説あり。語り継がれる勝ちっぷりがある所以です。そんなことをつい思い起こさせる激闘でした。東芝vs富士通川崎の伝統の一戦は、両チーム7得点。逆転3回。これだけでも地上波全国放送にふさわしい内容です。それなのに、アデイショナルタイム12分に決勝ゴールを、劇的と言わずに何を劇的と言うのでしょう。J1リーグ戦で川崎フロンターレにホームで初勝利。これで次節勝利で残留が確定します。

先制されても逆転

優勝を争う強豪に、互角以上の戦いで進みます。相手はなかなかパスが回らず、速い寄せとパスカットに手を焼いていました。しかし、相手はカウンターに活路を見出します。その術中にはまりました。 前半28分に、岡村がペナルティエリアで倒してPK。読みが当たったとしても捕れないとおもわれる右上隅に決められました。これで気落ちしても不思議ではありませんが、戦い方は変わらなかったですね。先制された3分後に同点。金子のパスカットからカウンターで、ルーカスフェルナンデスへ。反応した左の興梠が中央へ折り返し、再び反応して決めました。その4分後には、ガブリエルシャビエルが豪快なシュートを決めましたが、オフサイドの判定。しかし、前半40分に、右から抜け出したルーカス フェルナンデスがペナルティエリア右で倒されて、PK獲得。これを興梠が決めました。少し前なら、優勝争いのチーム相手に、先制されても逆転は考えられなかったのですが、それが起きました。

待ってました小林悠

このカードは、小林悠を語らずにはいられません。なにせ、11試合で14 ゴールの天敵。いつ出てもいいんだぞと言わんばかりに、ウオーミングアップを続けてました。後半12分に登場すると、相手の時間帯。 15分に、こぼれ球からゴール前で混戦を押し込まれて同点。そして、24分にパス回しでひきつけられたところを決められました。小林悠の1点は織り込み済みですが、逆転されると気落ちしてしまいます。ところが、これで終わりませんでした。

そして目撃者になった

後半33分に、金子に代わってキムゴンヒが入って追撃態勢。この5分後に実りました。ボランチに移った青木が左サイドでドリブルを仕掛けて右へ。ルーカスフェルナンデスが受けると、右サイドの敵陣深くのゴールライン際からクロスを出し、ガブリエルシャビエルが後ろに下がりながらのヘッドで、文句なしの同点弾。勢いは加速して、その1分後には、抜け出すガブリエルシャビエルが後ろから倒されて、橘田にレッドカード。最初は PK の判定でしたが、VAR で FK に変更。しかし、GK チョンソンリョンは右足の膝を気にして治療です。交代回数を使いきって、フィールドプレーヤーか守る準備を行っていましたが、再びゴールマウスに立ちました。2人減ることはできないという執念だったのでしょうね。これによってアディショナルタイムは12分。後半50分には、興梠に代わって中村が入りました。52分には、キムゴンヒがボールを奪ってカウンターから、ガブリエルシャビエルがネットを揺らすが、オフサイドの判定でまぼろしのハットトリック。ドローの様相が出てきましたが、57分に決めてくれました。田中駿が自陣から左へロングボールを送って、キムゴンヒへ。上がってきた中村の動きを利用してパスコースを作り、中央へスルーパスを送ると小柏が抜け出して左足でシュート。疑いのない、文句ない逆転ゴールが決まりました。再開してしばらくすると笛。1997年の厚別の奇跡に匹敵する伝説がうまれました。

それでも苦言をいわせろ

優勝が決まったかのような歓喜でしたが、まだ、確定前であることを忘れずに。前半25分に荒野が負傷交代しただけでもボランチが厳しいのに、高嶺が累積警告で次節出場停止。菅と福森の状況はわからず。中村桐耶と西が出番を待つにしても、ボランチの選手層がピンチです。

残りは4試合。次は、10.8(土)14時。ドームに変更された、アビスパ福岡戦。10.12(水)19:30から、ACLで日程変更になった、アウエーでの浦和レッズ戦。10.29(土)15時からアウエーでサンフレッチェ広島戦。今季最終戦は、11.5(土)14時からドームで清水エスパルス戦。上が見えてきています。もっと前へ、もっと上へ進みましょう。

(7日 07:50)