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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/03/3号

鬼退治失敗
きびだんご食べられず

ファジアーノ岡山 1-1 コンサドーレ札幌

 得点者

順位 (第5節) 勝点得点失点得失差
13 ファジアーノ岡山 4 5 0 4 1 2 0.40 (15) 3 0.60 (4) -1
14 コンサドーレ札幌 4 5 1 1 3 4 0.80 (8) 6 1.20 (12) -2

          宮澤
        (石井)

   西   クライトン  藤田
(ボランチへ)
     上里    ダニルソン
   (横野)   (砂川)

  西嶋  吉弘  チョウ  芳賀

           佐藤

sub:荒谷 岡本

なんとももどかしい。J2の洗礼を昇格チームに浴びせるはずが、J2の洗礼を降格チームが浴びてしまった。気がつけば13位対14位の対決でした。ウチらが下です。。。

ベガルタヴァンフォーレ相手に引き分けた力は、最終ラインでのマークにありました。クライトンがチャンスを作り、西がにゴールを攻めても、きっちり守られます。もどかしい展開にたのみたいのは個の力。前節、頭部の負傷の中強行出場の上里が魅せてくれました。ペナルティーエリア外から左足で思いっ切りズドン。レベルの違いを見せるには十分でした。

あえて個人の力と記したのは、根本的問題が解決されていないからです。リードしてハーフタイムに、ダニルソンに代わって砂川は、通常考えづらいでしょう。ダニルソンが簡単にボールを奪われています。対してリードされている相手は、やはり後半開始に小林投入で、西野・喜山・小林のトライアングルが組めて基点ができてペースを掴みました。これで絶好機を外しては、流れが相手に傾きます。同点にされてから横野、石井を投入し流れを変えようと試みたが、石崎監督が「逆に悪くなった」と嘆くことになるのは、どうなんでしょうか。

5戦戦って、1勝2敗1分。そろそろメスを入れなきゃいけません。全試合スタメンの選手もうかうかしていられない。熊本で結果を出して馬刺パーティーだぁ。

(31日 01:30)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/03/7号

いい試合はいらない
勝ち点3を望む

コンサドーレ札幌 0-1 湘南ベルマーレ

 得点者

順位 (第4節) 勝点得点失点得失差
14 コンサドーレ札幌 3 4 1 0 3 3 0.75 (11) 5 1.25 (12) -2
2 湘南ベルマーレ 12 4 4 0 0 6 1.50 (4) 2 0.50 (3) 4

         キリノ
        (宮澤)

   西  クライトン  藤田
(ボランチへ)
     上里    ダニルソン
   (砂川)   (横野)

  西嶋  吉弘  チョウ  芳賀

          佐藤

sub:荒谷 岡本

ノーロープ流血デスマッチ。有刺鉄線と電流はありません。しかも90分一本勝負です。今節をひとことで表すなら、こんなモンでしょうか。しかし、味方同士討ちでは意味ありません。オマケに勝負を決したのは、90分を過ぎたロスタイムでした…。

前半ヒトケタ分台での交代。しかも二人も。そんなの初耳です。出来が滅茶苦茶でもそれはないでしょう。6分にセカンドボールを拾おうと、空中戦上里とキリノが頭部激突。一時ピッチは9人です。砂川と宮澤だってまだアップを初めていません。そんな中でいきなり入ってその後終始圧倒的に攻め立てていたのは、すばらしいことです。

ただ、悲しいかな、肝心のゴールを奪えない。早々の交代で、膠着状態を打破する手を打てなかったのが遠因になるのでしょうか。残り10分で今日がプロ初シュートを放った横野投入だけでは弱い。相手は、ジャーンと村松の両CBとGK野澤を中心に、ねばり強くしっかり守っている。後半38分には中村を投入。FWアジエルのDFライン中央へのスルーパスを受け取って、撃たれました。

いくら内容で圧倒していても、決定機を逃したり、ディフェンスとボランチが簡単に決定的なピンチをつくられていると勝てません。ねばり強く戦えた者の勝ち。もう内容がいいだけのゲームはいらない。勝ち点3を得よ。

(27日 13:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/03/10号

風だー 風林火山だー
神風特攻隊か?

ヴァンフォーレ甲府 2-1 コンサドーレ札幌

 得点者

順位 (第3節) 勝点得点失点得失差
5 ヴァンフォーレ甲府 7 3 2 1 0 3 1.00 (7) 1 0.33 (2) 2
10 コンサドーレ札幌 3 3 1 0 2 3 1.00 (7) 4 1.33 (11) -1

           キリノ
          (石井)

 ダニルソン クライトン 宮澤
(砂川)          
       上里       西

  西嶋  吉弘  チョウ 藤田
                   (岡本)
            佐藤

sub:荒谷 芳賀

嵐晴嵐。関東甲信越の三連休は春の嵐。しかし風はピッチに平等に吹いている。向きは違うが、それを生かすも判断次第。同じ風ならうまくのりたいモンです。

大西のFKで、佐藤は追い風でボールが前に押し戻されると思いキャッチしようと飛び出したが、実際にはそんな読みとは関係なくノータッチで失点。2試合連続で直接FKで失点になりました。

