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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/04/20号


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勝ち点取れて上出来
攻撃は難あり

北海道コンサドーレ札幌 1-1 サンフレッチェ広島

順位 第9節 4/21現在 得点 失点
20 北海道コンサドーレ札幌 6 9 1 3 5 6 0.67 (20) 17 1.89 (18) -11
3 サンフレッチェ広島 17 9 4 5 0 14 1.56 (1) 5 0.56 (1) 9
        駒井
       
 スパチョーク 浅野
   (長谷川)
   
 青木          近藤
(尾)        (小林)
 
    宮沢    荒野
   
  菅    岡村   馬場
     (田中克) (中村)

        菅野
 
sub:児玉 原
交代:
後半00分 小林(近藤)
後半20分 尾(青木)
後半26分 長谷川(スパチョーク)
後半26分 中村(馬場)
後半43分 田中克(岡村)

無敗で2位。得点1位でリーグ最少失点の相手に勝ち目はあるのかと引け目になりがちですが、昨年と一昨年、負けていない相手でした。案の定、攻められっぱなしでしたが、先制できて勝ち点を取れたのは、上出来でしょう。

攻められながらも先制

立ち上がりから、ペナルティエリア内にどんどん侵入されて、シュートを撃たれます。跳ね返しても、ハーフウェーラインまでなかなかたどり着けずに奪われて、再び猛攻を受けます。厳しい展開が続いたところで先制できたのは、優位に立てました。荒野から左のスパチョークへ。中の浅野につないで、再びスパチョークが受けて、振り抜きました。相手に当たりながらも、豪快にゴールが決まります。これが、この試合1本目のシュートでした。

菅野が何度も救う

先制すると勢いを増すものですが、そうはいかなかったのがこの試合。むしろ、シュートの集中豪雨です。そこで立ちはだかったのが熟練さを増す守護神。前半25分のビッグセーブ2レンチャンは、トリハダが立ちましたね。これとポストを含めて、4点くらい取られていても不思議ではありません。前に出してもすぐ取られて押し込まれ、全体の押し上げる間もなくゴールを脅かされる悪循環で、失点を喫しなかったただけマシでした。

失点は課題のところ

前でボールを収めたく、後半開始と同時に小林を投入。しかし、相手が攻め込む図式は変わりませんでした。よく耐えていただけに、失点は防ぎようがあったやるせなさを感じ得ません。コーナーキックからの混戦で、ドリブルからマイナスのパスがフリーにしていた相手に通って、決められました。菅野からはブラインドになって、ノーチャンスだったのでしょう。今季の失点シーンのリプレイのような、寄せや当たりの甘さが出ました。終盤は明らかに相手の運動量が落ちて、攻め込む場面が増えましたが、決め手を欠きました。

この試合の着眼点

忘れかけていましたが、鈴木と大森を欠いてフォワード抜きで、物足りないお寿司のような状態で挑んだ割には、健闘したと思います。だからこそ、課題がいっぱいあぶり出されました。後方からの押し上げがない。前でのボールキープやプレッシャーがない。いまに始まっていませんが、ふたりがいなかった影響だけでなく、駒井や浅野になかなかさせてくれなかった相手の上手さもありました。相手の良さに対して、打開するためのスプリントやドリブル突破、大きなフィードがほとんどなかったのも問題です。上位相手に負けなかったことで安堵だけしていると、あとが厳しくなってきます

次節は4月最後の試合。4.27(土)13時ドームで、18位湘南ベルマーレ戦。勝ち点同一の6ポイントマッチです。さらに、4月の勝ち越しがかかっています。以前は勝ち越したら、J1残留かJ1昇格と言われた月。勝って第一関門を突破しましょう。

(23日 20:30)