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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/08/3号

悲観することはない
ツキのない8月は終わり

北海道コンサドーレ札幌 0-0 名古屋グランパス

第13節 8/30 現在 得点 失点
12 北海道コンサドーレ札幌 14 13 3 5 5 18 1.38 (8) 26 2.00 (16) -8
4 名古屋グランパス 24 12 7 3 2 19 1.58 (7) 8 0.67 (1) 11

   アンデルソンロペス
 (ドゥグラスオリベイラ)
 
  チャナ       駒井
 ティップ    (ジェイ)
  (進藤)      

  菅           ルーカス
(金子)   フェルナンデス
  
     宮沢      荒野
              (高嶺)
 
   福森   キム   田中
         ミンテ
 
          菅野
         
sub:カウィン 早坂

勝利の予感を感じましたよ。守備は修正できました。ただ、得点の予感だけでは意味がない。決めるときに決めないと、しっぺ返しを食らいます。久々に無得点でしたが、無失点で終えたのは、9月につながります。

ゼロトップをあきらめて、アンデルソンロペスを先発。フォワードを置いたことよりも、荒野をセントラルに置けたほうが効果がありました。運動量の多さを活かすなら、広く動ける真ん中の方がいいのでしょう。攻撃にも守備にも良い影響を及ぼしました。福森が前に出てくるのを久々に見たような気がしました。ここ最近、守備になると狙われていましたが、抜かれることはあっても大事には至らず、左からのチャンスを、菅や高嶺との連携で作り出せました。

いいことばかりに見えますが、目立ったのは残念なシーンの方が多いでしょう。後半18分にジェイが入ってチャンスが増えました。32分は菅が抜け出して決定機。GK にはじかれながらも枠に向かいましたが、ゴールライン付近でクリアされました。42分には、チャナティップからのパスにジェイが反応してペナルティエリア内へ送り、これに。ドゥグラスオリベイラが抜け出して GK と 1対1 からシュートを放ちましたが、枠の上になりました。そして、アディショナルタイム終了間際の相手のハンド。PK は駆け引きと運も関係すると思われますが、残念です。

この試合の着眼点

選手交代で2度もたつく。ドウグラス・オリヴェイラを入れるのかやめるのかで手間取り、最後の PK の時での交代。アディショナルタイムが終わりに近づき、こぼれ球を押し込むための交代だったのでしょうか。いづれにせよ、PKを蹴る前の交代は疑問に思えたのですが、悪い予感が当たってしまいました。GK ランゲラックが言うように、キーパーにとって考える時間を与えて優位にさせてしまったのは、もったいなかったです。

リーグ戦負けなしの7月、リーグ戦勝ちなしの8月。そして勝負運がなかった8月は終わりです。次はツキが変わる9月。9.2(水)19:00、ルヴァンカップ 準々決勝横浜F・マリノス戦。厚別で勝ち名乗りましょう。リーグ戦は、9.5(土)14時厚別でサンフレッチェ広島戦、9.9(水)19:30アウェーセレッソ大阪戦、9.13(日)13:05ドームでの浦和レッズ戦、と、連戦が続きます。収穫の秋にしましょう。

(1日 08:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/08/6号

最初から攻めているかぃ
攻撃は最大の防御なり

横浜F・マリノス 4-1 北海道コンサドーレ札幌

第29節 8/26 現在 得点 失点
6 横浜F・マリノス 20 13 6 2 5 25 1.92 (2) 21 1.62 (14) 4
13 北海道コンサドーレ札幌 13 12 3 4 5 18 1.50 (6) 26 2.17 (18) -8

          荒野
 
  チャナ       駒井
 ティップ   (キムミンテ)
  (金子)      

  菅           ルーカス
 (左CBへ)  フェルナンデス
  
     深井     宮沢
(ドゥグラス  (アンデル
 オリベイラ)  ソンロペス)
 
   福森   田中   進藤
 (中野嘉)
          菅野
         
sub:カウィン 早坂

速報を見ると、ほとんど相手の動向でした。実際、前半は何もできず、後半になってようやく盛り返したところで得点できず、逆にカウンターで追加点を奪われ、最後に一点を返すのがやっと。決定機を決められず、その上、失点数がリーグワーストになってしまったのは重いです。

