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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2011/01/31号

2011年 明けまして
おめでとうございます
今年もよろしくお願いします

鹿島アントラーズ 2-1 清水エスパルス

 得点者

旧年中の挨拶ができず失礼しました。しかも年頭は遅延行為です。今年はなんと本厄なのに、ワルイことをしてかしました。コリずに例年のように、天皇杯決勝を振り返ります。

勝ってようやくACL出場権を得られるチーム同士の対戦でした。しかも、片や長谷川健太監督のラストゲームであり、その一方で大岩の現役最後の試合(出場せず)でもあります。双方モチベーション高く天皇杯に臨んできています。エスパルスが準決勝ガンバ戦で立ち上がりから前線にボールを運んでゴールに迫れたように、この決勝でも同じような展開になれば相当スペクタルなゲームになると期待していました。しかしアントラーズは4位に甘んじたとはいえ、試合巧者でした。サイドバックがウインガーの攻撃を許さず、中盤でもボールを奪っていきます。得点場面まで両者シュートゼロの重たい試合展開でしたが、これぞ王者たるゆえんです。遠藤と中沢を欠いたから好き放題に攻めれたシルバーコレクターとの違いを、スコアが動く前に見せつけた前半でした。

エスパルスもこれで黙っていません。後半開始から2トップに変えてリズムをつかみます。その成果はヨンセンの同点ヘッドで出ましたが、同時に来季ヨンセンがいなくて平気なの?という不安を禁じ得ません。

対してアントラーズは、切り札の本山を投入。これで目を覚ましました。勝ち越し点こそ直接FKながらも、前半のようにボールを支配しつづけました。気がついたら勝利している、強い時のパターンが復活です。

内田が抜けてから低調気味だったアントラーズは、きっちりと四年連続タイトル確保するあたり、勝者の勝者たるゆえんです。世代交代が気になる過度期ですが、三年後や五年後を見据えて計画的にチームづくりを続けているので、次の黄金期までは時間の問題でしょう。もっとも西が完全移籍するとは夢にも思っていませんでしたが。

エスパルスはどうなるのでしょうか。ハセケンだけでなく、伊東も市川も藤本も去ります。岡崎に本田拓也も去りそうです。イラン代表ゴトビ新監督が就任しますが、全くの未知数。補強もまだ高原・高木俊幸・小林大悟・村松ではまだ足りません。全く違うチームになるどころか、降格争いも覚悟しないといけない厳しいシーズンになるのではないでしょうか。

それでもコンサドーレのコトをいわせろ

年末はカネがない。選手がいない。ナイナイづくしでどーしょうもない。悲哀に満ちた日々。閉店間際のお店のように、相次いで新加入の発表がありましたが、まだまだもの足りません。J2参入2・3年目のチームがシングル順位に顔を出し、降格などありえないチームと昇格争いをしないといけないのですから、年を追うごとに過酷なリーグになりますよ。このオフを思い出して、そんなこともあったなぁって言えるようにしっかり体制づくりをお願いします。

もちろん願うはJ1昇格です。低姿勢・低予算・低カロリー じゃなかった、低失点・低予算・高勝ち点 でお願いしまーす。

(6日 23:40)