これが不運だったにしても、落胆している場合ではない。3分後には、今季初めて相手に崩されて失点を喫する。と、思ったら、吉弘の勇み足でしたか。マラニョンに右サイドを崩されると、吉弘が自分のマークを捨て右サイドに走ったが折り返され、チョも出ていたのでゴール前は西嶋対2人の数的不利。大西に難なく追加点を献上。

後半開始になると、システム変更をしかけました。4-2-3-1から4-4-2へ。流れを変え、点を取りに行きます。ダニルソンに代え、前節にゴールを挙げた砂川を投入。右サイドバックの藤田は1列前、高い位置のMFへ。前半はマークに遭って抑えられていたクライトンはボランチへ。これで相手のマークを外して主導権を握るようになりました。西嶋のヘッドによるゴールはこの流れからです。

これがあったからまだ救われたけど、昇格争いのライバル相手に自滅しては勝ち点を拾えない。システムやコンビネーションの模索、キリノとダニルソンのフィット、曽田と箕輪を欠く守備陣といった課題を抱える中、自滅は勘弁。ボールに向かっていく姿勢はいいが、状況判断を的確にしないと風は逆に吹きます。

(24日 2:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/03/17号

ロスタイムにキリノ
待ちに待った勝利の味

サガン鳥栖 1-2 コンサドーレ札幌

 得点者

順位 (第2節) 勝点 得点 失点 得失差
18 サガン鳥栖 0 2 0 0 2 2 1.00 (6) 6 3.00 (18) -4
8 コンサドーレ札幌 3 2 1 0 1 2 1.00 (6) 2 1.00 (7) 0

     キリノ       宮澤
                (石井)
        クライトン  
                    
   西  上里  ダニルソン  藤田
(ボランチへ)  (砂川)

    西嶋   吉弘   チョウ
                   
           佐藤

sub:荒谷 芳賀 岡本

雪避けて、熊本に来たら、雪降りし。アウェー対策では一点が大事だということが実ったのですよ。3-5-2にしたのは、一点勝負だということを明確にしたのでしょう。やっぱり試合に向けた準備は大切なんですネ。

前節はウチらがアウェーチームに強烈なプレッシャーをかけていましたが、今度は受ける側でした。J2でも上位になると、どこも組織的なサッカーを展開してきます。サイドチェンジやミドルシュートで局面を打開しようにも得点に至らず、中盤でボールの奪い合いが続きました。

残り五分は今後の戦いを暗示しているのでしょうか。途中出場の砂川が逆サイドの藤田のクロスに合わせて先制。その直後に直接FKを決められ、これで万事休す痛み分けやむなしかとおもいきや 、ロスタイムに上里のCKからキリノがヘッドで初ゴール。245日ぶりの勝利はカンタンではありません。

それでも苦言をいわせろ

後半35分以降に攻め込まれるのは仕方ないとしても、FKを与える場面が目立ったのが気になる。ペナルティエリア近くでリーグ屈指のゲームメーカー島田のFKは脅威。痛いほどわかったことであろう。

幸い勝ち点2を拾えたものの、昇格争いのライバルとの直接対決では雌雄を分ける。危険な場面を作らないよう望みたい

(18日 1:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/03/24号

下を向くなかれ
自信持って最後まで戦え

コンサドーレ札幌 0-1 ベガルタ仙台

 得点者

順位 (第1節) 勝点 得点 失点 得失差
15 コンサドーレ札幌 0 1 0 0 1 0 0.00 (11) 1 1.00 (9) -1
5 ベガルタ仙台 3 1 1 0 0 1 1.00 (5) 0 0.00 (1) 1

         キリノ

  岡本  クライトン  石井
(藤田)          (砂川)

     上里   ダニルソン

  西嶋  吉弘  チョウ  西
                   (宮澤)
           佐藤

sub:荒谷 芳賀

0対1。負けは負け。この受け止め方はカテゴリーが落ちた昨年と違うはず。J2最強の相手で51分の1となれば、受け入れるだけの余裕が必要になるのではないだろうか。開幕戦はこれまでやってきたことを出せるかが気掛かりで、その点ではお互いに合格点な試合だった。

ウチラは相手に強いプレッシャーをかけてボールを奪い、ゴールに結びつけること。開始早々からできており、相手監督を慌てさせるには充分だった。岡本・石井の両ウイングからの攻撃。これを可能にした上里の守備の成長と献身さ。守備でも奮闘するトップ下クライトン。サイドバックが積極的に前に出て攻撃に加わり、常に複数のパスコースを確保するプレースタイル。列挙すればするほどワクワクするじゃないですか。

でも、なにかが足りない。お気づきの通り、中盤は魅力的で期待が高まる。しかしそれはまた、相手は中盤勝負を避けてくる。後半にはボランチ千葉がクライトンにマンマークしていたように、長所を消しにかかる。そこで差がつくのが、勝負を分けたセットプレーであり、これまで触れてなかったDF・FWです。攻守両面において、最後のところでプレーの精度を欠きました。崩されての失点ではありません。

昇格した2007年はダメゲームからスタートしました。それに比べりゃ、ホームを沸かせた、希望に満ちた開幕戦じゃないですか。熟成していって、今月を五分以上の成績で終えられればいいです。

(11日 1:40)