中2日の相手に対して、こちらは1週間ぶりの試合。アドバンテージがあったのに一切生かせないのは、気温や湿度の差があったにせよいただけません。特に走行距離やスプリントから負けているのでは、このような結果になってしまいます。相手は前回の対戦から8人スタメンを変えているのですよ。7/26のドームで初めてゼロトップを採用して快勝した成功体験は、もはや通用しません。何度も同じ手で食らわないように、対策を立ててきます。

前半はやられすぎです。せめてノリにノッている選手はちゃんとつかまえましょうよ。中盤が厚いはずなのに圧倒的に支配され、守備の人数が足りているのに失点。特に2失点目は、スローインからの流れで、セーブできずにこぼれ球に反応されて押し込まれたもの。後半開始と同時に、福森、深井、宮沢が退く異例の交代になりました。

この試合の収穫

あやうく無得点になるところでした。アンデルソンロペスの今季初ゴールは焼け石に水でしたが、3分のアディショナルタイムの3分目に得点できただけでもマシです。ドリブルで運んだドウグラスオリベイラからのパスをGKをかわしてゴールへ流し込みました。後半開始から投入された2人で再三チャンスを作って、ようやく実りました。クラブJ1通算350得点目です。次は、もっと早い時間での得点とドウグラスオリベイラの初ゴールを

3日後、8.29(土)19:00ドームで名古屋グランパス戦。リーグ最少失点で絶好調な相手ですが、BS1で生中継なので、無様なゲームはできません。6試合ぶりの勝利しかありません。9.2(水)19:00厚別で、ルヴァンカップ 準々決勝で再び横浜F・マリノス戦。その後は、9.5(土)14時厚別でサンフレッチェ広島戦、9.9(水)19:30アウェーセレッソ大阪戦、9.13(日)13:05ドームでの浦和レッズ戦、と、連戦が続きます。自信を取り戻す特効薬がほしいです。

(29日 00:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/08/13号

流れを変えよう
厚別初戦は負けられない

北海道コンサドーレ札幌 1-1 大分トリニータ

第11節 8/19 現在 得点 失点
11 北海道コンサドーレ札幌 13 11 3 4 4 17 1.55 (6) 22 2.00 (17) -5
13 大分トリニータ 11 11 3 2 6 11 1.00 (15) 19 1.73 (13) -8

          荒野
 
  チャナ       駒井
 ティップ   (ドゥグラス
             オリベイラ)

  菅           ルーカス
 (左CBへ)  フェルナンデス
  
     深井     宮沢
   (ジェイ)  (アンデル
             ソンロペス)
 
   福森   田中   進藤
  (金子)
          菅野
         
sub:カウィン キムミンテ
     早坂

同点に追いついた瞬間、電車の中で思わずガッツポーズをとってしまいました。それだけ負けたなかったことが重要だったのですよ。攻めあぐねてゴールをこじ開けられずに進み、アディショナルタイムに入る直前に追いつきました

鈴木武蔵がベルギー行き正式発表。活躍を願って送り出しましょう。その一方で、武蔵がいたら、、、は、ダメです。ゼッタイ 。得点力ダウンはいけません。この試合は、荒野を前線に置くゼロトップで始まりました。トップレスでセクシーですね。魅力的かつ危険な香りでもあります。前半から果敢に攻め込んでいきましたが、前半終了間際に落とし穴です。セットプレーから菅野が前に弾いたところを押し込まれての失点は、もったいなさを感じずにはいられません。

相手の守りが堅くて、人数をかけていました。同じような志向のサッカーを展開するチームとしては見習わなければいけないところでしょう。でも、こじ開けないと勝てません。願わくば日本人選手の中から量産できる選手が出てきてほしいと思います。スピードもほしいです。

この試合の着眼点

ジェイ、アンデルソンロペス、ドゥグラスオリベイラ。たったの3分プラスアディショナルタイムだけでしたが、3人並ぶと、大雪山や日高山脈みたいに壮観ですね。肝心なのは、その後方。オフザボールで体を張る3人にどうボールを供給するかです。チャナティプとルーカスフェルナンデスはよくボールを入れてました。前線で厚みを増したことで、同点は時間の問題でした。

次節8.23(日)のアウエーサガン鳥栖戦は中止・代替日程待ちになり、次の試合まで久々に一週間の間隔になります。リフレッシュしてのぞみましょう。ACLの関係で日程繰り上げになった、8.26(水)19:30から日産スタジアムで横浜F・マリノス戦。9.2(水)19:00厚別でのルヴァンカップ 準々決勝の前哨戦でもあります。8.29(土)19:00ドームでの名古屋グランパス戦。再び好調なチームとの対戦が続きます。

