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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/12/13号

観戦したかったなぁ
終わりよく快笑

浦和レッズ 0-2 北海道コンサドーレ札幌

順位 第34節 12/19現在 得点 失点
1 川崎フロンターレ 83 34 26 5 3 88 2.59 (1) 31 0.91 (2) 57
2 ガンバ大阪 65 34 20 5 9 46 1.35 (9) 42 1.24 (5) 4
3 名古屋グランパス 63 34 19 6 9 45 1.32 (12) 28 0.82 (1) 17
4 セレッソ大阪 60 34 18 6 10 46 1.35 (9) 37 1.09 (3) 9
5 鹿島アントラーズ 59 34 18 5 11 55 1.62 (4) 44 1.29 (8) 11
6 FC東京 57 34 17 6 11 47 1.38 (7) 42 1.24 (5) 5
7 柏レイソル 52 34 15 7 12 60 1.76 (3) 46 1.35 (10) 14
8 サンフレッチェ広島 48 34 13 9 12 46 1.35 (9) 37 1.09 (3) 9
9 横浜F・マリノス 47 34 14 5 15 69 2.03 (2) 59 1.74 (14) 10
10 浦和レッズ 46 34 13 7 14 43 1.26 (13) 56 1.65 (12) -13
11 大分トリニータ 43 34 11 10 13 36 1.06 (16) 45 1.32 (9) -9
12 北海道コンサドーレ札幌 39 34 10 9 15 47 1.38 (7) 58 1.71 (13) -11
13 サガン鳥栖 36 34 7 15 12 37 1.09 (15) 43 1.26 (7) -6
14 ヴィッセル神戸 36 34 9 9 16 50 1.47 (5) 59 1.74 (14) -9
15 横浜FC 33 34 9 6 19 38 1.12 (14) 60 1.76 (16) -22
16 清水エスパルス 28 34 7 7 20 48 1.41 (6) 70 2.06 (18) -22
17 ベガルタ仙台 28 34 6 10 18 36 1.06 (16) 61 1.79 (17) -25
18 湘南ベルマーレ 27 34 6 9 19 29 0.85 (18) 48 1.41 (11) -19

         ジェイ
         (早坂)
 
   駒井    アンデルソン
  (ドウ          ロペス
  グラス
  オリヴェイラ)
 
 ルーカス         金子
 フェルナンデス  (白井)
   (菅)

     深井      宮沢
              (CBへ)
         
   福森   キム   田中
         ミンテ
         (高嶺)
         
          菅野
         
sub:カウィン 石川

わずか7分で、チケット争奪戦に敗れました。でも、いいんです。チームは勝てたので。しかも、今季7試合目の無失点です。実質7月開幕で、5ヶ月で33試合。よく完走できました。

試合を通して、単発では狙われましたが、分厚い攻撃でのあぶない場面はほとんどなかったのではないでしょうか。それほどまでに完勝でした。ボールを持たれても、相手陣内ではこわくありませんでした。ボール奪取に長けた深井は完全復活。そして福森が守備で成長して、この試合でも重要な役割を担いました。ことしは批判が強かった時期があっただけに、うれしいですね。

攻撃は、前半から前線の3人と金子が迫っていました。これが実ったのは、後半に入ってから。右から、金子、宮沢、アンデルソンロペスと回し、左へパスすると、駒井が古巣相手に挨拶代わりのゴール。その後も押し込みながらも、疲れが見えていた時間帯もありましたが、苦しいところで追加点が出ました。CKの流れで右サイドに残っていた福森が、中央に横パス。アンデルソンロペスがスルーすると、ペナルティエリア手前の中央で田中が受けて、ダイレクトで鋭いシュートを放ち、GK の手をはじいてネットを揺らしました。正直、これほどラクな試合は久々なのではないでしょうか。これは、一年間の成長と成熟としての成果だろうと思います。二桁順位になりましたが、悲観するものではありません。

それでも苦言をいわせろ

裏街道には注意ですよ。後半でリードを奪ってから、右サイドの奥深くを狙われました。折り返した後のフィニッシュの精度の低さに助けられましたが、このようにマンツーマンを剥がしにかかってきます。守りを固めて裏狙いのチームもありましたね。引き続き、対策を立てていきましょう。

