CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/11/14号
勝ち点2を取りそこねた
北海道コンサドーレ札幌 1-1 サガン鳥栖
- 北海道コンサドーレ札幌
- 63分 ジェイ
- サガン鳥栖
- 56分 チアゴ アウベス
| 第27節 11/15 現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 13 | 北海道コンサドーレ札幌 | 31 | 29 | 8 | 7 | 14 | 36 | 1.24 (13) | 51 | 1.76 (13) | -15 |
| 15 | サガン鳥栖 | 26 | 27 | 5 | 11 | 11 | 28 | 1.04 (16) | 35 | 1.30 (6) | -7 |
アンデルソンロペス
(早坂)
ドゥグラス 駒井
オリベイラ (中野嘉)
(ジェイ)
ルーカス 金子
フェルナンデス (白井)
(>右へ)
高嶺 宮沢
福森 キム 田中
(石川) ミンテ
菅野
sub:カウィン 進藤
公式戦 7連勝中の相手で、順位位置関係的にも取っておきたかった試合です。終わってみると、よく追いついたというよりも、もったいなかった印象が残りました。
チャナティプが肉離れで、今季絶望。荒野が累積警告で出場停止です。アンデルソンロペスとドゥグラスオリベイラを前線に配置した布陣。最初はパスがよく回っていて、思うように進められている印象でした。しかし、次第にボールを奪われて、相手に攻め込まれる場面が増えてきます。肝心の前線に二人にボールがなかなか行き渡りません。プレスをかけてくる相手に対して弱い傾向が出てきているのが気掛かりです。最初はセカンドボールが拾えなくなってきているだけでしたが、奪われてカウンターを仕掛けられる場面が出てきました。
後半もその図式は変わらず。特に、後半始まってからの魔の15分は、特に気をつけないといけません。パスミスで奪われて、どうにかコーナーキックに逃れるシーンが出てきました。失点はそういった流れから。シュートを防いでも、そのこぼれ球を拾われて、ネットを揺らされるのも、今年の悪癖です。セットプレーの確認時間が例年より少ないかもしれませんが、失点は防がないといけません。
後半15分に、白井とジェイを投入。この交代策が当たりました。攻撃に絡んで、相手を混乱させます。18分に、ルーカスフェルナンデスがペナルティエリア手前の中央へ持ち込んで、ジェイにパス。これを左足でシュートを放ち、同点に追いつきました。先制されてから10分以内に追いつけたのは、難しい展開にならず良かったところです。
後半29分に、中野嘉と石川が入り、35分には早坂をフォワードに投入。逆転のみといった体勢で、攻勢を強めます。45分には、ジェイからのワンタッチのパスに、早坂がフリーで合わせるも惜しくもポストに弾かれました。誰もが逆転を信じていましたが、緩すぎたのでしょうか。入りそうではいらず、もどかしいまま、スコアは動きませんでした。
この試合の着眼点
中5日の相手に対してアウェー帰りの中2日。前節のスタメンから2人代わるところですが、フレッシュなメンバーを入れるという発想はなかったのでしょうか。値しないのであれば、仕方ありませんが。選手交代は成功しましたが、同時に疲労で消耗していたことが浮き彫りになりました。プレスを仕掛けられると弱い。ミスを誘われます。
今のチームは完全に荒野のチームです。荒野ありきのゼロトップでもあります。かき回わし役が不在なら、それなりの対応がないと、策におぼれかねないでしょう。
11.21(土)14時清水エスパルス戦。監督交代から連勝中で要注意です。そういった調子が上がっているチームを倒したいです。11.28(土)14時からのサンフレッチェ広島戦はアウェーでの対戦。今年は残り5試合。昨年の10位を上回りたいです。
(18日 22:40)
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