(22日 09:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/08/17号

攻めの姿勢はわかった
それだけでは不満だ

北海道コンサドーレ札幌 1-6 川崎フロンターレ

第10節 8/15 現在 得点 失点
10 北海道コンサドーレ札幌 12 10 3 3 4 16 1.60 (4) 21 2.10 (17) -5
1 川崎フロンターレ 28 10 9 1 0 29 2.90 (1) 7 0.70 (3) 22

          小柏
        (ジェイ)
 
  チャナ       駒井
 ティップ     (右CBへ)

  菅          ルーカス
 (左CBへ) フェルナンデス
  
     荒野     深井
             (金子)
             (左サイド)
 
   福森   宮沢   進藤
  (アンデル    (中野嘉)
 ソンロペス)   (左サイド
             >ボランチへ)
 
          菅野
         
sub:カウィン キムミンテ
     ドゥグラスオリベイラ

気にくわない。いくら周囲が騒がしくても、いまだ無敗を続ける横綱を相手にしても、この結果はいただけません。点のとられ方は大いに問題あり。13分間に3失点。さらに終了間際の10分間で2失点。気持ちの切り替えや戦意を失ったで片づけたくありません。3試合連続3失点。しかも3試合で12失点です。

スコアが動く前は互角だったのですよ。むしろ攻めていました。いや、出方をうかがうために、攻めさせられたのかもしれません。ただし、肝心なところは締められていて、シュートを撃っても枠内に行きません。相手は飲水タイムを活用して修正して、ボールの支配を高めてきました。ロングボールからピンチになる。速攻を許す。フリーにしてしまう。これでは失点になります。反撃ムードを一変させられたのが、終了間際の失点。小林悠は公式戦 8試合連続得点ですか。顔を見るのもイヤになってきます。6点目はそのままタイムアップでした。

デビュー戦になった小柏は悪くはなかったのですが、1点を追う展開で実績のあるストライカーを投入するのは妥当です。前半は FW登録がピッチ上にいなかったのですが、3点目を取られたあとの59分からは、DF登録がいなくなりました。ようやく自分達の時間を作れるようになったのは、74分に金子が入ってから。左サイドからのクロスでチャンスを作れるようになりました。これは相手が無理をしなくなったことも考えられます。ジェイの得点はその良い流れで返せました。チャナティップのダイレクトパスに抜け出して、胸トラップでうまく収めながら進み、バウンドしたボールに合わせたゴールです。そのあとも攻勢が続きましたが、さらに点差を広げられては、この結果でゴールを決めても満足はできないと言うのも無理がありません。

試合経過

両者互角の展開から、飲水タイムを終えると徐々に相手のペースに。FKからヘッドで押し込まれて先制を許した。38分にはルーカスフェルナンデスからのパスをチャナティップがダイレクトでシュートを放つが、クロスバーを直撃。1点ビハインドで前半を終える。

後半開始と同時にジェイを投入。しかし、5分・10分と連続で失点。DF陣を下げて、アンデルソンロペスと中野嘉を投入するが、18分に更に失点。29分に金子を投入後1点を返したが、終了間際に連続失点を喫した。

この試合の収穫

まだまだ甘い、実力不足ということを忘れていました。それを思い出させてくれたましたね。守備力やずる賢さではなく、攻撃一直線の真っ向勝負を選択しているのですから、謙虚に、まだまだ強さが足りないことを痛感せずにはいられません。

白井が肉離れ。高嶺が負傷欠場。鈴木武蔵がメディカルチェックでベルギーに向かい、次節田中駿太が出場停止から明けでも、日程とメンバー構成は厳しいです。8.19(水)は19:30から厚別で大分トリニータ戦。8.23(日)のアウエーサガン鳥栖戦は中止・代替日程待ちになり、ACLの関係で日程繰り上げになった、日産スタジアムでの横浜F・マリノス戦が、8.26(水)19:30からあります。これは、8.29(土)19:00ドームでの名古屋グランパス戦をはさんで、9.2(水)19:00厚別でのルヴァンカップ 準々決勝の前哨戦になります。