どうにか残留圏内で終えましたが、来年は恐怖の4チーム自動降格です。今年は育成に振ることもできましたが、来年は瀬戸際で勝負に徹しないといけません。まずは、余裕をもって残留圏内。そして。来年こそ、タイトル獲得・ACL 圏内できるチーム体制をお願いします。

(22日 0:20)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/12/20号

よく追いついたが
負けに等しい引き分け

大分トリニータ 1-1 北海道コンサドーレ札幌

第32節 12/12 現在 得点 失点 最大
勝点
11 大分トリニータ 39 32 10 9 13 32 1.00 (17) 42 1.31 (7) -10 45
12 ヴィッセル神戸 36 33 9 9 15 50 1.52 (5) 58 1.76 (15) -8 39
13 北海道コンサドーレ札幌 36 33 9 9 15 45 1.36 (8) 58 1.76 (15) -13 39
14 サガン鳥栖 32 32 6 14 12 33 1.03 (15) 40 1.25 (5) -7 38

        ジェイ
          
     駒井     金子
(ボランチへ) (右サイドへ)
 
  菅           ルーカス
 (ドウ   フェルナンデス
  グラス     (左サイドへ)
  オリヴェイラ)  (白井)
  (左MFへ) 
 
     深井      宮沢
    (高嶺)    (CBへ)
         
   福森   キム   田中
         ミンテ
  (アンデルソンロペス)
         
          菅野
         
sub:カウィン 中野嘉 早坂

主導権を握られるのはかまいませんが、しっかり守れていることが前提になります。簡単にボールを奪われて裏を狙われては、これまでと代わり映えありません。勝つと順位が入れ替わる大一番で引き分けは、負けも同然です。

スコアが動く前から前掛かりです。それ自体はかまわないのですが、相手の1トップ2シャドーにやりたい放題に攻め込まれるのが気に食わないですね。相手はマンツーマンを仕掛けてくるとわかっていたらずらそうとしてきて、弱点を研究してきます。そろそろ対策を立てましょうよ。何度もやられると、ミスを誘われます。

後半が始まると同時に、アンデルソンロペスとドゥグラスオリベイラを投入。3トップは大雪山系みたいに壮観でした。これで、後半はほぼハーフコートな怒濤の攻撃になります。深井が前方へ、針の穴を通すような鋭い縦パス。これは見事でした。アンデルソンロペスも、オフサイドにならずに、よく抜けられました。力ずくでようやく同点に持ち込みました。

その後も攻めて、あと一歩のところまで行きましたが、決まらないですね。守りに阻まれたらあきらめがつきますが、この試合はポストに2度も阻まれました。アディショナルタイムは、アンデルソンロペスのクロスにドゥグラスオリベイラが抜け出して、あとは入れるだけでしたが、当たって跳ね返されまれました。決められないのは、いまに始まった課題ではありませんが、これは決めてほしかったです。

試合経過

立ち上がりから劣勢になり、攻めても奪われて反撃を受ける展開が続く。菅のクリアを間近でインターセプトされると、相手の前線で回されて、キムミンテも交わされて先制を許す。

後半開始と同時に、アンデルソンロペスとドゥグラスオリベイラを投入。攻撃に迫力が出て、ゴールに迫る機会が増える。深井のスルーパスに、アンデルソンロペスが反応して同点。その後も攻撃を仕掛けたが、勝ち越し点が取れなかった。

この試合の着眼点

前半のジェイは怖さがありませんでした。チェイシングと言えば聞こえはいいのですが、孤立して動き回っても、マークを受けるだけです。ところが、後半になると、センターフォワードになっていました。これは、脇を固める2人の特性とも関係あるのでしょう。縦の動きのアンデルソンロペスと、キープできるドゥグラスオリベイラを従えての攻撃は、相手を震え上がらせるに十分です。ただし、90分ずっとは求められません

早いもので、残るは最終戦のみ。12.19(土)14時埼スタ浦和レッズ戦。ワタシはチケット争奪戦に7分で玉砕しました。しかし、ピッチ上での戦いはまだ終っていません。勝って、終わりよく終わりましょう。

