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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/08/24号


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よく追いついた
もっと攻めるべし

北海道コンサドーレ札幌 1-1 FC東京

 得点者

(第24節8/24終了時) 得点 失点
7 北海道コンサドーレ札幌 36 24 10 6 8 40 1.67 (4) 29 1.21 (7) 11
1 FC東京 49 24 15 4 5 35 1.46 (7) 18 0.75 (1) 17

         ジェイ
         
  チャナ       鈴木
 ティップ   
 
   菅            白井
 (中野)      (ルーカス
        フェルナンデス)
 
     宮沢      荒野
    (深井)

  福森    キム    進藤
         ミンテ

      ク・ソンユン

sub:菅野 石川 早坂 岩崎

大勝後の慢心との戦いでもありましたが、心配は無用でした。一進一退でどちらのゲームになってもおかしくなかった攻防は、首位を走る相手と勝ち点を分け合いました。悔やまれるのは前半の戦い方です。相手の攻撃を意識しすぎたのか、下がりぎみになって攻撃に耐える時間帯が長くなってしまいました。そこから同点に追いついて負けなかったのですから、悪くありません。

シュート数は、相手の 12 本を上回る 16 本。後半だけなら、4 本に対して 11 本と圧倒しています。守備陣は相手の速攻によく対応していました。3トップはジェイが封じられましたが、果敢に攻めました。得点は実質、鈴木武蔵のゴール。その前のチャナティップの駆け上がりからの左への展開、菅から中央への折り返しは何度も練習している形なのでしょう。また、チャナティップは前半の一対一の攻防はトリハダものでしたね。相手に囲まれながらもボールをキープし、取られたと誰もが思ったところで攻防に勝って突破していきました。

そうなると、カギを握っているのは、ボランチなのでしょうか。前半は中盤をかいくぐって攻め込まれる場面が何度もありました。荒野が運動量と前方に鋭い飛び出しで 3 トップにつなぐ一方で、宮沢は深井と途中交代。ここのポジション争いも激しくなってきました。

試合経過

立ち上がりから敵陣をかき回した。しかし、徐々に相手に攻め込まれて最終ラインを押し下げられる。ソンユンのセーブなどでしのいだが、FK から先制点を許した。

後半早々に、鈴木のシュートが、前を走っていたジェイの左足ふくらはぎに当たってコースが変わってゴールに入った。これで勢いづいて分厚い攻撃で相手に迫ったが、勝ち越し点は奪えなかった。

この試合の着眼点

失点はセットプレーから。左から距離の長めの FK をファーサイドで反応されて、競り負けました。攻防はやむを得なかったにしても、監督のコメントが気になりました。

「壁に高さのあるジェイや福森が入る必要があったのか?」と私は思いました。あの角度ならば、中で合わせてくるのは予想ができたと思います。

たしかに、監督の考えが及ぶところではないですね。誰が立つのか、マークするのかは、練習というよりも状況判断。強いピッチ上での指揮官がほしくなったところです。

これで 7 位に後退。3 位とは勝ち点差が 6 。リーグ戦はのこり 10試合。まだまだ上を目指せます。8月31日(土)19時、ヴィッセル神戸戦。夏の大型補強や今節の大勝で勢いがあります。アウェイですが、順位関係的には勝ち点3は必須です。そのあとは、サンフレッチェ広島と、ルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝。9月4日19:00(水)に厚別、9月8日(日)19:00はEスタ。着実に結果を出しましょう。

(28日 07:30)