(16日 23:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/08/20号

小柏参上
プライムステージ進出

北海道コンサドーレ札幌 1-1 横浜FC

 得点者

順位 Cグループ第3節
得点 失点

1 北海道コンサドーレ札幌 7 3 2 1 0 6 2.00 (1) 2 0.67 (1) 4
2 横浜FC 4 3 1 1 1 2 0.67 (3) 3 1.00 (3) -1
3 サンフレッチェ広島 3 2 1 0 1 3 1.50 (2) 2 1.00 (1) 1
4 サガン鳥栖 0 2 0 0 2 0 0.00 (4) 4 2.00 (4) -4

          ジェイ
   (アンデルソンロペス)
 
  ドゥグラス    金子
  オリベイラ   
 (ルーカス
  フェルナンデス)
  
 白井  中野嘉  田中  小柏
(檀崎) (藤村)

   高嶺     キム     早坂
  (進藤)   ミンテ 
          
          カウィン
         
sub:阿波加 濱

最低限のミッションをクリアして、挑戦権獲得。昨年のファイナリストが、勝ち上がりました。準々決勝は9月2日。横浜F・マリノスとの対戦になります。もともと過密だった日程は、さらに過酷になりました。8月2日から数えて中3日以内の間隔で13試合をこなすことになりますが、厚別で相性の良い相手と戦えるのは強みです。決勝は国立競技場で11月7日。

明治大学在学中でJFA・Jリーグ特別指定選手、来季内定の小柏への期待が高まっていました。いきなり先発出場で驚き、さらにフル出場で結果を出しました。開始1分、早々にチャンスを作ります。ペナルティエリア右から切り込んで、中央のジェイへ低いクロス。これだけでなく、前半から再三好機を演出しました。後半4分には自慢のスピードでファウルを誘い、PK を奪取。これをアンデルソンロペスが決めて、先制しました。引き分け以上で勝ち抜けが決まる試合で、しかもプロ入り前のデビュー戦で得点にからんだのは、大したものです。

試合経過

トーナメント進出には勝ち点3が最低条件の相手に対して、出足の良さに苦しめられたが、後半4分にPKで先制。しかし17分に、より攻勢に出てきた相手に、スローインから1対1を決められて同点に追いつかれた。その後も攻勢を受け続けたが、スコアは変わらず。勝ち点を 7にして、グループ1位で突破を決めた。

それでも苦言をいわせろ

高嶺と白井が負傷交代。これは痛い。福森や石川が復帰の目処がたっていない中、長期の離脱にならないことを願うばかりです。

土曜日の川崎フロンターレ戦に向けて、メンバー構成が不安になってきました。いまさら言っても仕方ないので、起用できるメンバーでおもいっきり当たるしかないでしょう。目指すは、初黒星をつけて、待ったをかける鈴木武蔵が国内ラストゲームになる可能性があります。コンディションやチーム事情は厳しいですが、勝利へのモチベーションが上がらないわけがありません。

(13日 23:20)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/08/24号

言い訳はしない
反省して壁をのりこえる

清水エスパルス 3-1 北海道コンサドーレ札幌

第9節 8/9 現在 得点 失点
14 清水エスパルス 8 9 2 2 5 13 1.44 (8) 17 1.89 (16) -4
9 北海道コンサドーレ札幌 12 9 3 3 3 15 1.67 (4) 15 1.67 (11) 0

          鈴木
 
  チャナ       駒井
 ティップ  (右CB>ボランチ)
  (金子)

  菅          ルーカス
        フェルナンデス
               (白井)
  
     荒野     深井
           (ドゥグラス
            オリベイラ)
 
   高嶺   宮沢   進藤
  (キム         (田中)
 ミンテ)     (ボランチへ)
 
          菅野
         
sub:カウィン 藤村

菅のハンドでPK献上。交代出場の田中駿太が2枚のイエローで退場。この二つで勝負が決まってしまいました。進藤はPKになった場面を含めて右をよく突破されました。高嶺はロングキックはなかなか通らず、対峙するエウシーニョに翻弄されました。2試合続けて若いモンには試練の試合です。