(15日 23:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/12/27号

網をくぐれ壁を打ち破れ
したたかさに負ける
早坂・石川ありがとう

北海道コンサドーレ札幌 1-3 セレッソ大阪

第31節 12/5 現在 得点 失点 最大
勝点
4 セレッソ大阪 58 31 18 4 9 44 1.42 (8) 34 1.10 (3) 10 67
10 浦和レッズ 45 31 13 6 12 42 1.35 (13) 51 1.65 (12) -9 54
11 大分トリニータ 37 30 10 7 13 30 1.00 (17) 40 1.33 (6) -10 49
12 ヴィッセル神戸 36 33 9 9 15 50 1.52 (5) 58 1.76 (16) -8 39
13 北海道コンサドーレ札幌 35 32 9 8 15 44 1.38 (8) 57 1.78 (14) -13 41
14 サガン鳥栖 31 31 6 13 12 32 1.03 (16) 39 1.26 (5) -7 40
15 横浜FC 29 31 8 5 18 35 1.13 (14) 57 1.84 (14) -22 38

        ジェイ
   (ウーゴ ヴィエイラ)
 
   駒井    アンデルソン
   (菅)          ロペス
  (左サイドへ)    (早坂)
 
 ルーカス         金子
 フェルナンデス (右MFへ)
  (右サイドへ)
 
     高嶺      宮沢
    (深井)
         
   福森   キム   田中
  (石川) ミンテ
         
          菅野
         
sub:カウィン 白井

いい感じで攻めていたのですが、肝心なところはドアを閉められていました。攻めていても、決してウチラのペースとは限らないんですね。やがて、ボールをとられてピンチを招きます。そして、先制を許すと、完全に相手のペースになりました。

開始から出足は良く、攻め込んでいたのですよ。しかし。それを折り込み済みで守られていました。3バック、守りの時には 5バックでの守りに、跳ね返されます。ペナルティエリア内でシュートを撃たせてくれません。半分よりも相手の陣内でのプレーが多かったですが、守備網にかかって余裕で返されると、もどかしさと苛立ちが出てきます。

そうなると、実は相手のペースになっているのです。猛攻に耐えて慣れてくると、ボールを奪って反撃をしかけてきます。最初はすぐに奪い返せても、こちらは前がかりになっている分、前へ運ばれやすくなってきます。そういった経緯で、先制点を取られるのは時間の問題になってくるのですよ。これに対して、こちらの攻めの時に、連動で崩す展開はほとんどありません。得点のニオイは福森のコーナーキック頼みになっていました。

先制点を許すと、攻めてもボールを取られて、速攻で攻め込まれます。追加点献上を必死に食い止めるのが精一杯でした。なんとか持ちこたえても、どうしても隙が生じてしまいます。後半9分の失点は、その典型です。右側からディフェンスラインの裏へ抜け出されて1対1。3点目も左にロングボールに反応して抜け出されました

得点は、左サイドの福森のロングクロスをルーカスフェルナンデスが収めて、中央のジェイへ。これをヘッドで決めました。得点の少し前から、右サイドに振ることでチャンスを作れていました。これは前半にはほとんど見られなかった良いところですね。後半12分に菅が入ったことで、ルーカスフェルナンデスが右に移動したこともあったのでしょう。前半で体力を消耗する前にサイドから切り込みたかったところですが、それをさせなかったところは、相手が一枚上手でした。

この試合の収穫

早坂と石川がホーム最後のピッチに立てたことではないでしょうか。再び2点差になり、残り10分を切ったところで、後半38分に早坂が、43分に石川が入りました。大きな拍手で雰囲気が変わるか期待しましたが、甘くなかったですね。このようにホームラストゲームのピッチに立てて引退できるのは、幸せこの上ありません。

試合終了後には、早坂と石川の引退セレモニーです。早坂は昇格の17年に加入して、右サイドで攻守に活躍。この年は負傷から復帰すると、戦いが安定してきました。近年はセンターフォワードから最終ラインまでプレーしました。石川は、09年途中に加入してチームを救い17年途中に、よく戻ってきてくれて再びチームを救いました17年のJ1残留は、この2人なしではありえません。そして、今につながっています。

残るはアウェーの2試合。11位になりましようよ。勝ち点差は2。12.12(土)15時大分トリニータ戦。これは、勝つと順位が入れ替わる大一番です。最終戦は、12.19(土)14時埼スタ浦和レッズ戦。戦いはまだ終っていません。

(8日 22:10)