荒野を前線で起用するゼロトップが機能している中、鈴木武蔵が一ヶ月ぶりに復帰。さっそくセンターフォワードでフル出場。直接フリーキックが決まったときは、トリハダを感じました。シュートに持ち込む場面も多く作って、及第点以上の出来でしたが、役割のちがいがあったかもしれないが、後ろから駆け上がるシーンはほとんどありませんでした。また、荒野はボランチに移ったことで、運動量は相変わらず多いけれども、チームとして前からのプレスは甘くなりました。攻撃のぶ厚さがなくなったように見えたのは、気のせいでしょうか。相手は研究してくるだけに、こちらも策に溺れない程度に策を考えていきましょう。荒野を中央に据えて、鈴木武蔵をおなじみの右側にするのは、アリかと思えます。

90分プラスアディショナルタイムまで走りきれるかを重要としていますが、同時に、蒸し暑いアウェーの地では、ボールを持たせるばかりではなく、パスで相手を動かして省エネにすることも必要でしょう。今節みたいに一人少なくなるとなおのことです。終盤にマンマークを振りきられて 2失点を喫したのは、数的不利だけではないと思えるのです。

試合経過

開始から相手の出足がよく、これに対してコーナーキックなどで徐々に相手に迫ったが、得点は奪えず。前半終了間際に、菅のハンドで PK を与えて、先制点を許した。

後半開始と同時に、田中駿汰とドウグラス・オリヴェイラを投入。動きが良くなり、7分に、ペナルティエリア手前の右から、鈴木武蔵が右隅へ直接フリーキックを決めて同点に追いつく。しかし18分に、田中が足を出してしまい、2枚目の警告を受けて退場となった。一人少ない中、互角の戦いだったが、40分にフリーにさせたところから勝ち越され、48分にはゴール前で連続でかわされて追加点を許した。

この試合の収穫

反省しましょう。修正しましょう。対戦相手も対策を立ててきます。過信と慢心が敵になってきます。それがわかればいいでしょう。

8.12(水)19時からドームでルヴァンカップ 第3節横浜FC戦。1位突破を決めましょう。そして、8.15(土)14時、ドームで川崎フロンターレ戦。いまだに無敗ですが、連敗と共に無敗を止めましょうよ。決して、ワンサイドゲームにはならない相手になってきており、相手から見ても簡単には勝てない相手になっています。新たな歴史に向けて、ガチンコ勝負です。

(10日 18:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/08/27号

ドウグラスオリヴェイラ
ついに出た決勝点

北海道コンサドーレ札幌 2-1 サンフレッチェ広島

 得点者

順位 Cグループ第2節
得点 失点

1 北海道コンサドーレ札幌 6 2 2 0 0 5 2.50 (1) 1 0.50 (1) 4
2 横浜FC 3 2 1 0 1 1 0.50 (3) 2 1.00 (2) -1
2 サンフレッチェ広島 3 2 1 0 1 3 1.50 (2) 2 1.00 (2) 1
4 サガン鳥栖 0 2 0 0 2 0 0.00 (4) 4 2.00 (4) -4

   アンデルソンロペス
        (中野嘉)
 
  ドゥグラス    金子
  オリベイラ   (藤村)
  
 白井  深井  田中  早坂
       (菅)

   高嶺   キム   進藤
(ボランチ)ミンテ (ルーカス
          フェルナンデス)
   
        カウィン
         
sub:阿波加 濱 檀崎

無事にルヴァンカップも再開しました。消化試合ではないことは言うまででもありません。現実的に狙えるタイトルです。聖地厚別での今季初の試合に勝利。グループリーグ突破は次節に持ち越しとなりましたが、1位通過に近づきました。

ドウグラスオリヴェイラに、ようやく結果が出ました。とってもうれしいですね。前半14分に、コーナーキックのこぼれ球を拾ってにパス。金子がダイレクトに受けてシュートを放って、先制点になりました。後半16分には、相手GKのリスタートからのパスをカットして、勝ち越しゴールを挙げました。相手守備陣へのプレスや前への抜け出し、そして献身的な動きなど、動きは短時間だけでもいいものがあっただけに、1ゴール1アシストは、チームにとっても申し分のない収穫です。

試合経過

高嶺の CK をドウグラスオリヴェイラ拾って金子へパスし、これを決めて先制。しかし、前半22分にキムミンテのクリアが甘くなったところに反応されてボール奪われ、守備が整う前にシュート決められた。同点となってからお互い中盤での激しい攻防が続く。後半16分に、相手のミスパスをドウグラスオリヴェイラが受け、ペナルティエリア手前の中央からのシュートが決まって決勝点になった。

それでも苦言をいわせろ

選手交代の枠が、一つ余りました。檀崎・藤村の出番がありません。戦術や試合展開的なものか、それとも別の理由かわかりませんが、5番目のチョイスにもなり得なかったことは事実です。

グループステージ突破は次回の直接対決まで持ち越しになりました。8.12(水)19時からドームでルヴァンカップ 第3節横浜FC戦。その前に、中二日で、8.8(土)18時、アウエーで清水エスパルス戦。中3日でルヴァンカップ で勢いをつけて、8.15(土)14時、ドームで川崎フロンターレ戦に臨みましょう。

(7日 02:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/08/30号

若いモンには苦いゲーム
かわいい子には旅をさせよ

北海道コンサドーレ札幌 2-3 ヴィッセル神戸

第8節 8/2 現在 得点 失点
8 北海道コンサドーレ札幌 12 8 3 3 2 14 1.75 (3) 12 1.50 (9) 2
9 ヴィッセル神戸 12 8 3 3 2 9 1.13 (11) 10 1.25 (7) -1

  チャナ       駒井
 ティップ    (ボランチへ)
 
          荒野
 
  菅          ルーカス
(白井)   フェルナンデス
  
     宮沢     深井
    (金子)   (キム
   (右MFへ)  ミンテ)
             (CBへ)

   高嶺   田中   進藤
           (ドゥグラス
            オリベイラ)
 
          菅野
         
sub:カウィン 早坂

田中駿太が戻って、DFラインは平均年齢23歳。みんなよくやっていますが、五輪候補の菅とともに、今回は苦汁をなめることになりました。イニエスタが目立たなくても、右サイドの西大伍や左サイドの酒井高徳、そしてFWドウグラスといったツワモノばかりの相手です。振り切られて勝負に負けたり、ボールウォッチャー気味になったり、中途半端なバックパスがあったりもしましたが、こういった経験もまた必要です。大きくなって、次の試合に臨みましょう。

何かと話題になったゼロトップを、今節も採用。その上、ウォーミングアップでジェイが負傷して、急遽メンバー外になってスタンドで観戦になりました。スコアが動く前や先行しているときは運動量があり攻撃に人数が増えていいのですが、追いかける展開では、ゴール前を守られて、手数のかかるもどかしい場面ばかり見せつけられました。ドウグラス オリヴェイラが入って狙いは明確になりましたが、後半41分での投入では遅すぎた感が否めませんでした。

失点はすべて速攻から裏を取られたものでした。ルーカスフェルナンデスの出来は悪くなかったけれど、右は次第に効果的ではなくなってきました。対峙する酒井高徳に勝てなくなると、進藤が狙われました。そうなるとドウグラスにボールが収まりやすくなります。チームの状況は悪くなかっただけに、肝心な勝負だけ負けた印象です。

試合経過

立ち上がりから優勢に試合を進めて、相手のクリアミスを逃さずに先制する。しかし、2分後にボールキープされて、ラストパスから同点にされる。前半終了間際には、左サイドでの対応の遅れから逆転された。

後半開始早々に、チャナティップのパスを駒井が折り返し、これに反応した荒野が飯倉の対応に遭いながらも、ゴールに押し込み、同点に追い付く。しかし、右サイドのロングパスから、勝ち越し点を決められた。後半28分に金子、34分にキムミンテと白井、41分にドウグラスオリヴェイラを投入して反撃したが、スコアは動かなかった。

この試合の収穫

荒野が 2ゴール。ファインゴールというよりも、どちらも泥臭くもぎ取ったものです。1点目はクリアミスを抜け目なく反応したもの。2点目は GK の対応に遭いながらも、ファールにならずに押し込めました。前節に続いて運動量は素晴らしいものでしたが、荒野のいいところばかり目立つ試合は、あんまり好ましくありません。

これから、日程が密です。中二日で、8.5(水)19時から厚別で、サンフレッチェ広島とルヴァンカップ第2節。フレッシュな戦力に期待しましょう。さらに中二日で、8.8(土)18時、アウエーで清水エスパルス戦。これは順位関係的に取っておきたい。中3日で、8.12(水)19時からドームでルヴァンカップ 第3節横浜FC戦。勢いをつけて、いまだ無敗の川崎フロンターレ戦、8.15(土)14時、ドームでの決戦を迎えましょう。

(2日 23:20)